列車番号T-TAKE(てぃーていく)

関西大手私鉄(近鉄、阪急、阪神、南海、京阪)とJR大和路線、東海運用の車両運用表を掲載しています。

列車番号T-TAKE、本人のブログです。
JR西日本、近鉄、阪急、阪神、南海、京阪と関連の車両運用表掲載・調査+時々東海運用。
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JR東海

ダイヤ改正後、大垣車運用表(暫定版)を掲載開始しました。

23-09-09-Y112
【画像】2024/3/16ダイヤ改正で、大きく変化した大垣車の車両運用

2024-3-26 8時掲載開始(予約投稿)
2024-3-28 5時訂正等(※その後の情報整理により、数値の訂正があります。申し訳ございません)

ひとまず…、ですが、2024/3/16ダイヤ改正の、JR東海大垣車の運用表を、「暫定版」として、3/26 7時時点で、掲載を開始しました。少し、編集・情報整理で時間が掛かるも、一応の形にはなった…という判断もありますが、記入ミス・相違等にはご注意下さい。今後も見直しなどは行います。

ダイヤ改正後、数日の運用調査、また、運用表は取り急ぎとなりましたが、車両運用自体は大きく変化していました。今回も、多少の情報のご協力を頂きました方々には、改めて御礼を申し上げます。

概要としては…
▼武豊線5運用相当で、315系4両神領車への運用移管
▼311系は限定運用化戻りで4運用に
▼大垣車で…
8両14→9運用化(40両分減)、6両10→16運用化(36両分増)、4両34→27運用化(28両分減)、飯田線は変わらず
▼豊橋以東での運用が減少

このようになっておりまして、全体的には32両の大垣車運用が減っています。

改正前運用両数366
改正後運用両数334
差32

武豊線5運用相当で、これまで関西線での運行が主だった、「315系4両」で、現時点までの12編成分が既に揃っており、内、5編成20両分で、運用移管(大垣→神領)となっておりますので、32-20=12両となり、12両。

ここから、315系4両の予備車で4両分(1編成)が別途設定となりますから、正確には、12両分の大垣車での運用減となりそうです。
(運用減は、8両ではなく12両に訂正します。)

8両運用が9運用までに減っており、ラッシュ時などでは、特に、列車両数の減車が目立つ結果となりましたが、列車によっては、4→6両と増えた場合もあるようです。

これで、冒頭画像の313系のY100編成では、6+2両での充当が多かったのですが、ダイヤ改正後は、6両編成単独の充当も多くなりました。今まで撮影機会が少なかった、Y100編成神戸方先頭車で走行の姿も、結果的に増加した形です。

3両編成も、3+3での充当が殆どですが、現時点、飯田線では単独運行となるJ171~J173編成は、J171編成で東海道線の運行となっています。今の所、3両で検査入場車はありませんが、1編成でも入場となれば、どうしても3両1編成分が半端となり、予備車の発生となります。
(※過去記事で、2両ではなく3両の静岡転出予想も、この辺りもあります)

この辺りで、評価も二分ではないでしょうか?

これで、311系が完全廃車にはならず、2編成の廃車に留まり、一方で、313系2両9編成分(18両分)が、3回に分けて、静岡管内送りとなった模様です。転出か貸出かは分かりませんが、まとまった編成数ですので、今後の動きには注目です。

当方としては、この動きは、正に予想外でした。静岡管内で、「取り急ぎ」で、トイレ設置列車の増加もでしょうか?

ただ、Y34,Y38と、3/27時点で、中途半端に大垣で残っているようですが、これも時間の問題、Y31~Y41で静岡でしょうか?



大垣車での所定予備は20両でした。

3/24時点で
313系の18両転出
311系8両の廃車(合計26両)

があっても……

315系新製・運用移管(20両)と
運用減の車両(12両)もあり、26-20=6両分の予備車が増えたことになります。


但し、2/13での、飯田線でのR110編成踏切事故修理と、3/15での、Y12編成での車両故障修理。そして、Y113,J13,Z1編成の検査入場が重なって、3/24時点で、18両分もの車両が離脱しています。

つまり、予備車が213系のH0編成しかないためで、この6両分でひとまず、新たに予備車の設定で、ギリギリの状況です。大垣車予備が20両維持の場合、Y12,R110編成復活後で、新たな車両の動きが見込まれる、という予想も出来ます。

これで、約340両相当の「防犯カメラ」設置の対象車両も、再検討でしょうか。313系2両9編成の転出で、木曽ローカル313系車両は対象外と、過去記事で予想でしたが、静岡転出ならば、B500は全24編成、設置対象に入るかもしれませんね。


3/27時点、Y12編成が運行を復帰しています。
Y113,J13,Z1編成検査入場、R110修理=6+4+2+2=14両、H0予備とその他予備4両、20両

この他、311系で4両1編成と、313系で2両1編成の予備が設定の模様です。


JTB私鉄時刻表 関西 東海2024 (JTBのMOOK)
JTBパブリッシング
2024-03-18

JR時刻表 2024年4月号
交通新聞社
2024-03-19

JTBの鉄道旅地図ノート 正縮尺版 (JTBのMOOK) [ JTB時刻表 編集部 ]
JTBの鉄道旅地図ノート 正縮尺版 (JTBのMOOK) [ JTB時刻表 編集部 ]


▼武豊線5運用相当で、315系4両神領車への運用移管
このダイヤ改正で、315系は、新たに、武豊線内を含む名古屋-武豊線運用と、一部の東海道線列車で設定となりますが、運転区間は「武豊-大府-岐阜」間が中心となっており、それ以外の区間は、回送以外では運行がありません。

前半で関西線、途中から武豊線に入って、再び関西線に戻る感じですが、神領戻りの他、大垣戻りの回送もあります。

土休日では、塩尻方で315系の「C100+B500+B500」での回送も設定で、これは平日も設定ですが、平日の朝に限り「B500+B500+C100」と、名古屋方で315系という組成で、神領回送の設定があります。

ダイヤ改正後も、11運用分で何れも、昼間は車両区戻り、熱田または大府電留留置となります。関西線、武豊線と、まだまだ昼間は、313系2両ワンマン列車が、乗客数・輸送量の実態でも、都合が良いのでしょうか?


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▼311系は限定運用化戻りで4運用に

311系は、4運用に減少も、再び限定運用となっており、一部で特別快速・新快速・快速の充当も残していますが、昼間は、「大垣-米原」間を中心とした運用となっています。

この区間の一部で、313系の運用も存在しますが、4運用回し中、3運用で311系となりますので、実質、311系の運行は、この区間で絞られた感じです。

朝夜で豊橋まで運行もありますが、土休日での優等列車は朝のみとなっており、「豊橋-大垣・米原間」で一往復という程度しかありませんし、大垣以外では、岡崎1番の入出区だけとなりました。夜間は夜遅くに設定も特徴です。

今後、315系4両編成が増備された場合でも、運用上でも、充当の可能性も予想できます。
23-07-13-2101F-G14
【画像】311系は限定運用化で4運用分残る
※画像のG14は、G2編成と共に、ダイヤ改正で、既に廃車回送済となっていますが、平日で特別快速の設定は残りました。


▼豊橋以東での運用が減少
更に、「豊橋以東」での、大垣車充当列車も減っており、静岡車に運用移管となった列車も多い模様です。それでも大垣車の「浜松-豊橋」間運用は、まだ存在しますし、静岡・菊川・浜松入出区も、依然設定はあります。

日中長く、豊橋で留置、1101F(4101F)で岡崎入区と、運用調査の確認でも、課題がある運用も設定でした。

313系の4両運用は、23運用存在しますが、充当編成の動きで、18運用分と5運用分とで、2組設定ではとみられます。この理由がよく分かりませんが、18運用分と一緒ではないのは、編成の動きでも、まず確かです。

正式な運用番号は確認出来ておりませんが、とりあえず、暫定=Zとして、5運用分では421~としています。神領車の315系4運用の運用番号も、多分、実際と異なるかもしれません。何れも現時点では「Z」で区別します。

******

今後の課題ですが、中央線の運用は、東海道線で優先的な運用調査により、運用調査自体が後回しとなっています。既に、「推測運用表」は掲載ですが、その答え合わせと、翌日繋がりでの、運用の流れの確認という程度です。

313系関西線も、一部の運用変更という程度ですが、運用そのものより、「翌日繋がり」では、確認不足もあり、まだ、不十分な所があります。その他、豊橋と西小坂井、亀山での夜間留置位置の確認も、改めて必要で、今後の見直しを兼ねて、再訪予定です。

尚、熱田留置はほぼ確定となります。岡崎・大府留置も変更点は感じられません。

今後も鋭意努力します。よろしくお願いします。

鉄道ファン 2024年 05月号 [雑誌]
鉄道ファン編集部
交友社
2024-03-21


鉄道ダイヤ情報 2024年 05月号 [雑誌]
鉄道ダイヤ情報編集部
交通新聞社
2024-03-21



神領車、新ダイヤの推測運用表掲載開始について

23-08-03-02
【画像】中央線名古屋口は315系で既に出揃う

2024-3-15 2時掲載開始(予約投稿)

2023/3/18ダイヤ改正でも、神領車に限って、先に、推測運用表を掲載していましたが、今回も、ダイヤ改正の前日、3/15となりましたが、掲載が出来ています。こちらからご覧下さい。

前回は正式な運用表の様式でしたが、今回は、OuDiaSecondV2による機能を生かした運用表となります。

JR時刻表 2024年4月号
交通新聞社
2024-03-19

JTB私鉄時刻表 関西 東海2024 (JTBのMOOK)
JTBパブリッシング
2024-03-18



◆神領車推測運用表について
神領車で、中央線と関西線の名古屋口で、運用を予想・推測を、平日・土休日共にしていますが、注意点があります。

中央線については、運用番号は、最初の列車番号でまとめています。回送列番の場合もありますが、回送列番が推測し難い場合は、営業列番でまとめています。回送列番・時刻と、出区・入区の春日井・神領は、場所がそれぞれ逆の場合など、異なる可能性があります。

関西線については、大きな運用変更が見込まれず、小変更程度な感じですので、2023年ダイヤの運用番号(281~296、木曽ローカルは271~276)を、そのままでまとめていますが、運用番号そのものと、運用の中身も、ダイヤ改正により変更の可能性があります。

特に、関西線で、間違いは大いにあるでしょうが、木曽ローカルは、大きな変更点がなさそうで、そのままではと思われます。

中央線(名古屋-中津川間)は、315系8両編成で、既に揃っているのと、2023年ダイヤでも、一部の運用を除いて、同じ運用番号で、平日・土休日とで、同じ時間帯・列車の運用など、似たような運用となっています。

新ダイヤでは、昼間時間帯での区間快速の運行と、減便が発生しますが、朝と夕方以降は、大きな変化が見られませんので、現行運用を踏まえています。

一応は形になっていますが、先に土休日ダイヤから施行ですので、ここで、相違点が一つでもあれば、平日でも同じような相違の可能性があります。

土休日で2運用分の「運行なし」はそのままでしょう。何れも、前日・翌日繋がりも含めて、総合的な答え合わせは、今後の運用調査次第となります。土岐市電留線の位置も、現行ダイヤのままです。

315系8両運用で、「22運用23編成予備1」は、新ダイヤでも変わらない模様です。平日の木曽ローカル回送送り込み列車の列番は、東海労組サイトから、「回789M」という記載が、5ページの下部にありますが、現在は回779Mとなりますので、下りの回送列車が、5列車分増える可能性があります。

これを踏まえて、回送列番も推測はしていますが、独自計算でも、下りで3列車ほど不足しますので、ダイヤ改正による変更・失念分が他にもあるのか、または、315系4両編成の増大で、東海道線・武豊線からの回送が、新たに設定ではとみられます。こればかりは、ダイヤ改正以降にならないと、ハッキリと分かりません。


また今回は、大垣車、東海道線と武豊線で、変更が目立つ模様ですので、神領車の運用調査は、当方としては、その後になる可能性があります。まだ予定は分かりませんし、予定も何も申し上げられませんが、今の当方の頭の中では、こんな認識です。

これもあり、「推測運用表」を、とりあえずはまとめて、先に掲載となります。

中央線は8両編成統一のお陰で、運用が容易に推測出来ることは、とても大きいのですが、大垣車はどうしても、8,6,4両と運用が個別の上、分割・併合、静岡管内、大垣-米原間の運用も存在しますから、それすら出来ません。公開されている、各種情報の不足(着発・両数等)もあるでしょうか?


