列車番号T-TAKE(てぃーていく)

関西大手私鉄(近鉄、阪急、阪神、南海、京阪)とJR大和路線、東海運用の車両運用表を掲載しています。

列車番号T-TAKE、本人のブログです。
JR西日本、近鉄、阪急、阪神、南海、京阪と関連の車両運用表掲載・調査+時々東海運用。
他、鉄道、旅、奈良、プロ野球観戦(阪神)、放送、アマチュア無線(3エリアVHF/UHFのみ)、競馬競艇、相撲、献血など
※長期で呟き&リフォロー&DM返信なし有
インスタ+YouTubeは ttakewebpage で有
ツイッター本垢 @ttakewebpage
運用垢 @ttakewebpage2

南海

南海7100系「めでたいでんしゃ・かい」千代田工場検査出場など

23-11-15-01
【画像】南海7100系「めでたいでんしゃ・かい」の7167編成
元々のラッピングが、検査による再塗装で剥離され、再ラッピング前の、下地のブルー塗色が目立つ

2023-11-16 5時掲載開始

◆「めでたいでんしゃ・かい」千代田工場検査出場
◆1000系1006編成は既出場済
◆その他

しばらく「南海」ネタが続く、当ブログですが、冒頭画像のように、南海7100系「めでたいでんしゃ」は、加太線で4編成が観光列車として運行されています。この一つである、7167編成(2両)の「かい」が、南海千代田工場から検査出場となり、11/15、その試運転でした。

普段の当方は、試運転ネタは、滅多に追跡はしませんが、たまたま時間もありましたので、乗り放題きっぷと共に、各地、追跡取材となりました…。




23-10-28-0523-11-15-02
【画像】
左、千代田工場一般公開「電車まつり」での7167編成
右、試運転折返し、堺東駅5番線の場面

◆「めでたいでんしゃ・かい」千代田工場検査出場
10/28時点で、画像のような感じで検査入場となっており、重要部検査だった模様です。10/13(金)に入場した情報がありますが、めでたいサイトの運行予定を見ても、10/11(水)の運行が最後だったようです。

この車両は、1972/6/30に、東大阪にある近畿車両で製造され、以来、51年間も南海線系統で運転となっていますが、ワンマン化は2000/7/14となっており、加太線での運行は23年目となります。

ワンマン車は、2200系(2201,2231~2233)も存在し、こちらは、汐見橋線・高師浜線・多奈川線専用ですが、7100系のワンマン車が5編成しかありませんので、運用上、加太線での2200系の運行も存在します。

17-11-18-716713-05-09-7167
【画像】
左、下地塗色の上に、別途、「めでたいでんしゃ」のラッピングをして運行、加太線以外に、和歌山港線での運行も存在します。
右、通常の一般塗色当時の姿

7100系ワンマン車は、加太線以外では、和歌山港線での運行という程度で、汐見橋線・高師浜線・多奈川線での運行はありません。汐見橋線・高師浜線・多奈川線は、4ドアが必要が無い位の、短距離の路線、かつ、乗客も限られますので、2ドアの2200系ばかりですし、ワンマンでも12.2km、9駅と、まあまあ長い、加太線の運行が、7100系のメイン、ということになりそうです。

ワンマン機器類で運転の相違が多いのか、近鉄のように、本線での営業運転の運行はありませんでした。労組が強い?らしい、南海らしさも感じます。

例外は、7187をサンドイッチ(中間2両)にした、7123-7187-7890の6両編成は、ワンマン車を中間2両に組込で、本線運行がありました。緊急予備的な車両とし、普段は本線で6両固定、ワンマン車運行時は4両で運行でした。

これが、2015/12/9、両端2両が、8300系置き換えで廃車となり、以降、7187は、完全にワンマン車のみの運行となっています。2200系2202編成の銚子電鉄譲渡も、記憶に新しいところです。

******************
\楽天モバイルのご紹介です!/

新規ご契約でポイントプレゼント!

※楽天会員にログインまたは新規登録後、楽天モバイル紹介キャンペーンページに遷移します。

▼キャンペーンはこちら


****************** 

で、加太線活性化プロジェクトの一環もあるのか、「めでたいでんしゃ」シリーズは、2016年から「さち(7187編成)」、続いて「かい(7167)」「なな(7197)」「かしら(7195)」と、2017,2019,2021年に登場、「かい」は2編成目となりますが、2017年10月からですので、仮に3年毎での検査としても、2023年10月は、2回目の検査タイミング、でしょうか?

