
【画像】223系網干車で、運番表示がLEDで登場した2000代1次車の中、故障による取替なのか、マグサイン表示が特徴的だった、W24編成。画像撮影から1ヶ月後の検査出場で撤去となった(R4-6AB)
2026-1-26 7時掲載開始(予約投稿)
TOMIX 97631 97632という、TOMIX 223系2000代1次車をモデルとした鉄道模型製品が、先日発売されました。私は購入しておらず、たまたま、知人が予約をしてまで購入し、見せて貰いましたが、本当によく出来ており、話に花が咲いたという訳です。
製品のは下記リンクからご覧頂きたいのですが、思わず買ってしまいそうな出来です。
6両セットにバラ2両の8両は手元にありますが、これは2次車です。一部の金型も共通しているかもしれませんが、特徴的なスモークガラスもよく再現されていますし、先頭車前面幌のデザイン変更、なるほど確かに、という印象です。
先頭車前面幌は、別パーツ購入で、手持ちの車両と取替も簡単でしょう。
そして、価格が手軽な4両セットでも……、という気はしてますが、懐との相談ですし……、なかなか、趣味で思うようには出来ませんが、インレタを見ましたところ、「W18,W20,W24,V19,V21,V24」の6編成でした。
この編成と実車で比較してみます。幸い、6編成全て、実車も撮影済でした。日頃からこまめに取材したお陰ですが、これらの画像も盛り込んでいます。
TOMIX JR 223 2000系近郊電車(1次車・転落防止幌付・8両編成)セット 【97631】 (鉄道模型 Nゲージ)
TOMIX JR 223 2000系近郊電車(1次車・転落防止幌付・4両編成)セット 【97632】 (鉄道模型 Nゲージ)
[鉄道模型]トミックス (Nゲージ) PP0813 転落防止幌(223系用)


