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【画像】在来線で車両の動きが多かった、2022/3/12ダイヤ改正

2022-3-25 12時掲載開始

2022/3/12ダイヤ改正は、地元よりも、東海運用が先となりましたが、先にして良かったと思う位の、大幅な名古屋圏のダイヤ改正・運用変更となっておりました。運用の詳細は、こちらからご覧下さい。早期に把握が出来、我ながらホッとしております。

今回は、始発-日の入りの時間帯を中心に、2泊もしておりますが、夜間はお陰様で、複数のフォロワー様に役割分担という形にさせて頂きました。この場をお借りし、御礼を申し上げます。

また、2021年ダイヤでは11月、2020年ダイヤでは6月と、豊橋の留置番線を確認でしたが、今回は3/15で既に確認しています。大垣車、関西線を除く神領車の運用は、一部の未確認がありますが、ほぼ、確定だと思います。大きなダイヤ乱れもなく、安全輸送にも恵まれました。
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鉄道ファン 2022年 05月号 [雑誌]
鉄道ファン編集部
交友社
2022-03-18


大研究・日本の鉄道会社 JR東海 イカロスMOOK
新幹線EX特別編集
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2021-12-23



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【画像】飯田線北部車の大垣返却は、米原方車両が313系から311系に変更

▼大垣車は大幅変化
まず、大垣車の車両運用で大幅な変化があり、313系で、2,4,6両運用で固まっていたものが、4,6,8両として変わり、しかも、6,8両運用が、ほぼ、車両の組成が固定となりました。

ダイヤ改正前の8両運用でも、ある程度一定な運用はありましたが、どこかで分割併合でした。今回から8,6両運用は、それが一切なくなったのが特徴です。従って、組成がほぼ固定となっています。
(6両運用で、2505F<土休5113F>のみ、飯田線南部車の返却で併合がありますが、これ以外での分割併合はありませんので、組成固定扱いとします。)

6両のY101~Y117編成は、米原方でY41~Y46+Y37~Y40+Z1~Z5と、8両運用でほぼ揃った組成となっていますが、Y104が省令検査(恐らく全検)のため、組成の相手となるとみられるY44は予備車化、R102+Y44と組んで、下述のように、予備がない313系4両の代走となっています。

Y101~Y117編成は、ダイヤ改正前までは予備がありませんでしたが、神領から、飯田線運用の移管を含めて、30両の転入編成となったのが大きいです。これにより、飯田線運用の移管6両を除く、24両の所要編成増となり、内、運用増が14両、予備増が10両となりました。

これにより、6両固定で1予備が新たに設定となったのは大きく、飯田線を除いた予備車が10両と、極限まで少なかった大垣車で、20両と倍増になっています。

ツイッターでは予備21両(+11)とツイートしましたが、4両予備が無く、予備8+6+3=17両(+7)が正当の模様と再度ツイートも、上記20両とします。

労組側が会社側へ要望をしたかは分かりませんが、結果的には、予備車不足の解消を、現場は勝ち取った形ともいえます。8両は14運用予備1となり、予備1は6+2となります。

6両運用も組成が固定となっており、10運用存在しますが、315系投入により、神領から転入した3両10編成(B101~B107,B151~B153)は、飯田線で充当する2運用以外では、3+3両の組成として充当となります。

飯田線は運用が移管になった分で、神領→大垣となっても、運用の中身は変わらずです。車両の取替も今まで通り、回送ではと思われ、春日井が大垣に変わるだけです。6両運用の途中で、昼間、豊橋留置となる運用がないためです。
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【画像】Y100代編成は、主に快速系統の充当が多くなる。
313系登場時、4両時代、大垣米原間2両時代を思い出しても、昼間の編成増大は隔世の感

まず、Y111,Y112の他、Y1~Y6はY31~Y36と固定編成、これで8編成分となりますが、残りは3+3となります。最近の組成では、J153+J152、J164+J163、J173+J162という具合です。これで11編成となりますが、この他、J161は検査入場中(要部検査)に、J151が存在しますので、予備は2編成となります。