南海は、重検でも再塗装をする(鋼製車体故のパテ、修繕も?)ようで、11/15の出場時は、一旦、ラッピングを剥離し、下地のブルー塗色だけとなっています。

営業運転復帰は、11/21(火)となりますから、11/16~20の5日間は、再度、車庫で、車体のラッピング貼付で「めでたい」復帰作業となるようです。
23-11-15-0423-11-15-03
【画像】7167-7962 海側

さて、千代田工場の出場試運転、細かい時刻の掲載は行いませんが、高野線「千代田信号場-堺東-千代田信号場」と、1往復だけのようです。堺東5番で長めの停車時間が設定され、この間、床下回りの点検となるようです。

Z車など、2000系の場合は、このルートとは異なり、千代田以南の山区間で試運転となるようです。実際、橋本から極楽橋間も走行して、登坂の性能も確かめるようですが、実際には確認出来ておりません。ですから、殆どの車両は、堺東となりそうです。



高野線車両の場合、Z車は、小原田車庫が拠点なのか、入出場回送があるようですが、S車(4ドア車)は、千代田工場の隣が車庫ですので、信号場内の入換で済むようです。

南海線と泉北は、車庫が離れておりますから、「入出場回送」が存在することになります。ただ、どうもVVVF車以降は、南海でも、他社同様に「新重検」と、通常の重要部検査とは異なった、簡略化した検査のようです。

しかし南海は、阪急のように、所属車庫でその実施ではなく、千代田工場には出向くようですので、こうした回送列車は、1ヶ月に数回以上は設定とみられます。
23-11-15-0523-11-15-06
【画像】
左、試運転走行時
右、出場回送、難波は、南海線と高野線の線路が繋がっている5番線の扱いとなり、2両編成は、汐見橋線の返却回送のように、ホームに入ってすぐ手前が停止位置に。

南海は、2002年前後の省令改正の早い時期から、検査標の記入は省略(※省令改正で省略が可能になる)されています。一方で、関西では、京阪とOsakaMetroは現在も、正確な日付まで車外または車内に掲出と、会社の考え方にも差が出ています。

JR東海は今まで通りの検査標掲出継続となっていますし、過去の情報履歴も多くなったため、京阪・OsakaMetroを含めて、お陰様で、運用表中に、独自ネタで、それらのデータをまとめることが可能となっています。

省略した会社で、ファンクラブ会報(阪急)、計器類(阪神)に、ATS論理装置のテプラなど(近鉄)、品質保証シール(JR西の網干検査車)と、ある程度検査時期が判明・または推測が出来る4社に対し、南海は、そういう情報が乏しいため、後から、いつ頃検査だったかは、分かりにくいのが難点ですし、当方自身がまだ、目印や目安で調査不足の可能性もあります。

最近はSNS上の情報も多くなってますが、真偽がよく分からない場合もあり、情報の見極めでも難の場合があります。特に、南海の新重検を含めて、間略した検査では、一見、外観では検査をしたかも、分かりにくいのも大きいでしょう。確認出来た場合、今後、運用表中でその時期の掲載はしますが、継続的なまとめは難しいかもしれません。

それでも、泉北車は省令に関係なく、南海と異なり、検査標記の掲出は継続でした。泉北に限って、検査履歴が充実しているのはその理由です。しかしそれでも、泉北自前検査から、千代田工場へ再委託化により、標記の掲出がなくなってしまいました。
23-11-15-07
【画像】1000系1006編成は出場済

◆1000系1006編成は既出場済
同じく、電車まつりで入場だった、南海線の1006編成(上画像)は、11/13に出場したようです。11/15では、8609~の運用でしたので、当日が、営業運転復帰後の初運用とみられます。

他の編成・車両とは明らかに異なる、職人さんの手で整備された、綺麗な姿が特徴的です。このため、全検でしょうか?

愛好家的には、綺麗な車両の内に、撮影・記録に越したことはないですが、同時に、前ブログでもありました、ラピートの台車亀裂事象の影響により、モーター車の台車の台枠が交換されています。

<※前ブログ記事も含めて、「破断」ではなく「亀裂」に訂正します。すみませんでした。>
23-10-28-0323-11-15-08
【画像】組み立て前と組替後の、全く同じ台車の比較

台車は、製造番号と台車そのものの番号で、内部で管理されているようですが、台枠交換の組み立て後も、もう一回再塗装をするようで、「SS194M」の標記が、マスキングされずに、そのまま、塗装されてしまっているもの分かります。


ところで、電車まつりの工場の様子を見ても分かったのですが、軸、連結器なども、パーツ毎で管理のようで、検査時は「元々、車両に付いていたパーツを整備」ではなく「パーツの取替」となるようです。

