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【画像】なかなか検査標が確認出来なかったY12も漸く、3-12NG全検ということで、80万㎞に回帰が延長も、今年度には要部検査も?

2024-4-20 24時掲載開始

ブログ記事が久々となってしまいました。

やはりと言いますか、1ヶ月は要してしまいましたが、「東海運用」は、概ね一段落となりました。

名古屋管内(本部管轄)での、大垣・神領と、3月は24,25と、4月は6~8,11での運行結果は、運用表にも掲載していますが、運行結果を掲載していない他日も、可能な限り、確認をしております。18きっぷの他に、新幹線往復も利用してしまいましたので、意外と費用も掛かってます。

今回も、運用表作成におきまして、多少のご協力を頂きました皆様・方々には、改めて、感謝を申し上げます。
更に、中京テレビ個人と、ライブカメラの存在も大きく、名古屋駅構内での入換のタイミングは充分に、各列車の両数把握・回送にも、大いに役立っております。ありがとうございました。

今回のダイヤでは、運転士用の行路表に記載の運用番号までは確認出来ておりませんので、運用番号は「Z」と暫定でまとめています。

大垣車を中心に、新ダイヤ運用のまとめ記事となります。前記事はこちらです。

◆大垣車の運用両数「12両」減少
▼8両運用
▼6両運用
▼311系を含む4両運用
▼飯田線運用
▼今年度の315系
◆神領車運用
鉄道ダイヤ情報 2024年 06月号 [雑誌]
鉄道ダイヤ情報編集部
交通新聞社
2024-04-19


JTB私鉄時刻表 関西 東海2024
JTB私鉄時刻表 関西 東海2024


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【画像】本来?の、6両固定編成のみでの運行も再び多くなった、Y100編成


◆大垣車の運用両数「12両」減少
前回の記事でも「12両」の運用減と書きました。

改正前366両→改正後334両=32両
内、20両(4両5運用分)は、武豊線相当運用315系化による神領への運用移管
残り12両で、実質の大垣車運用減相当分

このような変化となります。

311系ですが、ダイヤ改正時点で4×7編成=28両(G1,G2,G3,G4,G11,G14,G15)となり、既に、32両分中28両で、全車両の置き換えは出来てしまうことになりますが、廃車となったのは、3/15でのG2+G14の8両のみとなります。

既に動きとなっているように、313系の2両編成で、Y39+Y35+Y37が3/15、Y40+Y36+Y33+Y32が3/16、Y41+Y31が3/23に、大垣→静岡となっており、2両9編成18両が静岡転出となっています。

これで、26両で動きが発生、残り6両で、ひとまず予備車の一時的な増(20→26両)となっている、ということになります。

R110での、飯田線豊川駅近く、鈴与踏切での事故被災・日本車両での長期修理による補充分(事故車は予備車に含める)の2両と、311系4運用でも、実質、予備1編成が出来たということです。

冒頭のY12も、3/15のダイヤ改正前日に車両故障もありましたし、予備車20両中で、名古屋工場で検査を受ける車両が、一時的に多かったということもありますが、こうした一時的な予備車増も、特に、R110編成が復帰となった場合で、元の20両に戻る可能性も予想出来ます。

313系の2両編成は、Y34+Y38だけが、歯抜けの状態で現在も大垣となります。この2編成も、何れは静岡転出となるでしょう。この時点で、予備車は22両となりそうです。

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【画像】既に静岡転出の313系Y31編成(手前2両)

平日で、「313F大垣併合-204F-大垣」で、ダイヤ改正以降、米原方に2両増結という情報ですが、4/15時点では併合がなかった模様ですので、所定運用ではなく、春休み期間による一時的な車両増結(臨時)だった模様です。これはどうも、過去のダイヤでも、平日で存在だった模様です。臨時運用でしょう。

315系ですが、C113+C114編成が、4/4に日本車両を出場しています。4両予備車が3編成と多めになっています。2編成程度はあれば充分ですが、今年度の投入区間は、中日新聞1/1,3でも記事になっています。

3月、武豊線・東海道線大府-大垣間
6月、東海道線熱海-豊橋間
11~12月、身延線富士~西富士宮間と、御殿場線御殿場~沼津間


このため、来春のダイヤ改正までは、予備3編成と多めになるかもしれません。C0の8両編成で、今年度から要部検査を迎えるかは分かりませんが、もしその場合でも、C0の1編成入場でも、8,4両各1編成予備となります。(※8両は4+4となる)
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【画像】6両運用で、飯田線南部返却車が併合した、2109F、313系4+2+2
尚、撮影当日(4/8)の2109Fは、その後、触車事故で運休となっています。


