
【画像】東岡崎の折返しは豊明回送の模様
普通列車2本が併合の上回送、土休19時台以降は、東岡崎折返の下り始発普通列車がなくなり、伊奈から来る普通が東岡崎からもそのまま普通となり、30分に一本に減ります。
このため、こうした回送や、そのまま上り回送で伊奈方面もあるようです。
どうも名鉄では、駅構内の入換は、駅に所属する構内運転士の専従のようです。
他社で良くある、乗った乗務員が、そのまま、折返しの際に入換を担当する訳ではないようです。これで、乗務員の拘束時間でしょうか、入換分がなくなりますから、本来の乗務で時間が稼げます。この東岡崎では、10名の構内運転士さんがいるようで(信号所の中がホームからでも分かり、名札を数えてみたら10名でした)すが、他の駅でもこのようなパターンのようです。
もっと言えば、構内運転士が駅にいることで、ダイヤが乱れた時は、折返しでもある程度融通が利くのでしょうか。
2020-12-31 12時掲載開始
さて、2020/12/29(火曜日)に確認しました、名鉄運用調査結果(土休日ダイヤ)となります。ツイッターでも少しありましたが、12/13(日曜日、8:20~11)の確認が大きく、その後など、他の時間帯での情報を確認したいという気持ちで、色々と準備をし、実際の運用調査となりました。
今回は栄生ではなく金山駅です。お陰様で、常滑線の折返しが把握出来ております。

【画像】金山駅配線図(鉄道ダイヤ情報2020-11月号付録から)
金山-神宮前は複々線で、名古屋本線と常滑線の線路が別々です。金山から岐阜方面は、用地や地下区間などで複線だけな上、列車が輻輳する金山-枇杷島分岐点間で、その、常滑線一部列車を金山折返しにすることで対応となります。
名古屋方面~常滑線の列車は、この配線から、中央の内側の線路となりますが、金山のホームは必ず2番か3番となります。ただ、金山折返し列車の据付と重なる場合は、複々線間のシーサスクロッシングに転線して、1,4番線扱いの場合もあるようです。
名古屋本線は1,4番線となりますが、若干で金山折返し列車がありますので、そのシーサスを活用して2,3番となります。
名古屋方にある折返線は、下り線側から5,6となりますが、どうも10両分の長さがあります。金山駅自体の10両対応ホームと余裕があり、JRとの共同駅化後(1989年7月9日)は、バブル期故に10両運転の計画があったのかは不明ですが、構内は余裕があります。
その折返線で縦列に留置することも多いようで、上図では「5奥」「6奥」としましたが、これは実際の正式名称ではありません。既にその奥に車両がいる場合は、入換信号ではなく、誘導信号で入線することになります。
夜間留置は、5番線と手前側(駅側)に、4両1編成、5番線の奥に2200系6両、6番線の奥に4両1編成のようです。4両はいずれもT4、3500系などの4両のようです。どの列車で出入庫かは、時間的な制約で未確認です。
土休日ダイヤで、出庫は530E,651,特急車は回送、入庫は8261G,8263G,2420でしょうか。今回は9:20-18時台と日中のみのため、未確認時間帯、18時以降と終電、始発と8時過ぎまでなど、今後の課題となります。
日中の折返しは、そのまま次の列車となる場合もありましたが、奥に留置していた車両の出庫、回送など、変則的な所がありました。思った程簡単ではありません。
ともあれ、まずは、12/29(火)の運用調査結果を先にまとめましたが、データが余りにも膨大だったため、Excel2019で整理し、PDFファイル形式としました。HPにも掲載しています。
2020/12/29(火)名鉄金山駅運用調査結果【土休日ダイヤ】
|名鉄金山駅運用調査結果【時間別】|2020-12-31掲載開始
|名鉄金山駅運用調査結果【運用及び編成別】|2020-12-31掲載開始
運用及び編成別で、ある程度の日中運用の流れが分かりますが、一部特急運用で差し替えがあった模様です。1702F絡みなどとなります。1702Fで2回本来の運用と繋がらず、だるま落としをした模様です。また、B6→C6代走が1往復ある模様です。
この運用調査結果からのデータご利用は、ご自由にどうぞ。但し、記入ミス、認識相違等があるかもしれません。