これで、予備は20両と倍増となります。但し、311系と313系の4両運用では予備車がないため、検査時は、これらから車両を捻出させることになりますので、代走が発生します。

当方確認時では、J9+R114、R102+Y44の具合でした。飯田線予備は変わらずで、余裕があるため、座席がボックスシートという意味では、これまで通りのハズレ列車も、飯田線送り込み・返却指定列車以外、所定外でどうしても存在することになります。

4両運用は上記のように予備がありませんが、全体的な予備車が20両と倍増なため、問題はないと思われます。311系15運用、313系19運用となります。

313系19運用では、J1~J10、Y7~Y15編成が指定となりますが、J,Yの区別はありません。また、311系を含めて、4両運用は分割併合運用が継続となります。大垣・名古屋・大府・豊橋・浜松と存在しますが、全体的なその設定数は減少しました。
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【画像】武豊線の運用がやや多くなった印象の311系
しかしながら、特別快速運用も健在

311系では、特別快速運用も存在するなど、まだまだ名古屋圏の輸送で欠かせない存在です。313系の連結は、103F(5113F)の飯田線北部車両の返却で存在しますが、311系は米原方の連結となります。

311系で、武豊線の運用がやや増えた印象もありますが、全体的に見ても311系は、大垣-米原を含めて、名古屋圏普通列車中心の運用です。

今後、315系4両編成の登場で、311系の置き換えをどうするかは注目ですが、恐らく、普通列車や武豊線を中心に、315系の可能性も予想出来ます。一部、どうしても必要な特別快速・新快速・快速で、神領の313系4両の転入有無も気になる所です。

全体的に見れば、新ダイヤの車両運用は、とてもスッキリした印象です。特に6,8両運用での普通列車は一部のみとなっており、快速系統を中心に、コロナでもそれ程影響がないらしい、製造業・自動車産業で、三河方面では混雑の傾向だった模様で、この編成増大は大きいでしょうか。

仮に、東海道線の普通で315系の運転も、ロングシートですので4両も詰め込みは利きます。ダイヤ改正後の運用を見ても、315系4両の大垣の新製配置が気になります。静岡の4両30編成配置(2024~2025年度)は、やはり、やや多い感じもしますからね。

静岡・菊川留置はそのままですが、静岡での311系乗り入れはなくなり、313系4両運用に変わっています。311系は浜松にも乗り入れがなくなったようですね。

311系-15運用15編成予備0
8両運用-14運用15編成予備1(8両)
6両運用-10運用11編成予備12両
4両運用-19運用19編成予備0
このような具合になります。

飯田線は運用変更がない模様です。時刻変更という程度で、前ダイヤ運用表がそのまま使えそうです。
JR時刻表2022年4月号[雑誌]
交通新聞社
2022-03-19





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【画像】315系の登場で複雑怪奇だった、中央線の車両運用も単純化、組替の手間暇が大幅になくなり、現場の負担も減…。

▼神領車もスッキリとした車両運用に
315系の登場と、名古屋-中津川間の完全8両化で、複雑だった前ダイヤの車両運用は大幅に整理され、8両22運用で折り返し運転、分割併合廃止という、非常にスッキリとした車両運用に変化でした。

22運用では大きく3組に分けられ、315系充当の7運用、その他5+10運用となりますが、315系で、2022年度が8両6編成、2023年度が8両10編成の投入本数となるため、車両運用上で、既に、その準備がされているようです。

315系は現在の所予備車はありませんが、来月4月で、C8編成以降の新製が見込まれているため、以降、予備車が設定となる計算です。

K51+K52の廃車に続いて、3/14で、K116+K115+K105編成が、西浜松へと廃車回送となり、JR化後の新製車も廃車となっています。3両211系はトイレがないため、検査切れなどで、順次廃車となるでしょう。K106,K117辺りは検査期限が迫っています。

