
【画像】大幅な運用変更が見込まれる阪神1000系
阪神なんば線開業11年目の大変化です。
2020-3-12 13時掲載開始
掲載が遅れましたが、別件や、また時間も掛かりまして、ようやくまとまりました。2020-3-14ダイヤ変更で、近鉄奈良線土休日快速急行の殆どの列車で8両化となりますが、3/11の駅すぱあと時刻表更新により、その全容が、当方の情報整理により判明となりました。

駅すぱあと(Windows)2020年3月
運用垢ツイッターで先に上げましたが、ポイントとしては…
▼土休日近鉄奈良線急行で、運用の都合か、一部で6両の列車が発生
▼土休日快急連解は、阪神車の8/10両絡みが中心
▼土休新開地快急は尼崎で6→8連結、結果的に阪神車となる
となりますが、まず、「土休日快速急行8両運用」から説明します。
尚、現時点では推測もあります。異なる場合がありますのでご注意下さい。大阪難波・桜川折返が異なる場合があります。

【画像】土休日快速急行8両運用
快速急行8両運用はほぼ固定化となり、近鉄車7運用、阪神車5運用となりますが、日中(10-16時)では、近鉄車6運用、阪神車3運用となり、途中、取替が発生する模様です。6対3ということになりそうですが、近鉄奈良-神戸三宮間は、近鉄・阪神走行㎞はほぼ半々となります。近鉄車で阪神走行㎞が多めとなります。
尼崎連結が、726,820(H6→H8),1922,2022,2120(H8→H10)のみとなります。
尼崎解放が、721,821,823(H10→H8),923(K10→K8),1923,2121(H8→H6)となり、即ち、阪神8両と10両連結解放に限定した感じとなりそうです。
近鉄車は、上記923の他、尼崎入庫の2123,2221(K10→K8)となりそうですが、2123,2221の後2両解放は、翌土休のみとなり、翌平日は解放がなく、そのまま10両運用となりそうです。
近鉄車連結がなく、解放のみで、しかも2両のみとなりますから、近鉄返却も半端となります。2123,2221は、土休日大和西大寺で、それぞれK6→K10、K8→K10と後連結となりますが、尼崎入庫が翌土休の場合も、8両ではなく10両にし、翌日、2+2+2両で返却ではないかとみられます。
2123,2221の後2両解放は、駅で解放し、奈良方から2123,2221,翌923と解放2両編成を連結、ということになるのではないかと思われます。(翌平日は、2123,2221の解放がなく、620,622が10両出庫、翌土休尼崎出庫720,722は8両出庫となります。)
2+2+2両の返却は、近鉄駅掲出時刻表の表示(今里・河内永和・枚岡・額田)と、駅すぱあと時刻表引用、当方作成のOuDiaから総合すると、1182-4195列車とみられそうです。(1089は阪神車尼崎入庫のみ)
尚、阪神車で大和西大寺入出庫のA,Bと、日中留置の移変は、ほぼ確定ではとみられます。これは下述の1000系2両運用によります。
阪神車6両快急5運用で、2運用が阪神線内石屋川出庫(726,820)、石屋川19C→大和西大寺A→大和西大寺B→奈良1番→尼崎と、連続するような感じです。


