【画像】長く続いた千里中央行も、2024/3/22まで…。大きな変化を迎える御堂筋線と北大阪急行です。
2024-3-2 12時掲載開始(予約投稿)
◆新ダイヤの運用について
◆北急車の運用で面白い変化の可能性…
◆御堂筋線でMetro車の場合
◆四つ橋線の場合
◆意外と車両で動きがあった
◆今後について
◆今後について
東海ネタばかりの当ブログでしたが、今回は珍しく、「OsakaMetro・北大阪急行」となります。
3/23で、千里中央から先、北大阪急行(南北線)区間「箕面萱野」まで、延伸開業となりますが、取り急ぎ、先に「御堂筋線と四つ橋線の推測運用表+ダイヤ」の掲載を開始しました。
既に、ある程度の情報が公開されており、着発線もしっかり分かるため、これらの引用、そして、OuDiaSecondV2でのダイヤの打ち込みは、時刻も全駅入力ではなく、始発駅終端駅と、一部の駅のみだけの「簡単な入力」に絞って、作成時間の短縮で、手っ取り早く作成しました…。
JRのダイヤ改正・運用調査により、地下鉄までは、3/23以降では余裕がないため、今の内に、これらを作ることで、とりあえず、先に対応となりました。推測となりますので、間違い等はどうかご勘弁下さい。
【予約】JTB私鉄時刻表 関西 東海2024(03/18頃発送予定)
【画像】子供自分のプリント、今も昔も変わらない、桃山台駅北端の撮影名所、その南側…。
画像の8004編成は9両時代、既に廃車により、箕面萱野方面には足を伸ばせず…。(※8003,8006,8007編成のみ残る)
◆新ダイヤの運用について
詳細はこちらの当サイト、OsakaMetro項目のリンクからご覧下さい。
既に、推測版運用表とダイヤを掲載しています。運用については、可能な限り現状を踏まえています。出庫場所、朝の運用も同様ですが、現時点では「運用番号、列車番号」が未判明ですので、これは推測としています。
今後、大幅に内容を訂正する可能性があります。
御堂筋線(M1 路線記号M)
Metro車--37運用(変化なし)
北急車--8運用(+3)
四つ橋線(M3 路線記号Y)
Metro車--18運用(変化なし)
何れも平日の場合の最大です。
◆北急車の運用で面白い変化の可能性…
まず、北急線延伸開業により、3編成の9000形(9005~9007)が増備となっておりましたが、実質、路線延長による運用増分となります。予備は2編成でしたが、予備編成の数はそのままでしょう。
8000形は、4編成が9000形(9001~9004)投入で、既に代替廃車となり、8003,8006,8007編成の、機器更新と、車内のリニューアルもされた、3編成を残すだけです。全てを最新鋭車にはせず、更新をしてまで8000形を残しています。設備投資の関連でしょうか?
このため、全体で10編成が存在し、8運用予備2となります。現状期の北急車運用は、平日で朝5運用-日中2-夕方以降5、土休日で朝4-日中3-夕方以降4でした。土休日で日中運用が+1となります。平日で2運用、土休日で3運用の日中運転となり、他は朝夜だけ、何れも、千里中央-なかもず間の運転でした。
3/23開業後は…
「平日で朝8(+3)-日中2-夕方以降6(+1)、土休日で朝6(+2)-日中3-夕方以降6(+4)」
という具合となりますが、更に、平日に限って、「新大阪-天王寺」間の、いわゆる「中運転」での北急車運用が、3運用分増える感じがします。恐らく、延伸開業により、北急線内でのMetro車の走行㎞が増える関係か、新大阪-天王寺間での、北急車の走行が3運用分追加、となりそうです。(一部で「小運転」の中津-天王寺間の北急車も存在の模様)
面白い所では、平日天王寺発箕面萱野方面では「14:17,21,25」発と「16:28,31,34」発は、上り列車で3連続北急車で充当の可能性があります。
土休日の中運転はない模様で、平日に限って、北急車の乗車頻度が増えることにもなりそうです。
特に平日は、土休日と異なり、大運転(箕面萱野-なかもず)間は1運用減って、2運用だけですので、余計に中運転で、Metro車、北急車間で、走行㎞の調整でしょう。
OuDiaSecondV2でのソフトは、走行㎞の計算機能はありませんので、実際の走行㎞は計算していません。
また、現時点では推測ですので、実際の運用で異なっていた場合は、どうかお許し下さい。判明次第、内容の訂正等をします。
平日
予想運番--出庫→入庫
80--桃山台→桃山台【朝のみ】
81--箕面萱野1番→桃山台
82--桃山台→桃山台/日中中運転
83--桃山台→箕面萱野1番/日中中運転
84--箕面萱野2番→桃山台
85--桃山台→桃山台【朝のみ】
