【画像】春日部6:39発2508列車、浅草行
平日朝上り、スカイツリーライン8両地上運用での最初の列車
2021-6-25 9時掲載開始
ツイッターでも少し書きましたが、2021/6/6,7~9での所用上京で、この便乗に「東武運用調査」を行いました。
スカイツリーラインの本線系統と東上線、どちらも、朝ラッシュ時が中心となりましたが、この運用表が昨日(6/24)でようやくまとまり、掲載となりました。
東武運用表(2021/3/13改正、本線・東上共)
留意事項については
▼ある程度手元にも、裏取りが出来るダイヤ資料が揃っていた
▼2021/3/13改正変更点は、終電繰り上げ関連と、東上での平日朝のみであった
▼午後運用の調査と、土休日の変更点がなかったため、これら、特段の調査の必要がなし
つまり、東上に関しては、平日朝ラッシュ時の運用調査だけで充分となります。本線は、2020/6/6改正以降、今回は、終電繰り上げ関連以外殆ど変わっておらず、確認程度となります。
但し、3日間という限られた時間なため、効率の良い調査が必要でした。もう少し滞在したかったのですが、最低限という感じとなります。
理想は1週間程度、短期滞在マンションも、予算も時間も限度があります。当サイト・当ブログは、グーグルアドセンスで広告となっていますが、いわゆる有名YouTuberのような多くの利益は、殆どありません。
ただ幸いにも、フォロワー様から色々と情報を拝借出来ました。午後や未確認日の充当編成も、運用表で盛り込むことが出来ております。3日間は、本線・東上共概ね平常運転だったため、編成・車両の流れも、特に東上線を中心に判明しております。
朝から夜まで丸一日の運用調査は、日程的な問題や、本来の2件の重要な所用もあり、厳しかったため、本当に助かりました。ありがたい限りです。この場をお借りし、御礼を申し上げます。
【画像】下板橋留置線(9号踏切から)
◆東上運用について
まず、土休日ダイヤは、2021-3-13改正後も、2019-3-16改正と変わらずです。2020-10-31での、みなみ寄居駅開業はワンマン運用のみの変更でした。
2021-3-13改正は、平日朝のみの変更が主です。TJライナーの増発となります。これ以外、終電繰り上げ関連のみとなります。
これまで東上線の運用は、平日・土休日共、同じ運用番号で、出庫・入庫の場所は同じでした。一部で細かい番線の相違(平→土休・土休→平つながりで)がありましたが、2021-3-13改正は、平日・土休日で別々となっています。
平日朝のダイヤ変更に、土休日ダイヤは変わらず(※土休日は終電が元々早いため、繰り上げもない)ですので、平日朝でダイヤ変更の分、「同じ運用番号で、出庫・入庫の場所」が、一部の運用でズレることになります。
このズレを、土休日運用と合わせず、個別となっているのは、この3日間の運用を比較しても、ほぼ確定です。
この移変(平→土休・土休→平つながりを含む)も、運用表ではまとめておりますので、流れとしてはほぼ確実です。志木駅の留置番線が、平→土休・土休→平つながりで少し異なる程度です。
池袋1番出庫の1001(土休3101)の運用でも、土休日は森林公園入庫ですが、平日では成増3番中線となるなど、入庫の場所が違います。変更前、850列車の折返、1239列車にはならず、573列車となるのは、終電繰り上げ関連の変更となります。
但し、この平日ダイヤの変更で、2021/3/13改正での、平日の正確な運用番号と、森林公園引上以外での、車庫入出庫の繋がりについては、裏取りが出来ておりません。このため、これらは推測としてまとめております。
(※2021/3/13改正でのダイヤや資料は未入手なため)
また、車庫入出庫での森林公園繋がりは、元々、つながらない場合が仕様です。車庫駅なため、予備車や他運用との車両交換がよくあるためです。
この点ご注意を頂き、東上運用表を、撮影・乗車等で、ご参考になればと思います。
【画像】下板橋-大山間のせせこましい線路際
◆東武運用過去運用について
過去の運用も、運用表としてまとめた分は、既に掲載しておりますが、これらは、部品店経由でのダイヤグラムの入手がし易かったのと、関東私鉄の中でも、まあまあイベントで、ダイヤが販売されていたため、今まで、東武運用表としてサイトで掲載でした。
