2010-4-6 0時掲載開始

100404map【画像】今回のルート
赤線が経由した経路、青線は予定であったルートで、時間的都合で取り消した。(※Yahoo Japanの地図検索機能を引用)

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北は樟葉、南は難波、東は東花園、西は御影・石屋川と、今まで、当方所有の折り畳み式自転車で、夜間留置や分散の確認に、各地行っておりましたが、今回も、実施いたしました。6度目の実施で、ほぼ1年ぶりのようです。

目的は、阪急京都線ダイヤ改正による分散留置の確認と、JR宝塚線の塚口・北伊丹留置運用の確認です。特に前者は、ダイヤ改正となったために、実際に留置している場面を、改めて確認する必要があったわけです。

後者は、昨年同様、塚口・北伊丹留置分の確認です。これを同時に行いましたが、さすがに、25キロ前後の行路を4時間半以上掛け、休憩もそれほどではなかったため、正直、疲労困ぱい状態でした。思うように前進できません。

もう、自転車で確認するのも、今回で最後になるでしょう。寄る年波と体力低下に、自分自身でよ~く自覚しました…。次回、恐らく来年の改正になるでしょうが、レンタカー利用で効率よく、安全に、多くのカ所を確認したい、と思います。(今回は別に、レンタカー代をケチったわけでもないですが…。)

体力低下による、想定以上のスピードダウンであったため、最終目的地であった北伊丹をやめて、塚口で終了しましたが、この時点で4:45着、もう、留置線4番線の207系が、出区点検中(土休日JR東西線の上り始発列車充当)であったためです。

北伊丹の確認については、実際にJRに乗って、確認することで解決しました。土休日ダイヤの日曜日であったため、出区が遅く、3運用ある内の2運用確認、残り1運用は、宝塚始発の上り列車(北伊丹着発2留置分)であるためです。北伊丹折返しのための運賃精算・再購入も安価なもので、とても楽です。


JRについては、今回の確認日が土曜→日曜であったため、平日つながりが不明となりますが、金・土、日・月と再度確認すれば、充当編成と運用表示の比較で、結果的に判明出来、こららも解決できます。昨年は2回も確認しましたが、これで、もう確認する必要はありませんので、非常に楽になりました。

ちなみに、北伊丹・塚口留置ともに、直接、本線へ(から)の入出区が可能となっており、入れ換えがなく、とても便利な配線です。


阪急京都線については、河原町2、桂2、長岡天神2、高槻市2、茨木市1、正雀2、相川2、梅田1、北千里2の分散の他、今回から、さらに淡路が追加となっています。淡路2号線分散の運用ですが、こちらは、今後、淡路駅の高架工事の関連で、今後に注目する必要があります。

茨木市については、さらに1運用追加となったらしい、という情報を、すでに得ていましたが、実際に確認した結果、1運用維持(4号線留置)でした。

今回も、高槻市以北の分散の確認は省略しましたが、車両運用でも容易に判明出来るためです。

神宝系統では、梅田の他、神戸線では西宮北口、三宮、宝塚線では曽根、雲雀丘花屋敷の分散程度で、豊中や池田については、留置そのものの番線があり、分散は限定的といえます。平井・西宮車庫の規模の大きさが、好影響しているでしょう。

桂や正雀車庫も、思った以上に留置線が満杯のためか、また、配線上の理由か、相変わらず、結構な、駅構内の分散留置の多さとなっております。車両運用としては、翌日つながりも判明出来る点がありますが、本来は、車庫で留置した方かいいでしょうから、根本的な解決…車庫の改善、という気がします。例えば、高槻市~上牧間の梶原(かじはら)付近でしょうが、やはり、予算次第でしょうね…?


今後の車両運用の掲載予定ですが、まず、阪急京都線は、この確認により、概ね完了しました。運用表の掲載も、近日(上記掲載開始日から2~3日)で、掲載できる見込みです。JRについては、もう少し、再度の確認する必要があるため、来週(4/11~)以降となります。今回は、掲載が遅くなってしまいましたが、確実に確認したつもりですので、もうしばらく、お待ちいただきたいと思います。


さて、これらの様子と詳細は、下記の通りです。尚、運用つながりは運番のみの掲載しました。回送運番については、一部推測があります。

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北千里-0:00
3号線の5315(奥)と、4号線の5321(手前)
3号線は、運番2056(土休2172)→755(土休773)
4号線は、平日・土休日共に2350→平日・土休日共に555のつながりです。

