
【画像】阪急神戸線10両編成運行時の「8201」
2026-9-17 19時掲載開始(9/18 7時誤字等修正)
1995-6-12から運行が開始された「阪急8200系」ですが、2両2編成で登場した車両となります。
当時の平日朝ラッシュは、大阪梅田方車両で混雑が目立っており、その混雑緩和策、試験的な要素・仕様として「座席収納対応」「扉のワイド化」「液晶モニター」「モーター出力の強化と個別制御のVVVF装置」「空調装置の強化」などと、新機軸の採用になってました。
朝は、10両編成の大阪梅田方2両で連結解放、夕方は、当時は須磨浦公園までの運行があり、山陽線内のホーム長の関係で6両運転がありましたから、その阪急線内の増結として、8両編成で運行されていました。
つまり、朝のみならず、夕方での「連結解放」が、1995~1998年、神戸三宮駅であったということになります。
1998年2月で須磨浦公園乗り入れが廃止、以降、平日の朝ラッシュ時に限った10両増結運転のみとなり、回201~などの回送は、西北出庫で2両単独、西宮北口か神戸三宮で連結解放と、ラッシュ輸送に威力を発揮し、私も幾度か、8200系の乗車、利用もありました。
滅多に乗車出来ない8200系でしたから、朝練撮影や運用調査時は乗るようにはしていましたが、その後に登場した8040系を含めて、2両5編成程度で製造終了でした。
その8040系仕様で、8両編成の登場がなかったも、製造時の震災の影響もあったのでしょうか?
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【画像】8200編成となりますが、座席収納時
「座席収納対応」
そのタイトル通りとなり、平日の朝は座席のない車両が大阪梅田方2両でした。
当時の関東では、209系京浜東北線や205系山手線で、そうした6ドア車両が運行でしたが、関西では初の設備でした。大阪梅田駅は改札口が梅田方にも集中しますから、混雑傾向だったのです。所要時間も最大30分程度と我慢出来る範囲内に、乗客の詰め込みという考え方でしょう。
夕方の運転では、収納した座席部分を展開し、乗客の利便性も考えられていましたが、当時から運用上、終日での運行は無かった模様です。このため、運行中での座席収納の展開はなく、そのための乗客操作によるボタンもありませんでした。
座席が収納出来るため、吊革も多く設置された他、ポールも設置でした。
「液晶モニター」
液晶モニターは、205系山手線6扉車と同じ考え方になります。FMラジオによる文字多重放送ニュース表示(現在はサービス終了)の他、車両に業務用のVHSデッキがあり、テープをリピートで再生させて、広告も流せるというものでした。
仕組みや環境は揃っていたため、導入も容易だったのでしょう。FM大阪の電波から受信だったようですので、高速線の地下区間以外、ほぼ全域で受信可能でした。現在のこうしたサービスは、携帯電波による伝送の模様です。
(8315編成での、LED表示による「見えるラジオ」と同じ方法でした)
「扉のワイド化」
1.3m幅の扉を1.5mに拡大し、乗り降りでスムーズにする考え方となりますが、エンジンも空気式からベルト式に変わるなどの変化もありました。このため、開け閉めの音も変わりました。
「モーター出力の強化と個別制御のVVVF装置」
8000系で、東芝製VVVF、1両1基4個モーターで制御する方式から、JRの207系1000番代(1994年)から採用された、個別制御方式に変化しました。4個で1基の制御装置はなく、1個のモーターに1基の制御装置×3群となり、モーター出力も170→200KWに強化。
しかし、阪急では出力が大きすぎるのか、4個モーターから3個モーターとなり、1個分減ることで、出力の調整でした。結果的に170KW×4台(680KW)と、さほど変わらない出力になります。
「空調装置の強化」
3台から4台に増やし、1台辺りの容量を下げることで、結果的に容量増大で、詰め込み乗車による換気と冷房を強化したようです。この他、鎧戸の廃止、カーテンの変化もありました。

【画像】固定座席改造後の8201車内
2007/10/29月曜日、西北7:55,8:10の通勤急行大阪梅田行で、長年設定だった座席収納がこの日で廃止され、以降は、座席収納の8200系でも座席開放、その後、正雀工場で座席撤去、上画像のような固定座席化などの改造もありました。
2012/3/20改正で、神戸線2両増結は11運用でしたが、2016/3/19改正で8運用(-3)と、駅での解放廃止、2022/12/17改正で、神戸三宮での連結は廃止され、5運用(-3)を残すも、出庫から入庫まで10両固定化。
そして、現行ダイヤの2025/2/22改正で、10両運用は廃止され、2両編成と運用は完全消滅になっています。
その後は、2+6両、今津北線での2+2+2両が最近の運行でしたが、この記事のように2+2+2両の運行は廃止、平井車庫疎開(8200+8033+8031、宝塚線8030+8034、8040+8041)となっています。
2両編成は神戸線での8032+7003、8035+7023、8042+7001の3編成のみ運行が継続され、内、7001は今津北線で、6月以降、現在も運行、8201は半端な車両として、西宮車庫で休車状態でした。
(※6016編成は阪神尼崎HSM、能勢電車両改造後の伴車とするため、除外とする)
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ハローサイクリング、紹介コード
INVVcsNH/khv
2026/6/8~紹介コードが上記に変更となりました。
過去のコード「ArqFhHaK40」は適用になれません。
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前置きが長くなってしまいました(恐縮)が、その8201編成が、7/23の正雀入場、最初は検査入場(前回は2022-11だったため)かとみられましたが、機器取り外しなどが8月にあり、9月に入って、廃車という動きでした。
8月発行の鉄道ファンクラブ会報は、4~6月での動きでしたので、7~9月の動きは、10月か11月に判明とみられ、まだ正式ではありせんが、こうした事実上の動きから、31年程度で廃車となった模様です。
園田、塚口、武庫之荘、西宮北口、春日野道、神戸三宮と、増え続けるホームドアの対応で、1.5m扉がどうだったのかは不明ですが、神戸三宮は10両運転時からホームドア設置だったため、最近設置のホームでも、対応ではとみられますが……。(対応は未確認、既に8200系未対応の可能性も?)

