列車番号T-TAKE(てぃーていく)

関西大手私鉄(近鉄、阪急、阪神、南海、京阪)とJR大和路線、東海運用の車両運用表を掲載しています。

列車番号T-TAKE、本人のブログです。
JR西日本、近鉄、阪急、阪神、南海、京阪と関連の車両運用表掲載・調査+時々東海運用。
他、鉄道、旅、奈良、プロ野球観戦(阪神)、放送、アマチュア無線(3エリアVHF/UHFのみ)、競馬競艇、相撲、献血など
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関西線315系の運転が始まる

23-04-26-C101
【画像】試運転中の315系C101編成

2023-6-2 1時掲載開始
2023-6-7 17時加筆

JR東海315系で、4両編成の運転が、予定通り、6/1より開始されました。C102編成となり、朝はなく、午後運用、関西線339M(名古屋16:53発普通桑名行)からとなった模様です。

既に運用表は一段落です。2019年以来、5回目の東海運用、継続は力なりを実感です。

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やはり、神領車B0運用での充当となりましたが、同日の運用は、名古屋車両区から出区する運用が所定ですので、春日井からは臨時回送となった模様で、午前の310M(入区運用)は、これも恐らく、臨時回送で春日井入区だったのではとみられます。

神領車B0運用は、6運用存在します。朝夕メインの運用で、昼間は名古屋車両区、神領車両区、亀山駅、名古屋駅でも西入換の奥と、運用がありません。

また、この運用だけ、運用番号の裏取りが出来ておりません。401~406となっていますが、番号が異なる場合があります。この点はご注意下さい。他の315系運用と、313系のワンマン運用の運番は確定ですが、ワンマンでも、木曽ローカルの271~276も、現在の所では、少し怪しく、推測のままです。いずれも、運用の流れ自体は概ね確定です。





昼間、混雑する普通列車を中心でもいいのですが、現状では、2両のワンマン列車と、閑散とした路線ですし、315系4両で、今後、将来的なワンマン運転となっても、どうなるか、という感じでしょうか?

ひとまず、足慣らしのような営業運転開始となった感じです。ロングシートですので、乗客の詰め込みも利くでしょう。

残りの編成がいつ、日本車両出場かは私でも分かりません(私が知りたいくらい、本当に出場日は不明です。)が、やはり、木曜日に出場の傾向のようですので、豊川、豊橋近辺の方は特に、今後の動きに注目でしょうか。同日の6/1では、C17編成が出場となつた模様ですが、今後、残りのHC85系(今年度6両分)も存在します。

このまま、運用通りに営業運転ですと、日曜日(6/4)で、名古屋駅西入換の奥に日中留置でしょう。このダイヤ改正から、このような運用が誕生しました。名古屋車両区での電化の留置線で、383系の入換が多くなっている現状ですから、色々と、スペースが限られる影響かもしれません。
[鉄道模型]トミックス (Nゲージ) 98820 JR 315系通勤電車セット(8両)
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TOMIX Nゲージ JR 315系 98820 鉄道模型 電車
トミーテック(TOMYTEC)
2023-06-30


JR電車編成表2023夏
ジェー・アール・アール
交通新聞社
2023-05-25


また、火曜日(6/6)で、回765Mという列車が存在します。B0+B500+B500の組成で、神領に入区となる回送ですが、先頭が315系、後4両が313系の組成で入区回送となる訳です。併合自体は試運転も済んでいる模様で、可能な感じですので、火曜日に注目でしょうか?

名古屋11番9:12発は、当方の運用調査で掴んでおります。このまま春日井から入区とみられます。

東海運用の運用調査は、概ね一段落出来ております。運用表をご参考、ご活用頂ければ幸いです。充分に確認しましたが、運用表の記入ミス等はご容赦下さい。ご指摘は大歓迎です。

尚、当分は、当方で、名古屋再訪の予定はありません。また、責任の問題もあり、運用垢で運行予定も掲載しませんので、SNS上で、皆様各自で動きをお調べ頂き、上記、拙著運用表をご参考下さい。


2023-6-7 17時加筆
名古屋駅ライブカメラ等の動きなどから、B0の運用(313系4両神領車運用)で、315系は、その6運用巡回ではなく、2、3番目の運用で「限定」の模様です。