86--桃山台→桃山台【朝のみ】
87--桃山台→桃山台/日中中運転
88--桃山台→箕面萱野2番【15時以降】
土休日
80--桃山台→桃山台【朝のみ】
81--箕面萱野1番→桃山台
83--箕面萱野2番→桃山台
84--桃山台→桃山台【朝のみ】
85--桃山台→箕面萱野1番
86--桃山台→桃山台【15時以降】
87--桃山台→箕面萱野2番【15時以降】
北急車の運用は、ざっとでは上記の通りではと推測しています。3運用増に加え、桃山台車庫の留置容量も限られることから、箕面萱野駅で留置、2運用の設定は確実でしょう。
赤字で「桃山台」は、これ自体が千里中央1番線留置という可能性です。出庫は千里中央発の始発となる列車ですが、入庫は、平日・土休日共に、箕面萱野行の最終1列車前の列車(箕面萱野23:58着)で、その後、という可能性になります。
もしその場合、3日間で車庫に戻らないことになりますが、1日目は午後から、3日目は朝までと、運用でも考えられている気配です。
3運用増大で、桃山台車庫の容量で、留置に余裕がない場合でしたら、千里中央1番留置の可能性もありますが、車庫で1編成の増ですので、そのまま、桃山台車庫の場合も予想出来ます。こればかりは、3/23開業後の動きを見るしかありません。
JRの運用調査もありますから、御堂筋線までは余裕もなく(だから推測運用表+ダイヤを先に作った)、今の所、鋭意努力としか言えません。
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更に、土休日だけ設定の模様ですが、「江坂6:29,6:53,17:08発のなかもず行」は、江坂発の始発列車となりますが、2番線ではなく、1番線でしたので、江坂駅の配線の関係で、何れも北急車の運用、桃山台2番から逆出発で、江坂回送、以降の御堂筋線から、営業運転の可能性があります。(※Yahoo!時刻表でもこの着発線表示は確認です)
これは、今までにはなかったパターンです。桃山台駅2番線(箕面萱野方面)からの逆出発は、既に出発信号機も存在しますので可能ですが、直接、桃山台駅始発なかもず行きとはせず、乗客扱いが江坂発と言う点も興味深いところです。
そして、平日・土休日共、なかもず23:08発→江坂23:56着の江坂行きも、北急車の運用は確実で、江坂から先は桃山台回送、直接車庫に入庫は濃厚です。
車両の行先表示で「桃山台」が設定は、確認していません(※交通局時代に発売だった、大阪トラフィックログ1号の冊子では、Metro車ではその設定はない)が、営業列車で、桃山台行きとしていない点も興味深い所です。お客さんの確認・案内等で、桃山台では厳しいのでしょうか。
ちなみに、この列車の1列車後は、最終の箕面萱野行(0:22着)となり、そのまま1番線入庫・留置とみられ、新大阪での新幹線最終列車到着(23:45着、のぞみ263号)との接続も含めて、北急線への最終接続は確保されています。
尚、ダイヤグラムのスジは、「橙色」は北急車、「黒色」はMetro車、「太線黒色」は、小運転の中津-天王寺間の列車(北急車の場合は、北急運用としてスジを記載しています)、「青色」は四つ橋線、「灰色太線破線」は回送となります。
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【画像】なんば駅に停車する御堂筋線車両(13:25頃)
1933年開業から91年、大阪の大動脈路線も、昼間は閑散。
Metro側での車両の置き換え・更新は一段落しましたが、箕面萱野延長で、大阪の南北、箕面市(吹田市豊中市を含む)-大阪市-堺市、32.9㎞を約60分で結ぶという、長距離の地下鉄路線に…。
◆御堂筋線でMetro車の場合
最大37運用、21系が18編成、30000系が22編成のようですので、40編成、予備は3編成となります。
日中の運行間隔では、変更もありませんが、平日夕方の出庫で、現在は38~47の10運用に対し、ダイヤ改正後は38~50の13運用に増える気配です。
土休日は、27運用から、1運用減って26運用、夕方の出庫は、28~33の6運用から、27~31の5運用となりそうです。延伸開業も、大きなヘッド、運転間隔の変更まではありませんね。
ダイヤ改正の時期などで、予備5の場合もありましたが、21系での中間更新(※機器更新、車両のリニューアルでの内部の呼び方)は、中央線(24系時代)、千日前線、堺筋線と同様に、全車完遂で一段落したため、10系で残っていた、予備車で少し多かった分は、2022年で廃車、予備車相当も消滅の模様です。
予備は3編成となりますが、検査入場で常に1編成程度でも、こんな程度でしょうか?