【画像】朝ラッシュ時での8200系並び
撮影時はお盆期間もあり、乗客は少なめ
◆何故廃車となったのか?
廃車は用途廃止となり、会社側の車両財産が処分となります。京都線で3300系や5300系、神宝で5000系や5100系、6000系抵抗車を多く残す中での、VVVF車両の廃車は驚きました。
扉のサイズが異なるなど、特殊な仕様、改造費用と比較して、今後も残すのをやめた、そもそも2両編成が余剰なので、活用策もなかった、などでしょうか?
唯一残す8200編成の同様も注目されますが、同じような運命という、一つの不安もありますかね?
8040系は、1997年に宝塚線で新製配置され、8200系と同じ足回りに、これまでの8000系を踏まえた増結車両として登場でした。日生エクスプレスの、阪急区間10両増結用として登場も、宝塚線でも10両運転が2022/12/17改正で廃止、8042編成は、神戸線に転属し、真っ先に機器更新を果たしました。
これは、個別制御のVVVF装置で、阪急に納入された車両が、8200,8201,8040,8041,8042と、2両5編成しかないためです。8042は、予備品の確保として、新品取替で機器更新の可能性がありますが、8201も、同様の可能性が考えられます。
JR207系1000番代は、多くの車両があるため、新品取替ではなく、既存VVVF装置自体を機器更新し、素子を交換することで延命、体質改善・リニューアルとなっていますが、阪急では新品取替となっています。
既存車の延命で、検査時の予備部品確保という意味合いですが、現状、他の車両(3編成)も、現在は何れも平井車庫で休車中のため、これは、ちょっと考えにくい所もありますかね。(8040,8041編成が今後も運行継続の場合、リニューアル、新品の機器更新とみられそうですし)

【画像】8200系のVVVF装置(←神戸、大阪梅田→、浜側向き)
中央左側、素子があるパワーユニットがなく、今後の拡張も見込まれていたが、この機器自体も5両分の納入のみに留まった。
8両編成での新造も、1997年以降ではなく、阪急側も2003年の9300編成まで、新造車の製造がなかったため、アルナ工機の車両製造撤退にも繋がってしまった。
◆現状
8000系の2両は、8030~8035の2両6編成、8040~8042の2両3編成と、8200の1編成、合計、2両10編成を残すのみです。現在、2000系の新造(2004まで)で、宝塚線5106編成は廃車と、予備は5編成戻りに対し、神戸線予備は6編成と、所定予備5から1編成多めです。
8000系8040系2両では、8035と8042のみ機器更新となっています。他は、機器更新はされていません。
【画像】8251側の検査標2003-5/2007-3と、全検が続いていた、アルナ工機銘板は、固定座席化で取替に。
8042+7001は、6月以降、7001編成で今津北線の運行、8200+8033+8031の離脱補充となりますが、恐らく、7001×6両は、このまま今津北線転用と当方はみています。
(但し、動向注意)
ブツ6は今後もあっても、恐らく暫定ではとみられ、最終的には6両固定編成の方向でしょうか。
2+6両は、8035+7023、8032+7003の8両2編成を残していますが、京都線4号表ダイヤによる、神戸線-京都線直通列車は、現在設定されず、今津北線6両の予備用途しかない程度です。更に、1001編成の宝塚線→神戸線転属で予備車は+1多めなのと、今後神戸線で、今年度分2000系製造の8両5編成の内、3編成分の投入を控えています。
2003,2004は既に宝塚線に配置、営業運転のため、神戸線は2005,2006,2007編成の連続新製配置で決まりでしょう。2026年度後半で新造・搬入・営業運転開始も確実といえます。最近、2005編成が搬入された情報があるようです。
神戸線で3編成の新製配置の車両が増えるのは確実ですから、ダイヤ改正がない限り、その分、廃車となる車両も発生します。予備で多い1編成も含めると、4編成分の離脱・廃車は必至といえます。
即ち、最古参、今津北線の5000系の動向となります。5編成分を残しますが、4編成程度の廃車となります。5000系の検査期限は、2023-11と最も時間経過の5006編成で、来年秋となります。今後、検査を通さずに廃車という可能性は大でしょうか?

