【画像】特急しらさぎに充当される683系
2024-12-4 0時掲載開始
どうも、特急「しらさぎ」で運転される車両が、今月頭から、681系から683系へと戻ったようです。
「戻った」というのは、実は、2003~2015年では、683系2000代で、これまで運行されていた485系から、683系でも新車で置き換えていましたし、旧北越急行車683系の運行は、冒頭のように、2024年改正前でも存在でした。
改正後、しばらくの間は681系のみでしたが、事前の習熟運転もなく、12月から順次復帰となるようです。
北陸新幹線金沢開業による影響で、2015年から681系へとグレードダウン、683系よりも古い車両になったためで、683系2000代は289系化、「くろしお・はしだて・きのさき・こうのとり」へと転用となっていました。
新幹線が敦賀まて伸びた後も、681系「しらさぎ」の運転は継続となっておりました。
反面、683系0代、6両6編成分となりますが、新大阪駅近く、宮原の車庫で休車が続いていたようです。これがようやく、今月から683系0代で「戻った」ようです。
理由としては、681系で、検査期限一杯まで運行を継続させたのではとみられます。この間、683系としては休車となりますが、休車期間は、その分で検査回帰も延長となります。大和路線で、201系と221系の転配と、同じ考え方のようです。
そして、吹田総合車両所リニューアル工事の関連もあるでしょうか? この間、検査入場車両を少なくさせることで、車両所の建て替えも出来るからでしょう。
ちなみに、現在、名古屋-敦賀間で、東海区間の走行㎞が長くなりますが、これによる車両の持ち替えも発生していません。西日本車所属のままとなりそうです。
(※西日本区間の運転縮小により、米原-敦賀45.9km、東海区間は米原-名古屋79.9Kmとなっているため、名古屋-敦賀間ですと、36/64の比率となり、東海区間の方が走行㎞が長くなるため)
「作る」奴ではなく「完成品」の、ディスプレイモデルのようです。
◆車両運用について
当方では範囲外となっており、こちらのサイト様にも詳細はありますので、割愛します。当方としては、東海運用表の大垣車項目で、名古屋方面の詳細だけはまとめています。
6運用となっており、編成は6編成しかありません。予備車がないため、当分は、検査期限で余裕がある、681系での運行も、予備車確保の数編成程度は、継続とみられます。
冒頭画像の車両である、旧北越急行車を含めますと7編成となりますが、現在は「サンダーバード」としての運行のようです。
その681系は、検査を通さず、また、683系化により、早速、廃車回送らしい車両があるようです。
一方、廃車のみならず、12/3で検査を通したW12編成も出ております。こうした予備車の関係でしょうか。
サンダーバードも11運用、4000代は12編成しかありませんので、旧北越急行車を含めて、やっと予備2のようです。
【画像】熱田駅で折返す運用は、上2番、形式写真的な撮影も可能です。
681系W11編成の場合
(2-5,4-7,6-9号では撮影可能時間帯、夜間でも一部の設定があります。平日の場合は裏の上3番に315系留置となりますが、土休日は裏被りはありません。画像は土休日の場合です。)
◆来春ダイヤ改正後(粗い予想)
今後、JRとしても、683系は運行を継続、681系は全車両離脱か、予備車の6両を数編成程度、12両編成連結用の3両を数編成程度残すかだけでしょうか?
とてもではありませんが、289系化で、他路線転用の余裕もなさそうですね。
先日、山科駅の「はるか」折返しの話題もありましたが、転用をする場合、先行して271系を製造するかどうかで、ようやくでしょうか?
サンダーバード11運用、しらさぎ6運用のままですと、車両が明らかに不足するため、運用自体を工夫して、少し減らす場合……
683系
9両12編成--B31~B42
6両7編成--W31~W36,A06
3両9編成--V31~V36,A03,N01,N02(2000代の車両)
サンダーバードは、敦賀や宮原操の折返し、運用の都合などで、現在の運用では少し、一部の運用で時間的な余裕があります。
今後のダイヤ改正で、折返しを迅速にするなどで、ギリギリの範囲で運用を整理しても、9~10運用前後程度は必要でしょうか?
3両編成は、変わらず、サンダーバードの12両用となるのは確実でしょう。681系3両3編成(リニューアルのV11,V13,V14)を含んでも、11運用全てで12両はなく、9両列車も存在のようです。
これで予備2~3編成程度にはなりそうですし、繁忙期は予備車をフル稼働して、臨時列車にもなれるでしょうから、サンダーバードは問題ないでしょうか。
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しらさぎは、6両編成が明らかに不足しますし、米原の折返しでも時間に余裕も一部であります。
更に、米原-敦賀間ですと、30分程度で行き来出来る短距離となるため、この区間の運用を中心に、3両または3+3両の充当にさせて、グリーン車なしの運用で充分な場合(特に閑散期)も想定出来るでしょうか?
また、9両で運転することは殆どないようですし、運用上でも設定がないようです。もう、増結もされないでしょう。
これで、6両5運用、2予備は欲しい所です。予備車2編成で、繁忙期で3両運用の6両化、3両編成をサンダーバードの増結でしょうか。
どちらの編成も、検査予備で常に1編成としても、充分な予備車が欲しい所です。短距離の運行で、金沢や富山時代のように、走行㎞が多くなることもなくなってます。
いずれにしても、今後のダイヤ改正次第となりますが、「サンダーバード」「しらさぎ」を、683系だけで運行させる可能性もあるかもしれません。
一方で、681系でW12編成が検査出場となっているため、6両は予備車相当で数編成を残して、運用自体はほぼ現状維持。
その上で、更にリニューアルがされている、12両用のV11,V13,V14編成を残すかどうかの程度でしょうか?
どちらかになるのでは、とみられそうです。
【画像】もうこれから21年、古い特急車両ばかりな「しらさぎ」に新車、当時は話題になりました。
名古屋駅の展示会にも、当方参加してました。
1996年の登場から28年、新潟県にまで運行があった681系ですが、在来線特急としての「輸送の役割」は、既に果たしたものと言って良いでしょう。結果的に、新幹線の延伸で車両の置き換えとなっています。
しかし、新幹線の新大阪延伸はまだまだ先、2046年では遅すぎますね。当方、この世に生きているかどうかも分かりません。
国家プロジェクトですから、来年から10年程度の完成が望ましい(リニアの新大阪開通、2037年前後?)ところですし、今月、新大阪までの詳細なルートが分かるようです。
もし2046年ですと、特急車両の寿命が30年の場合、0代の683系で、置き換え時期となってしまいます。東海道新幹線の迂回ルートとしても機能されている、新大阪早期開業は当然でしょう。
683系も、(京都)新大阪開通までには、何とか運行を継続する必要がありますね。
列車番号T-TAKE(てぃーて
いく)
がしました