拙著運用表で、午後を含む平日の2350M~、回393M-304M~、土休日4310M~、4311M~となりますが、亀山駅上中(1,2番線の間)での夜間留置、名古屋方、難波方を入れ替わった形となる模様です。(名古屋方、難波方、どちらが315系留置かは未確認)

また、2番目の運用での名古屋車両区日中留置が、間で神領回送となります。(同時に、回送列番の変更等、及び、5番目の名古屋西入換奥の日中留置が、神領回送で空いた分、名古屋車両区に変更の可能性があります。)

当分は、315系4両も2編成しか存在しないため、この2運用で「運用限定」となる模様です。その他は、「1→4→5→6」となります。

これは、C103編成以降の編成が新造されない限りは、313系との併合回送を避けた、限定運用となる模様です。(C106まで揃った時点で、元運用の所定の流れに復帰でしょうか?)
(運用番号自体の裏取りは未確認なのと、それ自体も、上述により変更の場合があります。運用表上でのこれらの反映は、後日となります)


岡山向け、227系が7/22から(+ここ最近の車両新製・新造の状況)

22-05-15-SR10SR13
【画像】早朝の王寺駅、定位置(電留10/9)で夜を明かした、和歌山線用の227系
出区列車は現在のダイヤでも同じです。

2023-5-30 7時掲載開始

岡山・備後エリアの新型車両「Urara」の運行開始について

Uraraは、岡山向けの227系となります。この営業運転開始が、7/22(土)となりました。画像は、和歌山線・桜井線1000代車両となりますが、同じ形式で、500代の車両となります。あいにく、当方で岡山車の画像はまだ未撮影です。

3両25編成、2両13編成(75+26=101両)となり、既に登場の車番から、下記のような編成表になるとみられます。

鉄道ファン 2023年 07月号 [雑誌]
鉄道ファン編集部
交友社
2023-05-19




←姫路//山陽線//下関→
クモハ モハ クモハ クモハ クモハ  
227 227 226 227 226  
501 501 501 526 526 R1
502 502 502 527 527 R2
503 503 503 528 528 R3
504 504 504 529 529 R4
505 505 505 530 530 R5
506 506 506 531 531 R6
507 507 507 532 532 R7
508 508 508 533 533 R8
509 509 509 534 534 R9
510 510 510 535 535 R10
511 511 511 536 536 R11
512 512 512 537 537 R12
513 513 513 538 538 R13
514 514 514      
515 515 515      
516 516 516      
517 517 517      
518 518 518      
519 519 519      
520 520 520      
521 521 521      
522 522 522      
523 523 523      
524 524 524      
525 525 525      

現状、2両8編成、16両のみとなっております。3両編成はまだのようです。こちらの、株主総会招集通知の39pにあります記述では、「車両新造工事、新幹線68両、在来線153両」とあります。


ちなみに昨年度は、新幹線152両、在来線44両(43p)でしたが、実際は、各、84両、36両と、完成した工事両数は予定より少なくなっておりました。新幹線は、N700sの新製がなく、W7系が7編成(84両)の新製に留まったことになりますが、在来線の36両は、225系20両、227系16両となります。この動きは下記に「ここ最近の車両新製・新造の状況」として、まとめました。

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これでひとまず、岡山117系が離脱となります。

当方の運用調査は、遠征をしても、東・東海方面ばかりで、岡山まではなかなかでした。前回は、2021/3月の訪問になりますが、元々から、多種多様、車種の多い岡山管内になります。

現状運用はこのサイト様にありましたが、2運用しか存在しない模様です。播州赤穂や糸崎までの運用がありますが、117系自体も4両3編成を残すのみでした。この2運用を、2+2両×2編成で運行させても、まだ2編成分は存在します。予備車となるでしょう。(注:2両8編成分→2+2両4編成分)

ただ、「当初導入線区」として、山陽線岡山-三原、宇野線(岡山-宇野)と、児島以北、伯備線総社以南とありますから、117系運用をそのままではなく、他の運用に充当させ、117系運用自体は113系か、115系に変わる感じです。

