
【画像】中央線名古屋口の通勤電車で、315系に統一
大幅な運行パターンの変更に。運転曲線も引き直したとか。
2024-2-24 5時掲載開始(予約投稿)
JR時刻表、JTB時刻表(各3月号)の発売日は2/24ですが、三連休の関係か、問屋さんからの配送・流通の事情?で、発売日よりも以前に発売するという、「フライング発売」が、関東、東海、関西などで多かった模様です。
北海道や九州は、貨物列車で本が送られるようですから、発売日から数日遅れて発売の場合がありますので、この辺りがどうだったのでしょうかね?
フライング販売自体は、競艇・ボートレースのような「違反になること」はなく、発売日よりも早く店頭に置いても、特に問題が無いようです。水曜日によく発売される、アイドルやミュージシャンなどのCD音楽も、前日夜に新曲のCDが店頭に出てくるとかで、これは昔から、有名だったりもします。
ベストセラーとされる本の発売も、売り場には大量の商品が並ぶ場合もあり、最近で言えば、「鬼滅の刃」でしょうか? 親戚筋でも「ハマッた方」を知ってますので、売り場に大量の漫画本陳列だけでも、体力勝負でしょう。
特に、時刻表は大きな本は、B5サイズの無線綴じですし、1冊も1000ページは超える大型本です。売り場もスペースが発生します。
JRの車掌さんによっては、携行品として乗務時に、持ち運んでいる話も聞いたことがあります。電子化が著しい現在でも、特に特急列車の乗務だと、乗客案内で必要なのでしょうか?
JR時刻表は約5万部の発行が毎月、律儀と言いますか、しっかりと発売日を待って、本屋さんの倉庫に保管よりも、荷が到着次第、真っ先に売り場・店頭に並べる傾向は、店員さんの仕事を考えても、どの書店もでしょうか? (自分の部屋の本棚も、スペースがかさばり、埋まってしまいますし…)
ただアマゾンとか、楽天ブックスなどのネット販売は、発売日に届くように設定か、発売日以降のようですから、場合によっては、早く入手出来るという点で、今回のような、街中の書店購入も、時には必要でしょうか?
私が都内在住だった頃、東京駅構内でかつて存在した「栄松堂書店」は、鉄道雑誌の「フライング発売」で有名なお店でした。一人暮らしで、自由なマネーもあり、各鉄道雑誌を発売日前に購入でしたが、今や、ピクトリアルで気になる号、ファンも、7月号と8月号(付録目当て)しか買わなくなり、ダイヤ情報もたまに購入だけか、電子化のKindleです。
この店は、販売で特別な契約もあったようですが、私が2006年に奈良に戻ってからは、いつの間にか閉店したとかで、SNSを始めとする、ネット社会の変化もでしょうか。
買いまくっていた雑誌も、寄る年波、断捨離、一部の号を除いて廃品回収の処分だったり、メルカリ売却も…。図書館や大学の教授室みたいに、保存するための大量のスペースがあればいいですが、個人では、本棚スペースも限りがありますし…。
◆中央線名古屋口の日中を見る
ということで、前置きが長くなりましたが、まずは、2019年ダイヤから、お陰様でご好評を頂いております、東海運用を、新時刻表からざっと洗い出しました。新ダイヤも、早期で運用調査の予定もありますが、大垣車、神領車の範囲内で、取り急ぎ、まとめてみました。
最初に「中央線名古屋口の日中」を見てみたいと思います。こちらは、昼間の「快速」が「区間快速」に変わることで、運転パターンでも大きな変更となっています。
名古屋発12時台の平日の場合
00 しなの11号
02 2805M 区間快速瑞浪
12 629M 多治見
22 2911M 区間快速中津川
32 631M 多治見
42 2913M 区間快速中津川
52 133M 高蔵寺
特急以外で6列車化となり、現在は8列車ですから、2列車減となります。区間快速は、定光寺と古虎渓だけ通過となります。特急の運用は、変化もなさそうですね。
京葉線の通勤快速廃止が話題ですが、時刻表を見ても、夜間でも快速が全部なくなって、各駅停車と特急の2つになるなど、相当な大変化ですが、こちらは、昼間の変化だけで済んだのは、まだ幸いでしょうか?
平日を見ても、朝と夜間のラッシュで、大きな変化はないようですが、昼間で変更のため、神領車の車両運用の変化は確実です。