つまり、今後入場する車両のパーツを、車両番号毎で、入場前に既に整備され、車両がやってきたら、そのパーツの取替程度のようです。整備の時間に、やり方の問題でしょう。パーツも番号で厳密に管理されれば、何かあった時の情報把握、履歴確認も可能にはなります。総合的に、情報がデータベース化されている感じも窺えます。

新幹線車両の検査は、台車一式をまるごと交換で「台車検査」を済ます方法もあるようです。検査用の台車を別途用意して、その取替だけですと、入場期間が短くなりますが、南海での台車や台枠は、元々の車両に戻すやり方のようです。

1006編成は、このように既に出場、営業運転復帰となりますが、この入れ替わりで、11/15、1004編成が千代田に入場した情報があります。恐らく、1006と同様に、モーター台車の台枠が変わる可能性があります。

11/13にも、8000系8004編成が入場と、南海線の省令検査が続いているようです。サザンの特急や、空港急行8両化の運行で、累積の走行キロが、高野線車両と比較して目立つ・多いのでしょうか?
23-10-30-100423-10-30-8008-8004
【画像】1004編成と、8004編成(画像手前4両)

◆その他
近鉄運用表での、奈良線・大阪線掲載が、ようやく、11/14以降、暫定版として掲載となりました。長期にわたり、他項目優先で、後回しとなりましたが、それでも、回送列車の細かい時刻や、夜間の一部運用で、依然と確認不足がありますので、情報相違の可能性が大いにあります。

特に、「平日夜間の東花園折返」と、「土休日全時間帯の新田辺折返」は、充分な確認は出来ておりません。

それでも、2022/12/17ダイヤ変更による運用表掲載、暫定版としてですが、他項目が一段落した(来春までなさそうな気配?)ことから、もう一度、見直しを兼ねて「再調査」を行いたいと思います。これらで、特急運用表の掲載、更に、相違点洗い出しとなります。

現時点では運用相違が大いにありますので、ご注意下さい。情報が異なっている場合でも反映が追いついておりません。また、損害等は負いかねます。


今回から、特急系統と大阪線絡みを除き、名古屋管内の運用表は、伊勢方面が毎回重い課題となっており、費用の問題も大きく、それらの手間暇も掛かることから、取り急ぎでの運用調査と、運用表掲載は行いません。

近鉄の、旧天王寺管内で、相違があるというご指摘も含めて、依然と情報不足・見直しが必要などの課題に、けいはんな線も、万博関連でOsakaMetro中央線の車両運用に、大きな変化が予想されます。

兎に角、近鉄は、他路線比較で、情報量に大きな違いがあり、苦労しています。他項目の連続に、遅延は甘えとなりますが、仕事ではない独自研究ということで、ご理解下さい。今後も鋭意努力はします。ご支援共々、よろしくお願いします。

近鉄時刻表 2022年12月17日ダイヤ変更号(2023年4月1日運賃改定版)
近鉄時刻表 2022年12月17日ダイヤ変更号(2023年4月1日運賃改定版)
【メーカー希望小売価格10000円→4890円】 松屋 牛丼 牛めしの具(プレミアム仕様)20個【牛丼の具】  時短 牛めし 保存食 お取り寄せ レトルト 肉 牛丼 業務用 惣菜 送料無料 お弁当 絶品 レンジ 一人暮らし 簡単調理 お取り寄せグルメ 単身赴任 まつや
【メーカー希望小売価格10000円→4890円】 松屋 牛丼 牛めしの具(プレミアム仕様)20個【牛丼の具】  時短 牛めし 保存食 お取り寄せ レトルト 肉 牛丼 業務用 惣菜 送料無料 お弁当 絶品 レンジ 一人暮らし 簡単調理 お取り寄せグルメ 単身赴任 まつや

南海線2023/10/21ダイヤ修正運用表、一段落。他、南海の話題。

23-10-30-01
【画像】新今宮から難波方面、東西で行き交う車両に変化…、
私も長く運用調査をやってきましたが、高野線での8300系が本当に増加しました。

2023-11-3 17時掲載開始

◆南海線2023/10/21修正運用表、一段落しました。
◆「泉佐野以南とみられる普通列車のワンマン化」について
◆2000系2035編成のワンマン化について
◆1000系の台車枠更新
◆今後


◆南海線2023/10/21ダイヤ修正運用表、作業は一段落しました。
2023/10/21南海線ダイヤ修正、今回は、過去比較で異例の速さもありますが、事前準備のお陰もあり、既に、一段落となっています。特に、10/21~25と、10/30~31で、合間の確認ですが、運用調査となっています。

