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【画像】8両運用は13→12運用と、1減となる模様
このため、8両編成は、6000系14編成のみ(予備2)だけで運行する可能性も考えられ、9000系で1編成、8両として残った9005編成と、6000系の動向にも注意。

2023-8-20 6時掲載開始

2023/8/26、土曜日に実施される、「京阪ダイヤ変更」ですが、ようやく、平日・土休日共に、新ダイヤのOuDiaSecondV2によるタイピングと、取り急ぎでの車両運用の速報値がまとまりました。

但し、運用の流れは、寝屋川信の前後を中心に、現時点での推測(コレばかりはどうしても運用調査の必要がある)となりますが、両数、着発線、車種は、京阪公式の駅掲出時刻表や、駅すぱあと時刻表による終着列車の番線の引用、などとなります。列車番号はJR時刻表Liteからの引用です。一部のみ、まとめます。

運用表の掲載は、ダイヤ変更後の確認と、その準備が出来次第となります。

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鉄道ダイヤ情報2023年10月号
交通新聞社
2023-08-21



◆一般8両運用は1減濃厚
一般車の8両運用は、現状、13運用存在しますが、1減の12運用と、運用が減る模様です。このため、6000系は8両14編成分となりますので、予備2でも問題ない範囲となります。6000系車両のリニューアルは全車両終了しましたので、検査時の予備車で不足の場合は、今まで通り、13000系の組替も、あり得るだろうと予想出来ます。

これにより、唯一、9000系で8両として残っていた9005編成の動向に注目となります。新ダイヤでも、昼間の運行が少ないため、現状通り、予備2となる可能性が予想出来ますが、余裕を見て予備3もでしょうか?

この、平日の特急運用も、B0609A,B0701A,B0705A,B0707A,B0709A,B0801Aなどと残るようで、特に、下り大阪方面の朝ラッシュ時では、最混雑時間帯での運行となります。

通勤快急4列車もこの8両運用でそのまま、通勤準急もL0709Bと1列車だけ8両は変わらずです。ざっとですが、平日8両で、朝の運用の予想です。夕方以降と土休日は、まだ、まとめておりません。回送は割愛します。

【平日一般8両朝】
F0503A-D0700Z
G0600Z-B0609A-P0702N-P0803B-R0900N
G0700Z-B0707A-D0804H
M0501A-F0502Z-B0701A-D0800R-D0803A-D0902H
P0503A-D0600Z-B0705A-D0802Z

F0501A-F0600Z-C0703B-R0810R-R0907B-R1100N
C0701A-R0708N
C0705A-M0800R
L0709B-R0806N
R0509B-R0602R-C0707B

R0601B-R0604R-M0801B-R0902N
D0602Z-B0709A-M0804R

平日8両は朝夕のみですが、土休日は昼間での普通運用が存在します。昼間の8両が動かないのが殆どですので、客室内での液晶広告による表示も充分に発揮されませんね…。


◆3000系、8000系の運用数は変化せず
こちらは大きな変更はなく、運用数も5運用と現状維持のようです。それぞれ、列系(車内公式の運用番号)は、13~17、18~25になるだろうとみられます。

ライナーの増発で、一部、朝ラッシュ時の運用も増えた感じです。8000系特急を、7時台特急下りで、最混雑時間帯充当の回避は、現在のダイヤも、新ダイヤも、殆ど変わっていません。やはり、現実的にも、乗客の詰め込みが利く一般8両でないと、混雑が裁けないばかりか、列車遅延の防止策にもなるでしょうか?