この他、「71~75、81~83」は、383系の「特急しなの」運用ですが、こちらは変更点がなさそうです。「201~206」の、キハ75系名古屋車も同様ではと思われます。
(※キハ75は、伊勢方面で普通列車の運用が他にも存在しますが、ダイヤグラム・運用表では省略しているため、反映していません)

「長206」は、東日本車211系の運用です。現時点では朝・夕方と同じ車両、間は小淵沢1往復となりますが、運用の流れと番号で、変更となる可能性があります。

「南紀」は、HC85系南紀の運用となります。こちらも変更はなさそうです。

「伊」は、伊勢鉄道の運用となり、「A1~A6」は、Xにあります、ミジュマルトレインの運行予定の流れを、記号も含めて、そのまま引用・反映となります。

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以上のようになります。何とか、お陰様で、JR関連のダイヤ改正による事前準備は、現在、掲載している範囲では、一段落しました。我ながら、今回も無事に諸作業が出来たものだと、自負しています。

ダイヤ改正はまもなくですので、後は、実際に運用調査を実施するだけです。


JTBの鉄道旅地図帳 正縮尺版 (JTBのムック) [ JTBパブリッシング 旅行ガイドブック 編集部 ]
JTBの鉄道旅地図帳 正縮尺版 (JTBのムック) [ JTBパブリッシング 旅行ガイドブック 編集部 ]


新時刻表から見える「東海運用」をざっと(その後)

23-07-13-2101F-G14
【画像】豊橋6:15発、特別快速大垣行、ダイヤ改正後は豊橋4番線に変更となり、これで、8→6両運用変更・減車は濃厚

2024-2-29 7時掲載開始(予約投稿)

「新時刻表から見える「東海運用」をざっと(その後)」ですが、中央線名古屋口以外の、関西線、東海道線の、準備作業の進捗により、これまでに、情報として見えてきたことを、ざっとまとめます。

JTB私鉄時刻表 関西 東海2024
JTBパブリッシング
2024-03-18


JR時刻表 2024年3月号
交通新聞社
2024-02-24

西日本時刻表2024年春号
西日本時刻表2024年春号
JTB時刻表2024年3月号
JTBパブリッシング
2024-02-24



◆東海道線名古屋方面で、大垣車運用変更は確実
前記事の時点では未判明だった、豊橋の着発線が判明となりました。特に、豊橋4番線は、ホーム長が6両限界となっておりまして、8両編成の入線が不可能の点を、頭の隅でも憶えておいて下さい。(5~8番は8~9両可能)

冒頭の平日2101F、特別快速は、現在は311/313系8両運用ですが、4番線変更により、8→6両減車は確実、これだけで、大垣車でも、大幅な運用変更の発生は確実でしょう。(※他の列車で6→8両という可能性があります)

取り急ぎ平日だけですが、ざっと洗い出してみます。

平日豊橋4番着発
6:15発 2101F 特別快速………現311/313 8両453+463運用
6:18 1100F/6:44 107F
6:53 100F/7:12 109F
8:55 112F/9:12 119F
10:29発 125F
10:48 118F/11:04 127F
11:09 2320F/11:21 2317F 新快速………現313 8両803運用
11:46止 122F
12:17 124F/12:27 133F
12:48 126F/13:04 135F
13:47止 130F
14:16 132F/14:38 141F
14:47 134F/15:04 143F
15:16 136F/15:28 145F
15:47止 138F
16:17 140F/16:28 149F
16:48止 142F
17:48 146F/18:04 157F
19:08 2352F(米原発新快速)/19:15 2129F 特別快速………現313 6両602運用
19:22 152F/19:35 163F
19:38 2356F/19:49 2131F 特別快速………現313 6両609運用
19:53 154F/20:25 167F
20:18 2114F 特別快速/20:25 167F………現313 6両602運用
20:47止 156F
21:08 160F/21:23 2707F 区間快速………現313 6両606運用
以降止
21:36 162F
22:35 166F
22:52 2124F 特別快速………現313 6両609運用
23:35 170F

このような具合で、固定313系8両運用も、一部で6両化になるなどの変化となります。

続いて、豊橋駅7/8番発の平日下りで、初出区となる朝運用以外での列車です。

8 14:32 2529F 新快速
8 15:09 2531F 新快速
7 16:52 151F
8 22:38 169F
8 23:09 1101F

何れも、配線の関係で、出区または、前列車からは、一旦入換となる列車となります。2531Fは現状の運用も7番、日中豊橋下12留置ですが、2529Fに関しては、現在の803運用、2528F/2529Fの運用が分割となります。

静岡方面からの移変列車は、現時点では不明点も多いため割愛しますが、少なくとも、一部の大垣車運用(静岡・菊川・浜松から、豊橋以西に直通の列車など)を除いて、浜松以東に直通する列車は、ある程度は、静岡車の運用でいいと思います。

これらの状況を見ても、大垣車での運用変更発生は確実ということになります。尚、東海道線上り→7番線に入る列車は、平日・土休日を全て確認しましたが、1列車もなく、上り→7番線の片渡りポイントレールは、このダイヤ改正でも使用されない模様です。

22-03-14-01
【画像】豊橋駅、東海道線上り→7番線の片渡りポイントレール(画像赤丸)
片渡りカ所で、架線は現在も敷設されていない模様ですが、信号機は、建植位置変更とLED化などで、入換信号機も含めて、既に、所々で変化が発生している模様です。深夜帯も貨物列車の運行が多いため、作業時間の確保は限られていますが、意外と変化の模様です。

ちなみに、左側の313系停車位置は「中4」の留置線となります。


◆関西線も運用変更は確実
関西線も、平日では若干程度にはなりそうなものの、やはり、運用変更の可能性が大いにあります。時刻の変更程度が大半ですが、名古屋駅の着発で、一部で変更が発生している関係です。

平日では、308M→名古屋分割→311G,313Gは、ダイヤ改正後、308Mだけが、名古屋駅10番線に変更となります。

折返しで繋がないことになりますから、1308M-303M-308Mは、例えば、315系4両運用に置き換えて、1310Mは、313系2+2に変更、それぞれの運用をトレードさせ、1310M→名古屋車両区で分割→311G,313G再出区となる可能性があります。ロングシートの固定4両、315系の充当を増やすことで、混雑緩和にもなるでしょうか。

また、平日夜間で、362M→365Mが、1335Mと変わります。土休日相当も同様でした。入区が亀山・四日市とトレードになってしまうため、土休日を含め、他でも、運用変更が発生している模様です。

土休日では、3309G,3311G,3313G,3310G,3312G,3314Gが、ダイヤ改正後、それぞれM列番に変わっており、ワンマン列車から車掌乗務になります。これは推測ですが、313系2両から、315系4両に編成増大の可能性があります。平日のG→M、M→G変更はありませんでした。

土休日の名古屋方面で、10,11時台で特に、乗客で混雑だった可能性があり、何れも、名古屋-四日市往復3運用ですが、この周辺での運用変更が大いに予想出来ます。

実際、土休日のセントラルタワーズの駐車場も、ライブカメラを見ても、買い物需要の多さか、車の入庫待ちの行列が出来る時間帯です。(土休日も、5300M→3315Gと折返し変更の可能性が)

駅前の一等地に大型の立体駐車場と、車社会らしい愛知県・名古屋の特徴ですが、立体駐車場自体は大阪駅でも、京都駅でも、同じように存在しますので、珍しいことではありません。買い物で大荷物や、子供連れですと、車が便利な場合もありますし、列車の輸送で、編成増大という可能性は、こうした買い物・行楽関係も影響だったのでしょうか?

315系の運用も、この時間帯では余裕があったため、充当の可能性が大でしょう。

推測ですが、現状を踏まえつつ、土休日での運用変更も大いに予想出来ます。
これにより、亀山駅の夜間留置の位置も、変更となる可能性が出て来ました。再確認をする必要と感じていますが、幸いにも亀山は近場ですので、今後、状況に応じて、再調査等の有無は判断したいと思います。


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幸い、中央線は日中の変更、関西線も一部列車の時刻と着発の、変更有無の照合程度でした。個人的に使うダイヤのタイピングも、なんとか…という所です。

東海運用では東海道線を残すだけ、こちらも、時刻と着発の、変更有無の照合程度ですが、駅掲示時刻表の公開がまだ(※2/29 6時時点)です。

既に公開されている浜松・豊橋・名古屋と、新幹線関係駅以外の着発線、例えば、岐阜・大垣・高蔵寺・多治見・中津川など、他の主要駅となります。
(但し、止列車の着発は、JRでは、情報公開が一部駅ではされない傾向があり、所々の情報でも確認出来ない場合があります。)

今後も準備作業等々で、鋭意努力をします。西日本ネタの整理が少し遅れてますが…(汗)

鉄道ファン 2024年 04月号 [雑誌]
鉄道ファン編集部
交友社
2024-02-21



JTBの鉄道旅地図帳 正縮尺版 (JTBのMOOK)
JTBパブリッシング
2024-02-26





新時刻表から見える「東海運用」をざっと

23-08-03-01
【画像】中央線名古屋口の通勤電車で、315系に統一
大幅な運行パターンの変更に。運転曲線も引き直したとか。

2024-2-24 5時掲載開始(予約投稿)

JR時刻表、JTB時刻表(各3月号)の発売日は2/24ですが、三連休の関係か、問屋さんからの配送・流通の事情?で、発売日よりも以前に発売するという、「フライング発売」が、関東、東海、関西などで多かった模様です。

北海道や九州は、貨物列車で本が送られるようですから、発売日から数日遅れて発売の場合がありますので、この辺りがどうだったのでしょうかね?

フライング販売自体は、競艇・ボートレースのような「違反になること」はなく、発売日よりも早く店頭に置いても、特に問題が無いようです。水曜日によく発売される、アイドルやミュージシャンなどのCD音楽も、前日夜に新曲のCDが店頭に出てくるとかで、これは昔から、有名だったりもします。

ベストセラーとされる本の発売も、売り場には大量の商品が並ぶ場合もあり、最近で言えば、「鬼滅の刃」でしょうか? 親戚筋でも「ハマッた方」を知ってますので、売り場に大量の漫画本陳列だけでも、体力勝負でしょう。

JR時刻表 2024年3月号
交通新聞社
2024-02-24

JTB時刻表2024年3月号
JTBパブリッシング
2024-02-24


特に、時刻表は大きな本は、B5サイズの無線綴じですし、1冊も1000ページは超える大型本です。売り場もスペースが発生します。

JRの車掌さんによっては、携行品として乗務時に、持ち運んでいる話も聞いたことがあります。電子化が著しい現在でも、特に特急列車の乗務だと、乗客案内で必要なのでしょうか?

JR時刻表は約5万部の発行が毎月、律儀と言いますか、しっかりと発売日を待って、本屋さんの倉庫に保管よりも、荷が到着次第、真っ先に売り場・店頭に並べる傾向は、店員さんの仕事を考えても、どの書店もでしょうか? (自分の部屋の本棚も、スペースがかさばり、埋まってしまいますし…)

ただアマゾンとか、楽天ブックスなどのネット販売は、発売日に届くように設定か、発売日以降のようですから、場合によっては、早く入手出来るという点で、今回のような、街中の書店購入も、時には必要でしょうか?

私が都内在住だった頃、東京駅構内でかつて存在した「栄松堂書店」は、鉄道雑誌の「フライング発売」で有名なお店でした。一人暮らしで、自由なマネーもあり、各鉄道雑誌を発売日前に購入でしたが、今や、ピクトリアルで気になる号、ファンも、7月号と8月号(付録目当て)しか買わなくなり、ダイヤ情報もたまに購入だけか、電子化のKindleです。

この店は、販売で特別な契約もあったようですが、私が2006年に奈良に戻ってからは、いつの間にか閉店したとかで、SNSを始めとする、ネット社会の変化もでしょうか。

買いまくっていた雑誌も、寄る年波、断捨離、一部の号を除いて廃品回収の処分だったり、メルカリ売却も…。図書館や大学の教授室みたいに、保存するための大量のスペースがあればいいですが、個人では、本棚スペースも限りがありますし…。


JTB私鉄時刻表 関西 東海2024
JTBパブリッシング
2024-03-18



◆中央線名古屋口の日中を見る
ということで、前置きが長くなりましたが、まずは、2019年ダイヤから、お陰様でご好評を頂いております、東海運用を、新時刻表からざっと洗い出しました。新ダイヤも、早期で運用調査の予定もありますが、大垣車、神領車の範囲内で、取り急ぎ、まとめてみました。

最初に「中央線名古屋口の日中」を見てみたいと思います。こちらは、昼間の「快速」「区間快速」に変わることで、運転パターンでも大きな変更となっています。

名古屋発12時台の平日の場合
00 しなの11号
02 2805M 区間快速瑞浪
12 629M 多治見
22 2911M 区間快速中津川
32 631M 多治見
42 2913M 区間快速中津川
52 133M 高蔵寺

特急以外で6列車化となり、現在は8列車ですから、2列車減となります。区間快速は、定光寺と古虎渓だけ通過となります。特急の運用は、変化もなさそうですね。

京葉線の通勤快速廃止が話題ですが、時刻表を見ても、夜間でも快速が全部なくなって、各駅停車と特急の2つになるなど、相当な大変化ですが、こちらは、昼間の変化だけで済んだのは、まだ幸いでしょうか?