またこの間、多少のご協力を頂きました方々にも、改めて、御礼を申し上げます。

特に、10/30,31は、高野線の見直しも含めて、合間ではない、まとまった運用調査となっています。充当編成の結果は、既に、各運用表中でまとめています。10/27で、南海線でダイヤ乱れがあった以外は、平常運転でした。土休日も含めて、もうこれで、大丈夫ではと思います。

南海線で4両分の運用増加も、元々4両分減だったため、2019/4/6ダイヤの314両に、結果的に戻した感じといえます。

「関空需要」の出戻りは確かで、早朝の難波発8両空港急行もですが、朝の関空行「特急ラピート」も、満席列車の続出、特に、難波7:00,7:30,8:00の列車は満席というアナウンスでした。

ラピートは、これ以上の増発も予備車の関係で厳しく、30分に1列車運行から、増発は厳しい感じです。もう1編成を増備するか、8両化も、2031年なにわ筋線開業は、まだまだ先ですので、それに対応した新型「ラピート」も、時期尚早です。当分は、空港急行の役割・輸送は大きいと言えます。

空港急行も、日中8運用で、2運用はどうしても6両運用となります。土休日も同じとなります。2019年は、8709+8710の増備が運用増による新製となり、代替廃車がなかったようですが、これ以上の8両運用増は、予備車が40両から減りますから、もし、完全8両化ですと、車両の多少の増備も、必要になってくるでしょうか?

一方で、高野線の1051編成が、当分、千代田工場の屋外で離脱となり、他の1000系と同じく「インバウンド改造」となっています。10/28の千代田工場公開、南海電車まつりは、当方も、2018年以来、5年ぶり3回目と、久々に行きましたので、取材のお陰なのですが、となれば、仕様の統一で、1051編成は、前記事でも書きましたが、南海線出戻りも予想出来ます。

この改造は、室内の配線を取り換える位な、意外と大がかりな工事のようです。1051編成を除く、1000系全編成(72両)も、2017~2020年と、4年も掛かっています。

この入れ替わりに、南海線の8300系が、南海線→高野線となるか、それとも、転出のまま、南海線で今後の増発分に充てるかも分かりませんが、新製車の8300系は、今年度は14両の増備のようです。4両3編成、2両1編成のようで、8321~8323と8719となります。

個人的予想ですが、12月以降、近畿車両からの甲種輸送も含めて、所々の動きとなるでしょうか?

******************
\楽天モバイルのご紹介です!/

新規ご契約でポイントプレゼント!

※楽天会員にログインまたは新規登録後、楽天モバイル紹介キャンペーンページに遷移します。

▼キャンペーンはこちら


****************** 


話はダイヤ修正に戻します
が、平日朝で、6508~出庫運用が「6508-8001-8024-6819-8702」と、6508到着後で、一旦1往復で、新たに住ノ江回送も発生しています。8024時点で始発普通にもせず、往復回送という変わった運用となっています。

基本的には、2021/5/22変更と大きな変化はありません。回送も、細かい所で変更もありますが、ほぼ、確認出来ております。その列番も、ほぼ確定ではと思われます。

ただ、今回は「修正」ですので、取り急ぎで、空港需要の出戻りによる両数増・ラピート復活を優先された格好とも言えます。根本的な、大幅なダイヤ変更は、来年以降に見直しではと思われます。

高師浜線営業の復活、泉佐野以南とみられる普通列車のワンマン化が想定出来ます。特に、高師浜線の羽衣付近高架化状況次第で、次回のダイヤ変更は確実でしょう。


鉄道ダイヤ情報 2023年 12月号 [雑誌]
鉄道ダイヤ情報編集部
交通新聞社
2023-10-20




23-10-30-8320
【画像】高野線ではなく、久々に南海線で新製配置となった、8300系8320編成
新製時から側面のカメラが設置、既に対応されている。8718側は準備工事で新製。この編成から、台車が近畿車輌製に変更されている。これにより、入れ替わりで、8311+8710編成が高野線転出となっています。

◆「泉佐野以南とみられる普通列車のワンマン化」について
既に発表されている事柄ですが、一部の南海線8300系で「ワンツーマン改造」という工事がされているようです。前記事でも書きましたが、10/30は、効率の良い、朝ラッシュ時で撮影(たった1日で1824カット…)もしましたので、当方でも改めて、搭載編成をまとめます。

▼搭載済
8301,8302,8304,8305,8320

▼準備工事対応
8303,8718

▼工事中
8307

▼未対応
8306,8308,8309と、高野線4両全て、8718を除く2両全て

8307が離脱し、現在、千代田工場でこの改造中です。恐らく、4両の上記以外の残り、8306,8308,8309も、今後工事ではとみられます。8303は、工事工程の都合か、準備工事で出場となりました。これで、8300系4両10編成で、今後、取付は確実でしょう。

一方で2両側は、新製時の準備工事での8718以外、動きはありませんが、現状ダイヤで、4両運用は8運用しかなく、今後のダイヤ変更で余り変化せずと想定も、準備工事車の本搭載を含めて、まずは、4両10編成あれば充分という感じでしょうか?

