【画像】日本の屋台骨、東海道新幹線、東京へと急ぐ
子供自分の0系時代からお馴染みです。
2024-8-31 5時掲載開始
◆東海豪雨について
◆60年前に出来た新幹線故に
◆バイパスルートとしての「北陸新幹線と在来線」は…
◆8/30での「臨時快速」は、過去にもなかった「異例中の異例」
◆8/31(土曜日)はどうなる?
報道の通り、東海道新幹線の運休が続いています。台風10号接近と大雨による規制値超過、累積降雨量などによる、8/29の夕方以降~8/31で、特に三島-名古屋間となります。運転見合わせ遭遇・迂回などの皆様には、謹んでお見舞いを申し上げます。
在来線は8/28から、特に静岡-掛川間では、全く動いていないため、もし、台風接近で、9/1も運休となれば、定期券の期間延長(5日以上)、払い戻しも発生します。(8/28,29,30,31,9/1)
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7/22頃の保守作業車の脱線衝突による責任事故もありました。8/16には、台風7号による、東京-名古屋間で終日運転見合わせもありました。
最近、輸送障害が目立つ「東海道新幹線」となりますが、7/22での責任事故以外は、「自然災害・またはその恐れ」による、事前予防を含めたといいますか、運転見合わせも、事前に「可能性がある」として、Xのポストや運行情報でも告知されるようになっていますし、「終日の運転見合わせ」も、目立ってきました。
過去、何度かまとめましたが、改めてまとめます。
◆東海豪雨について
2000/9/11~12と昔話になりますが、当時の、台風14号による秋雨前線停滞、これが東海地域に大雨となり、新幹線では、多くの列車が駅間で足止めとなるなどの影響がありました。簡単な報道映像も上記にピックアップしています。
この頃は、現在のようにスマートフォン・情報過多という時代でもなく、2Gの携帯電話は既に普及も、情報発信や確認では、まだまだ、今と比較にならない位、課題の多い時代でしたし、現在では当たり前となりつつある「計画運休」という考え方もなく、「可能な限り列車を動かす」という考え方もありました。
在来線では実際に、線路に水が浸かるなどの被災もあり、この大失敗と反省・教訓から、現在に至る危機管理面、色々な対策が講じられたのも事実だと、個人的には思います。当時の社長が、後日、謝罪の記者会見をする位な事象だったようです。
ちなみに、当方自身は都内在住時、直接的な影響はありませんでしたが、当時、記録していた手帳によれば、両日は都内に居たようで、9/12は、「有楽町でパスポートを取りに行く」とメモ書きでした……。
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【画像】北陸新幹線
◆60年前に出来た新幹線故に
過去にも記事化にしたネタですが、2022/5/30のリリースで、「新しい降雨運転規制の導入」もあります。
現在の規制値は、こうしたルールが基本となっています。このサイトによれば、8/27 17時時点の連続降雨量が166mとありますし、気象庁でも、6時間降水量が207mm(8/29 22:00 静岡)と、8月の1位値を更新した位です。
東海道新幹線は、「盛り土区間」が多く存在します。1964年10月と、今年で開業60年となる東京-新大阪間で、53%の区間で盛り土の区間というデータも出て来ました。
JRとしても色々と対策はされているものの、線路の路盤が高架橋に変わらない(実質的な作り直しにもなる)ため、どうしても厳しい規制値を設定して、285km速度で運行による、安全対策をする必要があるわけです。
冬場ですと、米原付近の積雪、最近では、局地的なゲリラ豪雨、路線も約500Kmと長いため、大阪では快晴でも、静岡が大雨による規制値により、安全優先で、速度制限・運転見合わせをする必要があるのです。実際に盛り土が流失した過去もあるようですね。
その後の山陽新幹線から、最新の北陸新幹線に至るまで、高架橋または長大トンネルが主流となっています。金沢-敦賀間は52%が高架橋、34%がトンネルのようですし、北海道新幹線の延伸部も、殆どがトンネルで建設されています。早期開通を望みたい、新大阪までの開業も、トンネル区間で殆どでしょう。
こうしたことから、中央新幹線のリ逼迫する逼迫する輸送量の補完・バイパスルートに加え、高架橋または長大トンネルと、実質、「東海道新幹線の作り替え」と言ってもいいでしょう。
だからこそ、輸送量に限界・自然災害等による、東京-大阪間の大量乗客・速達輸送のバイパスルートとして「リニア」の必要性に目的にもなる訳で、JRも自己資金・有利子負債を含めて、数兆円に及ぶ建設費用を掛けてまで、建設をしているわけです。今回も「リニア」があればという感じです。
【画像】211系東日本車で運転される「中津川行き」822M列車
◆バイパスルートとしての「北陸新幹線と在来線」は…
東海道新幹線が運転見合わせとなれば、バイパスルートとして、「北陸新幹線-サンダーバード」「あずさ-しなの」「近鉄特急」「在来線」の鉄道に加え「旅客機」「車」「高速バス」などとあります。ドラえもんの「東京大阪理論」は、意外に有名な話だったりします。
冒頭画像、N700系の座席定員は、1319人分となります。以前は1323人でした。車椅子スペースの増加で4人分減っていますが、これが1編成16両、グリーン車も含めた定員と座席数です。
