【画像】千代田工場入場時での高野線「ラピート」走行場面
11/1からは「泉北ライナー」として、高野線での走行が営業列車で実現する。
2022-9-30 17時掲載開始
特急こうやの一部運休と運転区間の変更について
泉北ライナーの営業運転開始から、12月で早7年、遂に、ではないですが、「ラピート車両の泉北ライナー代走」となりました。運行される列車は、現在、11001編成で運行されている列車に、50000系ラピート車両が充当となります。
2022/11/1(火)~当分の間となりますが、これは、5月に小原田車庫内での「30001編成脱線事故」による、車両不足が影響しているかもしれません。
【画像】泉北ライナー営業運転開始時の「11001編成」
現在は車体にラッピングがされておりますので、久々に、画像のような標準仕様に戻る見込みも。
◆11001編成捻出で「泉北ライナーのラピート代走」
南海高野線特急「こうや」「りんかん」は、元々予備車がありません。
更に、冬期の高野山は、積雪に、気温も氷点下となり、シーズンオフとなる季節です。痺れるような寒さとなります。
このため、お客さんが少なくなる1~3月に、3運用から2運用に減らして、省令検査用の予備車を確保、車両を千代田工場に入場させ、4年に1回(但し、11001編成は、泉北ライナー専従により、検査の時期が異なる模様なため、実質、3編成が1年毎、3年に1回となる模様)の大規模な検査となっていました。
泉北ライナーの営業運転開始から、12月で早7年、遂に、ではないですが、「ラピート車両の泉北ライナー代走」となりました。運行される列車は、現在、11001編成で運行されている列車に、50000系ラピート車両が充当となります。
2022/11/1(火)~当分の間となりますが、これは、5月に小原田車庫内での「30001編成脱線事故」による、車両不足が影響しているかもしれません。
【画像】泉北ライナー営業運転開始時の「11001編成」
現在は車体にラッピングがされておりますので、久々に、画像のような標準仕様に戻る見込みも。
◆11001編成捻出で「泉北ライナーのラピート代走」
南海高野線特急「こうや」「りんかん」は、元々予備車がありません。
更に、冬期の高野山は、積雪に、気温も氷点下となり、シーズンオフとなる季節です。痺れるような寒さとなります。
このため、お客さんが少なくなる1~3月に、3運用から2運用に減らして、省令検査用の予備車を確保、車両を千代田工場に入場させ、4年に1回(但し、11001編成は、泉北ライナー専従により、検査の時期が異なる模様なため、実質、3編成が1年毎、3年に1回となる模様)の大規模な検査となっていました。
しかし、30001編成の事故離脱、修理も長引いているのか、残る車両は2編成(30003,31001)しかなく、こうした省令検査用の予備車すら確保出来ない事態になったわけです。
特急こうやの一部運休と運転区間の変更について(11/3~)で、平日では「こうや3-こうや4-こうや7-こうや6号」が、水・木と運休で、残る2編成の内、1編成の交互で、検査時間の確保となりそうです。
ラピートは、11001編成の補充で泉北ライナー代走となりますが、11001編成は、高野線特急に復帰となります。これは、りんかん2号の8-5号車から始まる運用に充当させる方法となります。
この運用は、「こうや」の運用がなく、大型車両で極楽橋には入ることが出来ない、11001編成の限定運用となります。冬期運休期間の運用となります。
残る2運用は、りんかん2号の4-1号車と、りんかん4号からの運用となりますが、2運用共、「こうや」に充当するため、極楽橋に入ることが出来る、17m車両の30003,31001編成に充当となります。
これらにより、「自由席特急」の運行がなくなり、全て、指定席特急としての運行が復帰します。平日朝の「りんかん2号」も、4両から8両運転に復帰ではとみられます。
土休日は、冬期運休期間のダイヤそのままになる模様です。「こうや」3往復が運休となるダイヤです。
【メーカー希望小売価格10000円→4880円】糖質50%OFF牛めしの具 20袋 送料無料 時短 牛めし 手軽 お取り寄せ グルメ おつまみ 牛皿 受験 単身赴任 1食当たりたっぷり135g冷凍食品 冷凍 おかず セット 冷食 お惣菜 肉 牛丼 業務用 惣菜 送料無料 お弁当 絶品 レンジ 仕送り
◆次回の検査編成は?