ただ、泉佐野駅は、高架化後に想定の4面5線ではなく、3面4線の駅です。

4面5線は、高架化となる時点で、泉佐野折返しで以南列車が既に想定されており、真ん中の線路が、難波方で行き止まりという配線が想定だったようです。

現在も、東側の空きスペースで、ホームと線路の増築は可能な設計、用地確保、駐輪場などのスペースとなっていますが、費用が掛かるのか、拡大はされていません。費用も、高架化による税金投入はなく、元々の地平時代(2面4線)以上の拡張は、南海が殆ど負担となるからかもしれません。

このため、普通の系統・運転区間の分断ではなく、現在と同じ普通列車で運行のまま、泉佐野以北・以南で、乗務員室内に取り付けられたスイッチによる切替で、その都度、ワンマン、ツーマンではとみられます。この方が、乗客も乗り換えもありません(少ない)ので、色々と都合がいいでしょうか?

23-10-30-8305
【画像】改造で側面にカメラが取付の8305編成
運転台上部にモニターも設置された模様。


23-10-28-01
【画像】南海電車まつり、千代田工場公開時での「2000系2035編成」

◆2000系2035編成のワンマン化について
上画像の通り、千代田工場電車まつり(10/28)開催時で、ワンマンステッカーが貼付でした。2200系で、2202編成が銚子電鉄に譲渡となっていますが、現在、高師浜線が高架化による運行休止で、予備車に余裕がありましたので、このような動きとなったようです。

2024年度に高架化、高師浜線営業再開は見込まれますので、この補充の車両は、2035編成で濃厚でしょう。これで、高野線から南海線転出となります。

2200系は、空港線の運用はありませんでした。もしかしたら団体列車等で、過去、空港線に乗り入れの可能性もありますが、営業運転では、空港線以外で、現在の南海全線・全区間で走行実績があることになります。

2000系は、平日・土休日とも、1往復のみで現在でも、関西空港の乗り入れ存在(平日夜の7009-7008と、土休日朝の7003-7004のみ)しますので、2200系では入線しなかった空港線を含めて、高師浜線、汐見橋線、多奈川線、加太線、和歌山港線にも乗り入れが想定出来ますから、2000系の形式としては、南海全線・全区間での走行が、出場後に見込まれるでしょうか?

[鉄道模型]マイクロエース (Nゲージ) A8053 南海2000系 3次車 4両セット
[鉄道模型]マイクロエース (Nゲージ) A8053 南海2000系 3次車 4両セット

これらは、2017/8/26、高野線ダイヤ変更で、Z車(2000系)の運用が減らされ、2300系を含めた予備10両が、18両に増大しておりました。この分、20m4ドア車の運行が増え、その分の予備が減っていますので、2000系で余剰車が発生となっていました。

このダイヤ変更から6年、現在は2021/5/22変更<2018/3/31>となります。

高野線の運用表は、ここからダイヤ変更がないため、以来、長く続いています(2021年は終電繰り上げの程度なので、実質、2018/3/31から変化せず)が、この間、2000系8両余剰車の目立った動きはなく、あっても、特急車の小原田車庫での脱線による、自由席特急の代走な程度だったと思われます。(また最近は、2021,2038,2039編成が動いていない可能性)

2200系(2201,2231~2233 4編成分)も老朽化や経年が相当(1969~70年製)ですので、置き換えは確実でしたが、この動きで、置き換えは確定となりましたね。残りの余剰編成も、今後、改造ではと思われます。

2035編成は、VVVFや補助電源も、今の所、機器更新はされていない模様です。機器更新でしたら、下記画像のVVVFなども、既に、工事で取り外されいると思われます。2035は、車端がボックスシートですが、これもそのままでした。

2300系のような、バックアップ対応の機器更新(台車単位のVVVF制御)ではなく、そのままでしょう。ワンマン車は現状でも1ユニット単独運行もあります。出場時期は不明ですが、来春目標でしょうか?

