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【画像】近鉄大阪線五位堂駅(駅構内)

2025-11-20掲載開始
2025-11-20 19時一部手直し

五位堂の検修車庫の一般公開「きんてつ鉄道まつり」では、お馴染みの最寄り駅です。何度か下車したことがあります。

さて、香芝市のHPでは、「近鉄大阪線五位堂駅の一部特急列車の停車駅への追加及び、これに関する近畿日本鉄道株式会社と香芝市との連携等について」と、役所らしい、長々としたタイトルですが、要するに、来春(2026年春)の近鉄ダイヤ変更で、一部の特急列車が停車するということになりました。

停車列車(予定)
⑴ 朝ラッシュ時間帯 :大阪難波、大阪上本町行きの一部特急列車
 (平日ダイヤ7本、土休日ダイヤ8本)
⑵ 夕方ラッシュ時間帯:名張、松阪行きの一部特急列車
 (平日ダイヤ10本、土休日ダイヤ9本)

朝ラッシュ時の大阪方面、夕方以降の伊勢方面の近鉄特急の列車で、停車になります。名阪甲や乙はそのまま通過とみられ(名阪乙の一部は停車の可能性も?)、素直に阪伊特急でしょう。

昔は、大和高田・榛原も特急は通過でした。何れも、2003/3/6のダイヤ変更で停車となっており、ここに、朝夕の一部で五位堂も追加で、事実上の「通勤特急」となりそうですね。桔梗が丘駅のような要領になりそうです。

大阪までは特急料金520円区間、個人的には「ようやく」という印象もします。



駅周辺は「真美ヶ丘ニュータウン」とも呼ばれるようですが、桔梗が丘のように、近鉄関連の近鉄不動産主体ではなく、住都公団、今のURがデベロッパーだったようですね。

先に、桔梗が丘の一部特急停車は、1990年と早期でした。分かり易いです。

反面、区間快速があった当時の「快速急行」は、10両編成でも通過でした。乗客がピークだった時代で通過、となりますが、2001/3/22になって、ようやく快速急行が停車となっています。
(区間快速と急行は1987年9月以降に停車だった模様です。)

ちなみに、90年代半ばの朝ラッシュは、今と違って大混雑でしたね。

近鉄も、予算を掛けて、輸送力増強に邁進する時期、
色々ありましたが、例えば…
準急の10両化(1995/3)
自動改札機の普及と入出場確認システム(主要駅以外は、まだそんなに改札機も設置されていなかった)
桜井駅の曲線を含めた改良(1995/3、それ以前はJRと共通改札だった)
青山町車庫の建設(1998/3)
大阪線運行管理システムの導入(1998/3)
当時の1620系、1253系や1436系や特急車両など、車両の増備


などと、設備投資のオンパレードでした。

スペイン村オープン(1994)、伊勢志摩ライナー登場、1992年の式年遷宮もありましたが、その後の近鉄の有利子負債の増加(バブル期はそれ程でもなかった)は、90年代でのこうした影響もでしょう。


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【画像】近鉄特急22000系

五位堂駅の近鉄特急停車化で、賛否両論もありますが、市議会で五位堂駅による、一部の施設整備に対する税金投入もあるようです。市から近鉄で特急停車の要望、税金で補助事業、見返り、色々と動いていたようで、乗客の利便性も向上にもなるでしょうか。

まあ、地元が出資して、近鉄側も経営判断もすれば、なのでしょう。

朝の大阪方面快速急行は、まず、座って通勤出来る所ではないでしょう。五位堂始発で一部の準急・区間準急も存在します(急行は以東では普通のため、これもほぼ無理)が、昨今高まる着席需要と、近鉄側も、安定的な特急料金収入の増加に期待感にも

ちなみに乗客・乗降人員は、約2万人を超えるようです。元々10両停車駅、検修車庫内にも、奈良県内では唯一、大阪線での留置線も存在し、出入庫運用もあります。


その上で、来春に近鉄のダイヤ変更は確実となりました。当方としては、また1年後、運用調査の繰り返しになります。いつ、新ダイヤの運用表が公開出来るかは未知数ですが、何とかやり遂げたいと思います。

近鉄だけ変更か、2025/2/22同様、他社も絡むかは分かりませんが、全体的に、どのような輸送体系に変更となるかも注目です。

先出しの見通しは意外にもありがたいですが、正式な「ダイヤ変更」発表は、恐らく、来年1月頃でしょうか。正式な解禁日までは分かりませんが。


鉄道ダイヤ情報 2026年1月号
交通新聞社
2025-11-21

近畿日本鉄道 半世紀のあゆみ 愛知・三重編
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