
【画像】この区間(石清水八幡宮駅付近)は、京街道沿い、曲線と勾配が存在し、縫うようにゆっくりと走る、京阪8000系特急列車
2026-5-28 13時掲載開始(予約)
京阪グループ長期経営戦略アップデート・中期経営計画「真価を磨く 2028」の策定について
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この発表から時間が経過していますが、近鉄運用表掲載で遅れておりました。近鉄は、特急運用であと少しの編集作業となり、早ければ、週末に運用表が掲載出来る見込みです。遅くても6月頭です。
また、少し匂わせていた南大阪線運用表は、「取り急ぎ」では掲載しないことになりました。
後回しとなった、必要な作業(個人用のダイヤグラム作成)をしたいという思いもありますし、旧上本町局管内と特急の運用表掲載が、漸く一段落する見込みもあります。
その上で、当方の運用表は、他サイトの著しい拡大と変化で、その必要性が感じられない、既に出番がなくなった、という認識を抱いています。
さて、京阪に話を戻しますが、大きな内容となっています。鉄道事業では39ページとなりますが、主なものをざっと洗い出します。
私鉄車両年鑑2026 [ 柴田 東吾 ]

【画像】やはりこの色が似合う? 京阪8000系旧塗色時代
リバイバル塗装も想定内か?
◆観光列車・新型車両の導入
京阪鴨東線の開業は、1989年のバブル期でした。
先に、七条-三条間の地下化が1987年5月に完成しましたが、これは、立体高架化の地下道扱いとなるようで、完成後は、南北に延びる川端通の一般道路となっています。
それまであった地上のルートを地下化、大踏切廃止、琵琶湖疎水を、トンネル隧道の上部などに新ルートとして流れており、河川改修と一体で工事でした。お陰で、8両化も地下化で対応となっています。
これと別に、鴨東線も地下路線として工事が並行されていたようで、三条地下化の2年後に開通しています。念願の事業といえるようですが、現在も、38.3%の回収率となる加算運賃の適用区間となります。
出町柳は、当時から叡電はあり、市電時代では接続だったようですが、市電廃止、京阪が伸びるまでの10年以上は、バスのみの離れ小島なターミナルとなります。実際に、鉄道の経営も悪化だったようで、京阪延伸は、大きな相乗・経済効果だったようです。
京阪と叡電の乗り入れを考慮していた節はあるようで、当時の2600系で2両編成で登場したのもあるようですが、結局、乗り入れはされませんでした。京阪が当時発行する冊子で、滋賀方面に線路が延びるイラストも印象的でした。
延伸により、特急の1運用増と、一部の6→7両化で、8000系が登場していますが、好評もあってか、その後の車両でも増備、8003編成までと8004編成で、ブレーキの緩解音が異なるのは、旧3000系の廃車から、ブレーキ部品の足回りを流用した理由もあるようです。
8010編成まで登場し、先に旧3000系中間車での車両を活用、殆どの特急は8000系となりました。この間、ダブルデッカー車登場と8両化、リニューアル、テレビカー廃止、一部の機器更新、プレミアムカーなど、色々動きがありましたが、流石に「寄る年波」と言いますか、40年近くとなれば、でしょうか? 国交省VVVF車問題もでしょう。
現3000系も20年近く経過しようとしておりますし、JRでのAシート拡大見込み、阪急で新型2300系に置き換えとなり、淀川左岸の京阪も、大幅なモデルチェンジとなったのでしょう。
