
2018-2-9掲載開始
ブログ記事もご無沙汰になっておりましたが、冒頭画像は、鉄道ピクトリアル、2013-12月臨時増刊号の、西武鉄道の特集記事です。![]()
いつものように、増刊号発刊当時のダイヤグラムが掲載されてますが、この場合は、2013-3-16改正版となります。池袋線・新宿線共となります。
この、ダイヤグラムでは、運用毎に運用番号が記入されています。3桁の数字がそれとなります。これは、公開されていませんので、雑誌記事からの引用に頼る必要があります。

【画像】運用番号一覧
これら、池袋線・新宿線系統にまとめたものが、上記となります。
3桁の番号となっており、百の位が両数となります。
1??-10両
8??-8両
6??-6両
4??-4両
7??-7両で特急車
3??-4両も101系ワンマン車
40、80番代-4000系
??M-相直運用(K-東急車、S-メトロ車)
となる模様で、駅で出庫となる場合から順番となり、保谷が21~、小手指31~、武蔵丘81~、上石神井11~、南入曽31~、玉川上水71~と、池袋線・新宿線でそれぞれ個別に付与です。
特急運用ですが、池袋線の場合は出庫順となりますが、新宿線は出庫順と関係がなく、個別となってます。また新宿線は、200番代の運番があり、どうも、2000系以外、編成が限られる、6000,20000,30000系充当限定ではないかと思われます。 4000系も個別付与となっており、4+4両で出庫の場合は80番代、途中で連結の場合、後の編成をBとして付与となってます。
さらに、池袋線の地下鉄相直運用も個別で、一応出庫順となってますが、数字の順番がそれぞれとなります。小手指の131-832-133-18M-834と、区別することで、検車係員による、当日の充当編成指定とか、西武指令の運行管理システムで判別とみられます。で、百の位で、運用毎の充当編成の両数が分かることになります。
2013-3-16ダイヤ改正時点で、車両数は2013-4-1時点となりますが、予備車が、池袋線で73両、新宿線で67両の模様です。(尚、山口線1編成、多摩川線1編成は、運用上に含む予備として計算する)
全体で1割の予備車は確保されており、また、武蔵丘での大がかりな検査も、各線に1編成程度の模様ですので、問題はないと思われます。
【画像】
これは、冒頭ピクトリアルの記事から引用となりますが、当時はまだ3000系(3ドア車)も存在しておりました。
意外にも、池袋や西武新宿留置がないため、保谷や上石神井の始発列車が4時台と早くなっています。また、車庫でまとまった留置となっており、駅留置も限定的な感じです。![]()
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【画像】自家製ダイヤグラム
たまたま、えきからOuDiaによる吸いだしデータが残っておりましたので、2013-3-16ダイヤ改正分は、これを引用する形となりました。
それでも、編集で時間が掛かりましたが、運用番号、内容を洗い出すことが出来たのは、この作業のお陰ではあります。![]()
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【画像】池袋線OuDiaダイヤ拡大(平日10時まで)![]()
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【画像】新宿線OuDiaダイヤ拡大(平日10時まで)
何れも、運番記入は手書きで恐縮です。単線区間の列車行き違いは、推測を含みます。
【画像】池袋線の場合
運用別の留置カ所と車種・両数は上記の通りの模様です。ピクの記述から判断して、武蔵丘予備が2000系2+8両となる計算ですが、車種は日によって変わることもあるかもしれません。
小手指51、武蔵丘22両予備ですが、検査入場編成は小手指からとみられます。4000系は武蔵丘予備のため、ここからとなるでしょう。
4000系では、唯一、連結解放運用がありますが、三峰口・長瀞到着後も、ここで留置とはならず、西武秩父・御花畑に回送となります。土休日ダイヤで同様の列車が存在しないためです。土休日ダイヤでは、日中に設定がありますが、昼間はは影森・横瀬に戻る形です。
武蔵丘で8両が(2)としていますが、これは、5101,5107列車の飯能到着後、後運用が見当たりませんでした。もしかすると、武蔵丘出庫で、2両編成を別途連結し、再出庫という可能性も予想されますが、言い替えると、8両2編成分、運用上の予備編成がある可能性もあります。
再出庫の場合、さらに8両ないし16両分の予備車が捻出出来ることになります。73両が、81,89両となり、車両改造が発生した、新宿線で車両が不足したなどで、車両のやりくりに弾力性がある感じですね。

