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【画像】交野線で運行する13000系30代の13033編成
この場合、運転台のモニターは使用していない模様

2025-11-5 5時掲載開始

10/29(水)、11/3(月・祝)と、平日・土休日共に「まる一日」掛けまして、2025/10/26ダイヤ変更、京阪新ダイヤ運用調査を実施しました。他日の確認は少しだけとなりましたが、この2日は特に、運用調査を行っています。

これまでのダイヤ変更も、同様の作業を基本の作業でしたが、正直な所、3/22ダイヤ変更は、項目が過去最高で多く、他の作業等で満足な時間が確保出来ず、また、9月頃掲載と、後回しでしたので、このダイヤのみは、他サイト様との許諾の上、一部時間帯を中心に引用をさせて頂きました。

しかしながら、基本は当方の確認としたいですので、朝早くから終電間際まで、2つのダイヤで何れも、自腹で乗り放題きっぷを用いまして、当方で運用調査を行い、11/3の土休日ダイヤで、一段落に漕ぎ着けた次第です。

平日は既に反映・掲載、土休日も11/5以降更新しています。土休日は、特急運用と一部の運用で訂正があります。


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22-12-14-ne【画像】寝屋川信号所下り、下木田踏切から

◆毎回課題の「寝屋川信号所の折返し」

何れも大きな輸送混乱もなく、平常運転でした。11/1の中書島駅の件が唯一でしょうか。

京阪の運用調査で毎回課題となりますのは、色々とありますが、最大は「寝屋川信号所の折返し」となります。

駅折返しは容易に判明も、信号所の折返しは、その都度確認する必要があります。

ここのサイト様に詳しい配線図がありますが、まず、萱島方から入線の場合、第1場内、第2場内、第3場内と、信号所で制御できる信号機が存在、この間、第2場内の手前付近には「下木田踏切」も存在し、朝ラッシュ時の終わりで前が詰まっているなど、停止現示ならば、踏切が開放のままにもなるようです。

これは、大阪方~枚方市間で、寝屋川市以北の高架化が完成すれば、この間で唯一の踏切にもなります。

寝信構内は9,8,7,6番線と存在し、6番線は出庫線用、7番線は8番線と11番線の分岐点にもなり、折返または入庫かの表示【画像】も存在しますが、ここのみ「第4場内」も存在します。

このため、ダイヤグラムでのこの表示(9,8番線折返し)は完全推測となります。及び、回送で、京都方入出庫の時刻も推測です。これらは参考程度でお願いします。

11号線が現示となれば、「入庫」で車庫入庫にもなりそうですが、寝信の折返しは、事実上9,8番線のみなため、時間帯によっては車庫で折り返す列車も存在するのか、区別で「折返」もでしょうか。

寝屋川信号所での前面展望は、YouTubeでも皆無に等しく、あっても10年前のこの動画の程度ですが、参考にはなります。

大阪方からの入線は上り線のみで、下り線の逆走は不可能です。この場合、一旦、守口市3番線まで行き、逆出発で入庫する要領となり、現在の最終普通守口市行きの他、寝屋川市駅の高架化当時、京都方入出庫線が一時的に使用できなかった時期がありますので、この場合も守口市となります。

大阪方面の出庫は、萱島場内での第1、第2と区別せず、一部で閉塞信号(B1201閉塞がある)となるようです。信号所で出発の時はベルが鳴るようですね。これは、南海線の住ノ江車庫と同じです。寝信の時刻も正確に見たいところですが、刑事さながらの現場張り込みも、沿線住民の方には不審者扱いになりますね。

京都方からも入出庫は可能で、5番線が既に寝信構内となります。このため、入出庫で回送の場合、寝屋川市駅は通過になります。5番と車庫の間に4番線も存在し、縦列も可能なようです。大阪方面の入出庫は、K3~K0の4線で、一旦入れ換えが必要ですが、京都方は、乗務位置変更がなく、直接車庫から入出庫できる利点もあります。

寝屋川車庫は規模の大きい土地です。外周からも確認は出来ますが、民家に私道もあり、長時間の占有には注意も必要です。K3~K0の4線は、大阪列車区近くとなります。9,8番線の位置は、列車から確認では分かりにくいでしょうが、乗務員基地の存在で、信号所で乗務交代にもなります。

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尚、今回は、10/29,11/3と、淀車庫の外周は、シェアサイクルを利用して、詳細を確認しています。淀車庫の昼間留置は限られますから、残りは寝屋川車庫となるからです。

3/22変更ダイヤから、7両で淀予備1編成が設定されている模様で、5編成ある7両予備から1編成分となります。
対岸の阪急京都線では、桂予備が設定されていましたが、京阪では、2007年以降で調べている限りでは、設定がなく、淀予備設定化は新しい事例といえます。京都方で、故障車両の補充・車両取替も柔軟にできるものとみられます。

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寝屋川工場は、入出庫線の手前に「集塵線」が存在しますが、ここに車両がいれば、ほぼ確実に検査入場車両とみられます。

最近は、2630系の廃車解体、部品供出でもありますが、検査は8001編成のようです。リニューアルも同時でしょうか。

また、13001編成もこの位置でしたが、この検査は2024年のため、改造目的の可能性も予想出来ます。一概には言えないようです。

長くなりましたが、朝早くに入庫、夜遅くに出庫する運用も存在しますので、満面なく確認する必要があります。前後の動きで、昼間は、今の所推測を含みますが、朝と夕方以降で特に、丸一日の確認が必要です。