尚、3号線にある日中留置は、新ダイヤでも継続されていて、平日の場合970→1655、土休日が858→1955となる。土休日のみ、北千里4号出庫の555の運用となります。
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茨木市-1:05
4号線に7306が留置、左画像の1号線の留置はない。折返し線である5号線も同様だった。左が上り線側、右が下り線側。
2222-高槻市-回23061(土休日3303-回3304<淡路22:39発>)→6061(土休日621)というつながり。
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南茨木-1:25
摂津市-1:45
このダイヤ改正で誕生した、環境対策が万全である摂津市駅、駅は完成したものの、周辺の開発はまだ途中の段階。
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左:改札付近
右:坪井踏切
坪井踏切と産業道路踏切の間に、摂津市駅が設置されています。有人改札については、通常の硝子窓の他、シャッターも設置されており、防犯面は万全といえるでしょう。どうも、一部の時間で、無人になることがあるようで、インターホンが設置されています。
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正雀-2:01
3号線に5311、4号線に3329
3号線は、2303-回24064(土休24062)→5060(土休入換後5061)
4号線は3313-回3312-入換後留置(土休3315-回3316-入換後留置)→平日・土休日共に4063直接出庫。

土休日の場合のみ、上り始発が8両編成のため、3号線の7両は、出庫前に正覚寺踏切付近手前(正雀から摂津市方最初の踏切)で入れ換えをした後、4号線からの客扱いとなるが、平日はそのまま出庫。

4号線留置編成は、平日・土休日共に、北千里発下り最終列車で淡路4号線着、逆出発の後、正雀で、正覚寺踏切付近手前で入れ換えた後、4号線で分散。尚、土休日4号線分散は、午後出庫の1921~の運用となります。

平日4:38,5:03発と土休日4:38発の下り列車は、上り2号線からの逆出発となりますが、これは、車庫出庫の運用となりますので、前日つながりがありません。4号線出庫は、いずれも4:45発で、直接4号線出発となります。

この辺り、終電と始発付近での入れ換えがありますが、2丁ハンドルにより、入れ換えのための運転士(運転士資格を持つ助役がこの役目となる?)が存在するものとみられますので、入れ換えそのものは、容易であると思われます。
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相川-2:21
1号線に3320、4号線に3331
1号線は、3307<北千里23:01発>-回3308(土休3305<北千里22:32発>-回3306)→回6066-高槻市-721(土休6060)
4号線は3309<北千里23:16発>-回3308-回3317?(土休2225-回2225)→回621-淡路-621(土休525)となります。

4号線のみ、平日は桂出庫の1923~の運用となります。この入庫が、一旦正雀で折り返すことになりますが、正雀→相川間の運番については、完全な推測です。前ダイヤでは、運番付与がうまい具合でしたが、新ダイヤでは、3301~3315間の奇数運番が、別にすべて存在します。
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上新庄-2:34
相変わらず開放状態である。上新庄は、シャッターを閉めることも可能ですが、あえて開放状態・蛍光灯点灯にすることが、防犯対策なのでしょうか?
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淡路-2:53
普段は人通りの多い東淡路商店街、これも、駅の高架化工事により、今後、大きく姿を変えることになります。一部では、土地の収用、立ち退きが完了しているカ所がありますが、工事そのものはすでに始まっており、一部区間では、もう、橋脚が完成した所があります。
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左:新・淡路駅は、下りが最上階、上りが中階構造となる。このため、現在のように、上下列車の同時確認は、高架完成後は難しくなり、今後のダイヤ改正時の確認に、苦労しそうです。しかしながら、高架化は、上下線平面交差解消で、ダイヤ作成上のネックが大幅に解消となり、列車の増発にも期待できますから、むしろ、利用者としても歓迎すべきでしょう。

右:架線作業車が構内架線の保守作業をしていた。
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留置そのものは2号線で、当日は5319、これは、平日・土休日共に回3300となり、千里線北千里始発の列車に充当されます。
入庫が、2356-回3311(土休2356-回3313)で、北千里発最終の1本前での回送となります。

その他、梅田・高槻市・長岡天神・桂駅・河原町と、堺筋線についても、すでに翌日つながりが把握できていますが、こちらは、今後掲載予定の運用表で反映する予定です。


これで、阪急の確認は完了、その後、JR塚口方面へ一気にラストスパートです。道に迷いつつも、なんとか、4:45頃に到着できました…。この後、北伊丹の確認、尼崎に戻り、6時頃まで少し確認した後、阪急京都線の朝運用確認後(上記データの仕上げ確認)、帰宅となりました。


途中、JR東淀川駅南にある、南宮原踏切を渡りましたが、深夜帯に関わらず踏切の動作音が、北方貨物線方面からEF66による貨物列車でした。当該踏切は、踏切監視の係員がいますが、深夜帯も常駐されており、まさに24時間の監視付でした。いゃあ、お疲れさまです。

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