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【画像】減便で運転が取り消しとなる「深夜急行」

2021-4-27 5時掲載開始

何せ3回目の「緊急事態宣言」は、もう慣れてしまったといいますか、1年前ほど差し迫った状況も伝わりません。恐らく、マスコミの影響も多少はあるかもしれませんが、しかしながらこれが現実でもあります。

鉄道も、テレワークや休業措置による、大幅に減る乗客の対応に迫られております。特に「京阪電気鉄道」の対応は、相当な大鉈と言えます。

2021年04月26日緊急事態宣言発出に伴う京阪線における最終列車運転時刻の繰り上げおよび臨時ダイヤの実施について (431KB)

◆2021/5/1~5/6での「臨時ダイヤ」の実施
この時刻は既に公開がされており、上述の通りです。土休日ダイヤが6日間連続する期間となります。PDFのプロパティから、Excel2016で作られたようで、4/23となります。作成者の名前までありますので、取り急ぎとみられますが、しかし、手際が良すぎます。

▼予め用意されていた「緊急用ダイヤ」の施行か
ます、「予め用意されていた"緊急用ダイヤ"」の施行ではないかとみられます。今回は土休日となりましたが、平日も既に用意されている可能性があります。

昼間の日中が10分毎から10分または20分毎となっています。ひよっとしたら、15分毎や他のパターンも用意されていた可能性が考えられます。

既に、幾つか用意していたダイヤの内「これを実施する」などの、会社側の通達を伝達・施行させることで、京阪労組の会社側による説明・労使の話し合いを始め、現業側のダイヤの準備、例えば、列車運行図表の配布、駅掲出時刻表の作成と掲示、上述の一般公開用時刻表の作成、運転士時刻表(スタフ)に、乗務員行路の作成やシフトの調整など、ダイヤの変更に関しては、多岐に渡る関係先の手配と、社員さんの予定をも調整する必要があるからです。

京阪は中央集中の運行管理システムが30年以上前からあります。ダイヤが乱れても、対岸の阪急京都線のように、信号操作を駅扱いにして、ダイヤ整理をすることがなく、全て中央で管理する模様です。

ですので、人身事故発生時は、京阪本線・鴨東線・中之島線と、全線が止まってしまうというデメリットがありますが、不必要な区間運転をすると、プログラムの関係か、余計にダイヤ整理で混乱ということでしょうか?

当然、車両の手配も必要となります。仕業検査、車輪転削、省令検査の調整となります。つまり、運輸部門だけではなく、車両部門との調整も必要となります。実際に「どの運用にどの車両を充当させるか」は、車両部門でも検車課の縄張りとなりますから、そういうことになります。

前置きが長くなりましたが、こうした理由で、緊急用ダイヤは、予め用意されていた可能性が大といえます。ですから、突然の緊急事態宣言でも、スムーズに実施出来たのではとみられます。

鉄道ダイヤ情報 2021年 05月号 [雑誌]
鉄道ダイヤ情報編集部
交通新聞社
2021-04-15



▼特急
淀屋橋11:00→出町柳11:55/59→淀屋橋12:55/13:00
即ち、11:00,20,40,12:00,20,40発の、6運用
で回すものとみられます。プレミアムカーは回送扱いで客扱いがありませんので、折返は問題ありません。8000系と3000系を半々で回す感じでしょうか?

夕方16時以降は15分毎となります。+2運用の8運用とみられそうです。寝屋川信出庫は、区間急行・普通・回送と、増発の模様です。


▼準急
淀屋橋11:10→出町柳12:31/42→淀屋橋14:05/10
11:10,30,50×12,13時
9運用
で回すものとみられ、恐らく全て7両充当でしょう。特筆なのが、京都方(枚方市以北)で毎時20分毎となりますが、特急の待避が、上下列車共に、枚方市のみとなる点です。
現在は、香里園、樟葉、丹波橋、三条となりますから、準急(萱島以北各駅停車)でも、所要時分が、比較的早くなるという点です。