2回目の11/3は、さすがに眠気も催し、色々対策もしましたが、当然、疲れました……。

一方で、折返しのパターンは、京阪の場合では一定します。午前午後の場合でも一定します。これが淀車庫の場合も同じです。
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【画像】大幅な組替が発生した、4両の13031~13045編成
13001編成の改造等と、13003編成のトーマス終了により、予備車の関係か、最近は交野線や宇治線の運行もある模様。


◆本線の4両運用について
4両の13031~13045編成で、最初の13031~13036編成は、6両で登場しました。ところが、6両編成の運行は僅かの期間となりました。2021年初頭~2024年初頭の模様です。

以降、中間車をばらし、13021,13023~27編成で、旧3000系中間車を組み込んだ車両から捻出の中間車両も含めて、新製された両先頭車と組み、4両15編成に組み換えることが、去年度(2024年度)でした。

モーター車は付随車改造もするなど、複雑な組替や改造となっていますから、まだ比較的新しいVVVFやモーターなどの足回りに、撤去されたパンタグラフなどは、その後に新製された車両に、再取付の可能性もありそうですね。

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6両編成でのワンマン運転は、労使も含めて色々問題や課題があったかは不明ですが、この新ダイヤ以降、ワンマン運転も開始となりました。4両運用自体は3/22~となりますので、去年度で休車期間も発生しています。

複々線区間で区間急行・普通のみで対象ですが、萱島以北に直通する列車を中心に、複々線でも一部の列車は、車掌乗務もありました。これも運用表で、確認分のみ記入しています。

既に掲載している平日で、大きな運用相違がありました。寝信折返しの確認で重要性も認識しています。一方で、土休日は大きな変更はありませんで、前ダイヤのままでした。

ワンマン運転は、運転台上部にあるモニターから、側面にあるカメラで確認と、完全なATO運転ではありませんが、そのような感じもあります。全てVVVF車となっているため、将来的には、自動運転も想定出来そうですが、トラポンを使った定位置停止装置もなく、運転は今後も手動のままとなります。

やはり、といいますか、ラッシュ時間帯で4両列車は混雑傾向もあります。乗客側で、7,8両の列車に指定して乗車する方法もありますが、昼間等で乗客が少ない場合もありますし、京阪の場合、乗務員の要員問題もあるのか、予算の確保と設備投資をしてまで、本線でのワンマン運転に踏み切った感じもあるでしょうか?

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◆一般8両運用は今後も朝・夕方以降か
2023/8/26変更では土休日で、2021/1/31一部変更で平日で、昼間の運用も存在した「一般8両」ですが、既に、昼間の運行は消滅し、朝、夕方以降に限定となっています。

この影響で、9000系9005編成も7両化、運用も減り、6000系14編成の独壇場となっています。車内にある液晶表示も、片側の広告スペースが撤去され、化粧板で塞いだ状態が、運用・充当列車減も物語ります。

今年度以降の13000系49両の増備で、2200系2400系2600系6編成に、1000系6編成が少なくなり、仮に全廃となれば、最古参は、大津線絡みを除いた本線ならば、既に6000系という現状です。

6000系新製時の8両化は、6000系では行わず、2200系(2381~2385)で先に行い、1985年当時、7両11編成だった6000系は昼間に運行して、新車をなるべく稼働させるといった趣味誌の記述も、既に昔話となります。

新ダイヤでも、昼間の運転は平日・土休日共に存在しません。京都方の一部駅で7両限界駅もあり、もう、今更8両化も考えにくいでしょう。特に、伏見桃山と東福寺は両端に踏切が存在し、立体化等をしない限り、難しい問題です。

朝と夕方に特化した一般8両となりますが、平日朝の下りラッシュ時は、一部を除いて、ロングシートの特急運転となり、特に混雑する列車で、威力を発揮しているのも事実です。今後もこのような運用で推移するでしょう。

一方で、正月ダイヤは急行が京阪間で大増発となりますので、一般8両の役割もまだまだあるでしょう。通常時でも、京都競馬開催による臨時急行の出番もあります。

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◆その他
土休日の特急運用で、事前の完全推測運用表で大きなミスがありました。着発線が充分に洗い出しを出来ておらず、相違がありましたことは、謹んでお詫びします。

特急運用は、平日で朝のみが2運用、土休日で淀留置が3運用と、10分ダイヤ当時と比較しても、運用で余裕はあります。走行㎞も減ったようですから、検査回帰という面では負担も減ります。しかし、3年で検査回帰、新重検または全検となりますから、相変わらずの活躍です。

プレミアムカー2両化の3000系は、指定席では座席が増加して好評のようですが、反面、客室乗務員が2名体制で乗務するようですし、一般車両が6両にまで減り、昼間でも混雑傾向が発生しています。

今の所、大阪方面で補完となる、樟葉・枚方市などで折返す、急行や準急の運転は日中では運行がなく、この辺りで特に混雑しますし、昼間の準急もまあまあ混雑しますが、京都方の観光客の問題も課題ですかね。

10分ヘッドの復活に、乗務員の人員確保と、昼間の運行がない一般8両で、どうするのかは会社側の課題でしょうか。


前回、3/22ダイヤは後回し、引用となり、充分な運用調査も出来ませんでしたが、今回の新ダイヤは、早期に、また、自力で把握も含めて、自負もあります。

これらをベースに、近日想定される、「大晦日ダイヤ」、「2026年正月ダイヤ」の運行があれば、前向きに検討したいと思います。

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