▼8両運用
ダイヤ改正前、14運用固定運用として存在が、9運用と、-5運用分減っています。5運用は8→6両となり、10両分減に相当します。減車の理由は分かりませんが、個人的には、日中の8両編成では、輸送力過剰という場合もあったことから、多少の朝夜ラッシュ時の混雑は予想・やむを得ずも、このダイヤ改正で減車となったようです。

但し、2022/3/12改正で20両分の運用増、内、6両は飯田線3両2運用の運用移管でしたから、14両分の運用増となっていますが、12両の運用減により、2021/3/13ダイヤ改正と、残った2両分以外で、ほぼ、変わらない運用両数に戻ったことになります。2021/3/13ダイヤは、8両固定ではなく、その2両側は個別の運用で、分割・併合が多かったダイヤでした。

運用増はしたものの、2年間の変化で、過剰という判断もでしょうか?

それでも、まあまあの8両列車設定は残っており、一部で普通もありますし、長距離での鈍行移動(特に米原から以東直通)も、便利と言えば便利な列車もあります。土休日での「3204F→5506F」の大垣移変は、直接的には未確認ですが、状況から、そのまま乗車出来る可能性があります。

殆どが「Y100+Y30/Z0」の充当ですが、一部で、「Y0/J0+Y0/J0」と、2運用分で、4+4両で固定編成も存在します。土休日は平日と比較しても、設定列車は少な目となります。

8両運用は、60万キロ回帰ですと、1年半経過後に検査入場となってしまいますが、80万キロ回帰延長後は、2年と少しまで延長となりました。

快速系統の充当が続けば、1日の走行キロは1000キロを超えてしまいますので、キロ回帰延長は大きいと言えますが、それでも2年経過となります。時々、編成替えなどで、多すぎる走行キロとの調整もあり得ます。

【画像】豊橋駅夜間留置は今回も確認、この動画では、入区場面、主に西小坂井駅を…。


▼6両運用
改正前の10運用から、16運用に増大しています。

大垣車では、J編成での、3+3両が存在しますので、これがどうしても6両4編成分(飯田線3両2運用を除く)に、4+2両の充当も存在します。3両編成で検査入場となれば、片割れの3両は予備車となってしまうこともあります。(Y100離脱と同じく、一度に3+3が入場となれば、でしょうか。)

一方で、Y100の6両固定編成は17編成しかありませんので、6両16運用で、内12編成を全てY100充当にしてしまうと、8両運用で4+2+2両が3編成程度と、中間運転台の車両が多くなってしまう(座席が少なくなる)からでしょうか?

4/7時点、Y100は9編成、3+3両は4編成、4+2両は3編成で充当となります。4+2両の1運用は、「J4+R108」と、飯田線南部車両での予備相当が充当となります。飯田線R100の予備は3編成と多いのと、走行キロの調整(※飯田線ばかりでは走行キロで検査回帰は迎えないが、それ以外の運用では、走行キロで検査回帰となるため、その調整という意味)もあるのか、元々から、恒常的な東海道線での運行も存在します。

ボックスシートは、乗客でも敬遠傾向は明らかですが、今後も東海道線代走は予想出来ます。

運用は、特別快速から普通と満面のない充当ですし、「回973M-回984M」と、高塚・舞阪・新居町の錆取りも存在します。この錆取りは平日・土休日で運用が異なりますが、舞阪同様、普段使用されない線路の錆取りとなります。中線でしょうか? この様子も取材したいのですが、なかなか機会もありませんし、先日の浜松来訪も、帰路の時間の関係(18きっぷもあり…)で、確認出来ておりません。

608~612は、出区入区が大垣となっております。この影響か、番号通りには流れず、編成の流れも一定していないようです。今後の課題として残っていますが、609は、昼間、大垣車両区での留置が長いという意味で、これを検査運用としてまとめています。(601~608,609~616として、9日間隔で想定)

昼間の熱田留置は、平日で2運用、土休日で1運用設定されています。回送についても確認出来ております。4/8のダイヤ乱れで確認出来なかった、昼間の豊橋留置の位置も今後の課題です。

【画像】豊橋駅夜間留置は今回も確認、この動画では、豊橋駅の朝の出区場面と、西浜松を…。


▼311系を含む4両運用
普通列車中心の運用ですが、一部、特別快速・新快速・快速・区間快速も併合で充当となります。

改正前は20<313>+14<311/313>の34運用でした。

改正後は23+4=27運用
となり、7運用の減、内、5運用は、武豊線相当の315系神領移管分となりますから、実質2運用減となります。2運用はそのまま、6両運用に変更した感じでしょうか?