ですから、7/22以降、運用変更、車種変更が、意外と発生することになりそうです。
どの運用・列車になるかは分かりません…。

いずれにしても、今年度で残り85両となりますから、大幅なダイヤ修正、運用修正で、その都度投入は確実でしょう。残り分は次年度以降とみられそうです。





◆ここ最近の車両新製・新造の状況
ここで、ここ最近(2017年度以降)の、車両の新製・新造の状況を、もう一度まとめます。
何れも、電車編成表などや、過去の、株主総会招集通知からの引用です。

▼2017年度 新幹線48両/在来線58両---N700A 3編成48両、323系40両、日根野225系18両
日根野向けはこの時点で一段落。
(各、192両/246両予定)---新幹線112両(N700A)は、翌2018,2019年度分を含めた両数、在来線24両も、翌年度分以降を含めた両数か
この他、客車が5両あるが、定期的な営業車両ではない扱いなのか、カウント外の模様


▼2018年度 80両/226両<234両>---N700A 5編成8両、323系80両、和歌山227系36両、広島227系118両(3両22編成66両、2両26編成52両)
予定より8両分多くなっているため、製造時期で先になっている、323系LS22編成の追加、増備の分とみられます。このため、予備車が3編成と多めになっていますが、ゆめ咲線が4運用、予備2として想定だったためです。少し多めに、323系車両が作られたお陰もあり、ゆめ咲線多客運用でも予備2と、余裕があります。

323系と広島227系はこれで完成となります。

(各、112両/20両予定)---新幹線N700Aは残り分、在来線20両は和歌山227系分残りか


▼2019年度 112両/44両---N700A 7編成112両、271系18両、和歌山227系20両、七尾線521系6両
N700Aがこれで完成となり、700系16編成が終了。

(各、0両/168両予定)---168両中、144両は201系置き換え用の225系製造車両分総計、残り24両は、七尾線521系の来年度分とみられます。


▼2020年度 32両/96両---N700s H1-H2編成16両、七尾線521系24両、225系60両(I10-I14,U6-U10)、和歌山227系12両(SS07-SS12)

(各、188/88両予定)---新幹線はN700sとW7系総計分、在来線88両は、何れも、今年度分和歌山227系12両、来年度分225系48両、今年度と来年度分の七尾線521系28両分とみられます。

W7系は、敦賀開業用11編成、被災編成代替2編成分になります。N700sは、現在でも代替廃車が発生していませんので、名古屋駅でのインシデント発生による、予備車の増強ではとみられます。

元々西日本車16両は、走行キロの割には、予備車が限られていたようです。
14-07-17_nagano11
【画像】北陸新幹線用E7系
同日の532E/523E充当でしたが、残念なことに、画像の2編成もろとも、5年後の2019年の台風浸水での被災編成、廃車となってしまいました……。W7系もW2,W7が被災しています。


▼2021年度 36両/52両---W12-W14編成36両、225系48両(L1-L8編成)と、七尾線521系4両
七尾線分はこれで完成する。
他、非営業用で、DEC700 1両、DEC741 2両が有

(各、152両/44両予定)---新幹線は残り分
この時点で、225系は144両中108両完成、残り36両となりますが、Aシート車両が4両2編成8両分追加となりました。44両はこれでしょう。

この年度分でのW7系は、1編成の他、被災2編成分の代替を含むようです。



▼2022年度 84両/36両---W15-W22,W24 7編成84両と、225系20両、岡山227系16両
但し、44両予定が36両と、8両分少なくなっています。

また、岡山227系16両が追加となった関係で、Aシート車両と併せて、本来の予定から変更になった可能性があります。岡山227系500代のプレスは、2021/11/18でした。
225系の新製で、残り分(24両)を、次年度分にし、新たに、岡山227系500代16両分が追加でしょう。225系は20両の新製だけでしたので、36両分はこれで合致します。

但し、元々の予定は、2023年までの225系144両投入となりますので、残り24両分は、最初から2023年度分で間違いないでしょう。


(各、新幹線68両、在来線153両予定)---下記

まず、新幹線68両は、まず、北陸新幹線W7系は、敦賀開業で11編成投入の予定も、過年度(2021,2022年度)は、12両8編成(W14,W17-W22,W24編成、※W12,W13は被災編成代替と想定する)の模様でした。

つまり、残りは3編成
となりますが、最新の電車編成表【下記】でも、W15,W16,W23が歯抜けとなっております。(W2,W7は被災編成当該となり、代替編成は既に2021年度で完成)