平日を見ても、朝と夜間のラッシュで、大きな変化はないようですが、昼間で変更のため、神領車の車両運用の変化は確実です。
23-08-03-04
【画像】211系+313系の運行は、既に過去帳…。

続いて、昼間での運用の推測です。平日の場合です。
一部の列車番号だけとしますから、時刻表と併せてご覧下さい。尚、駅掲出時刻表の☆マークは、全車の315系化により、なくなるでしょう。新ダイヤは、2月末には反映の模様です。このお陰で、時刻表では掲載されていない駅での着発線が分かります。

~120M-2801M-2800M-2805M-2804M-2809M-2808M-645M~
~706M-2803M-2802M-2807M-2806M-2811M-2600M-2711M~


これら、名古屋-瑞浪、区間快速は、運用もパターンとなるようです。2運用。現在は、名古屋-多治見の普通運用と併せて4運用ですが、区間快速だけとなり-2運用となります。

~ 705M-2714M-2903M-2910M-2915M-2922M-2707M-2726M~
~2703M-2900M-2905M-2912M-2917M-2716M-2709M-回(中津川→瑞浪)-2604M~
~ 709M-2902M-2907M-2914M-2919M-2718M-2713M~
~ 711M-2904M-2909M-2916M-2921M-2720M-2715M~
~2705M-2906M-2911M-2918M-2923M-2722M-2719M~
~2901M-2908M-2913M-2920M-2925M-2724M-2723M~


こちらは区間快速も、名古屋-中津川間、6運用のパターン運転のようです。現在と運用数では変化はありません。

~616M-615M-628M-621M-634M-131M-132M-633M-646M-137M-140M-143M~
~116M-125M-128M-625M-638M-133M-134M-637M-650M-2601M~
~126M-129M-130M-629M-642M-135M-136M-641M-654M-1601M~

~630M-623M-636M-631M-644M-639M-652M-145M~
~619M-632M-627M-640M-635M-648M-643M-656M-151M~


普通運用は5運用、名古屋-多治見(600代列番)-名古屋-高蔵寺(100代列番)-名古屋となる場合と、名古屋-多治見だけの場合で組があります。-1運用減となります。

22-04-03-B2
【画像】神領B1-B6編成は、大垣に全編成転出し、J11-J16編成化に。

現在の昼間は、16運用存在し、最大22運用ですから、6運用は昼間の運用がないことになりますが、ダイヤ改正後は、2+6+5=13運用となり、3運用減、昼間の運用なしが9運用に増えます。

快速の区間快速化に、昼間の列車本数が減ってますから、運用としては3運用が車両区留置に、走行㎞も減ることになります。先日、走行㎞80万㎞回帰の延長、10年までの検査期限となりましたが、走行㎞減により、こうした車両検査での負担も、少しは減ることになります。乗務員行路でも影響するでしょう。

乗客の面では、利便性ではやや不便となります。昼間の本数と、速達列車が少なくなります。

例えば、快速は、名古屋11:24→中津川12:40で、現在の2715Mですと、中津川まで1時間16分ですが、改正後の名古屋11:22→中津川12:38の区間快速2907Mでは、新守山・神領と停車化でも、時間は変わらず、同じです。

315系統一による影響、最高速度と性能の向上による、スジの変更となりますが、輸送の実際、昼間の乗客も、朝夜と比較しても限られる、多治見以遠では、特に少なくなるため、本数減もやむを得ないのかなぁ…、という感じです。

一方、乗客が目立つ朝夜では、大きな変化は見られないため、ほぼ、現状運用でも可能ですが、名古屋駅などの着発線変更による、運用変更の可能性があります。この辺りを注意して、事前準備に掛かりたいと思います。
13-03-06-11
【画像】木曽ローカル、中津川-松本間は、現状維持か?

木曽ローカルは、変更点を探すのに苦労する位、殆ど変化が見当たりません。313系B500編成6運用も、維持という可能性があります。その、ローカルの送り込み回送である、神領→中津川の回771Mは、回781Mに変わるようです。回送列番の増大は、昼間→夕方以降の回送列車が、下りで5列車分、増えたことを意味しますね。

211系東日本車の運用(822M-829M-834M-843M)と、313系B500+B500の列車も、変わらないようです。
[鉄道模型]トミックス (Nゲージ) 98820 JR 315系通勤電車セット(8両)
[鉄道模型]トミックス (Nゲージ) 98820 JR 315系通勤電車セット(8両)


◆関西線(名古屋-亀山間)は?
一部で時刻変更、名古屋駅の着発線変更があるものの、大きくダイヤは変わっておらず、運用が変わっていない可能性もあります。

ひとまず、現状運用基本で事前準備をしますが、315系4両編成の増加で、両数変更の可能性はあります。ここで運用がどうなるかでしょう。

315系は、4両12編成は揃っています。来年度分で、多少、増えるかどうかも気になりますが、2024年度は静岡管内で投入となります。現状6運用に加え、下述のように、武豊線絡みで、4~5運用程度の増、1~2編成程度の予備が想定出来ます。

19-09-29-B523
【画像】315系4両運行が開始の武豊線も、313系ワンマン運用はそのままだろうか。

◆武豊線
大きくダイヤは変わっておりません。朝に存在する、606F(3606F)の、大府分割運用もそのままです。昼間のG列車(列番Gのワンマン列車)も変わっておらず、ひとまず、313系B500編成充当で、考えるべきでしょうか。

315系4両編成の運行が開始となりますが、これで、大垣車の運用は、大きく変わることでしょう。神領車両区と関西線運用との送り込み・返却との関連も気になります。

こうした、関西線絡みを含めた、一連の回送列車の確認が、今後の鍵になるのではと思います。

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◆東海道線(豊橋-米原間)は?
静岡(111F,3109F)、菊川(113F,3115F)、浜松(2303F,5101F)もそのままでしたし、豊橋-米原間についても同様な感じですが、とりあえずはざっとです。細かくは見ていません。

武豊線との関連で、315系の運行が開始のため、大垣車の運用が変わるのは確実です。上述の中央線は、運用が読めますので、事前準備次第もありますが、東海道線は、毎回、念入りに確認する必要があります。簡単に推測が出来ないところが、毎回の課題です。

豊橋駅で、上り→7番線の、片渡りポイントレールがどうなっているかですが、依然と、架線だけは敷設されていないようです。他の番線と位置を含めて、信号機などの変化はあるようですが、このままですと、ダイヤ改正後での変化も、微妙な感じです。

大垣車の乗り入れがある、浜松-豊橋間ですが、上述の静岡・菊川・浜松出入区の他にも存在しますが、ダイヤ改正後も設定でしょう。但し、列車番号で変化が発生しています。

現行→改正後
939M→941M(939M空き番化)
回971M→回973M(浜松→新居町回送)……注1
1923M空き番設定化

回960Mはそのまま(22M返却)……注2
976M→978M(976M空き番化)
回982M→回984M(新居町→浜松回送)……注1
1922M空き番化

注1の新居町回送は、大垣車6両運用で存在する、錆取りの回送列車となります。現在の974M/155F(5349F)の間となりますが、ダイヤ改正後も、そのまま設定でしょう。

注2は、飯田線22Mからの、373系の返却回送列車ですが、他にも、939M,1923M,976M,1922Mと、2往復分増えています。9時、22時、15時、19時台となりますが、この空き番は、元々回送列車がある関係となっていました、何れも回送列車でしょう。

伊那路2号の22Mは、飯田線運用が終わった373系の返却でしたが、特に、回1922Mは、伊那路4号から回送となるのか、この他の時間帯でもありますから、何れも、何らかの回送列車が設定ではとみられます。

静岡管内のダイヤ改正では、名古屋管内と比較しても大きな変化です。朝の豊橋→熱海行は、静岡分断となり、最遠でも三島までになっていますが、この逆、熱海→豊橋は増えているようです。

「何らかの回送列車」も、ダイヤ改正のその影響とみられますが、豊橋駅構内の留置位置と併せて、豊橋の確認は、毎年・毎回の課題です。しかし、確認すればするほど、大垣・名古屋口では確認出来ない、情報の裏取りになるばかりか、運用表を作る上でも、既に重要な場所にもなっています。
22-03-13-R108
【画像】飯田線豊橋場面、昼間の減便で30分に1列車化も

◆飯田線
昼間に減便が発生しています。豊橋-豊川間となります。426G,428Gは、前の下りが回送ようです。他は、特に大きな変更点はなさそうですね。

313系R100運用で、南部運用の変化という程度でしょうか?

******

この他、細かい時刻変更、着発線の変更は、時刻表からも分かりますが、両数・車種までは、毎度のことながら、分かりません。これは、ダイヤ改正後の運用調査となっています。

ともあれ、準備作業に着手、今後も鋭意、努力します。よろしくお願いします。

西日本(奈良車、森ノ宮車)は、後日の記事化にします。




西日本時刻表 2024年 3月号 [雑誌]
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【予約】JTB私鉄時刻表 関西 東海2024(03/18頃発送予定)
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「約340両」と「2025年度以降」を、懲りずに

22-06-09-01
【画像】飯田線J171~J173以外の「大垣車3両」は、やはり使いにくい?

2024-1-18 19時掲載開始

◆313系3両相当分、2025年度前後に大垣→静岡転出がまだある?
◆今後の315系投入と、313系の更なる静岡転入
◆注目点
◆神領最終推測
◆大垣最終推測
◆静岡最終推測

車内防犯カメラの整備による在来線車内のセキュリティ強化」として、本日のプレスです。「名古屋駅を発着313系の全車両」に設置と記載ですが、「約340両」の記載もあります。

色々と憶測を呼ぶ「約340両」の記載ですが、本当に今後の動きは、内通もありませんので、過去にも色々記事にしましたが、懲りずに取り急ぎ…。大ハズレ結構、異論反論大歓迎。


鉄道ダイヤ情報 2024年3月号
交通新聞社
2024-01-19


JTB私鉄時刻表 関西 東海2024
JTBパブリッシング
2024-03-18



◆313系3両相当分、2025年度前後に大垣→静岡転出がまだある?
まず、現状の313系です。
313系大垣車--330両(J16編成転入までの時点)
313系神領車--48両(B501~B524のみ)

合計は378両となり、「約340両」と比較しても明らかに多めです。

記載で「名古屋駅を発着するすべての当社車両に車内防犯カメラが整備されることになります。」とありますから、5年間、2028年度中の整備完了では、もう少し、313系の両数が減ることになります。

設置は、名古屋工場検査入場時とみられます。検査回帰の延長で、80万㎞/5年も同時にプレスですが、大垣車の場合は、走行キロの方で検査回帰となってしまいますので、入場工程は長くなりますが、数年で全編成取付は可能でしょう。工事の関係で、一時的に予備車が増える可能性もあります。

車内の様子は、指令所で遠隔で、防犯カメラから確認出来る機能もあるため、5G通信との利用も予想出来ます。通信費用もですが、工事も、意外と大がかりかもしれません。

315系は新製・新造時から防犯カメラとなり、両数は313系の場合ですから、関係はありません。

******

まず「飯田線車両」ですが、現状R100編成(2両16編成32両)は、一部で、車両の送り込み・返却で、東海道線運用(平日での2505F,103F,170F)が存在するのと、予備車で、終日、東海道線の特別快速などにも充当(大垣車の8,6,4両運用)することがあるため、これが今後も中期的に続く場合、「設置対象」となります。個人的には、対象となると思います。

次に神領車ですが、313系で残っているのは、関西線、武豊線、木曽ローカルワンマンの、B500編成(2両24編成48両)だけとなりました。

仮に、関西線全車両が315系化として想定でも、2024年度の315系は静岡向けとなりますから、2024年度に限っては、名古屋駅にも出入りしますし、今後、飯田線213系置き換え用の転用としても、R100編成同様の充当、運用が想定も出来ます。ですので、B500編成相当分も「設置対象」でしょう。
(※駅サポートサービスは、関西線名古屋-亀山全区間の展開はまだ公表されていません、現在は一部の駅のみです)

しかし、B500の運用には「木曽ローカル」の6運用が存在します。これをどうするかとなります。

仮に、関西線武豊線をすべて315系4両化、大垣転出(213系置き換え用)でB500の16編成分、神領残り(木曽ローカル)で8編成分が、今後と想定の場合、予備車は現状運用で比較すれば、大垣3、神領2となりますが、神領残りの2両8編成16両を「設置対象外」と想定しましょう。この上での計算です。

378-16=362両

次に、神領→大垣に所属替えとなった、313系3両の扱いでしょうか。3+3両として、6両運用や、時には、3+3+2などで、8両運用にも充当されることがありますが、この3両も「設置対象外」で、今後、静岡転出なのでしょうか?