30003,31001の内、1編成、検査となる場合は、自由席特急が再度、1運用分で運行となりそうです。11001編成となる場合は、平日のりんかん2号で8両→4両運転化と、平日りんかん10号、土休日りんかん52号で、自由席特急が再度1運用運行が予想されます。省令検査の出番が、たまたま、事故車の30001だった場合は、何もなくそのままでしょうか。
下記、ネット情報の情報ですが、一番検査出場から遠ざかっている編成が、31001となる模様です。
2020年2月--31001--2023年1月入場、次回検査?
2021年2月--30001
2019年2月/2022年2月--30003
2021年9月--11001
このため、2023年初頭の検査が、31001編成となるのは、ほぼ有力なため、このまま、事故車、30001編成の復帰が見込めない場合は、自由席特急が再度代走の可能性があります。
30001編成の動向と併せ、この辺りと、今後の輸送方法も気になります。新たな情報に注意でしょう。
11001編成は、直近検査から、次回の検査まで余裕がありますので、可能性は薄いでしょうか。
【画像】12021編成で運転する「泉北ライナー」
◆ラピートは元々予備車に余裕がある。
穴が空いた11001編成充当の「泉北ライナー」を、「ラピート」となりますが、スーパーシートも料金が不要で、レギュラーの特急料金、520円のまま、スーパーシートの利用が出来るようです。
特急券の予約システムや、券売機のソフトの関係とみられますが、4→6両と両数が増えます。混雑する朝の泉北ライナー4号では、座席数が増加となると思いきや……、
11001編成--248座席
ラピート--252座席(スーパーシートを含む)
6両に増えても、座席数自体は4座席しか増加しません。スーパーシート自体が1:2の座席配列、また、座席定員もレギュラーと比較しても、少ないためです。スーパーシートの料金+210円を、不要にした理由にもなりそうでしょうか。
結果的に、泉北ライナーの代走としてはピッタリといえます。
ラピートは、4運用となります。現在は昼間の運転も復活しましたので、もしかすると、以前のような5運用体制に戻った可能性がありますが、ひとまず、4運用として考えます。
所要編成は6編成と予備2、元々、予備車には余裕がありました。昼夜、難波-関西空港の速達列車となる関係で、走行キロが比較的多かったため、検査入場編成とは別に、予備車がもう1編成が、1994年の営業運転開始からとなります。
予備車に余裕があったため、昼間の2回(11時と15時)、住ノ江回送により、5運用体制となっていたわけです。
この、余裕ある予備車から、1編成、泉北ライナー代走となりました。既に、6編成全車両で、台車(台枠)亀裂による、部品の取替は完了した模様です。検査周期の状況、そして、車両を休車にさせるより、営業列車→代走が可能になったかもしれません。
◆ラピートの泉北ライナーは話題性も充分!
ともあれ、泉北ライナーの営業運転開始から7年目での「ラピート」の代走は、話題性も充分です。朝のラッシュは「重役出勤」的に、夕方の帰宅ラッシュは「豪華」に…、でしょうか。単純な印象ですが。
当分の間(1ヶ月程度)は、ラピートは同じ車番の車両で専従として運行か、または、昼間、時々住ノ江回送の上、車両を取替させるのかも気になります。
車体のラッピング有無も気になりますが、そのままの可能性もあります。
10月からの、乗務員向けの試運転の有無も気になりますし、ラピートの泉北ライナー代走も、どの程度まで続くかもでしょう。