JR電車編成表2023夏
交通新聞社
2023-05-18



何故、歯抜けなのかが分かりませんが、北陸新幹線金沢開業時点では、11編成あれば問題ない運用数でした。予備3と想定しても、8運用の可能性があります。さらに、敦賀開業で11編成新製、合計22編成の予定が、W2,W7被災編成発生でW24まで増加となります。

もしかすると、元々、敦賀開業分で製造メーカーでの新造車は、11編成分の受注段階で、既に決まっていて、単に、歯抜けの編番が、たまたま、2023年製造分だった可能性はあります。

恐らく、白山の、車庫の留置スペースも影響でしょうか。もう既に、19編成はありますから、定期運用分以外の車両は、推測となりますが、東日本の車庫、仙台か新潟で、一時的な疎開車があるものとみられます。
敦賀でも、新たに増備分の車庫は作られますから、車庫の完成待ちとみられます。(つまり、秋以降の試運転でも、車両は既に、ある程度は揃っている)

******

残りが32両となりますが、山陽新幹線N700sで、丁度、16両2編成32両になります。H編成となり、現状、H1-H2のみですので、H3,H4となるでしょうか。

これで、西日本持ちのN700aは、K編成16編成、N700Aが、F編成24編成、H編成4編成となり、廃車が無い場合は、16両44編成分となります。今の所、西日本車のN700aで、廃車車両が無い模様です。16両の予備車で、余裕を持たせる意味もあるでしょう。

北陸新幹線は、ひとまず一段落となりますから、今後の新幹線車両新造は、山陽向けが予想出来ます。16両のN700aやら、レールスターやら、500系やらと、比較的、製造時期の古い車両が残っています。短編成を含めた、N700sの新製・新造になるでしょうか?

******

在来線153両は、まず、特急「やくも」の273系44両になるでしょう。4両11編成分の投入は既に決まっており、来春のダイヤ改正で営業運転となります。岡山では、車両の変化が著しい今年度となります。

次に、225系、網干投入用となりますが、L11~L14編成(6両4編成24両)が残っています。この投入で、網干の221系は置き換え、221系相当分の奈良転入、一連の201系置き換えは、完了となります。

153-44-24=85両が残りとなりますが、岡山227系は、101両新製は決まっています。で、昨年度で16両分は既に新製されておりますから、101-16=85両分となり、計算が合致します。

この招集通知以降の、新製・新造車両数の変化も予想されますが、やれやれ、色々と計算やら、裏付けやら、疲れました。認識相違や計算ミスがあるかもですが、ひとまず今年度は、こんな感じになるでしょうか?


松任本所の廃止、北陸特急の今後を予想する

04-08-22-683-3507
【画像】2004/8月公開時の、金沢総合車両所松任本所
クモハ683-3507となりますが、現在は京都車の「くろしお」用となっており、当時は、新製後最初の要検入場だったと思います。

北陸新幹線敦賀開業および並行在来線経営移管に伴う組織改正について

2023-5-29 23時掲載開始

「北陸本線」は、滋賀県の米原を起点(6/7番線敦賀方に0㎞ポストがある)に、新潟県の直江津まで、353.9kmに渡る路線となります。

北陸新幹線金沢開業により、新潟県が「えちごトキめき鉄道」に、市振-倶利伽羅間の富山県が「あいの風とやま鉄道」、倶利伽羅-金沢間の石川県が「IRいしかわ鉄道」となっていますが、敦賀延伸後は、石川県区間が大聖寺(だいしょうじ)まで伸び、大聖寺-敦賀間の福井県で、新たに「ハピラインふくい」の区間となります。

つまり、在来線で、JR西日本で残る区間は、米原-敦賀間の45.9km(営業キロ上)のみとなり、他の区間は新幹線の区間となります。私も、遠い親戚が福井県越前市でしたので、485系時代から、時々利用していた路線でした。ですから、思い入れもあります。

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で、やはり…、となりますが、北陸新幹線敦賀開業による、在来線の第3センター移管により、松任本所が閉鎖となるようです。現在地の移転は1935年と古く、以来、国鉄時代の485系を始めとする交直流型電車を中心に、北陸地域で多くの車両整備となった現業機関でした。