仕様の限界一杯で、多客期に運転される「のぞみ12本ダイヤ」ですと、片道で単純に、1時間あたり15828座席以上の輸送量となります。これが全列車満席となるのが多客期、全席指定席化でも、尚も輸送量が逼迫する位です。往復分ですと倍、1時間で往復の売上はざっと約4億円以上と、正に、「JRのドル箱」です。
2024/4/1時点で、132編成もの16両編成が存在します。これは、東海車のN700系のみですので、西日本車を含めますと、更に多くなりますが、132編成分は、東海道新幹線で必要な分と考えてもいいでしょう。
2017/3/4改正で、運用は99本設定も、実際は「のぞみ12本ダイヤ」による臨時列車もありますから、現在では、予備車を多く見積もっても、最大120編成以上または前後が稼働ではとみられます。
こうしたバイパスルートは、東海道新幹線を補える程の輸送量は、別方向の遠回りですから、元々からありません。
「北陸新幹線-サンダーバード」---新幹線924人、683系12両728人
「あずさ-しなの」---E353系12両674人、383系10両578人(6+4両の場合、6+2+2は579人と最大)
ダイヤも1時間に1列車が最小、北陸新幹線も、東京-敦賀の「かがやき」の本数も限られます。今年3月、敦賀延伸による時間短縮効果はあるものの、全部が全部の輸送量には対応出来ず、臨時列車を急遽仕立てても、限界は明らかです。
当方としては、以前「平常運転時の普段から遠回りしてもいい」と書きましたが、やはり、どうしても乗客は押し寄せましたし、指定席は全列車満席も続出します。取り急ぎで移動したい方は、ヤキモキでしょう。
また、上記の定員や座席数は最大の場合です。特に、「特急しなの」の場合は、車両も76両、多客期で最大10運用のフルでも、1運用は6両、5運用で8両、2運用で10両、臨時で6両と4両という輸送量です。
383系も、最近新製されたHC85系でも、元々あった車両(381系、キハ85系)の両数から少ないため、全部が全部10両編成ではありませんし、どうしても1運用だけは6両のままです。
東日本や西日本みたいに、多客期用の増結車や、団体や臨時で使う波動用の車両が、東海では、全くと言っていい位にありません。元々予備車の設定も少なく、在来線の臨時列車も、おいそれと増発が出来ないのではと思います。
【画像】早速動画でも上がってました。
◆8/30での「臨時快速」は、過去にもなかった「異例中の異例」
8/30での、名古屋駅10番線の入場制限(8~17時頃)は、過去にもなかったと思います(あったかもしれませんが、いつ以来かも忘れました)ので、今回は、今までに無い混雑です。
30日の383系は、6両と4両で各1編成の予備だったようで、5編成ある2両は、8両増結用としてフル稼働だったようです。そんな中「臨時しなの85号」「臨時しなの82号」が、急遽、名古屋-塩尻間で運転され、4両編成が稼働、3両ある一般車は全て自由席、グリーン車は車内で発売だった模様です。
走行キロの多い6両編成も、たまたま、検査入場の車両もなかった模様です。
平日でも、元々の臨時スジは設定なのか、急遽の仕立ても、乗務員さえ確保出来れば、で、運転だったのでしょう。A101編成充当、223人の座席は限られているものの、「救済輸送」「輸送の確保」という意味では、大きかったといえます。
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また、「臨時快速」には驚きました。名古屋12:30発、塩尻15:30頃に着、復路は中津川行きとして設定され、塩尻16:15発、中津川17:42頃の到着だったようで、中津川からは神領回送の模様です。
315系のC114+C104編成充当と、8両固定編成比較で、トイレは2箇所もあるのは幸いですが、現在、C1編成が、新製後初の名古屋工場検査入場となっており、8両予備車が、多めに製造していた、この4+4両しかありませんでした。(他、4両運用で別に予備1編成がある)
元々、洗馬までは試運転で、何編成か、性能確認の意味で、入線の実績はありますが、JRの社境を超えた塩尻までは、試運転でもありませんでした。正に「ぶっつけ本番」の営業列車となり、30日は、私も含めて、多くの鉄道愛好家で注目となりました。
往路では特に、名古屋から通しで乗車された一般乗客も多く、「それなり」に、救済列車として運転する価値もあったようです。臨時快速のため、乗車券だけで、特急並みの停車駅で乗車出来たため、たまたま「青春18きっぷ」でご旅行だった乗客にも、破格の輸送にもなります。
動かすだけで人件費や動力費が掛かる「臨時快速」は、今までに無く、異例中の異例といえます。「やれるだけのことはやろう」という感じも伝わります。
この他、中津川-塩尻・松本での普通列車のまとめです。
4両(313系)
823M 中津川603発松本815着 ★
838M 松本1825発-塩尻1842/50-中津川2051着(乗換、名古屋2220着)
3両(211系)
822M 松本632発中津川846着 ★
829M 中津川1000発-塩尻1151/1205-松本1223着
834M 松本1533発-塩尻1551/1606-中津川1825着
843M 中津川2130発松本2333着 ★
その他の列車は全て2両(313系ワンマン車)
昼間の時間帯は、青春18きっぷシーズンもあり、過去の利用状況から、ワンマンを含めて比較的混雑します。
◆8/31(土曜日)はどうなる?