【画像】正雀入場時は2両単独での運転も、8250,8251側の先頭はこういう時と、増結回送、増結・連結前しかなかった。
◆8008編成の動きに注目されるが…
一方、今津北線は、ホーム長の関係で6両編成が必須です。8035+7023、8032+7003で、7023,7003側の転用は確実かもでしょう。
これ以上の6両編成はないため、8両編成の6両化にもなってきますし、2+6両を完全になくすか、8→6両化を含めて、他の車両に変更して継続かにもなりますが、現在、正雀にいる8008編成が、どうも改造工事、動きも色々とあるようですね。
【画像】8251側の運転台「8788以外の車両」は、SIVやコンプレッサーのない中間車です。これだけは屋外の留置され、他の車両は、工場かアルナ車両で改造という動きのようです。
当方としては、正雀車庫屋外での改造が終了し、工場で検査でしょうか? しかし、検査自体は2025-9と、1年前に済んでおりますので、僅か1年での検査になってしまいます。
アルナ車両も、9307,9310と、16両分の改造工事で手一杯な現状もでしょうか。
残り7両が気になります。ワンマン改造というSNS上の情報もありますが、真偽がハッキリしません。6両ではなく7両が、少し引っかかりますね。
2両編成は、8035,8032も余剰となってしまいますが、既に休車の8042と組んで、ひとまず、今津北線で暫定的な運行を想定も、結局、残りの8030,8031,8033,8034,8040,8041,8200の2両9編成をどうするかでしょう。
このように、10両編成の廃止で、2両編成で多くの余剰車となるため、当分は今津北線も、中期的・最終的には、もう一つ、今津南線、甲陽線、伊丹線の6000系ワンマン車(3両、4両編成)の置き換えも予想出来ます。特殊なワンマン車両で、6000系が抵抗車で残っているためです。
3両5編成、3+3両1編成、伊丹線で4両4編成となりますが、伊丹線の分は、7000系で2+2両が、箕面線で2編成存在するため、今後、7000系の8→6両化で発生した中間車(4編成8両分)を活用→リニューアル・VVVF化でしょうかね?
つまり、6000系3両5編成、3+3両1編成の置き換えでしょうか? 3両編成のままですと、8000系で中間車が他にも6~7両程度必要になる点も気になりますが、活用法がその程度しかありません。
その上で、2両で神戸方先頭車は付随車のため、3両化(3両のままと想定)の場合は、電動車化などにもなってきます。先に機器更新をした8035,8042以外の7編成分で、その対象でしょうか? 7編成分は現状同じですので、まあ、順当な感じもしますが………。
3+3はこれまで通り、今津北線・ワンマン3両の共通予備でしょうし、先に機器更新をした8035,8042は、今後も今津北線予備として、神戸線で2+6両を残す可能性(6両側で緊急予備車として残す、但し、6両側は現状編成以外、8両の6両化で想定する)でしょうか?
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仕様で異なる8200系の廃車も、仕方ない感じでしょうか? 残念ではありますが、中間車を組み込んだ8200系3,4両化も、扉や機器の差異もですから、余剰廃車、車両としての役割が終わったのかも知れませんね。
しかしながら、京都線9300系での機器更新・ロングシート改造を、取り急ぎ優先して改造(9300~9302、現在は9307,9310で工事中、残り6編成分もあるため、2027年度以降も継続とみられる)なのか、こうした工事はまだまだ先かも知れません。
8008編成は、ひとまず6両化、今津北線転用(5000系の置き換えを急ぐ)も納得出来ますし、現実路線でしょうか?
8000系神戸線車両で2編成の改造で、8008編成以外でも及ぶとみられ、8両編成で唯一機器更新がされていない、8020編成に手入れでしょうかね?
8201編成の廃車による思い出話よりも、今後の予想ばかりと、相変わらずな当方の記事となってしまいました…。
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3連は電装を伴うため、そこまでするかという懸念もあります。付け加えて、伊丹は本数増の代わりに神戸系統ワンマン編成を3両で揃えた3×10編成の新車の方が効率は良さそうです。
一定数2+6編成が今北予備で残さざるを得ないので、8040系はそこに収まると思います。流石に8200は神戸三宮以外のホームドア非対応のため廃車でしょう。
列車番号T-TAKE(てぃーて
いく)
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