【画像】現在は高野線に転属した8311F+8711F
2023-10-12 22時掲載開始
2023/10/21で、南海線のダイヤ修正となりますが…
▼大きなダイヤ変更ではなかった
▼既に、駅すぱあと、公式サイト時刻表など、着発線や両数の情報が充実している
▼OuDiaでの作成も、手直し程度で済んだ
ということから、当サイトの南海運用表で、先に、「2023/10/21 南海線推測版運用表」を、掲載開始としました。
取り急ぎでまとめていますが、回送列車は推測を含みます。特に、土休日は2019年の運用と比較し、推測もあります。これらの答え合わせは、早くても10月下旬以降となりますが、既に、ある程度形となっておりますので、準備作業としても、既に充分なものとなっています。これで、先に、推測版、運用表の掲載となっています。
今回のダイヤ修正は、「ラピートの30分毎運転復活」「空港急行8両化戻り」などとなりますが、これにより、4両分の運用増(ラピートを除いて、南海線でワンマンを含めて、平日最大308→312両)となっています。
これは、2019/4/6ダイヤ変更と同じです。
但し、当時は高師浜線が運行でしたので、314両となり、差の2両がそれとなります。
また、「4両分の運用増」は、予備車として増えていた形でしたので、それを所定運用・空港急行増結復活へと戻し、ラピート予備を除く分で、46→40両に戻す形で対応となっています。ですので、運用増ではなく「戻った」という訳です。
(4両運用増戻り、2両は2202Fの銚子電鉄譲渡)
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「空港急行8両化戻り」ですが、どうしても、2運用で6両運用は存在します。8運用回しとなりますが、一部で普通列車の運用が存在するなど、運用上、やむを得ずとなります。
朝のみで8両3運用も存在しますので、検査運用としても必要です。完全な、日中の空港急行8両化は、大幅なダイヤ改正と、4両分、更に、所要編成を増やす必要もありそうでしょうか?
それでも、2019/4/6ダイヤ変更の運用・水準も戻っていますので、乗客需要回復としてのダイヤ修正は、大いに評価出来るのではないかと思います。
多奈川線は始発の繰り下げ、終電の繰り上げとなっておりますので、回送もその分とみられます。
この、「みさき公園4番線扱い」は、確認したところでは、新ダイヤでは、設定はありませんでした。【動画も参照】
◆今後のダイヤ改正は来年度に見込まれる?
羽衣付近と高師浜線の高架化復活・運転再開に、泉佐野以南の普通のワンマン化(13p)などと、今後も、南海線系統で変化が見込まれています。これらは、2024年度とされていますから、来年度には、大幅なダイヤ改正が見込まれます。
それまでの「繋ぎ」「乗客戻り」「空港輸送改善」として、今回のダイヤ修正を実施ではないかとみられます。
高師浜線復活後は、車両が必要となります。2202編成が銚子電鉄へ譲渡となり、現状のままですと、予備1となってしまいます。8300系で、2両側の車両が、この高師浜線補充となるか、高野線で運用減(8両分)となっている2000系2両編成か、色々と気になる所です。
2000系自体のワンマン化は、2200系の置き換え等で、既に発表となっています。
【画像】1000系での改造(行先・種別表示のLED表示化)となった、1004編成
◆8300系の「側面カメラ」と、最近の高野線との転配について
最新の8300系は、高野線で新製配置となっていましたが、1000系のインバウンド改造(行先・種別表示幕のフルカラーLED化、案内表示のLCD化など)により、他の車種と連結が不可能となったようです。【上記画像】
これは、ピクトリアル南海特集号【上部リンク】からの記載ですが、これにより、高野線の1000系が南海線に転属となっています。
8712F 2021/10/19 南海線→高野線【上動画も参照】
1032F 2021/10/23 高野線→南海線
8310F+8711F 2022/3/1 南海線→高野線
1002F 2022/3/5 高野線→南海線
8320F+8718F 2023/4/28 南海線新製配置
8311F+8710F 2023/7/12 南海線→高野線
このような流れで、1000系全編成が南海線に配置となっています。