K1100Z 枚方市11:44→樟葉11:52→丹波橋12:10→三条12:27→出町柳12:31
(現行はK1100Z 枚方市11:46→樟葉11:53/58→丹波橋12:16/22→三条12:39/45→出町柳12:50)

また、淀屋橋-枚方市間で準急が補完で運転となり、枚方市~萱島間と守口市、京橋-淀屋橋間での利便性を、ある程度確保されている点もあります。

淀屋橋11:03→枚方市11:31/43→淀屋橋12:12/23
4運用で回すものとみられます。枚方市折返で余裕を見て5運用も、ダイヤを見て、番線の都合を考えると考えにくく、また、6000系の活用で、8両4運用でしょうか?

夕方16時以降は15分毎となります。+4の13運用とみられます。枚方市準急は+2の6運用とみられますが、一部で淀行、枚方市折返が樟葉折返となりますし、快速急行の運転もありますので、もう少し運用数は増えるものとみられます。


▼普通
こちらは中之島線~萱島-寝屋川信という区間運転のみです。複々線内でのB線走行は20分毎と激減しましたが、萱島で出町柳準急と接続となりますので、可能な限りの接続対応は出来ています。
中之島11:11→萱島(寝屋川信)11:45/12:09→中之島12:44/51
5運用で回すものとみられます。7両ないし6両運用とみられます。

夕方16時以降は15分毎となります。倍に行くか、その程度の運用数増加でしょうか?

つまり

特急6-出町柳準急9-枚方市準急4-普通5

という具合となりそうです。

特急は、8000系または3000系と書きましたが、プレミアムカー休止で、もしかすると、全てまたは一部の特急が、一般特急になる可能性も予想出来ます。
万が一、特急が混雑した場合でも、プレミアムカーのデッドスペースもなくなりますし、走行㎞が多い特急車両の一部休車で、メンテナンス負担軽減も予想出来ます。

出町柳準急9、普通5は、全ての運用でVVVF車充当となれば、電力消費が大幅に減ることが出来ます。特急と枚方市普通は、日中10運用を、全て一般8両編成にしても、6000系が存在しますのでVVVF車のみとはなりません。

但し、8両は16編成、13運用となりますから、朝夕はどうしても、8000系と3000系の充当が発生するでしょう。また、枚方市準急も7両編成も予想出来ますので、この辺の車両運用が注目でしょうか?

▼宇治線・交野線
これも日中20分間隔ですが、朝は10分間隔、夕方は15分間隔なため、出入庫運用の回送が日中でも想定出来ます。

但し、宇治線・交野線共に日中は3運用となります。中書島の留置線、枚方市6番や私市留置が発生か、寝屋川信・淀回送かでしょう。


駅掲出時刻表も掲載予定とありますが、両数掲示は期待出来ません。番線表示があれば充分という感じです。ある程度の車両運用の事前予測も厳しいでしょう。



◆平日は終電繰り上げのみ
3列車の終電が繰り上がるのみとなります。恐らく、3つの取消営業列車を、そのまま回送ではないかとみられます。

状況によっては、平日も緊急用ダイヤの可能性もありますが、今のところはこれだけで済んだようです。
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【画像】中之島線も20分毎に…
他の鉄道会社の相互乗り入れがない京阪本線系統、だからこそ、緊急用ダイヤの施行で大鉈、コスト削減となったのでしょう。


◆運用調査は未定です
こうした状況もありますので、運用調査の予定は未定です。出来ても、当日のツイートは控えるかもしれません。但し、6日間と期間が長いのと、当方も実は暇…な所もあります。

ただ、OuDiaの作成も含めて、また分かりません。
やるとしたら1日か2日だけ、朝と夕方以降の中心となりますが、全くやらない場合は運用表の掲載もありません。ご了承下さい。
正直な所悲鳴です。


他社の状況ですが、南海は終電繰り上げのみ、阪神と山陽も同様、日中の急行は単なる回送化でしょう。