
【画像】前面の種別表示のフルカラーLED化の進捗が激しい、221系奈良車
6両編成に関しては回転幕表示が殆どであるため、王寺駅電留線で、再出区後の行先・種別が既に表示されていることも。
2025-4-11 12時掲載開始(予約投稿)
2024-4-18 5時一部加筆訂正等、その後の訂正より
本業に加え、運用調査やその準備作業等々の多忙で、ブログ記事が疎かになってしまいましたが、今回は、「JR西日本、森ノ宮・奈良支所2025/3/15改正運用表について」となります。
今回は、2025万博開催により、去年のダイヤ改正直後で行っておりました「東海運用」を後回しにして、先に、「森ノ宮・奈良運用」となっておりました。
実際に駅での運用調査も行いましたが、ライブカメラの存在も大きく、空調の差異やラッピングでも判別でしたが、特に221系は、昼間の場合は車番も読み取れる位ですので、大いに助かっています。
![JTB私鉄時刻表 関西 東海2025 (JTBのムック) [ JTB時刻表 編集部 ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/4989/9784533164989_1_3.jpg?_ex=128x128)
JTB私鉄時刻表 関西 東海2025 (JTBのムック) [ JTB時刻表 編集部 ]
下記の内容も含めて、動画でもまとめています。お時間のあるときにご覧下さい…。

【画像】エキスポライナー専従のLS11
LS12と共に運用は固定も、それ以外のエキスポライナーでLS11,LS12以外の充当も存在する。
◆323系森ノ宮車運用
今回も春休み期間(3/17~4/4)で、ゆめ咲線で5分毎での朝ラッシュ時の増発となっています。平日に限って2種類が存在することになりますが、多客ダイヤの場合は4運用にではなく5運用回しとなります。今後もゴールデンウィーク、夏休みで施行の可能性があります。
「平日多客」は、323系は8両22編成ですが、21運用予備1と、ギリギリの状態にまで増発となります。323系で23編成目の増備も、昼間が6運用と、後述のエキスポ1運用、ゆめ咲線2運用と9運用しか稼働しないのと、323系での新検査体系により、1編成分が吹田総合車両所に入場も、これも多い頻度ではありません。これ以上の新造車は厳しいと言えます。
LS12編成まで1回目の検査が済でも、LS13編成以降は、製造時期の関係から、次回の検査まで「間」があるのも確実な感じですが、「所定の平日運用」は、20運用予備2となりますので、予備車については問題もなく、閑散期の検査入場で関係先への調整でしょうか?
所定平日で、21運用では、運行なしの予備運用となりそうです。これで、予備2を確保した形となります。
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今回は夜間の外回りで増発となっており、USJや万博帰りで、西九条での乗り換えの増発となるようです。列車番号が7700代の列車となります。
この関連で運用も変化しました。特に、7716列車は、車両の動きから61運用(多客の場合、所定は63運用となるのを確認<4/17訂正>)とみられますが、朝で完全入庫した運用で、1周の外回りだけ動くようです。土休日は7736列車となります。平日の24運用で、1536→7718という運用も注目です。22運用と絡んで、外回りで列車の増発により運用変更となっています。
ゆめ咲線は、日中は平日で25,26、土休日で25,64運用となっており、ゆめ咲線60代での運番とならず、バラバラの設定となります。
注目は「エキスポライナー」となっています。平日は、桜島留置の運用を繰り出して、7111~7134、専従で新大阪-桜島の「シャトル列車」となっています。
エキスポライナーは、万博開業前は、USJ観客需要を取り込んだものとなっており、元々から、新幹線新大阪駅から(へ)の需要があったことが窺えます。1時間に1列車となりますが、これは、環状第三線、梅田大阪のルートが「はるか・くろしお」の3列車に加え、貨物列車の設定があるなど、単線故に、これ以上の列車増発が出来ない現状となります。
「なにわ筋線」開業以降、「はるか・くろしお」「関空紀州路快速」は、なにわ筋線という話もありますから、空いた環状第三線の活用で、今後の増発は可能となりそうですが、当分は1時間に1列車程度が限界でしょう。