【都合】
8両14→9運用(-5)=40両減
6両10→16運用(+6)=36両増
4両34→27運用(-7)=20両運用移管、8両減
全体で12両減


全体ではこうなりますから、つまり、4両2運用分で6両化にもなります。

4運用で、311系充当限定として残りました。一部で豊橋までの運行もありますが、殆どは「大垣-米原間」での折返し列車が運行の中心です。東海道線でも、18きっぷシーズン以外では、やはり、乗客が少ない区間で、30分に1列車しかありません。この運用で、一部では313系もありますが、殆どが311系となります。

今年度での315系の投入予定はありませんので、来春のダイヤ改正までは、311系の運行も、そのままではと思います。G3編成が「4-5NG」と、前回の検査から5月で2年も、走行キロが減っているのと、予備車も存在するため、来春前後まではギリギリ…、という感じもします。この辺りの実際も気になります。

23運用で313系充当限定となりますが、内、18+5と、運用の「組」が個別となっているのは、運用の流れでも明らかのようです。5運用側で、運用番号は暫定ながら「421~425」としましたが、106F(3106F)で、後部に315系神領車が併合する運用が存在します。

現在は「313系+315系」の併合が、大垣→大府間だけとなりますが、来春も、運用が変わらない場合と想定ですと、この、421~425の運用で、今後、315系化という可能性も予想は出来ます。充当編成も、J0,J10の充当はなかった模様で、どうも、Y0で固定されているような感じです。

岐阜貨物タ折返し回送は、推測となります。岐阜の折返しでも折返しは可能ですが、この辺りは実際に駅の入換を確認する必要があります。

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平日の406で、354F(岐阜18:43→岡崎20:15)充当後、岡崎→岐阜回送となって、174F(岐阜22:27→豊橋0:42)に充当するという運用が発生しています。名古屋は6番線21:35通過でしたが、改正前は、岡崎着後、そのまま豊橋回送でした。

365Fは174Fから370F折返しとなり、363Fは370Fから366Fに、改正前の366Fは、4両運用の401で、夜出庫運用となっていましたが、現在の401はそれがなくなったため、354F/174F間で、岡崎→豊橋と回送が発生したことになりそうです。

改正前の354Fと改正後の174Fで、豊橋入区は同じとなりますが、「岡崎→豊橋」の回送で、営業列車の増発としていないところが、興味深い所です。

設定が少なくなりましたが、依然と「浜松~豊橋間」の運行は存在していますし、「744M-761M」での掛川も、平日でも設定のようです。菊川・静岡入出区も継続となりました。

日中の豊橋留置で、402での、1101F(4101F)までの間合いが長くなっています。この列車は、豊橋発岡崎行きで、最終の1列車前ですが、平日は122F(11:48)、土休日は3110F(8:33)着から、23:09発まで、充当がないのは確実です。

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▼飯田線運用
豊橋~豊川間での昼間減便が発生していますが、概ね、この変更関連も把握出来ています。下りで回送が2列車も設定の模様ですが、267の運用は、「回送-426G」だけで運輸区出入区は確実です。

ただ、運用は、大きくは変更していない模様です。213系運用もそのままだろうと思いますが、掲載しています。飯田線北部を中心とした再確認は、今後の課題です。


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【画像】静岡車4両固定運用で、「W+GG」の組成で運行される、928M
1カ所でトイレ車両編成となりますが、今後の315系となる運用は濃厚でしょう。


▼今年度の315系
静岡車となり、ネット上では「U1」編成の模様ですが、最近の情報では、C114から続く3015の車番ではなく、3029からとなるようです。42編成までの投入は既に決まっており、これで、U編成はU14(3042)までとなりますが、C100と異なる所は、扉の半自動対応とそのボタンのようで、区別のために、車番の「飛ばし」でしょうか?

これらは、私自身が確認した情報ではありませんが、もしそうなれば、3015~3028は、次年度、2025年度分として、車番を空けることになります。C115~C128は、神領配置として引き続いてか、大垣配置となるかでしょう。編成番号と車番を同じにさせた格好です。

静岡車は、6両固定の運用が誕生した模様で、他サイト様の情報になりますが、12運用のようです。LL/SSの211系の他、S編成(旧・セントラルライナー車の313系)の共通となっています。運用情報を調べば、乗車のチャンスも増しますが、S編成は6編成のみですので、211系3+3両は、まだ残っていることになります。トイレなし列車の廃止も完全ではありません。

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個人的な推測となりますが、「6月、東海道線熱海-豊橋間」は、この6両固定運用でしょうか?