【画像】土休阪神車6両、2両運用【※上図727→724、3972-1083の色枠は普通のため青に訂正】
続いて、阪神車運用で、6両運用の推測ですが、上記の通りとみられます。今までは、日中で尼崎入出庫もありましたが、どうも存在せず、786の次は1990のみとなる気配です。
阪神なんば線尼崎以東の準急・区間準急・普通運用は、大半が近鉄車の運用となります。阪神車で、現行ダイヤと新ダイヤで列車本数の比較は、11-18時台で、現状尼崎発11本に対し5本に減ってます。阪神車の充当が少なくなりました。
実際、現状と比較してどの位の変化かは、今後の運用表作成次第となりますが、阪神側での近鉄キロは明らかに増えています。土休ダイヤ連解大幅削減の影響かは不明です。
ただ、平日現状で、阪神車の近鉄キロ比は76/100に対し、土休日は85/100と、元々土休日で、阪神車の近鉄キロが多い傾向だったため、快急以外の阪神運用の減で、これを減らした感じでしょうか。
東花園(ヒハ)、大和西大寺(サイ)の前後は、今後の運用調査次第となりますが、入出庫の数は一致しました。上記で濃厚とみられます。阪神側の入庫で数が合いませんが、阪神線内のみの運用も存在とみられます。
また、快急で一部6両が残ります。724-3837【上図727→724、3972-1083の色枠は普通のため青に訂正】と、4732-1821の2列車です。石屋川入庫の関係と、前運用が6両限界による制約です。
続いて1000系2両運用です。6運用と変わらずですが、8両化と神戸三宮延長となり、2両編成が近鉄車共々、久々の入線となりますが、運用では6運用と続くように推測しても、上記ではないかと思われます。
1-2号車が奈良方、3-4号車がその次で、近鉄特急の号車と同じにします。奈良1番出庫の3630-823で、1-2号車は検査運用となる模様で、予備3編成との取替もこのスジとみられます。
上記により、6運用がうまく運用となりました。恐らく上記とみられます。これにより、奈良、大和西大寺入出庫と日中・途中留置も決まった気配がします。
これで、尼崎解放が、721,821,823(H10→H8),1923,2121(H8→H6)となります。また初出庫が近鉄線内のみは、そのままです。

【画像】土休急行 大阪難波・桜川折返が異なる場合があります。
最後に土休日の急行運用ですが、日中6運用から5運用に減、また、8→6両化2運用となりました。12両分減ったことになりますが、快急8両化で、日中6運用の増結分にそのまま移譲した感じです。
752~190の運用は8両でも可能ですが、回93~5378は、最後の5378で普通東花園行となるため、6両化となった感じです。この他、朝ラッシュ時の8両運用は上記の通りです。8両8運用も変わらずですね。
但し、大阪難波と桜川折返しは異なる場合があります。従って、上記運用も異なる場合があります。
急行の6両化は、2両編成運行区間増による、㎞数増加を極力少なくさせた感じです。車両が増えておりませんし、車両数はそのまま、現状通り急行8両化ですと、走行㎞だけが増えます。日中快急8両化により、急行6両減も補完とみられそうです。
その影響で、3835,5233は6両快急となりそうです。

【画像】近鉄大阪線10両は維持も減る
余談で、近鉄大阪線、現時点で洗い出した範囲です。
もう少し存在するかもしれませんが、下記でまとめます。
▼近鉄大阪線快急8,10両
平日
3622 10
3624 10
3626 10
3628 10
3722 10
3724 10
夜下り快急は全て8
他、5391は10,5092は8
土休
3622 10
3624 10
3626 10
3628 10
3722 10
3724 10
夜下り快急は全て8
他、5391は10,5092は8
土休
3622 10
3624 10
3626 10
3628 8
3722 10
夜下り快急は全て8但し、4827,5023は6
他、5391は10
▼高安連結(4→6を除く)
平日
1642 4→8
1644 4→8
1740 4→8
1742 6→8
1744 4→8
1840 6→8
1842 6→8
1844 6→8
7880出庫 8
土休
7740 4→8
7742 6→8
1740 4→8
1742 6→8
7780出庫 8
7880出庫 8
▼特急名張
平日
602 8→10
7504 4→8
7504 4→8
7604 4→8
7704 6→8
1902 4→8
705 8→4
805 10→4
7704 6→8
1902 4→8
705 8→4
805 10→4
1803 8→4
1805 6→4
1903 8→4
2003 8→4
2103 6→4
2105 6→4
1805 6→4
1903 8→4
2003 8→4
2103 6→4
2105 6→4
土休
704 4→8
804 6→8
1903 6→4
2005 8→4
2105 6→4
以降は、運用表掲載までお待ち下さい。駅すぱあと時刻表洗い出しも手間暇が掛かっています。