
ついに登場、315系初見参
JR東海らしい、既存車両の調和といいますか、無難で真面目なデザインが、個人的には伝わります。
2021-11-10 5時掲載開始
2021/3/18,6/6,9/9-10,11/6-7と、2021年は4回も豊橋・豊川に、2~3ヶ月に1回の頻度と、通い詰めていたようです。これも、運用調査、旅行途中、そしてこの315系絡みとなります。
9月はデマに惑わされ、結果的にはアウトと、不甲斐ない思いも、今思えば、早すぎた下見ということで、笑って下さい。どうぞ結構です。
二度目の正直で、徐々に確信、そして、お陰様で、この姿を肉眼で…となりました。
この関連で、豊橋駅の留置状況も合わせて再確認となっています。兼ねてから「留置場所が異なる」など、ご意見もありましたが、どうしても豊橋泊が必要なため、一部のみの確認のみとなり、なかなか本格的には出来ずでした。
確認した結果、一部の運用で、場所の変更がありましたので、今後、運用表に当日の結果を反映する予定ですが、まず、この結果の一覧は、下記の通りです。

このような具合でした。
動画でもまとめておりますので、併せてご覧頂ければ幸いです。このため、ブログ記事で詳しい説明等は、今回は割愛します。
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今回、動画は2回に分けて掲載、まず「速報版」は、現地で編集して素早く上げられるよう、自前のノートPCを持参しておりました。編集時間短縮で、簡単な動画となっております。
「詳細版」は帰宅後に掲載分です。
限られた停車時間だったため、満足にお伝えできたかは不十分も、現場に行って撮影し、3時間程で上げられただけでも、マシでしょうか…。今回は、ジャットインプレミアム豊橋駅新幹線口泊と、取材に自費のポケットマネーも投じました。
自家用車で追跡も考えてましたが、土地勘の乏しさに、高速道路休日割引復活も、ガソリン代の値上げ、更には、疲れも発生するだろうということで、近鉄・名鉄となっています。関ヶ原、名古屋駅泊、色々検討しておりました。
車で、夜明け後の神領も検討でしたが、結果的に、無難な豊橋泊は正解でした。これで、豊橋駅駅留置再確認も出来ております。車ですと、駅留置再確認や速報版動画は出来ておりません。
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その後、近日中(11/10以降?)には、報道発表があるものとみられます。
HC85系は、出場から一週間以内にそれが、名古屋車両区内でした。315系も、神領車両区内に、名古屋のテレビ局、新聞等々、マスコミを呼んで、メディアに315系を宣伝して貰う手配になっている筈です。いずれ、ネット記事でも分かってくるでしょう。
特に、7日未明では分かりにくかった、車内や乗務員室内の様子となります。こればかりは、こうした報道発表を待つ必要があります。
◆315系について
過去のブログ記事でもまとめましたが、年度に分けて「
通勤型車両315系の受注に関するお知らせ
」で書いてある通りです。2022年春まで(2021年度)には、8両7編成56両分の見込みです。これに、当日の車番を反映した編成表をまとめます。
【動画では、6号車車番の字幕が間違っておりました。「モハ315-101」から「モハ315-501」に訂正します。確認不足でした。申し訳ございませんでした。】
←東京・熱海、松本、亀山///身延線甲府、米原・神戸→
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編成 | クハ | モハ | モハ | サハ | サハ | モハ | モハ | クハ |
番号 | 315 | 315 | 315 | 315 | 315 | 315 | 315 | 314 |
BT(非常) | VVVF | VVVF | BT | BT(非常) | VVVF | VVVF | BT | |
CP | SIV | CP | CP | SIV | 弱冷房車 | CP | ||
C1 | 1 | 1 | 501 | 1 | 501 | 2 | 502 | 1 |
C2 | 2 | 3 | 503 | 2 | 502 | 4 | 504 | 2 |
C3 | 3 | 5 | 505 | 3 | 503 | 6 | 506 | 3 |
C4 | 4 | 7 | 507 | 4 | 504 | 8 | 508 | 4 |
C5 | 5 | 9 | 509 | 5 | 505 | 10 | 510 | 5 |
C6 | 6 | 11 | 511 | 6 | 506 | 12 | 512 | 6 |
C7 | 7 | 13 | 513 | 7 | 507 | 14 | 514 | 7 |
2021年度分では、上記のような具合になるだろうと思われます。
編成番号は、空き番だった「C」となります。神領配置ですが、もし今後、大垣配置がある場合は、異なる編成番号となります。大垣配置の315系があるかどうかは、正直、よく分かっておりません。
JR西日本の323系は、8両22編成の新製でも、日中は8運用しかありません。予備を含め14編成の運転が昼間ではありません。
315系8両23編成が全部神領配置だとしても、日中に動かない編成がまとまってある可能性もありますが、しかし、こうした「前例」も既にあります。