大垣車としては、3両は、3+3か、3+3+2として組む必要があり、6+2、4+4と比較しても、中間乗務員室のデッドスペースとなりますし、まず、単独での運行が、飯田線運用以外では存在しません。

この、J171~J173編成の、飯田線向けの3両3編成9両も「設置対象外」でしょう。これはそのまま大垣所属として残し、予備1は確保とします。送り込み・返却は、今まで通り回送列車のままでしたら、設置対象外でも問題はありません。

315系の2024年度分は静岡向けですが、2025年度も新造分があります。その一部が、名古屋圏内向けとして配置(4~5編成前後)し、置き換えで、3両7編成21両分が、2025年度には静岡転出として想定。

378-16=362両-21=341両

とはなります。「約340両」にはなりますかね……?



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◆今後の315系投入と、313系の更なる静岡転入
「2024年度、4両16編成64両」「2025年度、4両14編成56両」が、315系の残り投入、新造両数ですが、まず、2024年度の14~16編成の静岡投入は確実でしょう。16編成としても64両となりますが、211系は3両26編成78両(現時点、廃車済車両を除く)、2両9編成18両、計96両となります。

この場合、新造両数に対し、廃車予定両数の方が多い(32両)ため、既に静岡転出、もしくは転出見込みの、313系神領車B400編成、転入後のL編成(2両8編成16両)に加え、上述の3両7編成21両も加えると、静岡転入の313系の合計は、37両となり、不足分に5両分多くなります。

なるほど、「自ずと答えは簡単ではないか?」という感じがします。3両編成は、残り26→23編成(転入7編成と315系16編成)と、少し減りますが、編成数も誤差の範囲です。

2025年度以降
313系大垣車--330両-21+32=341両
313系神領車--48両(B501~B524のみ)-32=16両

静岡車
3両7編成21両--大垣からの転入(2025年度分か)
2両8編成16両--神領からの転入(4編成は既に転入、残り分は2024年度分か)
4両16編成64両--静岡新製配置相当と想定

「2025年度以降」の315系「4両14編成56両」は、313系3両7編成21両、2両16編成32両、合計53両相当分の静岡転入分、211系廃車相当ではとみられそうです。

23-08-03-01
【画像】315系投入で、JR東海名古屋圏の車両運用と、輸送体系は、大幅な見直しとなった。
2024年度以降も継続に。運用調査の継続、鋭意努力します。


◆注目点
▼静岡配置分の315系は2024年度分のみか?
▼2025年度以降の315系は名古屋圏投入か?(神領車のままか、大垣配置も追加か?)
▼関西線は今後315系4両だけで運行、駅サポートサービスと並行で、一部ワンマン運転か?
(※但し、関西線名古屋-亀山全区間の展開はまだ公表されていない、現在は一部駅のみ)
▼313系2両は、明らかに213系置き換え用と、木曽ローカル用か?
▼大垣車で、飯田線用車両を除いて、単独での運行が出来ないなど、使い勝手の良くない313系3両7編成分の静岡転出は、大いにあり得る。


◆神領最終推測
C0--8両23編成184両
C100--4両12編成48両
B500--2両8編成16両【防犯カメラ設置対象外】

184+48+16=248両

2025年度C100--4両14編成54両(ひとまず神領追加で想定)

248+54=302両

(8両23編成184両、4両26編成104両、28編成16両)

特急含む=378両(383系76両とする、2021/4月時点比較+27)


◆大垣最終推測
Y100--6両17編成102両
Y0--4両15編成60両
J0--4両16編成64両
Y30/Z0--2両21編成42両
R100--2両16編成32両
旧B500--2両16編成32両
J170--3両3編成9両【防犯カメラ設置対象外】

102+60+64+42+32+32+9=341両

(6両17編成102両、4両31編成124両、3両3編成9両、2両53編成106両)

特急含む=355両(2021/4月時点比較-23)


3両編成は飯田線のみとし、どうしても予備車の関係で1編成となりますが、さわやかウォーキングなどの臨時列車想定は、現状でも存在するため、「波動用」でしょうか。

現在の6両運用での「3+3」は、315系4両と、313系2両と組成は予想出来ます。もしくは、今後のダイヤ改正により、315+313ではなく、313系同士の編合もあり得ますが、315系も東海道線運行も大いにあり得ますし、武豊線絡みでは、先に、2024/3/16ダイヤ改正で早速運行となります。

当然、今後のダイヤ改正で、その都度車両運用は見直し、変更となるでしょう。


◆静岡最終推測
【315系を除いて、防犯カメラ設置対象外】
315系--4両16編成64両

T0--3両17編成51両
N0--3両10編成30両
S0--3両6編成18両
大垣転入--3両7編成21両
L0(旧B400)--2両8編成16両
V0--2両14編成28両
W0--2両9編成18両

64+51+30+18+21+16+28+18=246両

(4両16編成64両、3両40編成120両、2両31編成62両、合計246両、下線は転換クロスシート車、また、全編成でトイレ有となる。)

特急含む=288両(2021/4月時点比較+8)


静岡は、2021/4月時点比較で8両増加程度も、大垣で23両減、神領で27両増となるため、315系は、神領集中配置ではなく、多少の大垣配置も予想は出来そうですし、やはりと言いますか、その可能性も出て来ましたね。

または、木曽ローカル分も大垣に配置するか…?

大垣に315系が配置ですと、予備が1編成だけに、他の313系と共通予備車化でも充分です。

2025年度製造分の一部で、大垣配置でしょうか? それとも、静岡管内での大垣運用の静岡持ち替えも?

懲りずにまとめました…。異論反論大歓迎。
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リニア中央新幹線「近鉄橿原線とJR大和路線との交差付近」でのボーリング調査現場の様子

23-12-28-51
【画像】奈良県郡山総合庁舎での「リニア中央新幹線ボーリング調査」現場

2023-12-28 18時掲載開始

久々に動画、新スマホ(SO-52D Xperia10Ⅴ)による撮影でしたが、これまでのSO-02Kと異なり、意外にも、4K動画の撮影が出来ませんので、画質で劣化した印象も受けます。

また、カメラの特性か、広角側でのピンで少しズレるといいますか、鈍いような感じもしました。イマイチ感がありますね。ファームウェアと言いますか、ソフトの更新にも期待したい所です。

それでも、新機種テスト撮影を兼ねて、リニア中央新幹線、奈良県ルートでの「ボーリング調査」現場の様子を取材しました。


鉄道ファン 2024年 02月号 [雑誌]
鉄道ファン編集部
交友社
2023-12-21


鉄道ダイヤ情報 2024年 02月号 [雑誌]
鉄道ダイヤ情報編集部
交通新聞社
2023-12-21

須田寬の鉄道ばなし
須田 寬
ジェイティビィパブリッシング
2012-03-30


奈良県郡山総合庁舎」と言いますのは、保健所など、役所の出先機関を集めた庁舎で、建物自体は、「奈良県立片桐高校」の跡地だったりします。ですから、「居抜き」の役所物件です。

奈良県の県立高校は、統廃合が2000年以降で、他の都道府県よりも早くに実施されたため、2005年に、斑鳩高校と統合し2007年に閉校、学校は斑鳩高校校舎で継続となったため、現在の法隆寺国際高校がその後継となります。統廃合でなくなった側の卒業生となる場合「卒業証明書」の取得も、後継校で申請となります。

2005年夏、実は当方、所用で、片桐学校を訪ねたことがありまして、高校時代だった内部へも立ち入ったことがあるのですが、これが、2023年、18年後になって、「リニア中央新幹線」での、奈良県駅での3つのルート候補地の一つになるとは、夢にも思いませんでした。

ただ、場所的にも、JRや近鉄の郡山駅と離れているため、在校生の殆どの通学は、近鉄郡山駅の市営駐輪場から、「自分用ではない」通学用の自転車を借りて、早くても20分、ゆっくりでも30分は掛かるという有様でした。今みたいに、電動自転車なんかない時代です。

当方の地元もあり、中学の同窓がこの学校に通っていたのですが、雨の時は合羽着用と、大変だったと思います。(反面、駅前の郡山高校は、国公立現役も出る、進学校3公立高校の内の一つ)

2012年、郡山総合庁舎になってからも、一応は、97,98系統の奈良交通バス(春日大社本殿・県庁前-法隆寺前)も、平日の日中に限って、1時間に1本と少ないですが、この庁舎を経由します。

しかしながら、地域的にも、車でしか行けない場所なのは確かで、バスも、9:21~16:33と、出勤・退勤時に増発はおろか、便すらもありませんので、勤務者も、マイカー通勤が認められているようです。

食堂もありますから、市民でも立ち入って、食堂の利用は可能です。
23-12-28-12
【画像】報道による、想定されている3つのルートと駅周辺

リニアルート 早期確定要望【読売新聞】

リニア中央新幹線 名古屋〜大阪に向け環境アセスメント着手【NHK奈良】
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nara/20231207/2050015076.html
※NHKはリンク切れとなるのが早いため、公開終了に注意

リニア奈良県区間の早期着工に向け決議、近く地質調査へ【朝日新聞】
https://www.asahi.com/articles/ASR967608R96POMB015.html

既に報道でニュースにもなっていますが、これまでの予想を踏まえた①「JR平城山駅周辺」を始め、JR大和路線の新駅が出来る②「大和路線新駅付近」と、この、③「近鉄橿原線とJR大和路線との交差付近」で、奈良県のルートと駅が、奈良県でも想定されているようです。

これらは、「奈良市付近」とある、全国新幹線整備法によるルート選定となります。

何れも、JR大和路線の平城山駅、奈良-郡山間での新駅は想定ですが、「近鉄橿原線とJR大和路線との交差付近」は、近鉄での新駅も、乗客の利便性で想定となるでしょうか。

これまでも、③交差付近での乗り換えは、両社の駅はありません。近鉄郡山-JR郡山も、自転車で10分、徒歩で20分は必要ですので、もし、リニア中央新幹線の駅が③で、近鉄、JRも新駅が出来て、乗り換えとなれば、一番、鉄道で利便性が高い点では、③と言えます。

は、これまでにも想定のルートです。平城山駅は前々から言われておりました。奈良市としても、「奈良市付近」の意のまま、このルートを推しているようですが、問題は近鉄駅との利便性でしょうか?
「近鉄けいはんな線」も、このルートでは、高の原と絡んで、リニア新駅まで延伸かもしれませんが……。

は、大和路線の新駅としては既に決まっており、新駅自体も高架橋となるようです。既に、連続立体高架化による仮線工事は着手、複線同時で仮線に切り換える気配です。これが、2028年度完成と、まだまだ先ですが、県道の整備の他、奈良市内で途切れている、京奈和道のインターが見込まれているなど、高速道路のアクセスでも期待が出来ます。

また、に関しては、①②と比べても、ボーリング調査でも既に先行しており、既に上動画の通りです。奈良県の県有地という、用地が確保しやすい環境も大きかったのでしょう。

特に、他にはない、近鉄駅とのアクセス面は大きく、「近鉄橿原線とJR大和路線との交差付近」に両社の新駅が出来れば、乗り換えでも利便性が向上しますし、用地も多く確保出来そうですが、ルート自体が、①と比較しても、南にやや偏るのが難点です。


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22-07-27-16
【画像】東海道新幹線、在来線と交差する米原付近、高架橋の耐震補強工事もされている。関連会社による警備も抜かりがない。

「東海道新幹線」は、1964年開業と、来年、2024年10月で60年の還暦を迎え、インフラの老朽化問題がありますし、極限まで列車の増発をした「のぞみ12本ダイヤ」となっても、再繁忙期での輸送力には限りがあります。

リニアの問題は、東京市新大阪間約1時間、500Km/h以上の超高速で運行されるため、電力消費が、現在の新幹線よりも大きく、原子力発電を含めた、「ベストミックス」な、安定的電力確保も必要でしょう。JR東海は、当方としては、リニア建設で、自前で発電所を作っても良さそうな規模なのですが、こういう諸問題の解決も重要です。

「名古屋-三重県(亀山付近)-奈良県(奈良市付近)-新大阪間」で、どのようなルート・経由になるかは分かりませんが、何れ、新大阪まで「リニア中央新幹線」の開業を目指す必要性があります。

けど、私が、新大阪までリニアが開通する頃、いい年したジジイになっているでしょうな。何とか目の黒い、生きている内に、地元奈良から、リニアに乗りたいという夢もあります。

国土強靱・輸送障害時でのバイパスルート確保もあるでしょう。

今後も動きがあれば、取材が出来ればと思います。
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2024/3/16、JRダイヤ改正での労組情報が出る(東海)

23-08-03-01
【画像】中央線名古屋口での運行パターンが、2013年改正以来、11年ぶりに大幅変更となる、2024/3/16ダイヤ改正

2023-12-18 5時掲載開始

◆中央線315系統一で、速度向上と大幅な運用変更
◆飯田線日中運用減
◆一方の静岡管内は大きな変化か?
◆「トイレなし」列車の削減優先で、13両増は一時的?
◆ひとまず、名古屋管内の315系は一段落、2025年度以降に再びか?