やはり、出場後の仕様等が気になる所です。

23-10-28-02
【画像】2035に搭載のVVVF、VFG式
HP1810A B39487-7 1994-10となります。

19-04-26-2035
【画像】2035編成の高野線運行時(手前2両)


この他、電車まつり関連では……(2023/10/28時点)

▼南海線
1006,7167,10009,8012は検査入場、但し、10009は10/30,8012は10/31に検査入場
8307は改造
都合、40両予備中20両

▼高野線
6521,2046は検査入場、但し、2046はその後に検査入場
1051,2035は改造
都合、38両予備中16両
(最近は、2021,2038,2039編成が動いていない可能性で、残り22両→16両分となる)

このような感じでした。
23-10-28-03
【画像】1006に予定の新台枠台車(SS194M)
今後、組み立てとなる模様、形状から、手前が難波方、奥が和歌山方とみられます。ブレーキシリンダは、左側のみと、元々上記が仕様です。

◆1000系の台車枠更新
1006は、台枠が更新されており、SS127台車から、SS194M台車となります。日本製鉄、住金製はそのままです。

ラピートの台車亀裂が影響か、ほぼ同時期に製造された1000系台枠も、今後、更新となるようですが、他の編成では、1006を除く全編成で、まだ従来台車でしたので、1006から着手開始のようです。今後の検査入場で、台枠の変更が実施とみられます。

但し、実際に亀裂となったラピートの台車は、SS137と、元々形式は異なります。こちらは、台枠変更後はSS189Mとなっています。何れも、ラピートと同様、モーター車のみが対象で、付随車は従来台車でそのまま維持となります。

ラピートのSS189Mでは、軸箱支持方式が、板バネから、モノリンクに変更となっていましたが、SS194M台車では、板バネのままになるようです。空気バネ下部の形状に変化が分かります。

23-10-28-04
【画像】SS194M台車の組み立て後
画像は、1306の難波方に予定の台車で、こちらは既に組み立てられた形です。

銅色の板バネ(軸箱支持、台車と軸を繋ぐバネ)に注目ですが、車体と装着前は、板バネで角度がありますが、装着すると、車体の重みで、2枚の板バネが、上下でほぼ水平となります。板バネが伸びて、台車に車体が支えられる・載せられるということになるでしょうか?

21-10-15-SS189M
【画像】ラピートでのSS189M台車
こちらは板バネではなく、「モノリンク」と呼ばれる支持のようです。ですので、形式が異なります。元々のSS137も、ブレーキシリンダはありませんでした。1000系と50000系とで、ブレーキ方式でも異なるようです。

23-10-30-9301
【画像】泉北9300系台車
泉北9300系と、南海8300系で8320,8718以降は、台車のメーカー自体が変わって、車両の製作メーカーである近畿車輌製台車に変化となりました。長く続いた日本製鉄、住金製から決別のようです。

JRは、国鉄時代を含めて、住金は殆ど無く、共通設計で、車両製作メーカーでの台車でした。関西私鉄では、近鉄以外では、京阪のモーター台車などの一部で、KW=川崎車両(川崎重工)製がある以外は、住金台車ばかりでしたが、余程の影響と、また、南海側で、日本製鉄側にも不信感もあったのか、近畿車両台車に変更となっています。

KD325という形式で、軸箱支持が「積層ゴムブッシュ片側支持」と、今までとまるで異なる方式となりました。最近の近鉄車両で、よくある台車となっていますが、狭軌用となります。

最高速度もそんなに出さないのか、横揺れ軽減(蛇行動)の、ヨーダンパの取付準備工事も分かります。


◆今後
京阪(2023/8/26)も、既に一段落となっています。また、今後、東海方面の再来訪の予定も、今の所はありませんので、315系4両の増備を、再度、取材する予定もありません。

兎に角、残りの近鉄の諸作業を、進捗させたいと思います。後もう少し、お待ち下さい。

近鉄も一段落となれば、2022/12/17以来のダイヤ改正・変更の諸作業は、ようやく一段落となります。今回は本当に、1年近くの時間と、また、費用が掛かってしまいました…。

南海線ダイヤ修正「推測版運用表」の掲載開始など

21-10-15-8311
【画像】現在は高野線に転属した8311F+8711F

2023-10-12 22時掲載開始

2023/10/21で、南海線のダイヤ修正となりますが…

▼大きなダイヤ変更ではなかった
▼既に、駅すぱあと、公式サイト時刻表など、着発線や両数の情報が充実している
▼OuDiaでの作成も、手直し程度で済んだ

ということから、当サイトの南海運用表で、先に、「2023/10/21 南海線推測版運用表」を、掲載開始としました。

取り急ぎでまとめていますが、回送列車は推測を含みます。特に、土休日は2019年の運用と比較し、推測もあります。これらの答え合わせは、早くても10月下旬以降となりますが、既に、ある程度形となっておりますので、準備作業としても、既に充分なものとなっています。これで、先に、推測版、運用表の掲載となっています。