ただ、全席指定席「ライナー」の誕生によって、むしろ、ラッシュ時の特急車の稼働は、少しずつ増加の傾向でした。元々は、ラッシュ以降(9時以降)に初出庫する運用も、2018/9/15変更ダイヤでも、2運用ありましたので、「ライナー」は、色々と好都合な列車なのかもしれません。乗客が一番多い朝ラッシュ時に、車両を寝かせるより、少しでも動かし、増収や着席サービスも可能になります。

(以前は朝ラッシュ時に、車両運用でも、特急車で区間急行や普通などの運用もありましたが、プレミアムカー設定により、なくなっています。限られた車両で、効率の良い車両運用の計画は、変わりないと思います)

ちなみに、快速特急で平日の夕方は8000系に変わり、朝の京都方面のみとなります。土休日は、朝の上りが全て8000系、夕方の下りが全て3000系となります。
08-07-15_3001-717-10-06-13021
【画像】塗色を変えた中間車、離脱した中間車……、(3751→13871、13771→半端車化)
訳が分からなくなっていますね。


◆一般7、6両の運用数も変化せずも、7両運用で運用数誤差に注意
こちらも大きな変更はなく、運用数も7両32運用、6両5運用と現状維持のようです。列系ですと、それぞれ、26~57、58~62になるだろうとみられます。

現在のダイヤで、平日でB2301Hと、7両の特急が存在しましたが、これが、平日・土休日共、朝の三条発淀屋橋行の始発特急で、7両となります。

但し、平日朝ラッシュ時の「寝屋川信折返」は、当方の推測ですので、7両運用で、32または33という可能性があります。一部、折返しが4分程度しかない運用を予想したため、前後の運用で、これを別々にした場合は、1増で、折返の余裕を見るということです。

8両は、1減となるのは確実ですので、全体的に1減か、それでも運用数は変わらず(8→7両1運用の両数変更のみ)か、これらは、ダイヤ変更後の運用調査以降となります。現時点での「誤差」ということでしょうか?

今回のダイヤ変更で、平日は、13~14時台で運行パターンが変化しますので、現在の運用表での整理番号をどうするかは未定ですが、出来る限り、分かりやすい書き方にして、まとめる予定です。

6両も運用数としては変化はありません。6両編成の増備は限定的とし、7両編成の方向でしょうか? 以前、この記事で、京阪13000系67両新製分の予想をしましたが、ダイヤ変更後も、6両運用が増えていません。
つまり、これ以上の6両編成の用意は、「当分」は考えにくく、また、当方の予想と比較し、全く異なった車両増備、新造、組替となる気配も感じます。

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◆4両運用も大きく変わらず
9運用11編成予備2と、こちらも大きくは変わらない模様です。


◆その他
尚、淀屋橋1番線扱いは、平日夜間に1列車追加となりました。19:04発の普通萱島行です。1番線は、4番線と縦列で停車となりますが、夜間の設定は久しぶりとなるでしょうか。平日朝も、2列車→1編成、そして、1番発の上り営業列車は繰り下げとなりますが、8:29発区間急行の設定として残ります。


結局、1運用分、8両→7両化があるかどうか、ということになるでしょうか?

まあしかし、9005編成は、9001~9004編成のような、一連の7両化ですと、10003編成に入れる中間車が2両不足しますので、もう、これ以上の10000系7両化は、「ない」のは確かです。9005編成は8両のまま残るでしょう。

とりあえずは「8両予備2→3」としつつ、7両予備と共通化で全体的に余裕も、でしょうか?

仮に8両予備2としても、6000系で、中間車1両離脱で、7両運用の方がまだ前例がありますし、一般8両編成は、運用上でも走行キロに余裕も有り、時々、1編成程度の7両化は、予想出来るかもしれません。

また、7000系のリニューアル工事による長期離脱で、現在のダイヤでの7運用減相当、数編成程度の2200系も余裕があります。
2023-08-20-01
【画像】平日11~13時台

この他、平日11~13時台の日中運行は上記の通りです。待避駅の設定など、細かい時刻手直しも必要です。現在の所、運用は推測となりますが、ダイヤ変更1週間前を目前にして、何とか、ダイヤの打ち込みが終わりましたので、準備作業も一段落しました。

いつ、新ダイヤの運用表が掲載出来るかは未定ですが、今回も、出来る限り、鋭意、努力したいと思います。色々と、よろしくお願いします…。

JTB時刻表2023年9月号
JTBパブリッシング
2023-08-25