しかしながら、万博終了後の運行の可能性も、秘めた感じとなります。USJ・ユニバーサルシティ-から、直接新大阪へ乗り換えなしというのは、旅行者にとっては明らかに便利です。継続運行の可能性も予想出来ます。

【画像】昼間の森ノ宮支所構内(大阪城公園駅から)
昼間は多くの留置車両、朝ラッシュ時はがらんと、予備車と201系疎開車以外は「もぬけの殻」にも。
エキスポライナーの平日朝は、奈良支所221系の直通快速後の充当となっています。323系の運用で余裕がないためで、7103Mは2103Mから、7101M,7105M,7107Mは2101Mからとなります。直通快速は、運用を見てもその程度しか充当しないため、奈良車の方が余裕があるわけです。このため、ゆめ咲線では、大和路快速と車両の向きが逆転します。
土休日朝は、7111以降の他に、3運用分で設定となります。7101,7105は26運用、7103は30運用、7107は62運用となります・みられます。土休日は、平日多客21運用、所定20運用と異なり、19運用分となりそうです。35運用で予備運用・運行なしとみられます。
土休日は予備車で余裕がありますので、車輪転削の回送も設定のようで、3/29でLS09、4/7でLS20の、奈良支所車輪転削回送を当方で確認しています。森ノ宮支所では、車輪のスリップ(空転)、スキッド(滑走)などにより、フラット(扁平した車輪)での、車輪を転削・削正する設備がないためで、奈良支所の他、日根野支所の場合もあるようです。
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運用は、21~34(4/18訂正、35ではなく34まで)、61~64、71~72となります。60代は主にゆめ咲線も、20代でも日中の運用が存在します。70代は森ノ宮持ちでのエキスポライナーとなるようです。
ゆめ咲線で、64→61運用の「翌日繋がり」で、回8770、回8601の回送が設定の場合があります。列番も確認出来ておらず、過去の状況となりますので、列番は異なる場合がありますが、桜島の番線を何らかの理由で空線にさせるためのようです。回8601は、4:40前後には京橋出発と、始発列車よりも早い設定となりますが、これは、ゆめ咲線600列車から充当となるためです。
但し、4/7~平日ゆめ咲線所定運用に変化後、61,63運用でそれぞれ逆転するのではという印象もあります。運用表では既に訂正していますが、777列車が終わって桜島留置は、600ではなく606という在線表示でしたので、その可能性があります。
回8770、回8601の回送は、平日ゆめ咲線多客運用では、ほぼ毎日設定でしたが、所定の場合は運転されていない模様です。この辺りは迂闊もありました。申し訳ございません。
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【画像】323系LS12、「JR WEST Parade Train」の室内
思った以上の改造となっています。機器類や電源で一部の客室スペース、乗務員室内にも箱の設置が。
◆221系8両運用
大きくは変化せず、小変更程度です。平日で、上述のようにエキスポライナーの充当に、土休日で、直通快速の充当が2104Mに変更という程度で、他は殆ど変更がありません。801~807運用となります。予備は1編成のみですが、これまで通り、4+4両で代走することがあります。
803運用で、1702Kから出区する運用は、平日は王寺駅中3、土休日は電留11番線と、位置が異なります。
下述の4+4両運用でも、一日中で分割併合のない運用もありますが、8両固定編成化も車両の都合で、4両運用のままとなります。
![[鉄道模型]カトー (Nゲージ) 10-1988 323系 大阪環状線 基本セット(3両)](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/jism/cabinet/0449/4949727696041.jpg?_ex=128x128)
[鉄道模型]カトー (Nゲージ) 10-1988 323系 大阪環状線 基本セット(3両)
![[鉄道模型]カトー (Nゲージ) 10-1989 323系 大阪環状線 増結セット(5両)](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/jism/cabinet/0449/4949727696058.jpg?_ex=128x128)