【画像】実際のW20編成とW18編成
2026-1-26 7時掲載開始(予約投稿)
インレタでの対象編成は下記の通りです。
「編番-クモハ車番-製造年月日とメーカー-VVVFメーカー-空調メーカー」
W18 3022 1999-10-26近車 日立
V19 3023 1999-10-26近車 日立……サハ223-2050 P2
W20 3026 1999-11-18近車 日立
V21 3027 1999-11-18近車 日立……CV21
V24 3032 1999-12-10近車 日立……CV24
W24 3035 2000-1-20近車 日立……クモハの運番表示マグサイン有
ネット上を含めまして、当方の情報でも、新製時の空調メーカー差異が判明出来ておりませんが、唯一、W24は、三菱の可能性があります。昔の鉄道雑誌から画像を探すことまではしませんでしたが、最近の、当方確認の情報では、下記の通りです。
M-三菱空調
TS-東芝空調
⑧⑦などがある分は全検仕様(期間保全)で出場とみられ、他は要検仕様(距離保全)で出場
※網干車は編成で2両ないし3両に分けてそれぞれ検査となる。
※検査体系の変更でキロ回帰延長にもなっているが、分かりやすいよう全検・要検とする。変更以前は2年で検査も、キロ回帰に問わず、8両の場合は2両毎に全検2両・要検6両なので、毎回の検査時作業が平準化となる。
4両の場合は、回帰の関係で要検が続く場合もある。
←8号車/1号車→
W18 2023/1/7時点
M+M M+TS TS+TS TS+M TS+M TS+TS M+TS TS+TS
クモハ、クハ貫通扉ワイパーなし、確認時運番表示なし
R6-5出場時
M+M M+TS TS+TS TS+M M+M TS+TS M+TS TS+TS
29-3AB⑧⑦/R1-6⑥⑤/R3-11④③/R6-5-16②①
W20 2023/7/4時点
TS+TS M+M M+M M+M TS+TS TS+TS TS+TS M+TS
R6-3出場時
TS+M M+M M+M M+M TS+TS TS+TS TS+TS TS+TS
クモハ貫通扉ワイパーなし、クハ貫通扉ワイパー有、確認時運番表示なし
29-6AB⑧⑦/R1-10⑥⑤/R3-12④③/R6-3-12②①
W24 2022/5/5時点
TS+TS M+TS TS+M TS+TS M+TS TS+TS M+TS M+M
R6-12出場時
TS+TS M+TS TS+M ( TS+TS M+TS TS+TS 括弧内推測) TS+TS M+TS
クモハ貫通扉ワイパーなし、クハ貫通扉ワイパー有、確認時点運番表示有
29-10AB⑧⑦/R2-2⑥⑤/R4-6④③/R6-12-26②①
この編成は、冒頭画像のように、クモハの運番表示がマグサイン仕様でした。1次車のみLED仕様で新製したが、故障による取替で予備品の関係か、マグサイン式となり、R4-6AB出場で表示が消滅しました。
マグサイン式は、パンタ下留置でも表示が残りますが、LED式は電気がないと表示されないため、マグサイン式に戻った経緯のようです。
運番表示は、225系0代までは標準装備でしたが、その後、運行管理システムの運行範囲拡張(信号で、駅扱いの中央化)も影響なのか、必要がなくなったようです。
V19 2022/12/6時点
TS+TS M+TS TS+M M+M R1-1出場時も
R6-12出場時
M+TS TS+TS TS+M M+M
クモハ、クハ貫通扉ワイパー有、確認時運番表示なし
28-12AB/R1-6要/R4-1-8②①/R6-12-4④③
この編成のサハ223-2050 は、2007/7~2010/1の間、マインライナーの増結用でした。P2編成の3両化の車で、インレタ対象編成で唯一、四国にも入線実績があります。香川県から福井県、大垣設定時では岐阜県と、幅広い活躍になりましたね。
V21 2023/1/7時点
TS+M TS+M TS+M M+M R4-2出場後も
R6-2出場時
TS+M TS+M M+M M+M
クモハ貫通扉ワイパーなし、クハ貫通扉ワイパー有、確認時運番表示なし
29-5AB/31-4/R4-2-19④③/R6-2-24②①
V24 2024/1/8時点
M+M TS+TS M+TS TS+M
R7-6出場時
TS+M M+M TS+M TS+TS
クモハ貫通扉ワイパーなし、クハ貫通扉ワイパー有、確認時運番表示なし
30-12/R4-7④③/R7-6-3②①
V21,V24は、CV21,CV24と、221系性能固定時代がありました。2008/2/23~2018/12/27,2008/2/7~2021/10/4の間です。インレタは未対応も、下記にあります、世田谷車両センターの別売りの車番インレタでも、再現は可能でしょう。
問題は、1次車でリニューアル、体質改善工事がされておりますので、実車の変化が今後想定されることでしょう。行先や種別のフルカラーLED表示化にもなるでしょう。
こんな具合となります。他の編成を含めた詳細は、今後、編成表の更新も予定しています。網干車と明石車で未公開、225系も一時的に掲載停止ですが、過去、溜まったデータの公開にもなると思います。
しかし現時点では、明石車がやっと一段落、網干車で残りと、編集作業で少し時間が掛かっています。2月上旬には何とか、という見込みです。
ちなみに、改めてまとめますが、223系2000代、TOMIX2次車製品は下記の通りです。
「98393のインレタは、V40,V49,J7,J10,W34,W37の車番」
「編番-クモハ車番-製造年月日とメーカー-VVVFメーカー-空調メーカー」
W34 2059 2004-4-24近車 三菱 三菱
V40 2086 2004-6-15近車 日立 未確認
J7 2074 2004-7-14近車 日立 日立
W37 2079 2004-8-25近車 日立 日立
V49 2080 2004-8-25近車 日立 日立
J10 2084 2004-9-21近車 日立 東芝
2次車は新製時の空調で三菱はW34だけも、VVVFが三菱となります。残念ながら、未確認編成以外で、VVVF日立、空調三菱で揃った編成は、実車では存在しませんでした。
こうした結果ですので、次回の再生産やリニューアルでは、同じメーカー品ばかりではなく、東芝や日立製空調の模型化も必要な時期でしょうか?
西日本車番インレタ4(網干・宮原・京都223系6000/225系6000代篇)(Nゲージ)
近畿圏編成標記インレタ(2)(Nゲージ)