新幹線の白山総合車両所と、在来線検査で共通化にはしないようです。場所は、松任駅の次駅、加賀笠間駅の間にあり、在来線と並行していますが、線路も接続して、新幹線と一体化はしないようですね。

跡地がどうなるかは不明ですが、土地はマンションなど、関連会社の手で、不動産で活用されるでしょうか。不動産事業の収益は予想出来ます。

敷地内で、国鉄時代から変圧器で使用されていた、PCBなど、土壌問題有無の懸念もありますが、詳しく調べた訳ではありませんから、何れも不明です。

現在の総合車両所になってからは、松任工場が本所、金沢の車庫は、運用検修センターとなり、ここは、地名を由来して、乙丸とも言われていたようです。

既に、3月のダイヤ改正、特急「サンダーバード」で、金沢持ちで運行されていた683系4000番代が、順次、京都支所に転出となり、開業目前で検査体制が移管されています。これらの運用は、既に、他サイト様にありますので、当方で、現状運用の詳細は割愛します。

車両の省令検査も、これは以前から、一部で吹田総合車両所に移管しており、真っ先の京都転出も、こうした検査体制による影響とみられます。

また、最近検査体系も変化したようで、207系以降に登場した車両の、総合車両所の入場は、距離保全、期間保全検査のみのようです。どちらも全検に相当するようです。こうした、新検査方式による変化もあるでしょうか。

京都支所では、国鉄時代から伝統ある485系の配置で、メンテナンスによる交流加圧設備もあり、その走行自体も出来るようですから、元々から受け入れ体制がありました。
JR電車編成表2023夏
交通新聞社
2023-05-18

鉄道ファン 2023年 07月号 [雑誌]
鉄道ファン編集部
交友社
2023-05-19

JR時刻表2023年6月号
JR時刻表2023年6月号


04-08-22-683-N0204-08-22-04
【画像】N02と419系
2004/8/22の一般公開が、どうも、当方では最初で最後の訪問となりそうです。当時は都内在住でしたので、「はくたか」も在来線特急でやってきました。現地の方にもお会いし、話に花が咲き、色々とお世話になりました。

規模としては吹田よりも小さい印象でした。跡地の活用も気になりますが、役割自体が、既に白山総合車両所、新幹線になりましたね。

419系は、正に北陸線普通列車の主でした。湖西線や米原でも運行がありましたからね。475系や413系、415系より、関西方面ですと、419系でしたね。

04-08-22-0704-08-22-06
【画像】部品販売
当時は、683系2000代の新製により、485系の廃車でしたが、その廃車車両が多かったこともあり、画像の他にも、解体部品の販売が多かった時代でした。今では垂涎モノでしょうね。売れる物は売っていた感じですが、何れも万単位だったと思います。

恐らく、最終の、松任本所の一般公開はされることでしょう。今後の動きには注目です。


◆一部は在来線でも残る
但し、新幹線の敦賀延伸後も、城端線、氷見線、西日本区間が残る七尾線、高山線、そして、大糸線の南小谷-糸魚川間、福井からの九頭竜線(越美北線)は、JR西日本として残る区間となります。敦賀でも小浜線は変わらずです。

非電化、ディーゼル車(気動車)で運行する線区、七尾線以外の路線となりますが、一部車両の省令検査が、既に、鳥取県の後藤となっています。後藤は、ディーゼル車の整備としては、比較的大きな所になります。

はるばる遠く、関西を経由し、機関車牽引または自力で配給回送が発生しても、ここで検査した方が、部品の調達、検査体制などで、都合が良いのでしょう。

「後藤出場配給」「後藤入場配給」と、ネタ列車の愛称で呼ばれているらしいですが、山陰線経由ではなく、関西~岡山~伯備線のようです。その方がダイヤや、走行速度でも有利なのでしょう。

城端線、氷見線、高山線と、大糸線の場合は「金沢車両区富山支所」
となりますが、3セク区間でも、回送で行き来はあるようです。
11-01-09-G14
【画像】521系、G14編成甲種前(※川重敷地外撮影禁止前の時点です)

七尾線は、JR西日本として残る電化区間となります。津幡から以北、和倉温泉までとなりますが、津幡で、交直セクションが存在するため、今後も521系【上画像】は残ります。交流電化と異なり、直流電化ですが、電化された時代背景や建設費用でも、やむを得ずでしょうかね。

七尾線の521系車両(100代)は、2019~2020年と、最近新製された車両となり、車載ICOCAの路線と、設備投資コストが掛かっています。JRとして残る線区の投資となりそうですが、521系は、敦賀配置の車両以外、近畿圏で必須なATS-Pの搭載ないため、自力では走行出来ても敦賀以北となります。

もし、これが吹田で検査ですと、これも配給となりますが、さて、どうでしょうかね?