まず、5chスレッドなどで、私に関する厳しいご指摘に関しては、お詫びします。要するに「予想を外した」ということですが、本当に内通もありませんので、予想が外れても当然だろうと思います。逆に「当たりすぎ」ますと、内通も疑われますし、本来、こうしたことは、最初から一切不要であろうと思います。

言い替えれば、ブログ、運用表を通じた「影響力」の大きさは、常々痛感しております。5chをしない、見ていない訳ではありませんし、いい反応に関しては、希ですがカキコもあります。

こうした厳しいご指摘も、当方への評価・批評と受け止めつつ、今後も、ブログ記事等で、幾ら推測を立てても、今後も予想は外すと思いますが、影響力には気をつけたいと思います。




******

さて、内容は、東海労組からの、2024/3/16ダイヤ改正情報が、早速出て来ました。名古屋静岡と、このようになります。

◆中央線315系統一で、速度向上と大幅な運用変更
来春ダイヤ改正で変更の、名古屋管内での中央線は、315系統一による130km/h運転、名古屋-中津川間で、朝夕で3分の時間短縮となっています。

YouTubeで前面展望動画を見ましても、130km/hを出せる区間は、定光寺-古虎渓間の「愛岐トンネル」に、瑞浪-釜戸間など、中津川方面での、駅間が長く、また、直線区間ではないかと思われます。やはり、中津川方が中心でしょうか?

現状では、211系の性能に合ったスジの模様ですので、最高速度は110km/h止まりのようですが、20km/hの速度向上に、また、315系は加速度も2.1(K0+K0の場合とする、K0+K100+K100は、MT比が6:4のため、多少高くなる)→2.6と上がっておりますので、僅か3分、今後のホーム柵の設置駅追加でも、可能なのでしょう。

同時に、日中の「区間快速」設定で、通過となるのが高蔵寺-多治見間だけとなり、高蔵寺以西は、各駅停車となってしまいますから、神領通過での130Km/h走行も不可能となります。

かつての「セントラルライナー」は、2005年ダイヤですと、時刻表では名古屋11:28→中津川12:32、金山、千種、高蔵寺、多治見-中津川間各停でしたので、1時間4分。「しなの」で、名古屋-中津川間ノンストップだった「しなの13号」が44分でした。

現在は、「しなの」でも48分(1009M)、快速は1時間16分(2715M)は掛かりますし、途中停車駅の「しなの」は、当時でも48分でしたので、130Km/hと停車駅限定の「セントラルライナー」は、速かった列車ともいえます。

名古屋-中津川間で1時間16分から、3分の時間短縮でも、区間快速では、快速停車駅から2駅停車化ですので、停車分、時間は余り変わらないかもしれません。時間短縮は「朝夕」と記載ですし、日中の普通は多治見以西ですから、せいぜい1分程度の短縮でしょう。

名古屋-中津川間に限った「朝夕」の快速と普通で、平均3分の時間短縮が見込める
ということでしょうか。

******

2013/3/16ダイヤ改正で、現在の日中運行パターンとなってしますが、来春では11年ぶりに、ここに大ナタとなり、大改正となります。

日中では減便が発生しますから、大幅な運用変更となります。車庫で昼寝となる運用・車両が増えそうですので、走行㎞(列車キロ)も減るでしょう。

一方で、朝夜は、大きな変更はなさそうで、多少の変更程度でしょうか?

運用調査自体も、新ダイヤ以降では併合車両がなくなり、また、315系登場以前、2021年ダイヤと比較しても、複雑な運用・車種・両数から、8両編成統一により、2023年ダイヤでも、調査時のメモ記入は大幅に軽減しています。また如何に、事前の準備作業でも、運用の推測が出来て、効率良く運用も把握出来るかとなります。

ただ、名古屋管内の業務ニュースでは、詳しい記載は特にありませんね。まだ「持ち帰り検討」故にでしょうか? しかしながら、今後出てくる情報にも注意します。

ちなみに「BCP行路」は、事業継続計画として、土休日の乗務員行路で、感染症対策による特別行路のようです。限られた乗務員で、土休日ダイヤを中心に、多くの乗務が発生するようですが、ダイヤの問題よりも、乗務員行路問題の記載が殆どですね。鉄道運輸現業の厳しさも伝わります。



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23-12-17-01
【画像】現状運用での削減対象とみられる列車(上図黄色枠カ所)

◆飯田線日中運用減
ダイヤの記載では、飯田線日中の列車減便がありますが、対象列車は上図の通りです。現状の車両運用を、新ダイヤでも踏まえた場合、263運用の「431G-434G」と、267運用の「421G-424G-425G-428G-429G-432G」と、豊橋-豊川間でのワンマン列車となります。

この削減で、豊川以北直通の列車で、「船町・下地」通過の普通列車を停車化で、本数は削減しつつ、途中駅の利便は確保となりますが、実際、乗客が少ない時間帯でしたので、仕方無いかなぁ、という印象もします。

豊橋-豊川間は、意外と沿線に高校が多いようですので、通学の帰宅時間帯には対応なのか、15時以降は、ほぼそのままのようです。

削減時間帯は、豊橋運輸区、正確には「大垣車両区豊橋派出」となりますが、車庫留置でしょう。ワンマン列車ですので、乗務員削減というよりも、全体の行路で余裕となる考え方になりそうです。

313系R100での、南部運用でどうなるかという所ですが、北部と213系運用が変わらない場合、運用もそのままという可能性もありますが、やはり、ダイヤ改正後の実際でしょうか?

飯田線で大きな運用変化がなければ、今回も、色々と助かりますが、東海道線・中央線・関西線と比較しても、運用調査では後回しになると思います。少なくとも、213系の置き換えは、下述にもありますが、2024年ではなさそうな感じもします。

22-03-13-LL15
【画像】12/1に廃車回送となった、211系静岡車、LL15編成
転入16両(B401~B408→L1~L8編成化)による廃車は3両分だけとみられ、残り13両分で、2024/3/16ダイヤ改正の所要増とみられます。


◆一方の静岡管内は大きな変化か?
続いて、静岡管内の業務ニュースです。

静岡管内までは、当方自身で運用は調べておりませんが、こちらは、支社から提示された資料も掲載されており、積極的な情報公開と、中身もありますが、引用・抜粋しますと…

▼朝の通勤時間帯の輸送力の見直し
▼日中パターンダイヤの見直し(熱海-浜松、興津-島田)
▼JR東日本直通列車の見直し(17-20時の3往復を10→5両)
▼身延線ワンマンの拡大
▼昼間の時間帯の列車本数の見直し
▼新幹線の停車、通過の見直し
▼来年度中に315系の投入と211系の廃車
▼沼津・静岡・浜松の分割併合作業の削減
▼身延線日中の削減(富士-西富士宮間6列車)

実に、在来線で大きな変化が感じられるダイヤ改正の模様です。

「列車本数」では、普通で20列車の削減、朝時間帯、日中パターンダイヤの見直しや、身延線の削減・減便となるでしょう。

一方で「車両数」は増え、既に転入されている、旧神領車B400×4編成に、残りの4編成も今後転入、順次、L1~L8編成化とみられ、16両増、ただ増減は13両の記載ですので、211系のLL編成1編成の廃車が、転入と同時に見込まれることになります。

これは、先日廃車回送となった、LL15編成【上画像】か、または、別の1編成ではないかと思われますが、やはり、LL15編成の分でしょうか?。LL15編成は、3-8NGと、他編成の状況か見ても、検査切れによる廃車とみられます。
(これで、S編成を含めて、各車種に予備1編成が存在することになる。S編成は、LL/SSで予備2のため、共通予備化)

言い替えれば、来春ダイヤ改正までは、これ以上の廃車は、315系静岡車登場まで、予想が出来ない裏付けにもなるでしょうか? 従って、13両で、2024/3/16ダイヤ改正、静岡車運用増とみられます。

「列車キロ」は、車両運用の合計キロとなります。特急は変わらずですので、373系はそのままの運用とみられます。一方、それ以外で、60㎞減となっております。昼間時間帯など、列車減便相当となります。

「車両キロ」は、1両毎での走行キロとなりますが、これは、2390㎞も増えており、言い替えれば、列車減便や日中の運行パターン変更でも、列車毎で増結となる可能性、となります。

B400転入で車両が増えますが、一部車両を除いて、既にワンマン車となります。「一部車両」は、L2とL3となる編成で、ワンマン化が一部機器のみ対応、他、L4,L6編成で、セラジェットが未取付となっています。

設備が中途半端なままの車両は、ダイヤ改正当日までに、取付工事を完了・一段落させることでしょうか。これら、L編成は、身延線などのワンマン化拡大でしょう。「L編成は6~7運用8編成予備1~2」として予想します。

06-05-20-GG6
【画像】211系GG編成

◆「トイレなし」列車の削減優先で、13両増は一時的?
続いて、現在、身延線で2両編成のW編成、313系2300代、2350代となりますが、こちらはワンマン準備工事車両でも、本工事となった車両はありませんが、211系GG編成のトイレなしとは異なり、トイレが存在します。

W編成は、身延線や御殿場線での運用が主のようですので、身延線ワンマン化の拡大で、L編成に運用変更とみられます。で、W編成は、トイレ有を生かして、LL/SS+Wで、一部運用で、一時的に5両運転として運転、315系投入後は4両減車、ダイヤ改正時点で、13両分増えることになりますが、これは、組成の関係による、一時的な増ではないかと思われます。

列車キロは減る反面、1両毎の車両キロが2390㎞増えていますので、315系準備運用で4両でも、一時的に3+2両が発生、トイレ有をひとまず優先された、両数増となります。

2024年度投入分は、4両16編成(64両分)となりますが、これらは静岡投入分だけとみられます。静岡車は、併合や車種・両数が一定しませんので、簡単に運用の推測が出来ませんが、「トイレなし」列車の削減を優先、少しでも行いつつ、輸送力の見直し、運行パターンと運用変更になるだろうと思われます。

LL15の廃車時点(2023/12/1)で、LL編成は残り15編成(45両)、SS編成は残り11編成(33両)、GG編成は9編成(18両)、合計、35編成96両の211系となります。

315系静岡車は、最終的には、13両の一時的な車両増を減、その他、輸送力見直し等で、4両20編成(80両)の前後でしょうかね?


「日中パターンダイヤの見直し(熱海-浜松、興津-島田)」ですが、「熱海-浜松、興津-島田」に変わるのかという点もですが、現在は、静岡分断の一部を除いて「熱海-島田、興津-浜松」と交互です。加えて「沼津・静岡・浜松の分割併合作業の削減」も加わりますから、運行系統毎で、ある程度、半固定編成で運行も予想出来ます。

******

「JR東日本直通列車の見直し(17-20時の3往復を10→5両)」は、現在の325M-332M,327M-334M,329M-336M相当となります。

沼津では、東日本車(E231系、E233系)で10両4編成の留置が存在しますが、3往復の10→5両化減車により、熱海駅での分割併合は、組成の関係で、現在と比較し、神戸方の10両編成の入換で、時間を要することにもなります。
(2023/12/19 17時加筆、上記3列車の分割併合は、現在、熱海ではなく、平塚となる模様です。改正後は逆の5両編成が沼津となりますので、前10両を、例えば伊東方面とするか、どうするかとなります。)

車掌が2人(グリーン車乗務)から、1人に減る可能性ですが、沼津の要員が増えていることから、コレまででも1人乗務の可能性があります。7分程度掛かる丹那トンネルがありますから、検札等も、この区間を利用しているかもしれませんが、熱海以西の東海区間で、普通グリーン車を乗ったことがないため、実際がどうかは未確認です。

但し、Suicaグリーンでは、熱海以西では利用が出来ないため、紙券となるようです。車両の夜間留置の関係で、やむを得ず、10両4編成の留置で沼津までとなっていますし、そもそもSuicaのエリア超えですから、扱いがややこしいですね。このためか、特に、18きっぷシーズンを含めた乗車が見込める夕方の時間帯で、5両減車も納得という感じです。

静岡支社の車両キロで東日本車も含む場合、21.6㎞(熱海沼津間)×6片道(減列車分)=129.6 ここから、車両キロ15両分減車をかけ算して=1944㎞の車両㎞減となります。2390㎞の車両増も、実質的には、その1944㎞を加算した、4334㎞増かもしれません。


◆ひとまず、名古屋管内の315系は一段落、2025年度以降に再びか?
2024年度で静岡となりそうですから、2025年での「静岡配置」は、誤った記述かもしれません。名古屋管内の315系は、2024年度では見込まれず、特に、315系4両編成は、2023年度までの投入分、12編成程度で、ひとまず一段落と思われます。