今回のダイヤ修正は、「ラピートの30分毎運転復活」「空港急行8両化戻り」などとなりますが、これにより、4両分の運用増(ラピートを除いて、南海線でワンマンを含めて、平日最大308→312両)となっています。

これは、2019/4/6ダイヤ変更と同じです。

但し、当時は高師浜線が運行でしたので、314両となり、差の2両がそれとなります。

また、「4両分の運用増」は、予備車として増えていた形でしたので、それを所定運用・空港急行増結復活へと戻し、ラピート予備を除く分で、46→40両に戻す形で対応となっています。ですので、運用増ではなく「戻った」という訳です。

(4両運用増戻り、2両は2202Fの銚子電鉄譲渡)

******************
\楽天モバイルのご紹介です!/

新規ご契約でポイントプレゼント!

※楽天会員にログインまたは新規登録後、楽天モバイル紹介キャンペーンページに遷移します。

▼キャンペーンはこちら


****************** 



「空港急行8両化戻り」
ですが、どうしても、2運用で6両運用は存在します。8運用回しとなりますが、一部で普通列車の運用が存在するなど、運用上、やむを得ずとなります。

朝のみで8両3運用も存在しますので、検査運用としても必要です。完全な、日中の空港急行8両化は、大幅なダイヤ改正と、4両分、更に、所要編成を増やす必要もありそうでしょうか?

それでも、2019/4/6ダイヤ変更の運用・水準も戻っていますので、乗客需要回復としてのダイヤ修正は、大いに評価出来るのではないかと思います。

大手私鉄サイドビュー図鑑12 南海電鉄
佐々木龍
イカロス出版
2023-10-05

鉄道ダイヤ情報 2023年 11月号 [雑誌]
鉄道ダイヤ情報編集部
交通新聞社
2023-09-21



多奈川線は始発の繰り下げ、終電の繰り上げとなっておりますので、回送もその分とみられます。
この、「みさき公園4番線扱い」は、確認したところでは、新ダイヤでは、設定はありませんでした。【動画も参照】


◆今後のダイヤ改正は来年度に見込まれる?
羽衣付近と高師浜線の高架化復活・運転再開に、泉佐野以南の普通のワンマン化(13p)などと、今後も、南海線系統で変化が見込まれています。これらは、2024年度とされていますから、来年度には、大幅なダイヤ改正が見込まれます。

それまでの「繋ぎ」「乗客戻り」「空港輸送改善」として、今回のダイヤ修正を実施ではないか
とみられます。

高師浜線復活後は、車両が必要となります。2202編成が銚子電鉄へ譲渡となり、現状のままですと、予備1となってしまいます。8300系で、2両側の車両が、この高師浜線補充となるか、高野線で運用減(8両分)となっている2000系2両編成か、色々と気になる所です。

2000系自体のワンマン化は、2200系の置き換え等で、既に発表となっています。




17-11-01-1004
【画像】1000系での改造(行先・種別表示のLED表示化)となった、1004編成


◆8300系の「側面カメラ」と、最近の高野線との転配について
最新の8300系は、高野線で新製配置となっていましたが、1000系のインバウンド改造(行先・種別表示幕のフルカラーLED化、案内表示のLCD化など)により、他の車種と連結が不可能となったようです。【上記画像】

これは、ピクトリアル南海特集号【上部リンク】からの記載ですが、これにより、高野線の1000系が南海線に転属となっています。

8712F 2021/10/19 南海線→高野線【上動画も参照】
1032F 2021/10/23 高野線→南海線

8310F+8711F 2022/3/1 南海線→高野線
1002F 2022/3/5 高野線→南海線

8320F+8718F 2023/4/28 南海線新製配置
8311F+8710F 2023/7/12 南海線→高野線

このような流れで、1000系全編成が南海線に配置となっています。

8320F+8718Fは、8300系で9次車、泉北9300系と同じ仕様となり、台車が近畿車輌製と、台車メーカーではない、車両製作メーカー台車(JRや近鉄と同じ)に変わっています。
(新日鐵住金台車は、余程、ラピートの事象で懲りたのか、近畿車両台車の採用に)

更に、8320F+8718Fからの南海車で、「側面カメラの設置車」となっています。

8718Fはその準備工事で出場ですが、先述の、泉佐野辺り以南での普通のワンマン化で、必要な設備ではないかと思われます。運転台にモニターを設置することで、手動でのワンマン運転、扉の開閉を確認、ということになりそうですが、改造でも設置済編成が存在するようです。