【画像】211系+313系の運行は、既に過去帳…。
続いて、昼間での運用の推測です。平日の場合です。
一部の列車番号だけとしますから、時刻表と併せてご覧下さい。尚、駅掲出時刻表の☆マークは、全車の315系化により、なくなるでしょう。新ダイヤは、2月末には反映の模様です。このお陰で、時刻表では掲載されていない駅での着発線が分かります。
~120M-2801M-2800M-2805M-2804M-2809M-2808M-645M~
~706M-2803M-2802M-2807M-2806M-2811M-2600M-2711M~
これら、名古屋-瑞浪、区間快速は、運用もパターンとなるようです。2運用。現在は、名古屋-多治見の普通運用と併せて4運用ですが、区間快速だけとなり-2運用となります。
~ 705M-2714M-2903M-2910M-2915M-2922M-2707M-2726M~
~2703M-2900M-2905M-2912M-2917M-2716M-2709M-回(中津川→瑞浪)-2604M~
~ 709M-2902M-2907M-2914M-2919M-2718M-2713M~
~ 711M-2904M-2909M-2916M-2921M-2720M-2715M~
~2705M-2906M-2911M-2918M-2923M-2722M-2719M~
~2901M-2908M-2913M-2920M-2925M-2724M-2723M~
こちらは区間快速も、名古屋-中津川間、6運用のパターン運転のようです。現在と運用数では変化はありません。
~616M-615M-628M-621M-634M-131M-132M-633M-646M-137M-140M-143M~
~116M-125M-128M-625M-638M-133M-134M-637M-650M-2601M~
~126M-129M-130M-629M-642M-135M-136M-641M-654M-1601M~
~630M-623M-636M-631M-644M-639M-652M-145M~
~619M-632M-627M-640M-635M-648M-643M-656M-151M~
普通運用は5運用、名古屋-多治見(600代列番)-名古屋-高蔵寺(100代列番)-名古屋となる場合と、名古屋-多治見だけの場合で組があります。-1運用減となります。

【画像】神領B1-B6編成は、大垣に全編成転出し、J11-J16編成化に。
現在の昼間は、16運用存在し、最大22運用ですから、6運用は昼間の運用がないことになりますが、ダイヤ改正後は、2+6+5=13運用となり、3運用減、昼間の運用なしが9運用に増えます。
快速の区間快速化に、昼間の列車本数が減ってますから、運用としては3運用が車両区留置に、走行㎞も減ることになります。先日、走行㎞80万㎞回帰の延長、10年までの検査期限となりましたが、走行㎞減により、こうした車両検査での負担も、少しは減ることになります。乗務員行路でも影響するでしょう。
乗客の面では、利便性ではやや不便となります。昼間の本数と、速達列車が少なくなります。
例えば、快速は、名古屋11:24→中津川12:40で、現在の2715Mですと、中津川まで1時間16分ですが、改正後の名古屋11:22→中津川12:38の区間快速2907Mでは、新守山・神領と停車化でも、時間は変わらず、同じです。
315系統一による影響、最高速度と性能の向上による、スジの変更となりますが、輸送の実際、昼間の乗客も、朝夜と比較しても限られる、多治見以遠では、特に少なくなるため、本数減もやむを得ないのかなぁ…、という感じです。
一方、乗客が目立つ朝夜では、大きな変化は見られないため、ほぼ、現状運用でも可能ですが、名古屋駅などの着発線変更による、運用変更の可能性があります。この辺りを注意して、事前準備に掛かりたいと思います。

【画像】木曽ローカル、中津川-松本間は、現状維持か?
木曽ローカルは、変更点を探すのに苦労する位、殆ど変化が見当たりません。313系B500編成6運用も、維持という可能性があります。その、ローカルの送り込み回送である、神領→中津川の回771Mは、回781Mに変わるようです。回送列番の増大は、昼間→夕方以降の回送列車が、下りで5列車分、増えたことを意味しますね。
211系東日本車の運用(822M-829M-834M-843M)と、313系B500+B500の列車も、変わらないようです。
![[鉄道模型]トミックス (Nゲージ) 98820 JR 315系通勤電車セット(8両)](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/jism/cabinet/1923/4543736988205.jpg?_ex=128x128)
[鉄道模型]トミックス (Nゲージ) 98820 JR 315系通勤電車セット(8両)
◆関西線(名古屋-亀山間)は?
一部で時刻変更、名古屋駅の着発線変更があるものの、大きくダイヤは変わっておらず、運用が変わっていない可能性もあります。
ひとまず、現状運用基本で事前準備をしますが、315系4両編成の増加で、両数変更の可能性はあります。ここで運用がどうなるかでしょう。
315系は、4両12編成は揃っています。来年度分で、多少、増えるかどうかも気になりますが、2024年度は静岡管内で投入となります。現状6運用に加え、下述のように、武豊線絡みで、4~5運用程度の増、1~2編成程度の予備が想定出来ます。