トイレがある4両編成で、検査をもう一回通すかどうかも注目です。最近確認が出来ていない、K10編成がどうなっているかが気になります。

平日で存在する、愛知環状鉄道直通の下り列車は、高蔵寺から、前4両から後4両に変化も、3+3+2両でも充当があり、貫通扉の施錠とドアのカットで対応となるようです。

ですので、4+4両、3+3+2両の限定もなく、込みのようですが、315系の新製で、3+3+2両は優先的に離脱となる気配で、3両は廃車、2両の313系は他線区に転用となるでしょうか。
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【画像】中央線10両は廃止、4,6,8両と列車毎が異なった組成も、8両統一で分かりやすく
ちなみに先頭のK115は、3/14で廃車回送となった車両です。

大垣車は組成がほぼ固定ですが、神領車は組成が一定せず、その都度組替があるようです。この点は、撮影時など、注意が必要でしょうか。

しかしながら、駅掲出時刻表に315系充当列車の☆マークと、単純な運用に、当方的にも助かりました。今まで確認するのも面倒だった中央線運用からは、既にオサラバです。
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【画像】313系8500代のB200編成は、静岡転属

また、セントラルライナー廃止後もそのまま中央線で運行だった、313系8500代のB200編成【上画像手前6両】は、315系投入で、3両6編成が全て静岡転属となりました。

転換クロスシートが目的ではなく、トイレ設置車の増加が目的の模様です。B201~B206が、S1~S6に変わっています。

主に、静岡車で、211系3両運用と込みで運行される模様で、投入と同時に、元々大垣車だったLL2+LL3が3/15に、LL5+LL10が3/24に廃車回送となっています。

静岡では、315系の投入はまた数年先ですが、既に車両で動きとなっています。S編成が長期に静岡配置か、315系投入までの一時的に配置かも注目でしょうか。
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【画像】神領車B1~B6編成は関西線朝夕中心の運用に(画像のB6は大垣貸出時)

関西線は、3/13~15では一部のみの確認だったため、その後、特定の2日間の朝を中心に、たまたま所用もありましたので、便乗で、平日・土休日共再調査をしていますが、充分ではありません。

こちらも車両運用の流れがある程度分かってきましたが、亀山留置の細かい確認がまだなのと、一部の中央線回送も未確認がある、また、関西線内でも、この朝以外で、ほぼ一日、所用を除いて、充分に再度確認したいということで、これらの運用は4月以降の公開となりそうです。

313系2両は16運用、関西線と武豊線となり、平日・土休日共、出区入区は同じです。

翌日移変は、JR東海は差し替えの傾向は殆どなく、運用順で、ほぼ固定で流れていますので、運用の流れも分かってきています。運用整理の要領も、この考え方が基本でした。

313系4両B0編成は、関西線中心の運用で、昼間は名古屋車両区で留置となる場合が殆どでしたが、2,4両とも、神領に戻る運用は回送で存在します。連結となったり、2両単独で回送と様々ですが、3/13~15では東海道線の運用調査が中心だったため、この回送を再度確認する必要があります。

ともあれ、4月以降の公開までお待ち下さい。
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【画像】中央線→東海道線直通列車はダイヤ改正で廃止
武豊線送り込み列車だった2100Mも、ダイヤ改正で送り込み列車まで大幅に変化


日程の都合で、先に東海運用となりましたが、その後、関西線で一部確認も、思うような運用調査は出来ておらず、地元大和路線もなかなかでした。4月以降になりますがご了承下さい。

この東海運用も、この数年間で、幾度か、名古屋に行く機会にも恵まれました。2019年以降、大垣車は2020年以降ですが、継続調査のお陰で、315系登場による車両運用と、車両の変化が掴めており、内容も自負しております。

4月中には、いつもの仕様での運用表を公開予定です。引き続き、宜しくお願いします。