2030年代ですから、まだまだ先の話となりそうですが、恐らく、下述の中之島線延伸問題にも絡むことでしょう。
新型特急は、18000系ではと予想していますが……
【画像】ダブルデッカー階下席への「補助椅子」「よかれ」と思った設計が、転落事故発生で一斉撤去に。
▼プレミアムカーの問題
新3000系で2両化のプレミアムカーとなっており、新型特急も座席数増加でその予想も出来ます。トイレの設置も、本格的に必要な時代でしょうし、当然、料金収入の大きいプレミアムカーは、存続間違いなしでしょう。
▼ダブルデッカー車の問題
座席定員増と、特急8両化に貢献の、8000系ダブルデッカー車ですが、現在も記事が残っている位、事故も発生しました。
JR東日本の普通グリーン車2階建ては、階段が「螺旋状」で、転倒時もある程度クッションが可能に対し、京阪は直線の階段【画像参照、撤去前】でした。そのまま客が転倒し、下に座っていた別の客と接触でした。
このためか、階段下にあった補助椅子【画像】が、事故直後に緊急撤去(または使用停止)されています。踊り場での補助椅子は、登場時のノンストップ時代も大きいのでしょうか?(朝の一部で中書島停車だけだったが、現状停車駅化は2003/9/6~)
最近は、特急列車の混雑は相変わらずな状態もあり、新型特急でダブルデッカー車が継続の場合は、階段の設計を螺旋状に変更するか、廃止も予想出来ます。
または、プレミアムカーをダブルデッカーとして1両のまま、指定席の座席数増加で稼いで、残り7両は、乗り降りのし易い、平屋の自由席でしょうか?
プレミアムカーは1両40人座席となります。2両の場合は倍になりますが、ダブルデッカーの場合は1両で78座席(2階32人、1階28人、平屋18人ロング)となります。シートが異なりますので、そのままではないと思いますから、60名程度でしょうか?
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▼座席と両数の問題
全車指定席、ライナーの運行となっておりますから、運転継続の場合、そのまま、転換クロスシートでしょう。2ドアか3ドアかも議論でしょうが、個人的には、今まで通りの2ドアも、両開きかもしれません。車端のロングシートがどうなるかでしょう。
可能な限り、旧3000系や8000系のリスペクトを、新型特急車両で継続して欲しい気持ちもありますが、例えば名鉄のように、展望車をプレミアムカーにするなどのサービスも、意外にアリかと思います。これは、夢物語でしょうね。
9両以上の組成は、京阪では既に期待出来ません。一部で10両対応ホームは存在しますが、ホームドアの問題は大きいでしょうし、意外に京橋駅の9両以上は大がかりな工事、中之島線も8両限界なため、既に不可能です。
両数増加は期待薄で、依然と混雑傾向の場合、列車本数で稼ぐ必要となります。やはり、昼間の10分間隔ダイヤは、色々と便利で良かったのでしょう。
観光列車は、置き換えとなる8000系から捻出でしょうか? どのような観光列車かは未知数ですし、改造種車としては便利ではありますが、一方で足回りで課題もあり、例えば、10000系という可能性も予想出来ます。
ワンマン車両で13000系増加にもなっており、10000系が、中途半端な感じとなってしまいました。お座敷列車、南海GRAN天空のような感じ、はたまた、思い切って完全新造車か?

