11-08-05-19
【画像】和田岬線代走時の207系

2022-12-11 22時掲載開始

207系の6両2両化の動きは、前々ブログでも書きましたが、妙な記載がありました。

この記事の引用ですが…。

「JR西日本によると2023年春以降、直通快速は221系電車に固定しつつ、普通列車は上記3形式で運用するということです。」

直通快速221系8両化は、前ブログの通りですが、今回は普通列車となります。現状の221系6両だけではなく、207系と321系が追加となる記載となります。

やはり、207系と321系4両分の運用減は考えにくく、運行車両が、種別間のトレードと、話自体は簡単なようです。




◆おおさか東線普通の207系、321系化は、素直に7両編成のままだろう
要するに、おおさか東線の直通快速、普通で、使われる車両が逆となり、普通の4ドア車の運行が、201系以来、1年ぶりに復活となる訳ですが、普通で「207系と321系」となる場合、学研都市線の運用と共通で、7両のままで運転かどうかとなります。

おおさか東線の全駅では、8両対応のホームですが、YouTubeによくある「前面展望動画」を見ますと…、

JR長瀬---新大阪方2両分閉鎖(上下共)
鴫野---新大阪方面のホームで後部に柵が有

新加美、JR長瀬、JR俊徳道、鴫野、南吹田と、ホーム自体の曲線に、車掌確認用のモニターも6両対応となります。

おおさか東線の普通に207系と321系が追加となる場合、これらの7両対応工事が必要となります。乗車位置の表示もですが、車掌用モニターの7両化工事が必要でしょう。一部駅では、ホームの上屋が6両のみで、7両対応ではないため、雨天時が影響ですが、ホーム自体は既に、どの駅も8両対応で作られています。

また、久宝寺駅の折返線も、8両停止目標で、4+3の7両が停車した場合でも、中間先頭車間の乗務位置の移動も、下り線側にある渡り線といいますか、専用のステップが既に設置されておりますので、ここも問題はありません。これは、おおさか東線開業時の、4+4両の直通快速の非常用折返しで、元々から設置と思われます。
(最も、東線運用が321系限定となれば、久宝寺の乗務位置の移動が楽になります)

特に「321系」が7両固定となりますから、やはり、7両で運転となるのは濃厚でしょう。「221系と207系」だけですと、207系の6両化も予想出来ますが、「321系」がありますから、207系6両化は考えにくいのです。


◆207系6両化は、特殊な和田岬線だけだと思う
和田岬線とされる6両編成の運用との共通化は、大幅な車両の組替となりますし、所属が明石支所のままですと、明石戻りで6両の場合、営業列車ではなく、回送が発生する手間もありますし、半端で残る2両編成の扱い、問題もあります。

現状は4+3両ですので、4両を6+2両化とした場合でも、3両側が残るため、3+3の6両も発生します。6両編成は、和田岬線故の特殊な事情と理由でしょうか。


4+3両6編成中
4両6編成→→→6両3編成、2両3編成化
3両6編成→→→3+3両3編成

6両6編成は組替で作れますし、予備車も2編成は出来ますが、「普通列車は上記3形式で運用する」は、「321系7両固定編成もある」ということですから、組替案は、やはり、ないでしょう。
7両予備車の共通化を考えても、6両は和田岬線限定とし、おおさか東線207系321系の普通列車は、7両編成ではないかと思われます。

うめきた開業で1運用増の7運用としても、4編成は、直通快速4運用から、そのまま、捻出出来る計算です。残り3運用を、王寺入出区の絡み、留置の場所等で、221系6両のままでしょう。


つまり、前ブログで「207系321系に余裕が」と書きましたが、運用は98でさほど変化せず、直通快速221系化で運用減はなく、普通と入れ替えることになりますから、この予想については、既に間違っていることになります。223系宮原車の、これ以上の動きもないでしょうか。





◆新たに予想
おおさか東線普通7運用中
4運用---207系321系、放出派出入出区を基本、及び拠点に、学研都市線運用と共通化(※放出派出予備も、運用上で1運用存在するため、車両故障時の代走対応が出来るようになる)
3運用---221系(王寺入出区を含め、現状のままの6両)
※運用増の1運用は、うめきた新駅、大阪駅留置の運用としてひとまず想定する。

上記
221系6両4編成捻出可能→→→8両2編成、4+4両1編成に組替
別途
221系疎開中6両2編成→→→8両1編成、4両1編成に組替

都合、221系8両固定3編成、4+4両1編成、4両1編成の仕立て---直通快速221系8両4運用の仕立てが可能、半端で残る4両1編成は、4両予備と共通化(5→6編成化、及び、8両予備が1しかないための共通予備化)


これですと、網干からの転入編成がなくても(※201系運用はここでは考えない)、直通快速221系化、普通の一部207系、321系化と、221系の運用継続は可能となる計算ではあります。現状、221系6両の予備車が4編成と多いため、疎開中となっている、221系6両2編成の活用にもなるでしょうか?

最も、221系6両編成の8両戻りで、NC614,NC616~NC619の6両5編成は、元々8両編成でしたので、脱車された中間2両の検査周期が、元々同じでした。この内3編成分は、4両戻りも含めて、元の組成に戻すということになり、適当ではあります。


◆答えは今週金曜日か
この他は、12/16 14時以降とみられる、来春JRダイヤ改正のプレスを待つしかないようです。ここで、答えが分かってくるでしょうか?