【画像】新宿線の場合
新宿線で特徴的なのが、200番代の運番です。何れも10両運用とみられますが、2000系以外、即ち、6000,20000,30000系の限定運用ではないかとみられます。
これら、10両2+5+2編成の、9編成となります。200番代運用は7運用ですので、濃厚でしょう。100番代の他の運用は、2000系中心ではとみられます。
運用上で、車種違いによる所要時分、運転曲線が異なるのかは不明です。また、本川越2、拝島、玉川上水、南入曽3と、駅留置が目立ちます。
2000系では、2+8,6+4など、色々な組成が予想出来ます。2,4,6,8両と、細かい編成がありますが、2013年ダイヤでは、途中で連結解放となる運用は存在しません。
ただ、2000系の予備車で、全体24両、南入曽10,8,玉川上水6両分の予備が存在する模様です。また、ピクの記述や当方独自計算で、8両予備が存在しないことになりますから、4+4両、2+6両の運用もあったかもしれません。
検査入場編成は、1編成あるかないかという程度ですので、24両の中から、その都度やりくりではとみられます。
▼運番について
この運番、元々はこうした要領ではなく、池袋線、新宿線で、付与方や順番は、上述の要領を踏まえつつ、1~から付与する感じだった模様です。
これは、過去のピクトリアル西武特集のダイヤから分かります。2001年時点ではこの要領で、両数の判別が運番ではすぐに分からない感じでした。また、当時は101系も多く存在したことから、ドアの判別も分かりにくかったことになります。
▼現行ダイヤは…
現行ダイヤは、3桁の運番で、上述のような要領でそのまま付与とみられます。運用調査も、出庫する順番を確認すれば、ある程度、推測も可能でしょう。但し、仕業表(スタフ)には、運番の記述がどうもない模様です。非公開データでしょうか?
また、地下鉄乗り入れ相直運用は、時刻表上からも容易に判別、車両に表示されていることもあり、まず、この運用の洗い出しとなり、残ったものが、地上運用となりそうです。
また、東急車の運用で8両の場合、01K~となる運用ですが、西武線では、801Kと、8を付与する形です。10両の場合は、51K,41Sなどとそのままです。メトロ車の8両も、801Sとなる感じです。
▼余談
当方、実は去年12月、東武東上線ダイヤ(2012修正,2013改正)を入手しました。本来は、この地上運用の洗い出しで、当時、たまたま残していた、えきからOuDia吸いだしデータをまとめ、運用表にまとめようかと思ってましたが、吸いだしにも関わらず、OuDia編集・印刷まで1ヶ月近くも掛かり(※合間なので)まして、先日、東上線・メトロ・東急・西武の順で、現行ダイヤ分も含めて、ようやくまとまった段階です。
この一環と、手元のピク西武増刊で、まずは、「今更ながら、西武鉄道、2013-3-16改正ダイヤからの車両運用」を、簡単にまとめてみた、という訳です。
2013-3-16東上線ダイヤは、「他社線区間のスジもある」という点が特徴です。これは、東武のダイヤでは共通の考え方となっていますが、西武・メトロは、他社線区間は、自社線と関係するダイヤのみの掲載です(これが普通)
東武は、メトロのダイヤは隣接してますので、全部盛り込みも分かりますが、自社線と離れている東急のみのダイヤも盛り込まれており、しかも回送もある、その上、どうも、南栗橋でのイベント時に販売される模様ですから、比較的入手し易いダイヤといえます。
今後、2012-6-30(西武改正のみ)、2013-3-16(副都心・有楽町も含め全部改正)、2017-3-25(副都心・有楽町も含め全部改正)と、それぞれのダイヤは出来上がりましたが、地上運用を中心に、運用表にして、公開が出来ればと思っております。
但し、膨大なデータであるのと、当方も、近鉄やJRのダイヤ改正・運用調査となれば、それの優先となりますので、公開時期は未定です。今後の「楽しみ」として、末永くお待ち頂ければ…。

【画像】南海の列車無線系統(ピクトリアル2008-8月増刊号)
その1から
◆南海
南海は、南海線と高野線で周波数が異なりますが、指令側のコールサインは、阪急のようには区別せず、「南海指令」と同じです。中ゾーン方式も、路線で1ゾーンなのは、京阪と同じ方式です。