名古屋管内でも業務ニュースでは、今の所、特に記載も無いことから、「313系B500運用、関西線・武豊線」は、2024年度では、ほぼ現状維持の可能性が高くなりました。

静岡車での列車キロは減っておりますので、大垣車の、静岡駅、菊川駅、浜松の留置を含め、豊橋以東の運用も、変わらずではないかと思われます。

神領車315系4両で、6運用は関西線、2運用を予備とした場合、残り4運用となりそうですが、直接、311系大垣車の運用を置き換えるかどうかになるでしょうか。

武豊絡みの区間快速運用(4運用)が予想出来ますが、武豊線は、今後(来年1月以降)の、試運転の動きにもよるでしょう。武豊線で試運転等が、ダイヤ改正までになければ、関西線での運用変化となりそうです。

従って、飯田線213系置き換えは、2025年度以降となりそうです。今年度、最近でも、213系で全検出場車両が数編成ありますし、当分は、動きがないものと思われます。


これ以上の予想は、キリもありませんので自重・控えます。

JR東海神領車211系消滅で、2022/3/11までの複雑な運用・組成を振り返る。

22-03-14-K116
【画像】211系5000代で初の廃車となった、K105+K115+K116編成(2022/3/14)
予備車1編成の関係で、9両まとめて廃車回送は、今の所は、最初で最後に。既に鉄屑と消えてます…。

2023-12-8 5時掲載開始(予約投稿)

◆211系4+4両パターン
◆211系4+4両+313系2両(B500)パターン
◆211系3+3+4両パターンと、211系3+3両+313系4両(B0)パターン
◆3+3+4両で、真ん中のみ313系
◆211系4+3+3両パターンと、211系4+3両+313系3両(B100)に、211系4両+313系3+3両(B200+B200)パターン
◆8両パターン
◆6両、5両パターン
◆中央線22運用組成パターンまとめ
◆2022/3月改正後


JR東海、神領車両区(愛知県春日井市)の211系は、先日の記事のように、315系投入(8両23編成184両、4両12編成48両見込み、合計232両)により、全139両が廃車、既に姿を消した、消そうとしている訳ですが、これまでにも、313系で、4両(B0 6編成24両)、3両(B100,B150,B200 16編成48両)、2両(B400 8編成16両見込み)も、315系投入により、大垣・静岡と転出(合計88両)されています。

232両投入-139両廃車-88両転出=227両となり、5両増となります。

2022/3/12改正で大幅なダイヤ改正、運用変更でしたが、2021/3/13改正が、多種多様な運行パターンで、最後のダイヤでした。今回は、これらをまとめます。

これらのデータは、2019年ダイヤから、2020,2021,2022,2023と、継続した、当方の運用調査・運用表掲載も大きかったわけで、当方一人だけではなく、ここまで、多くの皆様に、色々とご支援も賜りました。
改めてとなりますが、御礼を申し上げます。

JR電車編成表2024冬
ジェー・アール・アール
交通新聞社
2023-11-24

鉄道ダイヤ情報 2024年 01月号 [雑誌]
鉄道ダイヤ情報編集部
交通新聞社
2023-11-21

[鉄道模型]カトー (Nゲージ) 10-1862 211系5600番台+313系2600番台(東海道本線) 6両セット
[鉄道模型]カトー (Nゲージ) 10-1862 211系5600番台+313系2600番台(東海道本線) 6両セット
[鉄道模型]カトー (Nゲージ) 10-1861 211系5000番台(東海道本線) 3両セット
[鉄道模型]カトー (Nゲージ) 10-1861 211系5000番台(東海道本線) 3両セット
グリーンマックス|GREEN MAX 【Nゲージ】31763 JR211系5000番台(神領車両区K11+K17編成) 8両編成セット(動力付き)
グリーンマックス|GREEN MAX 【Nゲージ】31763 JR211系5000番台(神領車両区K11+K17編成) 8両編成セット(動力付き)

21-04-10-01
【画像】末期で目立って多かった211系4+4両

◆211系4+4両パターン
2021/3改正でも、意外に、出区時点での211系4+4両パターンは限定的でした。

以下、全てのパターンで、2021/3月改正当時の運用で、出区列車・平日運用でまとめます
が、組成は←が塩尻方→が名古屋方、括弧内のA239などは、当時の運用番号となります。当時の時刻表、当時の運用表も併せてご覧下さい。

編成の記号、名称について
211系
K0またはK50編成……4両
K100編成……3両
K50は、K51,K52編成で国鉄時代の0番代

313系
B0編成……4両、1000,1100代
大垣転出以降、J11~J16編成化
B100編成……3両、1500,1600代
B150編成……3両、1700代飯田線用(予備車1編成は、B100と共通なため、B100運用充当の場合有)
大垣転出以降、番代別で、J150,J160,J170編成化
B200編成……3両、8500代(旧セントラルライナー車)
静岡転出以降、S編成化
B400編成……2両、1300代(ワンマン準備)
静岡転出以降、L編成化
B500編成……2両、1300代(ワンマン車)



JR時刻表 2022年3月号 [雑誌]
交通新聞社
2022-02-25
2022/3改正当時の時刻表


「K0+K0」は、「2700M(A239+A225)」「2710M(A230+A232)」の2運用となります。

昼間の運用では4+4両は当日でも存在でしたが、10両、6両や4両も多かったため、2022,2023年比較でも少なめでした。1,5号車がトイレとなります。最後まで残った組成パターンです。

4両単独もありましたが、トイレ付きが幸いして、真っ先に廃車となった3両編成との差にもなり、最後まで活躍でした。3両も、30年前の登場当時では、単独運行もあり、必要だった訳ですし、10両組成でも必要でした。

315系投入による211系の廃車は、3両編成から始まりましたので、最後まで残った211系は、4両編成でした。
この、2022/3月ダイヤ改正と315系投入は、大きい「改革」とも言えるでしょう。
14-08-27-B514
【画像】名古屋方2両が313系B500編成の場合
他の8両パターンもなどを含めて、大抵は、関西線・木曽ワンマンの送り込み・返却と絡んだ、ついでの10両組成でした。

◆211系4+4両+313系2両(B500)パターン
「K0+K0+B500」【上画像】は、「回730M-603M(A238+A224+A682)」「702M(A237+A223+A681)」の2運用となりまして、前者は120Mの名古屋で、降車は609Mの神領で分割、以降は4+4両のみでした。

609Mは、前日関西線334Gから、2767Mで名古屋併合、中津川泊で、ワンマンの神領戻りの運用、120Mはその後、関西線317Gという流れです。

10両編成仕立ての上、B500運用と絡むために併合があるという以外は、4+4両と同じですが、名古屋方2両だけで転換クロスシート車となります。1,3,7号車がトイレでした。
21-04-11-3617M
【画像】名古屋方が4両とした場合
塩尻方と比較しても、トイレの位置が極端に偏る。

◆211系3+3+4両パターンと、211系3+3両+313系4両(B0)パターン
「K100+K100+K0orB0」は、「2100M-1600M(A271+A262+A226)」「618M(A273+A264+A235)」が前者、後者は「612M(A275+A266+A625)」「2708M(A274+A265+A624)」の4運用となります。3両編成を生かしつつ、名古屋方の4両で、211系か311系B0編成というパターンです。

10両組成のための組成方といえます。3両K100編成はトイレがないため、トイレは1号車のみとなります。
19-09-30-B102
【画像】真ん中3両が313系の場合があった。

◆3+3+4両で、真ん中のみ313系
土岐市電留1出区の「610M(A278+A654+A233)」という「K100+B100+K0」【上画像】のパターンです。

真ん中3両が313系となり、当時の運用上の理由
になります。名古屋4両が分割し、日中は、「K100+B100」と、3+3両でも、313系での「トイレ有」を、より生かした編成はよくありました。トイレは1号車となります。前日平日、667M入区時点で名古屋併合が「運用上の理由」となります。トイレは1,5号車でした。

その一方で、大垣転出後ではよくある「J150/J160/J170×2編成」は、当時の中央線では、運用上ではなく、「K100+B100」としては3運用程、日中の運用が存在でした。金山、大曽根などと、塩尻方で混雑する先頭車に、ロングシートの211系の連結が多かったためです。

むしろ、旧セントラルライナー車の「B200+B200」が存在し、予備車の関係で、3+3×3編成が出来ず、2編成+3両1編成が余るため「K100+B200」もありました。
14-08-27_2706M
【画像】鳴り物入りのセントラルライナーも、2013/3/15で終了してしまい、夕方の「ホームライナー」で、本来の「ライナー」運行となる以外は、結果的な「自由席」長距離客のサービスでしたが、静岡転出も、2022/3月改正前後と早い時期でした。

◆211系4+3+3両パターン
と、211系4+3両+313系3両(B100)に、211系4両+313系3+3両(B200+B200)パターン
「K0+K100+K100」として、「2704M(A227+A272+A263)」となりますが、名古屋方3両が、313系3両B100「K0+K100+B100」の場合もあり、「2702M(A229+A277+A653)」「604M(A236+A276+A652)」「614M(A221+A261+A651)」に加え、「K0+B200+B200」【上画像】となる、「2706M(A234+A604+A602)」も存在でした。

614M以外で、何れも(2702M,2704M,2706M)、中津川で、K0の後4両連結となり、前6両は、南木曽、坂下からの名古屋行直通列車としての運転でした。落合川駅が6両限界駅となるなどで、8,10両の運転が不可能だったためです。名古屋方で、B100,B200+B200となりますので、転換クロスシート車となります。

614Mは、K0,K100,B100の検査運用で、それだけ充当して神領入区でした。

この他「K0+K100+B200」の「102M(A222+A267+A601)」も存在でした。134Mの名古屋到着後で分割作業、塩尻方4両は137M、名古屋方6両は回777Mとして神領入区でした。

トータルで6運用となります。10両組成のために、運用上やむを得ずの組成パターンでしょう。


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21-03-19-B3
【画像】回送ながら関西線8両運行も存在でしたが、これも、2022/3月改正で廃止、4両編成の個別回送に変わっています。

◆8両パターン
8両編成となり、幾つか存在しますが、まずは「B0+B400+B500」の、「100M(A621+A661+A689)」は、4+2+2両です。606M-315F-312Fと、東海道線の岐阜直通列車がこれでした。現在の315F(313系大垣車6両運用)と、同じ列車です。

次に「B0+B500+B500」【上画像】は「602M(A622+A684+A691)」となりますが、名古屋到着後に8両で関西線桑名まで回送(回391M)、桑名で分割、304M/302Mでした。関西線送り込みを兼ねた602Mとなります。

今度は「K0+B400+B500」「104M(A228+A663+A694)」ですが、最初のパターンで、4両が211系でした。104Mの名古屋でB500が分割し、1309Mという流れです。「K0+B400」の6両運用もまあまあ存在しましたので、この内の1運用です。これも、関西線ワンマン運用の送り込みを兼ねていました。

最後に「K100+B100+B500」「700M(A268+A657+A671)」も存在でした。613Mで神領分割となり、こちらは、木曽ワンマン運用の返却も兼ねてました。

4運用分となります。
11-04-25_301M
【画像】2011年当時の回391M(画像の列番は間違い)
関西線で、近鉄から何とか撮れた画像はこの程度…。近鉄の運用調査中に、対岸が「コレ」でしたから、当時は驚きました。

当時は、1300代はまだでしたので、213系と313系3000代での「8両回送」でした。213系、313系3000代が飯田線車両になる直前となります。(※2011年度で1300代製造でした。)

14-08-27-1310M
【画像】関西線最大の5両運転も、2022/3月改正で廃止。

◆6両、5両パターン
現在も当時も22運用存在した、中央線名古屋-中津川間の運用ですが、東海道線や関西線送り込みなど、他路線の運行・送り込みも若干存在でしたので、2022/3月、10両列車(13運用分)廃止時は、22両(6両3運用の8両化を含めて)減った分の輸送不足を、他路線での運行を廃止し、中央線の充当を増やす形で、運用数を変化せずに増発となっていました。ざっと、8両3運用程度となるでしょうか?