[鉄道模型]カトー (Nゲージ) 10-1989 323系 大阪環状線 増結セット(5両)
◆221系6両運用
201系がダイヤ改正を前に離脱、一旦、宮原操(宮原支所)に疎開の上、順次、吹田総合車両所に回送、廃車解体となっている模様です。
これにより、大和路線6両運用は221系に統一、最後まで残った播但線運用も、運用で余裕があった223系6両に置き換えの上、ダイヤ改正前に、6両2編成、NC629,NC630編成の転入で、601~627、27運用予備3となります。(これにより、網干車の221系は消滅も、本線系統では京都車の221系が、湖西線・草津線・嵯峨野線で運行継続となります。)
前ダイヤでは予備4でしたが、少し多めに配置もあり、201系3運用の置き換えで、現状予備は3となります。車種の統一で、予備車が共通にもなっています。6,4両と各1編成が検査入場となっており、NA405は既に出場しましたが、NC611編成が現在検査中の模様です。
この関連と、「奈良線うれしート」の、快速系統全列車での設定増加、更には、おおさか東線土休日運用でも少し変更が発生で、大幅な運用変更となっております。
「奈良線うれしート」快速系統全列車設定により、可能な限り、快速で同じ運用とさせたのか、ある程度「揃った」運用となっています。これにより、奈良線快速系統で4運用回しとなります。奈良線では、205系の編成数に限りで、普通の運用も存在するため、6両編成の普通列車も存在します。
奈良線のうれしートは、外国人乗客を中心に、通勤客でも、好調の利用率のようでした。当方でも利用したいくらいです。チケットレスで300円程度となります。
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運用調査は、王寺駅のつながりや夜間で確認が手間取りましたが、概ね、把握と思います。今後も夜間で、余裕があれば「念押し」の運用調査もしたいところでしたが、この結果、平日・土休日共に、夜間に相違があり、4/18以降、既に訂正・反映しています。
土休日は若干でしたが、平日は奈良線で相違がありました。申し訳ございません。4/7のライブカメラ結果によります。4/7の更新でこれを失念しておりました。細かい所なりますが、何れも、相違なしとみられます。一部で、4/17以降で判明の再確認点がありますが、しばらくお待ち下さい。夜間は充分に出来ておらず、合間合間だったのが、この手間暇となっています。
おおさか東線の土休日605運用は、2510Sの後は王寺回送と推測通りの流れでしたが、その後、そのまま入区ではなく、1843K-1868Kと、大和路線の1往復は、今改正からとなります。625運用の1836Kの後ではないのは確認ですが、しかし、少し面倒な感じもします。
土休日613運用は、王寺電留の予備運用です。前ダイヤで1往復(1783K-1792K)だけ充当となっていましたが、現行では完全予備の模様です。但し、翌日出区により入換は設定され、区3出区明けはそのまま仕業検査、区9入換で清掃、洗浄、その後、中2に据付となり、18:00の時点で既に中2据付と、今までにない運用となっています。
こうした、日中の王寺駅の留置位置と入換、出区と入区は、ある程度は一定しますので、併せて付記しています。運用調査・追跡の際にご参考下さい。但し、平日出区で、一部運用の出区で、留置番線が異なる場合も、運用表で付記しました。運用では順序通りに流れますが、その日の都合で、位置が変わることがあるようです。
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また221系は、これまで通り、桜井線(万葉まほろば線)、和歌山線の運行も設定となります。NC604編成(24)の、お茶ラッピング編成も、桜井線(万葉まほろば線)、和歌山線での運行に期待出来ます。

【画像】未明の王寺駅
留置位置は運用毎である程度パターンがありますが、日によって異なる場合も。
昼間の入換や留置番線のパターンがある上、区2,区3を中心に、仕業検査もここで実施されるようです。
◆221系4両運用
401~430運用と、これまで通りの設定ですが、平日朝の大阪環状線で「7700-7702-7704」と、外回りの周回運用が、万博関連なのか、増発となっています。これは、運用上では臨時運用となる模様で、込みではないのを確認しています。
正式な運番はまだ未確認のため「臨A,臨B」としていますが、402+418運用の次に繋がる感じとなります。この運用は、土休日ダイヤでは運行がなく、森ノ宮支所で予備車となります。404+420運用へと繋がります。
