
【画像】能勢電鉄平野車庫
向かって川西能勢口側
2019-12-18 5時掲載開始
2019-12-3時点で、能勢電鉄の運用が一部変わったというツイートがあり、色々と推測してみました。
どうも、上記画像左に停車している2本の列車の番線(車庫1,2号線)が、何らかの工事で線路閉鎖・架線撤去となり、その留置スペースと、車庫留置線の関係で、新たに、日生中央駅4号線の手前と、平野駅2号線の分散留置が発生した模様です。
本来ならば、当方自身で確認すべき話題ですが、遠隔地に多忙もあり、勝手ながら、ツイッター上の情報を引用させて頂きます。この甘えに、ご了承をお願いしたいと共に、感謝を申し上げます。
このため、推測運用となりますので、実際と異なる場合があります。また、運用表上ではまとめず、ブログ記事として補足的にまとめ、掲載することにしました。
当方自身で現地確認出来た場合、運用表に反映する予定です。出来る限り早期に確認したいですが、早くても、阪急終夜運転運用調査の便乗かもしれません。

【画像】平日運用
まず、平日運用は、上述のような変更ではないかとみられます。日生中央駅4号線の手前と、平野駅2号線の分散留置が発生していますが、日生中央4号線は、駅2号線から、さらに奥の行き止まりの番線となり、手前が駅側、奥がどん詰まり側となります。
現在のダイヤでは、奥のみの留置でしたが、元々は縦列留置でした。12運用から、2017-3-18ダイヤ改正の9運用化により、3運用が減り、1運用は予備編成化(予備2→3化)、2運用は廃止し、山下5号、日生中央4号手前の留置がなくなっています。
日生中央4号手前の留置は、復活となります。このため、奥留置の運用と併せて変更となっています。
続いて、平野駅2号線ですが、山下5号では、乗務員や回送の関係で設定をせず、駅留置を増やす形となっています。乗務員乗務区が平野が最寄り駅なためです。山下5号の復活は色々と面倒でしょう。
但し、平野駅2号線は、逆出発、即ち、日生中央・妙見口方には出発が不可能です。更に、2→川西能勢口方→1号の入換も不可となります。
車庫から日生中央・妙見口方の出庫は、駅3号線のみとなります。この線路、信号制約の関係で、平野駅3号留置の運用も一部変更に、2号留置の出庫は、2→川西能勢口方→3号と、入換が必要となります。
即ち、平日運用の場合(数字は運用表の整理番号)
平野車庫→3003→妙見口2→502→平野車庫
平野車庫→742→日生1→560(AM)→平野車庫
平野車庫→4302(PM)→日生4手前→4401→平野車庫
平野車庫→臨回→日生4奥→624→平野駅2→540→妙見口1→500→平野駅3→3001(AM)→平野車庫
計、9運用+別途平井回送1運用という具合の模様です。
入庫は、
平野2-2482
平野3-2480
日生1-2465(変更なし)
日生4手前-2263
日生4奥-回送★
妙見口は変更なし
となる模様です。
★は、平野15:50発で車庫出庫、日生4奥入庫回送になるパターンと、もう一つ、平井回送朝回送(阪急回送運番123-154)の、平野到着後、そのまま日生4奥入庫回送になるパターンの2つがある模様で、何れか1列車となります。
これらは、検車の都合によるものではとみられます。

【画像】土曜・日曜休日運用
土曜・日曜休日運用は上記の通りとみられます。前平日で、日生中央奥にいる車両は、土休日では出番がなく、終日留置となります。
平野2,3号出庫ですが、平日は540(2号),回3001(3号)と、そのまま出発となりますが、土休日だけは、2号留置の車両で入換となる模様です。
平野2号出庫-回4401(6:25頃)
平野3号出庫-回3001(5:15頃)
回送の時刻が早くなっている、元々が始発上りより早い可能性がありますが、出庫は、上述のような信号や線路の関係で、まず3号線を最初に空ける必要がありますので、下り始発の妙見口回送ではとみられます。
これが出発後、2号線にいる車両を、3号線に入換をさせます。始発上り500列車(5:19発)以降の上り列車を、2号線で客扱いさせるための入換です。既に3号線の車両は、営業列車では着発設定がなく、下り始発の妙見口回送として出庫したため、空いていることになりますので、回送出発までの間、ここで待機とみられそうです。
回4401は、どうも当方の認識不足で、土曜日の場合、回3003の後ではなく前が所定のような感じです。
何分遠隔地のため、平野の回送時刻は、確認が難しく、未確認のままでした。しかし、"#能勢電運用"のツイッター上の結果から、この方がしっくり来ます。車庫出発や2号線入換、逆出発は3号線のみなため、土曜日は回3003が2番目下り回送ではなく、回4401が2番目の下り回送なのが、元々の所定ではとみられます。
その結果、土休日で平野2号出庫列車となった、ということになりそうです。
土曜運用
平野車庫→4101→平野駅3→3001→日生1→560→妙見口2→502→平野車庫
平野車庫→4403→平野駅2→4401→日生4手前→664→平野車庫
妙見口1→500→妙見口1
日生4奥運用なし
日曜休日運用
平野車庫→4403→平野駅3(翌土休は2)→4401→平野駅2(翌土休は3)→3001→日生1→560→妙見口2→502→平野車庫
妙見口1→500→妙見口1(1500で取替注意)
日生4奥運用なし
但し、平野2,3号入庫で複雑のようです。
▼土曜で翌日曜休日の場合
4403-平野2号入庫-2480
4101-平野3号入庫-2380
▼日曜休日で翌平日の場合
4401-平野2号入庫-2380
4403-平野3号入庫-2480
ツイッター上の"#能勢電運用"をまとめると、それぞれ入庫が逆となるような感じがします。
但し、「日曜で翌平日の場合」で、翌日も日曜休日と続く「連休の場合」は、2380が3号、2480が2号として、妙見口1号運用の1500列車の取替設定以外、車庫→車庫でつながりますから、そのままではないかと思われます。
そうしないと、平野2号→平野2号となり、取替設定が所定では未設定、駅の掲示でも案内が必要となりますので、翌平日のみ号線をトレードする形で対応とみられます。
▼日曜休日だが翌日も日曜休日となる連休の場合
4401-平野2号入庫-2480
4403-平野3号入庫-2380
これを確認出来るのが、次回の連休、12/29(日)~2020/1/5(日)となりますので、現時点では完全推測となります。

【画像】平野駅、日生中央・妙見口方面
左から、1-2-3-車庫15号線となります。車庫15号線は夜間留置がありますが、車庫なため、運用上のパターンは一定しない模様です。
このような具合で、運用変更がしっくりと収まる気配です。如何でしょうか?