また、22運用中3運用は、6両運用も存在でした。「K0+B400」の「600M(A231+A662)」、「B200+B200」「106M(A605+A603)」、そして「B500+B500+B500」の「2100M-2501F-2504F(A685+A693+A695)」となります。

後者は武豊線運用の送り込みで、2501F+2504Fと、名古屋岐阜間の快速運用でした。回送で大府に到着後、武豊線日中3運用の充当分として、3編成分分割となる訳です。

5両は、関西線で「B400+B100」「1310M(A667+A656)」でした。現在は4両が最大ですが、5両編成が当時存在でした。ホームの最大長から、6両も可能な模様ですが、今後は315系4両のロングシート車のため、特急を除けば、4両が最大でしょう。


この他、4,3,2両は、それぞれの編成で単独運用となる他、回送で「9両編成」も存在でした。回761M(K50+B400+B100)と、夜間の回748M(K0+B400+B100)でした。また「7両」も存在し、回送で土休日に存在、回3756M(B100+K50)でした。

K50は、K51,K52編成、やはり、関西線絡みとなります。
[鉄道模型]トミックス (Nゲージ) 98820 JR 315系通勤電車セット(8両)
[鉄道模型]トミックス (Nゲージ) 98820 JR 315系通勤電車セット(8両)
タカラトミー プラレール S-39 315系中央本線
タカラトミー プラレール S-39 315系中央本線

◆中央線22運用組成パターンまとめ
←塩尻/名古屋→
10両編成13運用8パターン
▼「K0+K0+B500」---4+4+2
「回730M-603M(A238+A224+A682)」「702M(A237+A223+A681)」
▼「K100+K100+K0」---3+3+4
「2100M-1600M(A271+A262+A226)」「618M(A273+A264+A235)」
▼「K100+K100+B0」---3+3+4
「612M(A275+A266+A625)」「2708M(A274+A265+A624)」
▼「K100+B100+K0」---3+3+4
「610M(A278+A654+A233)」
▼「K0+K100+K100」---4+3+3
「2704M(A227+A272+A263)」
▼「K0+K100+B100」---4+3+3
2702M(A229+A277+A653)」「604M(A236+A276+A652)」「614M(A221+A261+A651)」
▼「K0+K100+B200」---4+3+3
「102M(A222+A267+A601)」
▼「K0+B200+B200」---4+3+3
「2706M(A234+A604+A602)」


8両編成6運用5パターン
▼「K0+K0」---4+4
「2700M(A239+A225)」「2710M(A230+A232)」
▼「K0+B400+B500」---4+2+2
「104M(A228+A663+A694)」
▼「B0+B400+B500」---4+2+2
「100M(A621+A661+A689)」
▼「B0+B500+B500」---4+2+2
「602M(A622+A684+A691)」
▼「K100+B100+B500」---3+3+2
「700M(A268+A657+A671)」

6両3運用3パターン
▼「K0+B400」---4+2
「600M(A231+A662)」
▼「B200+B200」---3+3
「106M(A605+A603)」
▼「B500+B500+B500」---2+2+2
「2100M-2501F-2504F(A685+A693+A695)」

中央線平日朝出区でまとめましたら、組成は16パターンにもなりますから、他の列車も含めると、パターンはそれ以上でしょう。いゃあしかし、現業もよくも、長年、多様なパターン、輸送を維持していたことになりますね。

分割併合、ダイヤ乱れ、乗客も乗り場の位置と、色々な差異が削減、統一となっています。

23-08-03-01
【画像】中央線での315系投入による、車種・両数統一は大きい。


◆2022/3月改正後
2,3,4,5,6,7,8,9,10両と、回送を含めて、一通りの両数が揃っていた、2021/3月改正も、2022/3月改正では、下記のような具合にまで削減でした。

「C0」---315系「予備の関係でC100+C100含む」
「K0+K0」
「K0+B0」
「K100+K100+B400」
回送で「B0+B500+B500」「B500+B500+B0」「B500+B500」
※B0はB400+B400の場合もあった。特に、2023/1/20の、B1大垣転出以降となります。

こうした中央線8両固定編成化の効果は、正に絶大で、特に、ダイヤ乱れ後の運転整理、遅延回復では、2021/3月ダイヤ改正比較で、歴然とした大変化となっています。両数統一、分割併合の大幅な減少は大きいと言えます。

これが、211系消滅後の現在は、315系のみ、8両、または4+4両だけとなります。一連の315系投入による、中央線名古屋口の輸送改善は、一段落
しました…。

2年間、本当にご苦労様でした…。私もガンバって、運用調査・運用表掲載と、名古屋来訪も足繁く通って良かったと、自負しております。来年度もよろしくお願いします。






JR東海神領車両区から、211系全車・全編成が消える

23-08-03-04
【画像】12/5 廃車回送となった、211系K1(手前4両)
後部4両の313系B4編成も、既に大垣へ転出し、東海道線を中心にJ14編成として運行中。気が付けば、中央線名古屋口の快速・普通列車は、315系だらけです。

2023-12-5 17時掲載開始

2023/12/5(火)の明け方・朝に、JR東海の神領車両区(愛知県春日井市)で、最後まで残った211系5000代、K1+K15編成(8両)が、西浜松(静岡車両区浜松派出、静岡県浜松市)へと、廃車回送になった模様です。

いわゆる「西浜松」は、在来線車両が廃車になった場合、解体される場所となりますが、神領車両区・中央線名古屋口は、2021/11月から続く、315系8両23編成による新造により、一部の313系は、大垣・静岡へと転出(311系などの置き換え用+東海道線名古屋口増強用)に、また、1986年以降に製造された211系は、2022/3/7以降、老朽化により廃車となっておりました。

[鉄道模型]トミックス (Nゲージ) 98820 JR 315系通勤電車セット(8両)
[鉄道模型]トミックス (Nゲージ) 98820 JR 315系通勤電車セット(8両)
[鉄道模型]カトー (Nゲージ) 10-1861 211系5000番台(東海道本線) 3両セット
[鉄道模型]カトー (Nゲージ) 10-1861 211系5000番台(東海道本線) 3両セット

神領車では、4両22編成(88両)、3両17編成(51両)、139両分が廃車分となりますが、最後まで残ったK1+K15編成が、12/5に廃車回送、これにより………


▼神領車両区での211系所属配置が全てなくなる
▼同時に所属全車両が、383系特急車両を含めて、全て、VVVFインバーター制御車となる
▼一連の、中央線名古屋口(名古屋-中津川)の、315系8両23編成新造の置き換えが完遂する



国鉄時代の1986年11月ダイヤ改正による、末期のK51+K52編成(0代4両2編成8両)の配置から、JR化後の5000代を含めて、37年も211系が配置でしたが、211系配置消滅により、大きな転換点を迎えました。同時に、所属全車両のVVVFインバーター制御車により、車両の整備・メンテナンス体制にも、変化となっています。

2022年3月ダイヤ改正以前は、10,8,6,4両と、4種類の列車毎の両数の他、313系は、4,3,2両と、3両の旧セントラルライナー車と、車種も多かったため、車両運用が複雑、併合時のパターンも多種多彩でした。

名古屋駅・神領駅・中津川駅・車両区内などと、分割併合(連結、解放)作業は、毎日のように多く、特に、車両区のそれは、翌朝の出区車両の準備のため、ダイヤが乱れると、深夜帯に渡ることもあったようですから、深夜勤勤務者の労務面でも苦労だったことでしょう。

これらは、2019年ダイヤ改正から続く、当方による運用調査、運用表掲載を、ご覧頂ければ分かりますが、中央線の他、関西線でも運行だったため、特に、「ダイヤが乱れる」と、その回復にも、時間が掛かるという欠点があり、乗客にも不利益がありました。


23-08-03-02
【画像】中央線名古屋口の「主」となった315系


315系の投入は、211系の車両老朽化、そして、神領車両区での、分割併合を伴う複雑な「車両運用の大幅な見直し」に加え、中央線名古屋-中津川間の営業列車で、「8両固定編成統一・ロングシート化」という、大きな目的もありました。

2022/3、2023/3の、2回に渡るダイヤ改正を中心に、増備の度でも、その都度、変更等、動きとなっておりましたが、315系8両編成の投入は、2023/10月で完遂し、中央線での運行も、特急を除けば、「315系8両編成統一」は既に達成、ダイヤが乱れても、その回復で大幅な改善になっています。車両区での、深夜帯の車両の入換・組替作業も皆無となったようです。


211系も、先月末でK1+K15編成(8両)を残すだけでしたが、関西線4両運用も、315系4両編成が10編成も揃い、一時的な211系運行(10,11月)も、12月に入れば終了でしたので、211系神領車消滅は時間の問題でもありました。

「ついにその時が来たか」という感じです。2年間はあっという間でしたね。

これで、「中央線名古屋口輸送改善」は一段落し、来春ダイヤ改正は、東海道線や関西線など、名古屋圏での他の線区、そして、静岡管内での動きとなるでしょう。



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取り急ぎ、211系発車場面を上げました。
もう、中央線名古屋口を走行する姿・211系は実現出来ません。


◆現状
中央線の運行は315系8両23編成で、既に揃っています。

22運用全てとなり、C6編成の非常用蓄電池取付も一段落、C7編成を残すだけです。C7編成がそれで、現在、日本車両(愛知県豊川市)に入場中のため、予備車がありません(出場は恐らく年明け、1月だろう)が、C107+C108編成が、関西線ではなく、一時的に中央線を運行する形で、予備1編成の確保だった模様です。

C101~C106編成は、関西線4両運用に充当、運用自体も、2023/3/18~5/30での、関西線4両6運用に戻ったのと、211系運行終了、B0×3編成の大垣転出と、B400×4編成の静岡転出は、前記事の通りです。

この予備車は、C109+C110の営業運転開始(12/4時点ではまだの模様)までは、残るB400×4編成でいいと思います。開始後に、残るB400×4編成は静岡転出でしょう。

C7編成が年明けに戻って、2023年度製造予定分のC112編成まで出揃う(C110編成までは揃ったため、C111+C112のみ残る)とみられます。残り、C111+C112編成も、木曜日定例の場合、早くて12/14(※但し、出場日は完全推測ですので、異なる場合があります)に、日本車両出場でしょうか?

ですので、年内には、今年度分の新造、全てが出揃うのは確実です。来年、2024/3/16とみられるダイヤ改正までは、8両予備1編成、4両予備6編成程度になります。

当然、来春ダイヤ改正以降は、新しい車両運用になるでしょう。尚、来春以降も、東海運用の運用調査・運用表の掲載は、引き続き、継続を予定しております。よろしくお願いします。

JR電車編成表2024冬
ジェー・アール・アール
交通新聞社
2023-11-24

鉄道ファン 2024年 01月号 [雑誌]
鉄道ファン編集部
交友社
2023-11-21

鉄道ダイヤ情報 2024年 01月号 [雑誌]
鉄道ダイヤ情報編集部
交通新聞社
2023-11-21



関西線「急行かすが」復活なるか?

03-08-24_202D_75-305
【画像】地上駅時代のJR奈良駅に停車する「急行かすが」
確かに奈良に来ていたキハ75、2両編成で、指定席もありました。撮影はこうして自前で出来ておりますが、肝心の乗車経験が、残念ながらありません…。

2023-12-4 5時掲載開始(予約投稿)
2023-12-7 13時加筆(最後に追加してます。)

◆「急行かすが」とは?
◆同じような輸送体系は確実も、車両…
◆HC85かキハ75のどちらかだろう。
◆制限速度の問題
◆西日本側での「ふさわしい」車両が少ない
◆個人的には実証列車の運転はやってもいい。

中日新聞が、このような報道をしたようです。JR関西線、名古屋―奈良の直通を実証運行 来秋めど、利用促進へ取り組みという話題です。三重テレビでも動画付きニュースがありますね。(鉄道ニュースも)

何でも、三重県と沿線の市町村、JR西日本が検討する会議があったようで、「2024年秋をめどに、名古屋市内と奈良県内を直通で結ぶ電車の実証運行を目指し、関係者間で協議を進める考え」とのことです。観光需要ともあります。

いわゆる営業係数は、100円を得るのに、1046円の経費が掛かるのが、関西線の非電化区間(亀山~加茂間)と記事でもありますが、現状、1両か2両のワンマン列車に、また、区間で運転する列車もありますが、大体、亀山加茂間通しで、1時間に1列車は運転される線区となります。

「乗って残そう関西線」と、ローカル線の沿線でよくある看板の通りでしょうか。

奈良から名古屋ですと、実は、米原回りよりも安く行けたりしますから(途中下車可能の2310円、米原回り3410円、但し乗車券のみ)、正直な所、ダイヤの都合が出来れば、18きっぷシーズン以外でも、私自身、時々、ここ数年は幾度か利用しておりました。亀山までは、ICOCAも利用出来ますから、交通系IC利用も便利になりました。

柘植での草津線と、伊賀上野の伊賀鉄道も含めて、亀山・加茂の接続も、ダイヤ上で考慮されており、どちらかの列車が少し遅れていた場合でも、可能な限り接続は考慮でしたので、普通列車の利用でも、そんなに苦も感じさせませんし、意外と地元乗客の利用も、「まあまあ」あるようで…。
さよなら急行かすが [DVD]
エースデュースエンタテインメント
2006-07-26

JR電車編成表 2024冬
交通新聞社
2023-11-17



22-04-03-120
【画像】関西線非電化区間はキハ120の独壇場
左のリニューアル前、右のリニューアル後と車両も区別されますが、車両運用については、一部列車での減車もあり、予備車が2両だけだった時代と比較も、現在予備車で余裕があるようです。