【画像】この位置に空調管理での文字記入がある。
検査出場直後は分かりやすいが、その後の汚れで確認出来ない場合がある。
空調ですが、1次車とマリンライナー車両は「WAU705A」、2次車以降は「WAU705B」となっているようで、Aは三菱、東芝のみの模様であるの対し、Bはこれに日立が追加するようです。
但し、1次車でも、取替等でB形式の場合があるようで、取付は共通のようです。上記6編成はたまたま、三菱・東芝のみでしたが、1次車でも日立製空調が搭載の可能性があります。
網干車検査出場の空調は、枕木方向の側面に文字記入があります。例えば、上画像のように
「WAU705B-G2 AB 5547★PP 20-4AB(これは23-11AB出場時、東芝製でした)」
という感じです。
J3編成のクモハ後位でした。検査時で取替の模様ですが、それ以外でも、ガス抜けを含めて、故障等で適時取替の場合があります。通しの番号で、一つ一つ管理となっているのでしょう。網干検査車で特徴的な、シールの貼り付けにも注目。
この場合はメーカー記入がありませんが、他、J6編成の4号車後位で
「WAU705B-S AB6993 2023-8AB」
もあり、メーカー「S」記入がありました。実際に東芝製の空調です。
V23編成の1号車後位では「WAU705D-G2(三菱製)」と、WAU705でもDまで付与となる、細かい形式があるようです。メーカーの変化で品番も区別でしょうか。
この調査までは細かいため、行っておりません。外観上のメーカー差異が優先でしたが、模型と実車比較での参考にはなると思います。

【画像】223系網干車V19編成(手前4両)
前面貫通扉(非常用扉)にありますワイパーは、添乗者や運転指導者のために設置のようですが、指導運転士はパイプ椅子に座って乗務が多いため、雨天時は場所も異なります。助士側(車掌台側)に移動するかとなりますが、それでも改造により、「ワイパー」取付となっています。これは電動となります。
製品では、この差異をガラスのプラスティックパーツで付属でした。製品購入時はワイパー取り付けですが、
W18 クモハ、クハ貫通扉ワイパーなし
W20 クモハ貫通扉ワイパーなし、クハ貫通扉ワイパー有
W24 クモハ貫通扉ワイパーなし、クハ貫通扉ワイパー有
V19 クモハ、クハ貫通扉ワイパー有
V21 クモハ貫通扉ワイパーなし、クハ貫通扉ワイパー有
V24 クモハ貫通扉ワイパーなし、クハ貫通扉ワイパー有
と、バラバラです。
実車での改造も全検毎ではないようですし、もしかしたら、非常用扉の取替が必要となるのでしょうか?
インレタ対象編成では、最新では上記の通りでした。交換時期までは把握し切れていません。
と、バラバラです。
実車での改造も全検毎ではないようですし、もしかしたら、非常用扉の取替が必要となるのでしょうか?
インレタ対象編成では、最新では上記の通りでした。交換時期までは把握し切れていません。

【画像】223系網干車V21編成(手前4両)
ちなみに、223系2000代、KATO製品は下記の通りです。
「編番-クモハ車番-製造年月日とメーカー-VVVFメーカー-空調メーカー」
KATO(1次車初期 10-537) 10-536
V27 3037 2000-2-14川重 三菱 三菱
W33 2057 2004-4-7川重 三菱 三菱
KATO 10-1899/10-1898 最新 2025/11発売
W33 2057 2004-4-7川重 三菱 三菱
V42 2069 2004-6-8川重 三菱 日立
V42がタイプとなる10-1898は、新製時の空調だけが異なりますが、VVVFは何れも三菱再現です。TOMIXの日立VVVFとは異なる仕様となり、模型で両社の走行も充分に楽しめます。
この他、現在は品薄の模様である「マリンライナー」のTOMIX鉄道模型は、VVVFは、四国・西日本でそれぞれ東芝・三菱再現は前にも書きましたが、空調はどちらも三菱です。しかし、西日本車7編成全ては、東芝製空調で新製でした。
こんな感じとなります。先頭車前面幌のデザインも改善のようで、このパーツは何れ購入したいですが、「TOMIX 223系2000代1次車」の購入は、個人的にはアリだと思います。12両も買えば3万は超えてしまいますので、価格との相談は必要ですね。

【画像】223系網干車V24編成(手前4両)
TOMIX JR 223 2000系近郊電車(1次車・転落防止幌付・8両編成)セット 【97631】 (鉄道模型 Nゲージ)
TOMIX JR 223 2000系近郊電車(1次車・転落防止幌付・4両編成)セット 【97632】 (鉄道模型 Nゲージ)