315系8両で、神領に集中配置か、神領・大垣、双方に分散配置かも注目でしょう。最初は集中配置を予想でしたが、大垣転出の神領313系の4両編成などで、数が少ないことや、311系の置き換えで60両もあることから、現在は、神領・大垣分散配置ではないかと当方では思っています。
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まず、色々と確認する内に、中間連結器は、サハ間と先頭車前面は密着連結器、他は棒の半永久ではないかと思われます。
続いて床下機器、VVVFは、VVVF/SIV一体型(並列運転)と、VVVF単独の仕様があり、いずれも、これまでの313系と同じく、東芝製の採用となっています。これで、車番も0代、500代で区別とみられます。
JR他社では、E235系、225系では特に、メーカーを分散して納入する例が多いですが、東海は相変わらずの東芝オンリーです。機器箱から見ても、台車単位による制御とみられます。即ち、1台のVVVFに、2個のモーターを制御する方式となりますか。ただ、これらは外観から見ただけの予想ですので、諸元や仕様の発表が待たれます。
コンプレッサーは、JR直後に投入された211系5000代から、313系で採用されたレシプロ式ではなく、スクリュー式に変わり、装置箱も小型化となっています。最も、東海の特急車(373系、383系)は、スクロール式という珍しい仕様もありましたが、他社では一般的となった、スクリュー式の採用は、東海の在来線車両では初と思われます。
バッテリーは、通常のバッテリーの他、非常用のバッテリー(非常走行用蓄電装置)も搭載されています。これが、8号車と4号車の、東海道線で海側に搭載となります。非常用の運転としても、最寄り駅までは走行が可能な仕様となります。サハもこの搭載有無で、車番も0代、500代に区別とみられます。
モハは、厳密には2両ユニットではなく、1両単位が正解でしょうか? 今回はクモハの形式がありませんし、番代や仕様、両数など、色々と複雑だった313系と比較しても、非常にシンプルになっています。
最初は8両固定編成ということもあり、コストダウンにもなっています。分割併合が既存の運用ではどうしても多く、ダイヤ乱れ時の制約も、今後、少なくなる方向でしょう。
連結器は、先頭車前面では電気連結器はなく、他の形式と併合する前提ではありませんが、今後、4両編成が登場するため、仕様としては準備工事とみられます。ただ、313系などの一世代前の連結は、ひょっとしたら対応していないかもしれませんね。
これにより、中央線の10両運転は減少・または廃止の方向とみられます。ただ、313系で10両継続の可能性もありますので、ひとまず減少で予想します。
現時点ではこの程度しか判明しておらず、いずれにしても、諸元や仕様の発表が待たれます。12/20前後発売の鉄道雑誌に、詳細記事が掲載されることでしょう。(11/20前後発売は締切時期を考えても、微妙でしょうか?)
ロングシートは既報通りですが、窓のカーテンが最初から省略されている模様です。7日の試運転でも、目隠しがこれではなく、別途養生で遮蔽する形でした。
車番も0代、500代と区別ですが、今後の4両編成では、+1000の1000代、1500代などで、更に車番の区別も予想出来ます。

【画像】6号車、モハ315-501
◆来春ダイヤ改正までの予想
2022/3/12、ダイヤ改正でしょうか。12/10か12/17に、また、ダイヤ改正の発表が14時以降、例年通りにあると思われます。この時に、まずは中央線での投入でしょう。
車両の転配面は割愛しますが、少なくとも、211系神領車に何らかの動き(廃車)が発生するでしょう。8両7編成が揃うため、6運用予備1として、中央線の名古屋~中津川間を中心に運行ではとみられます。
車両が所属する神領で、車両の管理部門の訓練等もですが、営業関連、中央線の乗務現業部門は3カ所あるようで、名古屋、神領、中津川の各運輸区となります。運転士や車掌が所属し、乗務する部門となります。新形式車両なため、3カ所に所属する乗務員全員が、営業運転開始までに訓練等が予想出来ます。
恐らく、まとまった予定分の編成が揃った、来年以降ではとみられます。2022年1月~3月でしょう。12月にも、日本車両で完成された車両が続々と出場と思われます。
その前に、11月、12月と2ヶ月はありますから、車両そのものの性能確認、慣らし運転もあるでしょうか。東海の電化区間全ての試運転が予想出来ますが、4両も登場する見込みなため、8両編成を、一時的に4両にするかも注目でしょう。
ひとまずは、名古屋圏内の試運転を優先し、中央線や東海道線の試運転に期待が出来ます。4両にした場合の関西線や、米原、塩尻と、他社駅にも乗り入れるかどうかも注目になります。
ただ、ひとまずは静岡向けは、2023年度以降となる気配ですが、一気に、電化全線に走行が及ぶかも気になります。
▼2021/11月~12月、電化各線の性能確認、慣らし運転
▼2022/1月~3月、投入線区(中央線)での乗務員試運転
▼ダイヤ改正以降、営業運転開始
恐らく、乗務員試運転では、本数も多く設定されるのではないかと思われます。
◆来年ダイヤ改正以降の東海運用について
どのようなダイヤ改正になるか、まだ分かりませんが、継続調査をしたいと思っています。
白紙改正となれば、多少困難が予想も、今までの実績や要領を踏まえ、出来るならば、運用表を公開したい気持ちです。よろしくお願いします。