ちなみに他路線は…
谷町線37運用40編成予備3
中央線17運用20編成予備3
千日前線14運用17編成予備3
堺筋線13運用17編成予備4(※2022/12/17改正で1運用減となっている)
長堀鶴見緑地線23運用26編成予備3
今里筋線13運用16編成予備3
ニュートラム17運用20編成予備3
ですので、各路線、予備編成は3編成程度で充分でしょう。
堺筋線はダイヤ改正で1運用減となり、予備4となっています。今里筋線は14運用が開業時も、利用者が多くなかったのか、2013年3月ダイヤ改正で1運用減、8117→8131編成として、長堀鶴見緑地線での運用増で活用もありました。
谷町線と四つ橋線で中間更新車両の継続、中央線で2025万博関連による、車両の置き換え、車両の転配と、22系で、中間更新を受けずに廃車の車両も発生していますので、予備車の数は、前後する可能性があります。
【画像】23617~23612、番号並びで揃った23系(※緑木の一般公開時)
◆四つ橋線の場合
四つ橋線も、大国町との接続の関連もあるのか、ダイヤ改正となります。
現状は、18運用22編成予備4となり、谷町線同様、中間工事実施車両によるものか、予備車は多めです。これは、ダイヤ改正後でも変わらないようです。平日の日中でのダイヤの変更が見当たりません(10列車、9運用回し)が、ラッシュ時で時刻変更がありますので、運用変更は確実です。
土休日での日中は8列車間隔から、一部の時間帯で7,8列車と、若干の減便が発生しています。7.5分毎から、8分毎ですが、30秒程度の変更か、8運用回しはそのままのようです。
【画像】谷町線車両
◆意外と車両で動きがあった
以降は余談です。
四つ橋線は、路線が短いため、これ以上の大きな変化もありませんが、変化が多いのはダイヤよりも「車両」のようでして、車両の転配や関連での廃車があるようです。当方でも、車両の動きがよく分かっていない可能性もありますが、まとめます。
四つ橋線の23系は、23601~23622の22編成ですが、内、23601~23615が中間更新工事終了、23616以降(残り7編成)で中間更新がまだのようです。元々の四つ橋線も、19運用22編成予備3でしたが、2013/3/23ダイヤ改正で1運用減、これで、23606編成が24656編成として中央線に転出でした。(※中央線2601編成廃車の代替)
2018年頃、谷町線から22606→23656として四つ橋線に転入、谷町線37運用41→40編成により、予備4→3に変更でした。2013,2017と、ダイヤ改正による運用減はなかったようです。(反面、四つ橋線の予備が4に戻る)
中央線に転出した23606→24656編成が、今度は、23606編成に戻る形で四つ橋線だったようですので、中間更新工事車が1編成だけではなく、2編成程度の発生により、四つ橋線の現在は、正確には18運用23編成予備5となるのでしょうか?
(23601~22,23656の23編成、こうした転配で、2編成程度、未更新車で廃車が発生か?)
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中央線での30000系は10編成分投入ですが、2025万博終了後は谷町線に転出が決まっており、相当分の22系は、最終的には、中間更新をせずに、新車で廃車となります。
つまり、中央線で投入予定の400系23編成分(万博終了後、現状17運用+夢洲延伸分運用増とみられる3編成、予備3維持)ですから、中央線30000系10編成は、万博期間だけの運用増分(夢洲-森ノ宮・長田折返しなど)となります。
その前に、中央線24系は、1編成は上述の通り、24656→四つ橋線23606編成に、24651~24654編成は谷町線(22651~22654編成)のようです。既に、谷町線22615,22655編成が廃車となった模様で、これは、中央線の24系4+1編成(谷町+四つ橋)の転出による影響のようです。
中央線20系15編成、24系5編成(計20編成)の置き換えは、30000系10編成、400系12編成(最新は40612編成)ですから、2024/3月時点で、既に置き換えが終わったことになりますね。(20→22編成で、予備車が3→5となる)
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中間更新がまだの谷町線22系は16編成分(22613~22619<7>,22655~22663<9>)のようですが、24→22系4編成転入、これらは中間更新は終わっていますから、未更新編成を廃車(22615,22655は既に)の場合、未更新車残りは12編成分です。
四つ橋線未更新車は7編成分(23616~23622)ですので、12+7=19編成中、7~9編成は、今後も中間更新工事が、恐らく、万博終了までには見込まれ、万博終了後に残った10~12編成は、廃車の運命でしょう。
四つ橋線の予備編成(3~5編成、23601~22,23656の23編成のため、2編成分多い)の関連にも注意で、数値は前後する場合があります。
四つ橋線で未更新車が依然と多いため、もしかすると、谷町線→四つ橋線へと、中間更新工事が終わった車両で、他にも、転属となる編成があるかもしれませんが、どうでしょうか?
◆今後について
実際の運用調査は、JRのダイヤ改正で手一杯ですので、先に、推測運用表・ダイヤを作りました。今後、訂正等は行う可能性がありますが、出入庫の実際の確認、運用調査までは、当分はないと思います。
このため、堺筋線や中央線と異なった考え方となりますが、情報としては掲載します。もし、推測と、実際とで、情報が大きく異なっていた場合は、謹んでお詫びします。その上で、3/23以降の御堂筋線・四つ橋線の運用として、一つの参考になればと思います。