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【画像】奈良県郡山総合庁舎での「リニア中央新幹線ボーリング調査」現場

2023-12-28 18時掲載開始

久々に動画、新スマホ(SO-52D Xperia10Ⅴ)による撮影でしたが、これまでのSO-02Kと異なり、意外にも、4K動画の撮影が出来ませんので、画質で劣化した印象も受けます。

また、カメラの特性か、広角側でのピンで少しズレるといいますか、鈍いような感じもしました。イマイチ感がありますね。ファームウェアと言いますか、ソフトの更新にも期待したい所です。

それでも、新機種テスト撮影を兼ねて、リニア中央新幹線、奈良県ルートでの「ボーリング調査」現場の様子を取材しました。


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須田寬の鉄道ばなし
須田 寬
ジェイティビィパブリッシング
2012-03-30


奈良県郡山総合庁舎」と言いますのは、保健所など、役所の出先機関を集めた庁舎で、建物自体は、「奈良県立片桐高校」の跡地だったりします。ですから、「居抜き」の役所物件です。

奈良県の県立高校は、統廃合が2000年以降で、他の都道府県よりも早くに実施されたため、2005年に、斑鳩高校と統合し2007年に閉校、学校は斑鳩高校校舎で継続となったため、現在の法隆寺国際高校がその後継となります。統廃合でなくなった側の卒業生となる場合「卒業証明書」の取得も、後継校で申請となります。

2005年夏、実は当方、所用で、片桐学校を訪ねたことがありまして、高校時代だった内部へも立ち入ったことがあるのですが、これが、2023年、18年後になって、「リニア中央新幹線」での、奈良県駅での3つのルート候補地の一つになるとは、夢にも思いませんでした。

ただ、場所的にも、JRや近鉄の郡山駅と離れているため、在校生の殆どの通学は、近鉄郡山駅の市営駐輪場から、「自分用ではない」通学用の自転車を借りて、早くても20分、ゆっくりでも30分は掛かるという有様でした。今みたいに、電動自転車なんかない時代です。

当方の地元もあり、中学の同窓がこの学校に通っていたのですが、雨の時は合羽着用と、大変だったと思います。(反面、駅前の郡山高校は、国公立現役も出る、進学校3公立高校の内の一つ)

2012年、郡山総合庁舎になってからも、一応は、97,98系統の奈良交通バス(春日大社本殿・県庁前-法隆寺前)も、平日の日中に限って、1時間に1本と少ないですが、この庁舎を経由します。

しかしながら、地域的にも、車でしか行けない場所なのは確かで、バスも、9:21~16:33と、出勤・退勤時に増発はおろか、便すらもありませんので、勤務者も、マイカー通勤が認められているようです。

食堂もありますから、市民でも立ち入って、食堂の利用は可能です。
23-12-28-12
【画像】報道による、想定されている3つのルートと駅周辺

リニアルート 早期確定要望【読売新聞】

リニア中央新幹線 名古屋〜大阪に向け環境アセスメント着手【NHK奈良】
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nara/20231207/2050015076.html
※NHKはリンク切れとなるのが早いため、公開終了に注意

リニア奈良県区間の早期着工に向け決議、近く地質調査へ【朝日新聞】
https://www.asahi.com/articles/ASR967608R96POMB015.html

既に報道でニュースにもなっていますが、これまでの予想を踏まえた①「JR平城山駅周辺」を始め、JR大和路線の新駅が出来る②「大和路線新駅付近」と、この、③「近鉄橿原線とJR大和路線との交差付近」で、奈良県のルートと駅が、奈良県でも想定されているようです。

これらは、「奈良市付近」とある、全国新幹線整備法によるルート選定となります。

何れも、JR大和路線の平城山駅、奈良-郡山間での新駅は想定ですが、「近鉄橿原線とJR大和路線との交差付近」は、近鉄での新駅も、乗客の利便性で想定となるでしょうか。

これまでも、③交差付近での乗り換えは、両社の駅はありません。近鉄郡山-JR郡山も、自転車で10分、徒歩で20分は必要ですので、もし、リニア中央新幹線の駅が③で、近鉄、JRも新駅が出来て、乗り換えとなれば、一番、鉄道で利便性が高い点では、③と言えます。

は、これまでにも想定のルートです。平城山駅は前々から言われておりました。奈良市としても、「奈良市付近」の意のまま、このルートを推しているようですが、問題は近鉄駅との利便性でしょうか?
「近鉄けいはんな線」も、このルートでは、高の原と絡んで、リニア新駅まで延伸かもしれませんが……。

は、大和路線の新駅としては既に決まっており、新駅自体も高架橋となるようです。既に、連続立体高架化による仮線工事は着手、複線同時で仮線に切り換える気配です。これが、2028年度完成と、まだまだ先ですが、県道の整備の他、奈良市内で途切れている、京奈和道のインターが見込まれているなど、高速道路のアクセスでも期待が出来ます。

また、に関しては、①②と比べても、ボーリング調査でも既に先行しており、既に上動画の通りです。奈良県の県有地という、用地が確保しやすい環境も大きかったのでしょう。

特に、他にはない、近鉄駅とのアクセス面は大きく、「近鉄橿原線とJR大和路線との交差付近」に両社の新駅が出来れば、乗り換えでも利便性が向上しますし、用地も多く確保出来そうですが、ルート自体が、①と比較しても、南にやや偏るのが難点です。


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22-07-27-16
【画像】東海道新幹線、在来線と交差する米原付近、高架橋の耐震補強工事もされている。関連会社による警備も抜かりがない。

「東海道新幹線」は、1964年開業と、来年、2024年10月で60年の還暦を迎え、インフラの老朽化問題がありますし、極限まで列車の増発をした「のぞみ12本ダイヤ」となっても、再繁忙期での輸送力には限りがあります。

リニアの問題は、東京市新大阪間約1時間、500Km/h以上の超高速で運行されるため、電力消費が、現在の新幹線よりも大きく、原子力発電を含めた、「ベストミックス」な、安定的電力確保も必要でしょう。JR東海は、当方としては、リニア建設で、自前で発電所を作っても良さそうな規模なのですが、こういう諸問題の解決も重要です。

「名古屋-三重県(亀山付近)-奈良県(奈良市付近)-新大阪間」で、どのようなルート・経由になるかは分かりませんが、何れ、新大阪まで「リニア中央新幹線」の開業を目指す必要性があります。

けど、私が、新大阪までリニアが開通する頃、いい年したジジイになっているでしょうな。何とか目の黒い、生きている内に、地元奈良から、リニアに乗りたいという夢もあります。

国土強靱・輸送障害時でのバイパスルート確保もあるでしょう。

今後も動きがあれば、取材が出来ればと思います。
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