東海道新幹線は、31日も終日「三島-名古屋間」で運転見合わせが決定に、在来線も「静岡-掛川間」で運転見合わせが決定されています。8/31も、30日同様の輸送力確保・救済運転が予想出来ます。
▼中央線
しなの81号--名古屋8:27発、塩尻10:33着
しなの85号--名古屋10:30発、塩尻12:42着
しなの82号--塩尻15:11発、名古屋17:20着
しなの84号--塩尻16:15発、名古屋18:33着
以上の臨時列車のダイヤを生かした「救済列車」運転の可能性があります。但し、上述もしましたが、臨時列車で運転出来る車両は、6両または4両各1編成となりそうです。既に、31日の指定席は殆ど発売済、満席のようです。
このため、臨時列車は上下各1列車程度(6両編成で1往復)にし、残りの車両(4両編成)を、定期列車の「しなの」の増結で対応の可能性も予想出来ます。
(増結の予定は、鉄道ダイヤ情報の記載で毎号公開されていますが、8/30の7号と16号は、所定増結ではなく、急遽の増結だった模様です。)
また、臨時快速設定の可能性もあるでしょう。2日連続となり、30日の前例で時刻も読めますが、315系の運用も、平日とは異なり、土休日は運用でも余裕がありますので、その他の時間帯で設定の可能性もあります。
この他に、1830M-1835Mの間で、中津川延長もされていた模様です。木曽福島14:43着、上松16:26発の間合いになりますが、9830M-9835Mとして、2両の臨時快速だったようです。
当方自身では確認出来る余裕もなく、また、こういう状況もあり、なるべくは、名古屋の取材は自重もしたい(※夏の18きっぷも買ってないため)ため、Xのリポストでお伝えするかもしれません。
▼北陸新幹線-サンダーバード
サンダーバードでは、2往復の臨時列車設定は決まっています。
89号--大阪14:42発
91号--大阪17:21発
88号--敦賀16:53発
90号--敦賀20:36発
サンダーバードは全席指定席ですが、89号と88号は、グリーン車以外は自由席となるようです。定期列車で増結かは分かりません。この他、「米原-敦賀」で、「特急しらさぎ」を利用するのも手です。
米原までは新快速でも行ける範囲ですし、遠回りですが、名古屋から「しらざき」もアリでしょう。
北陸新幹線も臨時列車が設定ですが、「東京-敦賀」間の直通列車は既に、指定席で満席も多く、一旦、富山や金沢で乗り換えて「はくたか-つるぎ」もアリです。乗換の場合、改札を出ない限り、特急券は通し料金となります。
更に、長野も「あさま」に乗って「しなの」に乗り換えるパターンもあります。乗換は直通列車比較で、時間が掛かりますが、確実に座りたい場合で、こういう方法もあります。「かがやき」にはない自由席の設定も大きいです。
尚、東海道線経由による乗車券での、北陸新幹線多経路乗車の設定は無い模様です。これは中央線でも同じ模様で、乗車券も北陸新幹線経由、中央線経由で購入となりそうです。
▼中部空港から羽田空港の臨時便
元々から旅客便もあるようですが、臨時便も設定のようですね。
ANA85便 羽田18:25→中部19:25
ANA86便 中部7:20→羽田8:25
これは元々から設定の便
臨時便は伊丹も含めて、こちらにありました。輸送量は限られますが、可能な限り飛行機の臨時便も対応していますね。既に満席かどうかは確認していません。当方も、航空の事情は、鉄道程詳しくはありませんので、この程度で留めておきます。
▼高速バス
高速道の通行止にも左右されますが、夜行・日中も含めて路線はあります。ご多分にも、既に満席の路線が多いかもしれません。東京-名古屋直通便の他、一旦長野県内などに移動し、以降は在来線の鉄道もあります。
運休にも要注意ですので、利用したい方が各自で調べた方が早いでしょう。
▼旅行をやめる、延期する
これも一つの判断、特段、急ぐ必要もなく、延期も出来るならば、東海道新幹線の開通を待つのも方法です。
払い戻しについては、JRのホームヘージや駅掲示で確認が必要ですが、現金で払い戻しの場合、駅で用意されている準備金在庫も限りがあり、後日、1年間までで、払い戻しの場合があります。クレジットカードはそういう意味では便利ですね。
一日も早い、安全を確保した上での、全線運転再開・平常運転を祈念します。
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