松任本所廃止により、一方で、区所で検査が出来るかどうかも気になります。ただ、先程のように、検査体系自体は変わっておりますので、3セク車両所属の検査と合わせて、可能性が予想出来ます。





敦賀でも「金沢車両区敦賀支所」として残り、小浜線の125系は、そのまま所属でしょう。キハ120の所属がある、福井からの九頭竜線(越美北線)も、そのまま路線が残るようです。

ここで、521系の扱いが気になる所ですが、当分は、北陸線でも米原・近江今津-敦賀間の運行を維持として予想します。直流化事業により、車両で、滋賀県と福井県の税金投入があったようですから、そのまま維持でしょうか?

ちなみに、125系に関しては、ダイヤ改正で福知山乗り入れが復活し、実際に運行列車も確認しました。舞鶴線336Mも、125系2両の運転でした。

福知山支所は車輪転削設備がありますから、このために単独で京都支所回送の必要は、実質、運用上でも、なくなったのではと思われます。

(※朝入区、翌朝出区または夜出区運用が存在する場合の推測です。また、他サイトでも、詳細な運用表、運用情報がありませんので、ハッキリはしません)

16-06-30-N03
【画像】「しらさぎ」で運転する683系
この車両はまた新しい方だが、681系はスチール製もあるのか、車体の痛みが目立ちます。


◆新幹線延伸後の「北陸特急」を予想する
新幹線延伸により、敦賀-金沢間の在来線特急は消滅となります。長く続いた在来線特急の花形路線も、新幹線になります。過去、2001年当時ですが、特急「白鳥」で、青森から大阪まで、完全乗車を果たしたことがあります。




実際、朝の6:11から19:06と、半日以上も乗りっぱなしでしたが、当時は新幹線延伸前、もう、こんな列車は未来永劫ないでしょう。いい時に乗車が出来ました。

これが、敦賀以南、直江津以北だけとなります。JR単独で在来線を残すのも、負担が大きすぎるからでしょう。

で、「サンダーバード」は、大阪-敦賀間で残ることになります。新幹線リレー特急として残りますが、運行区間が全て直流電化区間となりますから、683系から289系に、直流改造も予想されます。これは、現状の289系化と同じです。

9両12編成となりますが、運転区間が短くなり、大阪-敦賀が1時間半程度のみとなります。もしかすると、サンダーバードの全運用を、4000代で済んでしまう運用になる可能性があります。

8~10運用前後となりそうで、予備車を含めても既に充分な気配がします。敢えて運用の予想はしませんが、現状通り、30分か1時間に1列車のペースにはなるでしょうか?

直流区間増加で、サンダーバードのみならず、朝・夜の出入区列車を兼ねた「はるか」の敦賀延長、新幹線と連絡も予想出来ます。こればっかりは、非現実的もありますから、12月のプレス発表次第でしょうか。

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続いて「しらさぎ」ですが、こちらも敦賀駅の状況などにより、敦賀-名古屋間でそのままのようですから、維持として考えるも、サンダーバードと同じく運転区間が短くなります。

現状、683系で3+6両を、そのまま「しらさぎ転用」として予想しましょう。この6編成分、名古屋-敦賀間で、再び683系、直流化の場合289系化、4~5運用、予備1~2として予想でも充分でしょうか。

問題は、敦賀-米原間だけの「しらさぎ」となります。僅か30分程度の所要時間となりますが、残りの683系で、3両の付属編成を中心に運行させるか、多少、6両でも、681系を残すかになるでしょうか。

30分程度ですので、米原-敦賀間は、グリーン車がない3両、または3+3両でも充分ではあります。

ただ、「しらさぎ」は、殆どが681系という現状もありますから、転出しても、今後運行が継続される、一部編成な場合もあり得ます。ちなみに、京都車で、上記と関係がない681系の配置は既にあります。この動向でしょうかね。