315系がどの程度まで、6月に新造されるかは分かりませんが、「11~12月、身延線富士~西富士宮間と、御殿場線御殿場~沼津間」までに、少しずつでも、東海道線の6両固定運用に投入ではないだろうかとみられます。

大垣からのY30→静岡K0編成(313系2両9編成)は、6月以降、315系4両と組成し、4+2で、現在の211系3+3両を中心に、トイレなし編成から、置き換えということになりそうでしょうか?

6両6編成を優先的にしても、S+SS/LL編成は予備も含めて6編成、不足の1編成は、7編成以降の315系投入までは、K0+K0+K0のブツ6でしょうか。 S編成は、S+Sとして6両3編成分を残して、315系が9編成程度まで増備ですと、LL/SSの211系3両の置き換えは完了します。
(残り211系3両、LL-15編成、SS-6編成)

続いて、「W+GG(313系+211系)」と、4両固定運用が8運用存在するようです。予備がそれぞれ1編成もありますが、最終的には、この運用にも315系が充当となり、8運用中4運用程度、残り4運用は、313系のW編成(W+Wの重連)で、211系2両のGG編成も、置き換え完了となりそうです。

ダイヤ改正後の三岐鉄道譲渡15両も驚きましたが、更なる譲渡編成・車両も発生するかも、今後の注目です。
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【画像】関西線の運用は、来年度で更に増えると推測、315系4両


◆神領車運用
土休日朝で確認不足がありましたが、こちらも確認・反映となっています。8両固定編成化完了により、既に運用もスッキリしましたし、大垣車よりも運用調査の負担は楽です。もう、大丈夫だと思います。回送も把握出来ております。中央線は、8両は22運用と変わらずです。

関西線は、一部でその後の運用訂正がありましたが、木曽運用も含めて、こちらも問題ないと思います。その関連と、亀山留置は動画でも、既にまとめています。


2025年以降で、名古屋方面で315系4両の新造が再開となりそうですが、静岡管内は、上記で一段落しそうで、残りは、311系と213系です。

特に213系は、捻出したい車両が、313系B500代の編成しかありません。B400代は静岡に転出となっています。車両の捻出気配も明らかで、来春のダイヤ改正は、関西線で大幅な運用変更が確実といえます。

現状、平日朝での関西線の運用です。
315系6運用分

313系2+2両(2両10編成、4両5編成分)
300M-1307M-1314M
302M
1302M-1309M-1316M-2303M
(1300G-1305G)-1312M
1301M-亀山併合-2352M

313系2両1運用
1304G-1311G-2300M

残りの、315系4両は14編成分となりますが、今後、全て、315系4両化ですと、4両6運用分が必要となります。一部で増結となる上、車両の側面カメラ設置により、ワンマン運転をどうするかということになります。

1300G-1305Gは、朝の運用がこれだけですので、+1編成捻出で、313系は2両12編成分の捻出は、可能にはなります。昼間、7運用程度は必要ですが、現状の315系4両6運用でも、昼間の運用がないため、仮に、関西線で12運用分が必要としても、既に充分です。

武豊線、2両4編成(4両2編成分)は最大でも充当となりますし、木曽ローカル(中津川-松本)間も6運用維持は必要です。213系飯田線も運用数に変化が無い場合、13運用は必要となります。

木曽ローカル--6運用
飯田線--13運用
予備--2編成


21運用・21編成は今後も必要でしょう。B500は24編成ですから、残り3編成で、今後も昼間で武豊線運用のワンマンが残るのか、関西線でも一部のワンマン運用が残るか、となります。

いずれにしても、関西線の大幅なダイヤと運用変更、315系の増運用は必要でしょう。関西線で6運用、武豊線で2運用、来春でも増ですと、残り6編成分、内、4編成は、「大垣-米原間」の311系→315系化、残り2編成で、一部の東海道線運用の増も、予想は出来ることになります。

予想は別にして、これで、315系投入による、一連の車両の置き換えは一段落となりそうです。


今回は、ダイヤ改正日当日から、「静岡地区運用」がXのトレンドになるなど、静岡管内で変化でしたので、名古屋管内はややプレッシャーもありましたが、一段落でホッとしています。

残っている大和路線と環状線、近鉄を、今後、加速したいと思います。