【画像】京阪といえばこの車両となった。
◆自動運転等
13000系増加は、自動運転(ATO)の可能性にもなります。既にワンマン運転は開始されていますが、交野線宇治線での自動運転と、定位置停止装置(TASC)の取付も納得でしょう。
将来的には本線での展開も、大いに可能性があります。特に、寝屋川市-枚方市間の高架化工事は大きく、恐らく、高架化後の区間は、最初からホームドア設置は確実です。
これにより、枚方市から大阪方面全駅で、1箇所(寝屋川信途中の下木田踏切)を除く、踏切完全廃止に、ホーム柵完全設置ですと、7両8両のワンマン、ATOも想定出来ますが、これらはまだまだ先でしょうか?

【画像】寝屋川信-萱島間にある「下木田踏切」
車庫出入りの途中にある踏切で、本線は高架上となります。枚方市-大阪方面で高架化完成、踏切全廃止後に残る、同区間唯一の踏切となる。
[鉄道模型]グリーンマックス (Nゲージ) 32119 京阪9000系(新塗装・車番選択式)8両編成セット(動力付き)

【画像】中之島線開業時から「延伸したい」現れだった、シールドマシンを使った照明
【画像】予想されるルート◆中之島線延伸
どうも、九条延伸という考え方のようで、環状線やUSJにも近い西九条でないのが気になります。個人的には「中途半端」な感じがするのです。
中之島駅から、国道172号線を南西方面に延伸【画像青線】か、本田(ほんでん)を経由し、地下鉄九条駅近く【画像赤線】かとなります。
西九条は、大阪卸売市場、西九条のルートとみられますが、IRの夢洲接続に拘るならば、西九条経由、弁天町もアリではと思われます。この方が便利なのではと思います。
JR大阪環状線と並行する区間は存在しますが、西九条でゆめ咲線・USJ、阪神なんば線・神戸と接続の上、弁天町で折り返すのです。弁天町で地下鉄中央線と接続で、夢洲IRとなります。その上で、旧交通科学博物館の跡地用地があるように、地下駅工事の余裕でも感じられるからです。
しかし問題は、建設費高騰でしょう。
現状の中之島線で、総額約1307億円も掛かっています。九条までの2.1Kmで約660億円の試算も、確実に超えることでしょう。それでも、建設費問題で九条という案かもしれません。こうした現実路線も、一定の理解は出来ます。
九条では、阪神なんば線は地下ですので、阪神西九条は地上ですから、乗り換えの利便性でこちらが容易ではあります。その上で、国道172号線ルートですと、イベント観客が見込める、京セラドームに、少し近い点もあるでしょうか。
作った以上は、一定の乗客となります。こうした新路線区間もですが、現状の淀屋橋駅は、特に、地下ルートで中之島線大江橋駅との地下道も必要ではと思われます。
そして、特急列車を中之島線のシフトさせる必要はあるでしょう。乗り換え利便性の向上は必要だと思いますし、京橋駅付近の配線も影響しています。中之島線ルートに特急がシスト出来れば、ダイヤの制約・交差が解消出来ます。
8000系は10編成8運用予備2となりますが、九条の折返し余裕を見積もって、2運用程度の増になりそうな感じでしょうか? 運用増による車庫スペースは、淀車庫も多少の余裕は感じられ、特に問題はないと思います。(本線で4両減車してますし……)

【画像】中期経営計画での大津線記載がなかったが…
国交省VVVF問題では、大津線2両車両の問題【上記画像】もありますかね。何れ、着手する必要がありそうですが、江ノ電の新車で約7億という記事もあります。大津線車両でもしそうなれば、それに匹敵する予算でしょうか。中期経営計画での記載は特にありません。
そして、社員云々ですが、無人駅・遠隔制御化の著しい環境となっています。京阪は特に、厳しい印象がします。一部で、当方で不利益となった経験が過去にあり、こうした面で気になる所を、個人的に抱いています。
運賃の値上げはやむを得ない面はありますし、給与面を含めた待遇改善には期待も、元々、税金等の「取り過ぎ」も感じますよね。そして、労働争議や労使交渉等は、バスを含めて、労組も「檄」で、頑張って欲しい限りです。
その上で、どうしても「セルフサービス」の進捗にもなるのではと思われます。
京阪の本線は、他路線と乗り入れがありませんので、改札口は自社完結となります。一部の券売機は、乗車時に証明書発行、降車時の精算所で支払う方式にもなっていますが、QRきっぷは、最も普及しやすい環境ではと思われますから、既に導入となっています。
一方で、「タッチ決済」は、他私鉄と比較しても、京阪は遅れをとっています。それ以外の関西私鉄で普及しているため、キャッシュバックの恩恵もあり、便利と感じたサービスですが、ひとまず、スルッとQRtooで先行した感じとなります。
利用者もアップデートをする必要に迫られていますが、鉄道の利便性の面では、ダイヤの10分間隔戻りでしょうね。12分でも頑張っている方ですが、色々と縮小の中、路線拡大で厳しい現状です。
やることの多い、京阪電車、会社側のアップデートに注目でしょうか。

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コロナで業界全体が低調でしたが、その中でも京阪は名に見えて停滞していたので、ひとまず明るさが戻ってきてよかったです。
中之島線延伸検討や8000系後継車、駅リニューアルなど話題盛り沢山ですが、車両に関して言えば2025〜2026年導入分の67両しか記述が見当たらず、増備はこれでひと段落したのか、それとも記載していないだけでまだまだ増備が続くのか見ものですね。
にしても、もう14年選手となる13000系の次の通勤車両が出てきてほしいものですが…
列車番号T-TAKE(てぃーて
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