関西の運用表以外、当方自身で興味があった東武運用の掲載は、時間的に余裕がある時のネタ、関西方面での運用表掲載以外で余裕がある時のネタ、という訳です。(他サイト様と比較しても、特に地上運用の掲載は、アクセス数も見込めると判断したのもあります)
ただ正直な所、実際の確認は、過去を見直しても本線系統ばかりで、東上線は出来ておりませんでした。当方の上京自体も数年ぶりだったため、今までの懸案事項と言いますか、細かい留置の番線確認、状況確認なども、改めてしておく必要がありました。
資料引用だけによる運用表掲載でも、間違いや認識相違が多少あったのは事実です。やはり、今回の上京を経験しても、現地確認は重要だと認識しました。その上で、今後も継続掲載が出来ればという思いです。
まだ掲載が出来ていないダイヤもありますが、これらは、時間的余裕がある時の掲載となります。いずれも過去ダイヤとなります。末永くお待ち下さい。
上京自体は早い時期から決まっていたため、5月から事前準備していたネタの昇華でした。また上述のダイヤ変更の内容もあり、お陰様で今回も、東武運用、現行ダイヤの運用表掲載となりました。
◆地下鉄運用について
東京メトロが絡む東武の地下鉄運用は、今までは簡単にまとめていただけでしたが、平日本線の運用表のみ、日比谷線・半蔵門線での東武運用の詳細もまとめております。
この土休日と、東上線は、時間的都合によりまだとなります。
土休日本線運用表でも、各運用で発時刻の記入がまだですが、下述の通り、近鉄2021/7/3ダイヤ変更の事前準備を、そろそろという感じです。この関係で、一旦、更新を中断することになります。
(※本線運用表で、地上運用の発時刻記入は、今回から追加しています。東上運用表では既に追加していたのと、現地確認をしていて、やはりこれが必要と実感したためです)
土休日本線運用表は、運用表自体は出来ておりますので、発時刻等は、東武時刻表・東京時刻表も併せてご覧頂けばと思います。
◆本線地上運用について
本線地上運用は、2020/6/6改正で大幅な改正・変更となりましたが、24両減ったのは、ツイッター先だしをした通りでした。
2021/3/13改正は、本線での運用は変わらず、終電繰り上げ関連だけです。一部の地下運用での運用変更(※スジは変わらず、運用や列番の変更)があるのは相変わらずです。この運用は、他社のダイヤ改正があり、東武がない場合でも、まま発生します。
「8両編成は14運用、6両編成13運用」というのは確定です。8両編成は朝と夕方以降しか運行がなく、10両編成で運行する半蔵門線直通列車の補完となっています。これは、2017/4/21改正の前ダイヤと変わらずです。
6両編成は日中の運行があり、浅草-北千住間、久喜-館林間のみとなります。その他は前記事でもまとめた通りでした。
以下、2021/6/7朝の、8両編成の様子です。
春日部のこの位置は、野田線と併せ、運用調査と同時の撮影も便利な駅です。
【画像】
左、2508 11801F「501-2508-3601/6608-924-2549-2540-905」
右、2510 11802F「2510-3501-508-6702」
2500番代の列車は浅草-館林系統の区間急行となります。
10000系固定8両は中間運転台がありませんので、最大限の収容力となります。
前者は北春日部-日中南栗橋-北千住下り引上、後者は館林下り引上-北春日部の朝だけの運用。日中の南栗橋と館林は、運用の前後がつながりますが、日中の北春日部は、午後の再出庫は別の編成となることが多い模様です。
【画像】
左、2512 11664F+11262F「2512-801-6801」
館林(下副2)-北春日部の朝だけの運用、館林は、下副3,下副2,下り引上の留置は翌日つながりがあります。車庫となる場合でも、翌日つながりは一定します。
右、2514 11432F+11436F「503-2514-3801」
北春日部回りの朝運用
【画像】
左、2516 11663F+11204F「2516-3603」
館林下副3-南栗橋、朝のみ
右、2518 11602F+11256F「2518-2523-6502」
館林車庫-北春日部、朝のみ
【画像】
左、2520 11433F+11444F「6902-2501-2520-3803」
曳舟3番(地本)出庫となりますが、上り押上方面の番線に留置となります。北春日部入庫で朝のみ。
右、2522 11657F+11255F「802-2503-2522-6805」