例えば、来春、しらさぎが上述京都683系3+6編成の場合、運行区間外となりますから、現状、「びわこエクスプレス」で、車両の送り込み、返却として、米原を軸に車両運用の展開は、予想ながら、確実でしょうか。

米原便で「1071M,1074M」が、現状でも存在しますから、可能性は大いに考えられます。米原を軸に、しらさぎの運用を展開し、返却は翌朝の1071M→そのまま京都支所入区という計算です。

これらは、来春ダイヤ改正後、12月の金曜日のプレス発表で、どうなるかでしょう。

注目は、名古屋しらさぎで、西日本区間よりも東海区間の走行が長くなります(西 45.9㎞、東海 79.9㎞、おおよそ1:2)ので、東海が西に支払う車両使用料でしょうか、その負担が増えることになりますが、名古屋しらさぎはそのままのようですし、東海側での車両もありません。運行体系では、ひとまず、大きな動きはなさそうです。


しらさぎに関しては、東海運用のお陰もあり、大垣車運用表に、熱田回送、土休日の大垣回送など、名古屋口のしらさぎ運用の動きは、特に盛り込んでおりますが、西日本区間まで運用調査をしておりませんので、残念ながら、正確な現状運用は分かりません。

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【画像】683系0代
手前のクロ車でも、連結用の自連・電気連結器は存在する。


細かい所、「車両の向き」は、現実的にもそのままでしょう。現状、営業列車は逆向きで、グリーン車、クロ車が大阪時点、北陸側となります。クモハ車の先頭向きが正規向きとなります。

←金沢・名古屋/大阪→
クロ--クモハ


新幹線は11/12号車、敦賀行で先頭となる車両が、グリーン車、グランクラスに対し、サンダーバード・しらさぎは、新幹線で言えば、東京方先頭車がグリーン車となってしまいます。

つまり、敦賀乗り換えで、車両の停車位置が同位置でも、前後の位置が異なるグリーン車の乗客で、徒歩が多くなりますが、乗り換えは対面ではなく、上下階となります。この辺り、どうするかでしょうか?

これは、京都支所での回送、留置の向きは正当となります。これは、現状のサンダーバードでも同じとなり、大阪-宮原操-向日町操と、一旦北方貨物線経由となるためです。向き自体が変わらない場合、「くろしお」などの車両の向きも同じになるなど、予備車の共通化では、色々と期待は出来ます。


営業列車の向きを戻してもいいのですが、大がかりになります。ちなみに、現状のような、逆編成にさせたダイヤ改正は、2015/3/14ダイヤ改正、北陸新幹線金沢開業による大幅な輸送体系変更でした。深夜、金沢-大阪間と、北方貨物線で方向転換回送でした。

逆編成を全て、元に戻す場合は、米原での分割併合が容易には出来なくなりますが、上述、683系0代化ですと、クロ車に電気連結器は存在【上画像】しますので、今まで通り、米原時点で大阪側に増結車併合は可能ではあります。

問題は、連結間に貫通扉がないため、車両間に行き来が出来ず、乗務員(車掌)もその分増えます。名古屋しらさぎも、9両編成になることは現状でも殆どなく、東海区間は6両が殆ど、西日本区間で9両編成のみでした。既に、米原乗り換えの新幹線((のぞみ-名古屋)-ひかり-しらさぎ)の方が、乗客が多かった実状なのでしょう。


京都予想
「サンダーバード」--9両12編成
「しらさぎ」--3+6両6編成が基本、さらに不足する分は、681系6両3両も注意
※但し、3両分は両端先頭車が貫通なため、12両の7-9号車用として、現状通り、サンダーバード用にも注意
「12両増結用」--3両編成で、運用上必要分程度

いずれにしても、車両は共通化、683系はそのままでしょう。上記の運用予想もざっとですし、ダイヤ改正は今後の話ですので、実際は、12両増結用以外、683系だけで賄う可能性もあります。
04-08-22-05
【画像】キハ40 2136
現在でも富山支所の配置車両、「忍者ハットリくん」ラッピングは、氷見が、藤子不二雄A氏(安孫子素雄氏)の出身だったことから。