【画像】315系4両運行が開始の武豊線も、313系ワンマン運用はそのままだろうか。
◆武豊線
大きくダイヤは変わっておりません。朝に存在する、606F(3606F)の、大府分割運用もそのままです。昼間のG列車(列番Gのワンマン列車)も変わっておらず、ひとまず、313系B500編成充当で、考えるべきでしょうか。
315系4両編成の運行が開始となりますが、これで、大垣車の運用は、大きく変わることでしょう。神領車両区と関西線運用との送り込み・返却との関連も気になります。
こうした、関西線絡みを含めた、一連の回送列車の確認が、今後の鍵になるのではと思います。
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◆東海道線(豊橋-米原間)は?
静岡(111F,3109F)、菊川(113F,3115F)、浜松(2303F,5101F)もそのままでしたし、豊橋-米原間についても同様な感じですが、とりあえずはざっとです。細かくは見ていません。
武豊線との関連で、315系の運行が開始のため、大垣車の運用が変わるのは確実です。上述の中央線は、運用が読めますので、事前準備次第もありますが、東海道線は、毎回、念入りに確認する必要があります。簡単に推測が出来ないところが、毎回の課題です。
豊橋駅で、上り→7番線の、片渡りポイントレールがどうなっているかですが、依然と、架線だけは敷設されていないようです。他の番線と位置を含めて、信号機などの変化はあるようですが、このままですと、ダイヤ改正後での変化も、微妙な感じです。
大垣車の乗り入れがある、浜松-豊橋間ですが、上述の静岡・菊川・浜松出入区の他にも存在しますが、ダイヤ改正後も設定でしょう。但し、列車番号で変化が発生しています。
現行→改正後
939M→941M(939M空き番化)
回971M→回973M(浜松→新居町回送)……注1
1923M空き番設定化
回960Mはそのまま(22M返却)……注2
976M→978M(976M空き番化)
回982M→回984M(新居町→浜松回送)……注1
1922M空き番化
注1の新居町回送は、大垣車6両運用で存在する、錆取りの回送列車となります。現在の974M/155F(5349F)の間となりますが、ダイヤ改正後も、そのまま設定でしょう。
注2は、飯田線22Mからの、373系の返却回送列車ですが、他にも、939M,1923M,976M,1922Mと、2往復分増えています。9時、22時、15時、19時台となりますが、この空き番は、元々回送列車がある関係となっていました、何れも回送列車でしょう。
伊那路2号の22Mは、飯田線運用が終わった373系の返却でしたが、特に、回1922Mは、伊那路4号から回送となるのか、この他の時間帯でもありますから、何れも、何らかの回送列車が設定ではとみられます。
静岡管内のダイヤ改正では、名古屋管内と比較しても大きな変化です。朝の豊橋→熱海行は、静岡分断となり、最遠でも三島までになっていますが、この逆、熱海→豊橋は増えているようです。
「何らかの回送列車」も、ダイヤ改正のその影響とみられますが、豊橋駅構内の留置位置と併せて、豊橋の確認は、毎年・毎回の課題です。しかし、確認すればするほど、大垣・名古屋口では確認出来ない、情報の裏取りになるばかりか、運用表を作る上でも、既に重要な場所にもなっています。

【画像】飯田線豊橋場面、昼間の減便で30分に1列車化も
◆飯田線
昼間に減便が発生しています。豊橋-豊川間となります。426G,428Gは、前の下りが回送ようです。他は、特に大きな変更点はなさそうですね。
313系R100運用で、南部運用の変化という程度でしょうか?
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この他、細かい時刻変更、着発線の変更は、時刻表からも分かりますが、両数・車種までは、毎度のことながら、分かりません。これは、ダイヤ改正後の運用調査となっています。
ともあれ、準備作業に着手、今後も鋭意、努力します。よろしくお願いします。
西日本(奈良車、森ノ宮車)は、後日の記事化にします。
トミーテック(TOMYTEC)
2023-11-23
![西日本時刻表 2024年 3月号 [雑誌]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/0347/4910034410347_1_2.jpg?_ex=128x128)
西日本時刻表 2024年 3月号 [雑誌]

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