万博終了後にどうなるのかも注目ですが、432運用までではなく430運用となる点、予備5編成が3編成に一時的に減となる点で、万博終了後は設定なしの可能性もあります。
運用は大きくは変化していませんが、細かい所で変更が目立ちます。平日、3358K-3379Kが前後別々になったり、直通快速での運用変更となります。この他、一部の回送で、時刻が繰り上げの場合もありました。
運用通りには流れ、運番の裏取りも出来ておりますが、一部で、順序が変更の場合もありました。天理の入区場面で、番線変更で運用変更の場合もあります。
直通快速で、新大阪の時刻はライブカメラとなります。括弧内は上淀川付近のそれとなりますが、折返しの間合いで、323系を含めて放出、新大阪で梅田貨物線のホームがない線路上などと、時間調整もあるようです。
平日は4両4運用分で、直通快速のみの運用と、贅沢な使われ方にもなっていますが、前ダイヤに存在した、昼間の森ノ宮支所回送はなくなり、4運用分で王寺電留9,10に留置となります。
◆205系4両運用
細かい変更という程度で、大きくは変化していませんでした。運番もほぼ確定です。土休日669Mの変更という程度です。4両でも4ドアのロングシート車であるため、221系比較で、乗客の詰め込みが利いています。当分は205系運行の継続とみられそうです。
奈良線の運行のみとなりますが、車庫留置の関係で、45→46運用で天理電留と、桜井線の運行もこれまで通りです。
◆227系2両運用
こちらは範囲外となり詳細は省略しますが、王寺電留は9,10の難波方留置となり、それぞれ、528S後、441Mで出区となります。運用自体は前ダイヤと変わらないものとみられます。
この他、王寺7番での520S、奈良1番の521S、高田2番での2450Mも同様でしょう。平日日中で、王寺電留13番留置、473M(2+2)も確認していますが、当方としては本格的な運用調査はしておりません。詳細はこちらのサイト様の運用表をご覧下さい。

西日本時刻表 2025年春号
◆明石支所運用
学研都市線経由での木津・奈良進出運用もこれまで通りです。昔から、奈良支所に車両を留置させるため、奈良行き、奈良発が設定となります。詳細はこちらのサイト様の運用表をご覧下さい。
96運用分となりますが、網干車共々、早い時期から運用が把握となっておりますが、大きくは変更が無い模様です。
前ダイヤとなりますが、夜間留置の位置を確認した動画も改めてご覧下さい。現行ダイヤも、位置の変更がないのではとみられます。遠隔地のため確認が出来ておりませんが、新三田、篠山口の電留線も、運用毎では一定します。
◆日根野車運用、その他
「らくラクやまと」も、お陰様でライブカメラと併せて、色々と時刻は把握出来ています。「まほろば」も含みますが、今回は、683系で専用編成も登場、更には「いにしへ」の臨時特急が奈良線で運行の見込みとなっています。
運転士時刻表での確認は容易ではありませんので、運番把握は省略しますが、回送も設定されています。土休日ダイヤでは、日根野回送で車両を取り換えるようです。287系は日根野所属となるためです。JR難波の時刻も、現行ダイヤでも今後確認が出来ればと思います。
「らくラクやまと」に関しては、乗車率はイマイチのようですね。距離が短いのと、特急料金の問題もでしょうか?
ざっとになりましたが、こんな感じとなります。運用表と併せてご活用・ご覧下さい。
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◆現時点での今後
阪神車の運用表掲載と並行し、既に着手はしていますが、近鉄の運用調査となります。前回のダイヤは大幅遅延でしたので、今回は次回となります。旧上本町局管内、まずは、奈良線と大阪線中心、そして特急車になります。
京阪ですが、現時点でも目途がありません。気持ちとしては、「兎に角近鉄を先にしたい」という状況です。JRが一段落しましたので、残りは近鉄の頑張り次第です。
東海運用も同様です。いずれにしても今後の課題として、運用表公開を達成が目標です。よろしくお願いします。
OsakaMetro中央線の万博関連は、既に掲載しています。4/2時点で、概ね運用も把握出来ており、その後の判明した運番引用でも、大半は合致もしました。千日前線回送も含めて、実際の運用調査もしたいところです。

大阪・関西万博ぴあ (ぴあMOOK)