19-07-11-271
【画像】2019/7/11に初車両で出場した「関空特急はるか」271系
その後のコロナ過で休車が発生したものの、現在、9両7運用の運行で、日夜、米原・京都-関西空港間を運行しています。

2024-11-22 17時掲載開始


以前この記事で、京都駅30番線の活用で、大津京のシーサスを復活する云々は出してました。「予算が掛かる」「無理すぎる欲」と書きましたが、JRでも検討はされていたらしく、大津京の手前、隣駅の山科駅改良となったようです。

これは「第2京都駅」化となりそうな、新・山科駅の改良にもなりそうです。実質「補完」でしょうね。



鉄道ダイヤ情報 2025年1月号
交通新聞社
2024-11-21


まず、「関空特急はるか」そのものの京都折返しを、山科へと延伸させ、現状6番線となる上りの通過線にホームを新設、その上で、渡り線の新設、引上線の新設と、大かがりな工事をするようです。配線図は上記のプレスにもあります。

当方の大津京駅のシーサス復活案以上に、JRも本気で、設備投資予算を投じるようです。京都駅は、30番線から、0番線、6/7番線の扱いになるでしょう。山科まで外側線、山科駅で内側線に転線し引上線となります。

新設ホームは、湖西線や草津線のホームで使用か、琵琶湖線の新快速も使用かはありませんが、山科止による折返し整備の関係で、3番のりば(4番)の長時間停車となるのは確実とみられ、どちらも想定でしょうか?

琵琶湖線の新快速は外側ではなく、内側を走行します。一部列車は外側もありますが、殆どは内側となり、特急・貨物と草津線の列車で外側を使うようです。

しかし、山科駅上り新設ホームから、内側線に入る渡り線の増設はありませんので、この辺りが気になります。

17-01-25-HA608【画像】現状の京都30番ホーム

昼間を中心にダイヤでも工夫はあり、京都の折返し時間は26分も確保されていますが、はるかの運用は7運用回しとなります。

現在は全列車で9両編成の運行となっておりますから、予備は2編成となります。

ちなみに最近、9年ぶりに、281系3両、HA631編成の全検回帰となりました。休車期間や検査周期延長もありましたが、ようやく「綺麗な3両編成」を、見られるようにはなっています。

で、京都-山科間で片道5分と想定しても、往復10分、残りは16分となります。折返し時間としては、特に列車遅延時で厳しくなりますが、7運用のままでも、ギリギリ、可能な範囲といえます。折返し清掃も、山科に拠点が出来ることになります。

それでも、設備投資費用は掛かりますが、9両1編成分を増やして、遅延時を含めた折返し時間そのもので、更に余裕に設定させる方法も予想出来ますが、281系の残りを、271系に置き換えるかも見えてきません。

ただ、関西空港駅も折返線がありますので、ダイヤの調整次第で、ダイヤ乱れ時を含めた、関空・山科と、充分な折返し時間の確保にはなる上、増えた運用で、滋賀県の草津や米原方面への運転区間延長・増発、各駅停車時間の増加にもなるでしょうか?


******************
\楽天モバイルのご紹介です!/

新規ご契約でポイントプレゼント!

※楽天会員にログインまたは新規登録後、楽天モバイル紹介キャンペーンページに遷移します。

▼キャンペーンはこちら


****************** 

関西空港方面は「はるかルート」として、京都貨物駅を通る貨物線のルートを通りますが、京都発で新快速と同じ時刻でも、関空方面のみ、線路自体が別々のためとなります。これは、茨木付近からの新大阪も同様です。1994年の登場時から、普段走行しない貨物列車のルートを走行する営業列車でした。

新快速を先に行かせ、続いて、はるかがその貨物線を通って向日町へ、向日町から、外側線に入るということになりますが、これは、京都駅30番線の位置による影響となります。

このため、所要時分が新快速よりも少し時間が掛かりますが、山科折返し後は、その迂回がなくなります。時分も短縮されそうですが、京都駅の停車時間を考慮しても、速達効果も余り期待出来ず、現状のダイヤのままですと、京都発での停車時間として、その相当分が変わるかもしれませんね。

24-05-11-HA631HA609
【画像】9両編成で運行する「はるか」
朝だけの9両編成も昔話となり、予備2編成を除いて、フル稼働となっています。3両編成や271系の乗車機会も多くなっています。

この、山科駅改良は、来年度着手、2029年度完成目標と、まだまだ先の話ですが、2031年とされる「なにわ筋線開業」を見据えた動きは確実でしょう。

281系は、大がかりなリニューアルも実施されておらず、車両の置き換えがどうなるかも注目です。

山科折返しで空いた、京都駅30番線のスペースは、嵯峨野線特急や、一部の「くろしお」に、京都折返しの制約で大阪止まりとなっている「スーパーはくと」の京都折返し、元戻りなどに活用ではないかとみられます。スーパーはくとは、山陰線で経由していた、鳥取方面の特急列車代替という意味もありました。

これにより、31番線が空くことになりますから、嵯峨野線の折返しも余裕となりそうです。

奈良線はホームは、増設・拡張とスペースが捻出出来ましたが、そもそも、京都駅のホームが、列車本数の多さの割には限られており、その上で、湖西線草津線と、4ドア普通列車の折返しに、多くの渡り線・電留線・鴨川折返線(V線)などの存在もあり、正直、これ以上のホームの拡張は厳しい、予算も山科駅以上に掛かりそうなのが実状、で、山科駅に、でしょうかね。

JR時刻表2024年12月号
JR時刻表2024年12月号
【楽天スーパーSALE】電気毛布 敷毛布 140×80cm 温度調節可能 usb 電気敷毛布 電気敷き毛布 電気ブランケット 電気ひざ掛け毛布 ふわふわ もこもこ ふわもこ 足元 あったか
【楽天スーパーSALE】電気毛布 敷毛布 140×80cm 温度調節可能 usb 電気敷毛布 電気敷き毛布 電気ブランケット 電気ひざ掛け毛布 ふわふわ もこもこ ふわもこ 足元 あったか