19-10-01-2100M
【画像】中央線から東海道線に直通する平日2100M-2501F
ここ数年は武豊線車両の送り込みを兼ねた運用です。

2021-12-19 5時掲載開始

東海労さんのHPが早速更新されていました。早い時期に、2022/3/12ダイヤ改正についての、労使間の説明となります。

鉄道ダイヤ情報 2022年 01月号 [雑誌]
鉄道ダイヤ情報編集部
交通新聞社
2021-12-15



◆中央線名古屋-中津川間8両固定編成化
これまでの情報通りとなります。315系の投入で、ダイヤ改正後の新製もスムーズに移行できるよう、大幅な運用変更により対応となります。

315系--8両固定(4両編成登場後は4+4)

これは確定となります。基本運用がこの8両となります。
固定化で他の運用にも変化となりますが、考えられるパターンとしては…

211系または313系--4+4,4+2+2

ということになります。

平日下りで存在する、愛知環状鉄道乗り入れ運用は、瀬戸口方面に限ってホームの長さの関係で、中間運転台に車掌が乗り込み、ホームがはみ出る後部車両は回送で運転となりますが、この列車が継続ならば、ひとまず当分は315系の乗り入れはあり得ないことになり、限定運用は濃厚でしょう。(※平日上りは10両のままでホームが対応)


◆中央線8両固定化に伴い中央線からの東海道線(岐阜行き)の列車2本を取りやめる。
平日朝で存在したこの2列車が、名古屋止となるようです。名古屋で完全に打ち切りとなります。中央線で折返となりますが、分割もそのままですと、東海道線での車両が必要となります。

冒頭画像は、その列車の一つで、朝ラッシュ後大府回送、以降、武豊線運用でした。いずれにしても、大幅に運用が変わるのも目に見えてます。


◆中央線朝通勤帯の南木曽・坂下からの直通名古屋行き(3列車)を中津川止まりとする。
これも今までの情報の通りです。

木曽ローカルの運用でも変更が予想出来ます。神領発松本行1825Mの扱いまではまだ分かりません。この補完・補充で、2両1運用増と想定しています。


◆東海道線2両4両6両編成の列車を6両8両編成列車で運用する。
注目なのがこれで既に来春ダイヤ改正時点で、東海道線の列車に増結があるということになります。ラッシュ時も、これ以上の増発が見込めず、また、昨今の状況でも混雑気味のようです。三河方面の混雑はよく聞いてます。

問題はこの記述の解釈です。ツイッターでも「武豊線の扱い」で、ご意見も頂戴しました。武豊線から名古屋方面の直通列車が、4両編成であるという点です。6両編成増結も、武豊線でホームの延長や、嵩上げ(ドアとホームとの高さの差)という動きも見えてきません。

大府では分割併合は現在でも存在しますが、ここで武豊線は4両、東海道線で6両と2両増結が追加発生も考えにくいです。

さらに、昼間の大垣-米原間は、6両では輸送過剰も感じます。青春18きっぷシーズンは適当も、殆どのそれ以外のシーズンでは、特にそうなります。4両編成でも充分という感じがします。

東海道線で2両は、美濃赤坂線という程度ですが、こちらも2両のままという気がします。ですから、「武豊線列車を除く豊橋-大垣間で」を記述に加えば、輸送状況を見ても、適切という感じします。

これで、もう来春には大垣で車両を増やす必要がありますが、気になる、神領車3両編成の扱いでしょう。神領車→大垣車と、313系の転配が発生する気配です。

21-12-19-02313系B100編成--B101~B107(3両7編成)
313系B200編成--B201~B206(3両6編成)

上記で、3+3両が6編成分(36両)は出来ることになります。

「中央線8両固定化に伴い中央線からの東海道線(岐阜行き)の列車2本を取りやめる。」での、東海道線内の補充も含むでしょうか。

他に予備3両1編成設定を含めて、既にこの分が増結となります。前々からのブログ記事でも書きましたが、中間運転台の扱いでしょう。

もしこの通りですと、同時にB151~B153編成も転属し、飯田線車両と送り込み・返却を兼ねるとか、勘ぐれます。豊橋の電留線で分割併合、3両単独で飯田線、浜松-豊橋間など…。

静岡転配の件も気になりますが、ひとまず大垣に配置され、2024年度以降の315系増備分で、4両編成の大垣配置有無をどうするかで、3両編成の静岡云々でしょうか。

神領313系4両も6編成しかありませんので、やはり、武豊運用を中心に、315系大垣配置もあるような感じもしますか…?


2021年度の315系増備は、8両7編成分になりますが、211系の廃車は、取り急いでK51,K52の程度にし、他は東海道線増発分で、上記3両編成転属としました。

となれば、211系3両編成の扱いとなり、「211系または313系--4+4,4+2+2」の他に「211系または313系--3+3+2」も、追加となることにはなります。
21-12-19-01

まず、2022/3/12ダイヤ改正で、中央線で運用増となりますが、現状、東海道線乗り入れの運用での補充は厳しく、純増が必要な気配です。中央線で最大22運用(196両)ですので、単純な3増で25運用(200両)と想定しています。少なくとも22以上、24以下でしょうか。

勿論、ダイヤ改正のため大幅な運用変更もあり、数値は前後するでしょう。単純に、上記のような具合と予想しました。

8両固定で予備車は1編成としました。新車の315系をフル稼働にし、予備を211系と共通も想定出来ます。

B400編成2両8編成も、211系3+3両の8両連結用としてはピッタリですし、315系と同じ位置にトイレもあります。上図では、先にK0編成離脱で想定ですので、実際は、K100編成離脱と逆になるかもしれません。

315系8両23編成の投入は神領完全の気配も、今後、関西線・愛環等で、4両編成のまとまった投入が必要となりそうです。2023年度投入分、12編成は神領で必要でしょうか。その都度、B400代は213系置き換え用に、B0代の313系4両は大垣(311系の一部)になりそうです。


これら、中央線名古屋-中津川間8両固定編成化で、中間の先頭車や編成で時々組替があるのか、完全固定(運転台機能実質廃止)の扱いかもですが、予備車や検査の関係では前者でしょうか。

上図では3両で予備がありますが、後者ですと予備の共通化で必要もなくなります。明石の207系4+3両の固定編成と似た要領になります。

上図では単純に編成順ですが、組成は、走行㎞や検査履歴等を考慮するのは確実でしょう。315系投入で、検査切れの近い編成で、廃車、または転配という計算です。固定の8両が新製配置ですから、組成丸ごとの廃車にもなります。

ともあれ、現状の内に撮影・乗車等、出来る範囲での趣味的活動、乗車の利用となりそうです。推測はこの辺りで自重します。



それにしても、業務ニュースで、色々と情報が公開なのはありがたいです。今後、他の地区や職場別の動きも、色々と分かってくるでしょう。