【画像】
左:難波局(1W/1W)、上画像では「しれい」とありますが、現在、指令所は難波から、別の場所に移転した模様です。どこかは不明ですが、関連で、局のコールサインも変わっている可能性があります。構内LCXではなく、1/2番線先端にあるアンテナとなります。
右:岸里玉出(25W/5W)、南海線と高野線の分岐部に南海の建物がありますが、ここの屋上です。

【画像】
以降、南海線で、左は羽衣(5W)、右は孝子の和歌山大学(トンネル内LCXも含めて10W)です。マイクロ回線用の鉄塔がありますが、アンテナは上部ではなく、どの局も同じですが、中腹に設置でした。

【画像】
左は吉見ノ里(25W)、変電所構内に存在します。中は和歌山市(10W)となります。
こちらは千代田工場(南海25W/高野1W)
どういう訳か、千代田工場で南海線の局が存在しますので、横から送信してカバーするような形です。検査入場車の通話試験も兼ねているかもしれません。
他、湊(5W、下り線側)、岸和田(10W、貝塚付近LCX含む)、みさき公園LCX(10W)、加太LCX(5W)となります。高野線は中百舌鳥(25W)、千早口+LCX(25W)、橋本(5W)、高野下+LCX(25W)、極楽橋+LCX(25W)の模様です。
極楽橋は、どうも、高野山駅にもある模様ですが、再確認が出来ていません。南海線・高野線で1ゾーンですが、南海線に限って、難波-湊、羽衣-吉見ノ里、和歌山方面と、3つのエリアで個別に送受信する場合がある模様です。その場合、受信感度でばらつきが発生します。
空港線と泉北高速は指令系統が異なりますが、周波数の切替はなく、同じ周波数で、「空港指令」「泉北指令」と、コールサインで区別する模様です。

【画像】
列車側は10Wですが、車両によって、列車側の無線機で差異があります。左は7186、「なんかい766」は列車側のコールサインです。
右は、8000系以降での無線機です。コールサインがテプラで、本体ではなく、受話器に貼っているのが特徴です。

【画像】
1000系は、右の1008~1010は、廃車流用品となっています。左は、それ以外の1000系の無線機の例です。
南海も、出庫点検時に開局試験を行いますが、阪急のような厳密(両運転台)ではなく、また、京阪のように限定列車ではなく、朝の出庫全列車で、しかも、車掌側でのみ行う感じです。高野線の泉北高速でも同じです。
南海線に限って、上述のようなエリア毎で、個別送受信の場合もありますので、和歌山側での開局が、大阪側で傍受出来ない場合があります。朝以外での出庫点検時の開局試験はありません。
時報がなく、更新頻度も朝以外では皆無の場合がありましたが、最近では、線路内立ち入り工事など、頻度が多くなっています。
但し、車掌が業務用携帯電話を所持するようになりましたので、交信に個人情報が関係する場合、こちらとなる模様です。
【画像】阪神の場合
◆阪神
阪神は大ゾーン方式で、上画像のように、尼崎(50W)でカバーしています。但し、福島LCX(10W)、西宮LCX(1W)、神戸三宮LCX(10W)、桜川LCX(10W、桜川-西九条間)が、地下区間や駅舎の関係として、他にも局があります。

【画像】
列車側は10Wですが、他の私鉄と異なり、乗務員室で、運転士側、車掌側と2つの受話器があるのが特徴です。近鉄と似た方式です。阪神、山陽の他、近鉄奈良と3周波数対応、防護無線は近鉄側のみです。「はんしん」とあるのはコールサインです。
出庫時の通話試験は厳密にある他、更新頻度も多いのが特徴です。関西私鉄の中では最多の交信でしょうか。また、指令側の音声に列車側の音声が入る仕様は唯一無二です。
こちらは、乗務員には業務用携帯電話は所持していません。また、保守用の無線や、IP無線の利用も多くなっております。
また令和以降、阪神・山陽も防護無線が設置されましたが、阪急のようなデジタル式ではなく、阪神・山陽共に、近鉄と同じ報知式(押すとブザーがなるだけの仕様)が、採用の模様です。上述の防護無線は近鉄仕様で設置でしたが、これをそのままとなるようです。
言える範囲だったかどうかは、独自判断となりますが、こんな具合でしょうか。
コメントは2024/10月から解禁していますが、内容確認後の公開となります。掲載までしばらくお待ち下さい。
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