加速は充分ですし、それなりに定期券利用者もいて、車内対応ICOCAとなるなどの変化もあります。(※こうした多額の設備投資費用も、多少、営業係数に影響かもしれません)


◆「急行かすが」とは?
冒頭画像の「急行かすが」は、2006/3/18ダイヤ改正で廃止となる前に、名古屋-奈良間で運転されていた急行列車となります。2005年6月時点の、当時のダイヤを時刻表から引用して、まとめてみます。

201D
名古屋8:55-桑名9:14-四日市9:24-亀山9:43/45-柘植10:10-伊賀上野10:23-奈良11:03(2時間8分)

202D
奈良17:16-伊賀上野17:58-柘植18:11-亀山18:32/33-四日市18:50/51-桑名19:01-名古屋19:26(2時間10分)


JRになっても、この1往復だけですが、奈良方の1号車が指定席、名古屋方の2号車が自由席となり、往路・復路でそれぞれ、2時間8分または10分で運転となります。

単線区間が存在するため、手持ちの図表も含め、正確には確認はしていませんが、途中駅での、反対列車離合による運転上の停車もあるでしょうか。多客期は、4両で運転される場合もありましたが、殆どは2両だったようです。

京都府内では、加茂と木津が通過となるため、亀山~奈良間では1時間15分程度となります。西日本区間では、亀山派出の乗務員が担当だったようで、これは現在、加茂から先の大和路線電化区間では、気動車の営業列車はありません(以前はキハ120の奈良進出も存在した)が、佐保中までですと、キハ120が、奈良支所の車輪転削の回送としては、現在も存在する模様です。

ほぼ同じ列車で現在の場合は、下記の通りです。

名古屋9:05-2301M-亀山10:07/10:14-237D-加茂11:34/43-3367K-奈良11:58
奈良16:50-3388K-加茂17:04/11-248D-加茂18:32/19:13-1326M-名古屋20:30


接続の関係と、普通列車にもなるため、往路復路共、1時間以上余計に掛かりますが、復路に関しては、奈良発が繰り上げ、亀山までは26分の差と、いい勝負ではあります。

急行料金ですが、名古屋-奈良の全区間133.9キロの営業キロですので、150キロまでの適用となり、1000円、急行の場合は自由席の利用(特急券は指定席となるが、急行は自由席となる)となりますから、指定席ですと、更に指定席料金530円、閑散期の場合は330円の加算となります。

ちなみに急行料金で、50キロまでは560円、100キロまでが760円となりまして、例えば、名古屋と奈良-亀山間は、どちらも100キロの適用となりますから、乗車券プラス760円となります。

急行として営業列車の設定がなくなった現在でも、時刻表の記載と、営業規則上での料金の設定が残り、運賃・料金の値上がりが目立つ現在でも、同じ料金のようです。

1往復設定、東海のキハ75系が片乗り入れでした。キハ75以前で、特にJR化後では、エンジンを換装した、名古屋持ちでのキハ58や、キハ65の国鉄型気動車で運転だったようです。
23-04-26-D202
【画像】南紀のHC85系運行の前に、運輸区がある亀山で研修中らしい、D202
HC85系が奈良まで運転ですと、新車のイメージと相まって、話題性にはなるでしょう。


同じような輸送体系は確実も、車両…
もし、報道のように、名古屋市内-奈良市内と直通で結ぶ列車を復活させる場合は、急行かすがのような輸送体系は、まず、確実でしょうか。こうした前例は大きいてしょう。

名古屋持ちの「キハ75系」は、現在、2両8編成存在しますが、「快速みえ」で、もう7運用分となりますので、予備1編成だけとなります。土日などでみえが増結となる場合は、車両が足りず、美濃太田のキハ75で貸出となっています。

このため、キハ75に運転は、名古屋・美濃太田を含めて、予備車や、美濃太田側の運用で捻出などの方法がありません。列車の廃止自体で運用も無くなり、既に、その分の車両がないためです。「快速みえ」昼間の留置間合いの活用も、間合い自体が名古屋ではなく伊勢市となります。

次に、「HC85系」となります。キハ85系の置き換え車両として登場し、今年度で既に、D1~D8(グリーン車含む4両)、D201~D204(グリーン車なし4両)、D101~D110(2両)と、予定製造68両の新造が終わってます。

正確な車両運用までは、HC85系は範囲外ですので調べていませんが、ネット上にある情報によれば…

D1~D8は、グリーン車を含む4両、特急ひだで、7運用存在するようですので、予備1

D101~D110は、D1~D8の増結用+特急ひだで、高山以北(富山行・発)で、グリーン車がない2両編成となる模様で、6運用存在するようです。10編成ですから予備4とはなります。要するにひだでも、乗客が比較的限られる「富山編成」のようです。

D201~D204は、グリーン車がない4両となり、主に特急南紀で使用されるようですが、南紀自体が、閑散期では2両で運転する場合もあるようで、D101~D110と共通で運行のようです。仮にD200が4編成共、南紀で運行の場合は、南紀が3運用となりますから、予備1となります。

D201~D204は南紀用も、ひだの富山編成として運行されたり、D101~D110も、富山編成が2両ではなく、2+2両として運転されることがあるようです。

D101~D110での予備車が4と、2両編成が少し多いのはこのためで、「大阪ひだ」が、この2+2両に加え、D201~D204の4両固定編成でも運転されることがあるようです。

これらは、鉄道ダイヤ情報の「定期列車編成変更情報」にも、JRから情報が公開され、詳細記事記載となります。

鉄道ダイヤ情報 2024年 01月号 [雑誌]
鉄道ダイヤ情報編集部
交通新聞社
2023-11-21


しかし、キハ85系は80両の製造(他に事故代替車両1両)に対し、HC85系は68両と、昨今の輸送体系の見直しも影響か、12両、車両の製造が少なくなっています。

22-04-04-01
【画像】かすかに見えるキハ120と、画像中央の陸橋付近にある場内信号機が、JR東海/JR西日本の社境に。
社境を再び、東海車が超えることが出来るだろうか…?


HC85かキハ75のどちらかだろう。
HC85系で、多客期の場合は、ひだ・南紀と増結に、臨時列車の運転にもなりますから、68両がフル稼働となります。

2023年のお盆では、現にフル稼働だったようですので、2両1編成で「急行かすが」としての運行が、可能かどうかということになりそうです。HC85系ですと、実証列車の運転としては、マスコミ報道を含め話題性は充分です。

特に、「実証列車」を、特急として想定ですと、HC85系相当の車両になりますが、急行で運転復活となる場合など、これまでの走行実績を踏まえますと、ここでは、キハ75系が現実路線かな、という感じでしょうか? 平日・土休日で、美濃太田から予備車が使えるかどうかがポイントになるでしょう。

急行料金は上述の通りですが、もし特急ですと、B特急料金ではなく、A特急料金の適用とみられ、150キロまでの2390円(指定席通常期)となり、急行の1530円(指定席)比較では、860円の増収入にはなります。

乗車券が2310円(名古屋-奈良間)ですから、倍少しの支払い、片道で4700円ということになりそうです。また急行の指定席でしたら、乗車券込みで3840円に。

で、近鉄特急の「近鉄名古屋-大和八木-近鉄奈良」比較で、名阪はひのとりで乗車ですと、乗車券2710円、特急券(ひのとりはレギュラー特別車両料金含む)で1840円、合計4550円となります。

急行の運転で、710円安に対し、特急ですと近鉄の方が、少しですが150円安くなります。ひのとり以外ですと、200円(ひのとりレギュラー特別車両料金)安くなります。

時間は、大和八木停車の名阪甲で、2時間10分で想定ですと、かつての「急行かすが」が2時間10分ですので、時間はほぼ同じですが、かすがは大和八木・大和西大寺での乗り換えがない「直通列車」です。

名阪甲は、昼間を中心に、時間帯によっては「ひのとり」は大和八木通過となりますので、名阪乙「アーバンライナー」の利用ですと、近鉄特急でも、もう少し時間が掛かります。名古屋奈良間を2時間半としても、「急行かすが」は、20分ほど、まだ少し早い所要時間にはなるようです。

ちなみに、奈良交通の高速バスでは、片道3000円、往復5100円でした。4往復、片道2時間35分のようです。価格は安いですが、名阪国道経由ですので少し迂回と、名阪国道でよくありがちな、道路の渋滞や通行止も予想出来ます。私は、この高速バスの利用はまだありません。

こうしてまとめますと、「急行かすが」も、意外に移動手段としては「有」かな、と思います。


制限速度の問題
上画像での前面展望動画を見ますと、関西線の笠置→大河原間で、25km/h制限の最徐行区間が存在(クリックするとその区間)します。R300のカーブで、111のキロポスト(線路右側にある距離標)は、木津川橋梁付近ですが、関西線での最徐行区間は、上下線乗っていても、確か、ココだけだったような記憶です。他は、伊賀上野周辺では直線区間もあるなど、結構、速度を出します。

他のローカル線でもこうした制限速度の設定があり、これらは「必殺徐行」とも言われているようで、軌道の保守上の理由に、沿線の環境が最大のようです。

この区間からもう少し先、大河原駅手前付近でも、同じR300カーブがありますが、ここは制限とかは特にないようです。このような存在により、2005年当時と比較しても、2時間8~10分の「急行かすが」でも、現在では、もう少し時間が掛かるダイヤ、の可能性があります。

2006/3月改正で、かすがは廃止となっていますが、当時はそういう最徐行区間はなかったような記憶がしますので、時間の余裕を見て、実証列車の想定で、2時間20分前後でしょうか?

伊賀上野~奈良間は、廃止前でも通過扱いでしたので、現在ですと、奈良線と学研都市線の接続を含めて、木津の停車は必要かという感じもします。分岐駅通過の折返し乗車の特例も、木津-奈良間では、急行かすがの廃止と同時に除外化でしたので、通過ですと制度の廃止で利便性の影響となり、木津は停車でしょう。(規則変更の参考)

関西線非電化区間で、途中駅の通過・停車の見直しも必要、また、運転時間帯も含めて、沿線自治体、JRなどで、総合的な議論の必要も有でしょうか?

軌道は、一部区間ではPC枕木に改善されているものの、木製の枕木もまだまだ多く、更に、大雨が降って降雨規制値超過に、鹿や猪などの動物接触、倒木・倒竹も発生することがありますね。


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西日本側での「ふさわしい」車両が少ない
今までも、東海車の片乗り入れでしたので、西日本車両では、それに相応しい車両が見当たりません。特急車両ですとキハ189となりますが、急行や快速で適した気動車が見当たりません。

キハ127も、姫新線の車両運用や予備車で余裕があるかどうかになりますが、西日本・東海区間で共に必要な、このキハ127は、どうも、ATS-Pの搭載がない模様で、機器を新たに搭載しない限り、あり得ないでしょう。

実証列車の運転後も、やはり東海車、西日本は東海に、車両使用料を払う側となりそうです。


個人的には実証列車の運転はやってもいい。
キハ75も、西日本区間乗り入れ終了から、既に17年が経過していますので、キハ75の運転経験がある運転士さんは、もう、「殆どいない」のではないかと思われます。

HC85系となれば最初からですが、HC85は既に「大阪ひだ」で、琵琶湖線とJR京都線、「南紀」で紀勢線と、他の乗務員区で運転の実績はあります。既にHC85の運転が出来る乗務員が出張指導など、いずれにしても研修・試運転が必要でしょう。

ATSですが、大和路線では王寺以西がフルのATS-P区間、以東が拠点型Pの区間のようですが、東海は全区間フルPのようですから、キハ75、HC85共に、車両側の保安装置では問題ありません。非電化区間とSW区間も、車両のSW(ST)型は、車両の標記から、東海車でも残っているようです。

通信面では、加茂以西のデジタル列車無線区間も、東海車でもデジタル対応がされているため、問題はないでしょう。(※非電化区間はアナログのC型と、不感区間では異常時携帯電話で残る)

キハ75系もHC85系も、「既に、西日本区間に入ろうと思えば入れる」のは確かでしょう。

来春のダイヤ改正は、恐らく、12/16(金)の14時以降が解禁だろうとみられます。既に内容は固まっているとみられ、来春からの実証列車は、準備からしても時間の余裕がありません。

ですので、実証列車は2024年の来秋になるようですし、1往復でも、個人的には、実証列車の運転はやってもいいと思いますが、結局はJR東海・JR西日本と、沿線自治体からの税金投入次第もでしょうかね? 動かそうにもやっぱりマネー?


2023-12-7 13時加筆
日経の記事では、実証は「2日間程度運行」のようです。このため、走行実績のある、キハ75になるでしょうか? 2日程度でしたら、名古屋車両区の予備車(フル稼働)でも問題ありません。

諸経費は、税金投入にもなるとみられますが、これで、「鉄道愛好家」ばかりになるのか「実証通り」となるのは、まだ、別問題になってくるでしょうか…?

プラレール S-20 HC85系 特急ひだ・南紀
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