◆「能登かがり火」としての特急車は残る
七尾線で、特急「能登かがり火」はあります。これもそのまま残るでしょう。

多く見積もって2運用程度残す場合、予備車を考えて、3両4編成程度は必要でしょうか。旅行客用として、グリーン車も残す場合ですと、これを最低1編成としても、ひとまず、旧北越急行車の6両編成(N03)は、残すものと想定します。

この車両、京都車の0代と比較して、元々160km/h車両など、細かい仕様差で、金沢に残る予想としました。

金沢車で残る車両は、自力で吹田へ検査となりそうですが、残った編成は金沢配置のまま廃車か、または、下述「かがり火」用以外の編成で、全編成一旦、京都に転出させるなど、方法は色々予想出来ますが、いずれにしても681系の廃車は避けられないでしょう。

681系でも、金沢車だった旧T11,旧T14と、V11編成は、リフレッシュ改造となっておりますから、この車両は今後も12両増結用でしょうか。12両増結用で、意外と3両編成が残って、6両編成の大半は廃車という予想も出来ます。

もしくは、683系は全京都転出、かがり火を、681系で残すのも予想出来ますが、当方としては、一部、683系が温存とみてます。


金沢予想
「能登かがり火」--2運用程度とし、閑散期は3両2編成、繁忙期は6両編成と3+3両、想定される予備車の臨時充当で賄い、683系6両1編成、3両4編成程度、旧北越急行車をそのままと予想する。

521系で七尾線用はそのままになる。他線区も上述の通り。


これが「金沢車両区」となり、現在の乙丸が、IRいしかわ鉄道と設備を共存し、そのままでしょう。
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【画像】向日町駅からみた、京都支所


◆京都支所の役割が大に
北陸新幹線敦賀開業後は、京都支所「向日町操」の役割は大になるでしょう。近畿圏管内でも、289系「くろしお」と並んで、まとまった在来線特急車両が配置となる大きな車庫となる見込みです。

元々からして規模や設備がありましたので、当然の流れかもしれません。昔から、新快速に乗れば、「どんな車両がいるか」と、車窓から興味を覚える場所でした。小学生低学年自分では、一部、その後のトワイライトエクスプレスの食堂車になった、サシ481の大量留置が、何故か印象に残っています。

特急車両のみならず、近郊型車両でも223系の転入となり、留置されている車両が、ここ最近でかなり変化しました。113系、117系離脱により、特殊用途な銀河の117系を除いて、国鉄型車両はほぼ皆無・機関車を含めた、若干の車両と言って良い位になっています。


来春以降の予想
▼681系の大量廃車
▼683系0代のしらさぎ転用、転配など
▼交直流区間運行消滅による、289系直流化改造の有無と、既存289系との予備車の共通化。
▼「かがり火」で残る特急車両の動向
▼若干で残る413系、415系の処遇と、松任本所構内に残る廃車車両の解体加速


やっておきたい、注目したいこと
▼681系を中心とした撮影等、編成は勿論ですが、当方としては、車両毎の形式写真にも拘りたい。
▼列車そのものの利用・乗車
▼車両の動きの注目
▼松任本所の最終一般公開の有無
▼12月中頃金曜日14時とみられる、来春ダイヤ改正のプレス発表
▼新ダイヤ、その運用


「サンダーバード」での乗務で、大阪駅にある大阪車掌区だったでしょうか、現在でも金沢までの行路が存在するようですが、これも、敦賀までとなります。国鉄時代は東北、九州、JR化後でも長距離運用が存在でしたが、新幹線区間は、「敦賀新幹線列車区」新設により、これも終了となりそうです。

ロングラン乗務はどこの所属区でもなくなる傾向ですから、昔話となりそうです。



当方としては、ネガ一眼時代に、681系、683系の形式写真は、金沢駅の七尾線ホーム端で、撮影が出来ていたのですが、4000代以降と、リニューアル改造後は全くです。フィルムスキャナーもありませんので、デジタル化、公開も出来ておりません。

この機会、再び、形式写真撮影をしたい気持ちもあります。安全に記録活動、そして動向に注目でしょうか?
鉄道ダイヤ情報 2023年 07月号 [雑誌]
鉄道ダイヤ情報編集部
交通新聞社
2023-05-19




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