北千住3番留置-北春日部、朝のみ
【画像】
左、2524 11454F+11458F「2524-3607/3604-2541-574-6522-3714-897-944-903」
館林車庫-北千住3番、他と比較しても、運行の多い運用のようです。
右、2526 11655F+11267F「804-2505-2526-6811」
北千住下り引上-北春日部、朝のみ
2両編成が新製時からシングルアームパンタグラフの車両です。
【画像】
左、2606 11668F+11261F「2606-2519/562-6510-3704-3813-3806-895-942-901-6904」
こちらも運行列車が多い運用、南栗橋でも引上2番出庫、曳舟3番入庫
右、2608 11608F+11268F「6802-806-2603-2608-6805」
北春日部回りの朝運用、出庫は5:02と早い列車ですが、北千住まで回送となり、北千住~の客扱いとなります。回送で上る列車が多いのは、スカイツリーや竹ノ塚の留置線が、縮小ないし一時撤去=高架化で使用できない影響でしょうか。
【画像】
左、2610 11464F+11431F「2610-3605/3606-2545-2536-3609」
南栗橋回りで1日が終わりますが、入庫が車庫ではなく、引上2となります。
右、2612 11451F+11480F「6806-810-2605-2612-6807」
北春日部回りの朝運用、後部車両は11480F、本線系統の10000系で唯一のVVVF車となります。
この他、北春日部出庫の夕方出庫運用が8運用存在します。
8両編成は8固定、浅草方から6+2、4+4が主ですが、希に4+2+2もあるようです。但し、52両の予備車と24両の余剰車で、運用外の車両が多いため、4+2+2両や、2両編成の重連(ブツ6、ブツ8)は最近では少ないようです。
本線の10000系は、東上のそれよりも、リニューアル(更新ではなく修繕)された車両が多いのと、8両編成は朝夕しか動かないため、比較的状態の良い車両が多く感じます。東上は日中も休み無く、よく運行される運用なため、特に感じます。
◆野田線運用について
野田線の現行運用(2020/6/6改正)も、平日・土休日共に掲載しております。こちらもご参考下さい。確認した駅が春日部のため、ついでに確認出来ましたが、一部運用(船橋方面)の充当編成の未確認がありますが、運用はほぼ確定です。
これらにより、現在の2021/3/13改正ダイヤで、東武全線の運用が掲載が出来ております。ご参考・ご活用下さい。
記入ミスも予想されますので、東武時刻表、東京時刻表も併せてご覧下さい。
◆その後について
近鉄で、2021/7/3ダイヤ変更が近づいています。事前準備を、そろそろという感じです。この関係で、一旦、東武運用の更新を中断することになります。
東武運用の掲載も、地元運用表があってこそですが、3月4月のJR、5月の京阪臨時・南海線、6月の東武と連続となりました。正直な所、時間的、金銭も含めて余り余裕がなく、ストレス解消の運用調査も、度が過ぎるとキツイです。
▼近鉄関連
近鉄のダイヤは、Yahoo!乗換案内や駅すぱあと時刻表では、既に全容が明らかとなっていますが、各路線、予想以上に大きな変化となっています。
どうしても各路線のOuDiaを作らないと、運用調査をしても整理で時間を要するため、こうした事前準備が必要となっています。OuDiaのタイピングだけでも、合間作成なため、早くても1ヶ月は掛かります。
近鉄は毎度、相当な時間が掛かっています。今回も、相当な時間が掛かるでしょう。
運用調査自体は、出来ても、先に大阪管内となりそうです。昨年6月のような、名古屋方面で、宿泊を兼ねた運用調査は、今のところ予定はしていません。運用表掲載も、OuDia作成後の「暫定運用表」掲載が先となりそうです。兎に角、予定ですので、どうなるかもまだまだ分かりません。
▼南海関連
南海線も2021/5/22でダイヤ改正となりましたが、色々と多忙もあり、実際の運用調査がまだです。既にOuDiaによる暫定運用表は平日だけでも掲載していますが、土休日がまだです。
5月、この平日と、日根野運用表に東武運用の事前準備で、後回しとなっておりました。
これらは「夏休みの宿題」のような感じとなりました。末永くお待ち下さい。
鋭意努力も、これらは本業ではありませんので、少しずつとなります。宜しくお願いします。