8320F+8718Fは、8300系で9次車、泉北9300系と同じ仕様となり、台車が近畿車輌製と、台車メーカーではない、車両製作メーカー台車(JRや近鉄と同じ)に変わっています。
(新日鐵住金台車は、余程、ラピートの事象で懲りたのか、近畿車両台車の採用に)
更に、8320F+8718Fからの南海車で、「側面カメラの設置車」となっています。
8718Fはその準備工事で出場ですが、先述の、泉佐野辺り以南での普通のワンマン化で、必要な設備ではないかと思われます。運転台にモニターを設置することで、手動でのワンマン運転、扉の開閉を確認、ということになりそうですが、改造でも設置済編成が存在するようです。
「8301F~8305F 内、但し、8303F(訂正済)は準備工事」
今の所、8306編成以降や、2両編成では、カメラの設置は、今の所無い模様です。今後も確認に努めます。
【画像】高野線新製配置の8312編成
◆高野線→南海線新製配置の予定変更に注意
南海の、今年度の「移動等円滑化取組計画書」では、2023,2024年度で26両の新製両数のようです。2023年度では、4編成14両ですから、4両3編成と2両1編成の模様です。
つまり、8321~8323と、8719編成となる模様です。高野線に投入とありますから、直接、6000系を置き換えるのは確実でしょう。次の2024年度は、12両、4両2両各2編成、または、4両3編成となりそうです。
ちなみに、2022年度の8320F+8718Fは、高野線ではなく、南海線配置でした。2022年度のそれは「14両」(2022~2023)と記載があり、高野線に2編成6両とありますが、実際は南海線でした。他の8両は泉北高速9300系となっています。
計画の変更かは分かりませんが、結果的に、南海線配置の8320F+8718Fは、新車で、側面カメラの設置が対応されたことになりますし、これと入れ替わりで、南海線から8311F+8710が高野線転入、6000系(6005F+6031F)が廃車となっています。泉北も3000系の置き換え廃車となるでしょうか?
今後も、8300系高野線新製配置となっていますが、改造の手間暇を考えても、新車の最初から側面のカメラを設置ですと、手っ取り早いことになりますから、今後も、南海線で新車配置、南海線車両を高野線に転属が、大いに予想出来ます。
この辺りの、今後の動きが気になる所です。
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南海線のワンマンは、泉佐野辺りから和歌山市方面で、普通のワンマンが想定の模様ですが、泉佐野で運用を分断も、ダイヤと折返しの関係もありますから、恐らく、現状運用のままでしょう。つまり、運用はそのままで、乗務員だけ泉佐野で交代、以南が運転士のみ、以北は運転士と車掌という考え方ではと思われます。
日中の普通運用は、最低でも17運用が必要となりますが、全運用が賄える位までは、まだ車両が足りず、揃っておりませんから、仮に、ワンマン運転が開始されても、まずは、30分に1列車、ないし、半分程度か、一部からではないかと思われます。
当然、今後のダイヤの改正により、ダイヤや運用は変わるかもしれません。
【画像】南海線時代の1051編成(前4両)
◆1051編成の南海線戻りに注意
更に、1001編成と交換で高野線の転属した、左画像の1051編成(結果的に高野線で2両減)も、今後、上述のような、1000系同様の工事は確実(既に工事入場の模様)とみられ、南海線戻りと想定されます。
尚、今後の8300系は、残り26両分となりますが、6000系の残りは24両と、2両多くなります。これは、高野線予備車相当分が減った分では思われます。
(※1001×6の南海線転出、1051×4の高野線転入で、高野線は-2となっている)
しかし、上述の通り、高師浜線で2両分減っていますので、2両多い分は、高野線予備車の補充ではなく、高師浜線車両の補充2両の可能性もあります。
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1051編成の南海線転出自体は、8300系の新製、側面カメラとは関係はなさそうで、単に、南海線で1000系統一による理由とみられます。
入れ替わりで、南海線の8300系4両1編成が、高野線転出で、トレードでしょうか?