「8301F~8305F 内、但し、8303F(訂正済)は準備工事」

今の所、8306編成以降や、2両編成では、カメラの設置は、今の所無い模様です。今後も確認に努めます。

19-12-27-8312
【画像】高野線新製配置の8312編成


◆高野線→南海線新製配置の予定変更に注意
南海の、今年度の「移動等円滑化取組計画書」では、2023,2024年度で26両の新製両数のようです。2023年度では、4編成14両ですから、4両3編成と2両1編成の模様です。

つまり、8321~8323と、8719編成となる模様です。高野線に投入とありますから、直接、6000系を置き換えるのは確実でしょう。次の2024年度は、12両、4両2両各2編成、または、4両3編成となりそうです。

ちなみに、2022年度の8320F+8718Fは、高野線ではなく、南海線配置でした。2022年度のそれは「14両」(2022~2023)と記載があり、高野線に2編成6両とありますが、実際は南海線でした。他の8両は泉北高速9300系となっています。

計画の変更かは分かりませんが、結果的に、南海線配置の8320F+8718Fは、新車で、側面カメラの設置が対応されたことになりますし、これと入れ替わりで、南海線から8311F+8710が高野線転入、6000系(6005F+6031F)が廃車となっています。泉北も3000系の置き換え廃車となるでしょうか?

今後も、8300系高野線新製配置となっていますが、改造の手間暇を考えても、新車の最初から側面のカメラを設置ですと、手っ取り早いことになりますから、今後も、南海線で新車配置、南海線車両を高野線に転属が、大いに予想
出来ます。

この辺りの、今後の動きが気になる所です。

****

南海線のワンマンは、泉佐野辺りから和歌山市方面で、普通のワンマンが想定の模様ですが、泉佐野で運用を分断も、ダイヤと折返しの関係もありますから、恐らく、現状運用のままでしょう。つまり、運用はそのままで、乗務員だけ泉佐野で交代、以南が運転士のみ、以北は運転士と車掌という考え方ではと思われます。

日中の普通運用は、最低でも17運用が必要となりますが、全運用が賄える位までは、まだ車両が足りず、揃っておりませんから、仮に、ワンマン運転が開始されても、まずは、30分に1列車、ないし、半分程度か、一部からではないかと思われます。

当然、今後のダイヤの改正により、ダイヤや運用は変わるかもしれません。


10-02-07-1051【画像】南海線時代の1051編成(前4両)

◆1051編成の南海線戻りに注意

更に、1001編成と交換で高野線の転属した、左画像の1051編成(結果的に高野線で2両減)も、今後、上述のような、1000系同様の工事は確実(既に工事入場の模様)とみられ、南海線戻りと想定されます。

尚、今後の8300系は、残り26両分となりますが、6000系の残りは24両と、2両多くなります。これは、高野線予備車相当分が減った分では思われます。
(※1001×6の南海線転出、1051×4の高野線転入で、高野線は-2となっている)

しかし、上述の通り、高師浜線で2両分減っていますので、2両多い分は、高野線予備車の補充ではなく、高師浜線車両の補充2両の可能性もあります。

****

1051編成の南海線転出自体は、8300系の新製、側面カメラとは関係はなさそうで、単に、南海線で1000系統一による理由とみられます。

入れ替わりで、南海線の8300系4両1編成が、高野線転出で、トレードでしょうか?






そりゃそうな阪急の関空乗り入れ

08-02-15-01
【画像】新今宮駅から「なにわ筋線」接続部分とみられる方面

2023-8-17 5時掲載開始

【産経】<独自>阪急、2031年に関空直通へ 急行を乗り入れ

「なにわ筋線」は既に工事が開始されております。中之島周辺からのようですが、梅田大阪駅から北部が阪急の路線、南部が南海とJR西日本となります。

産経の記事では、新大阪-関西空港間で、1時間あたり6列車の急行を走行とあり、現状「空港急行」になるでしょうか。6列車は、「毎時」ではなく、現状ダイヤと比較して、ラッシュ時など「最大」という見方でも、良いかもしれませんね。

なにわ筋線はJRと共用になりますので、各12列車が最大としても24列車となり、複線容量ギリギリです。

毎時最大6列車と、ラピートを2列車程度で8列車、JRも8列車(関空紀州路4+はるか2+くろしお2)ですと16列車、この程度が輸送量としても適当でしょうかね。

十三~関空が57分、京都河原町~関空が1時間35分と、具体的な所要時間もですが、車両も「基本的に南海電鉄と共通の構造とし、メンテナンスは南海に依頼する方針」だ。一方で「阪急のシンボルである『マルーンカラー』にはしたい」とあります。

南海はJRと同じ狭軌(1067mm)路線となりますから、阪急の標準軌(1435mm)と比較しても、阪急も自前で車庫も作らず、分かりやすく言えば「御堂筋線での北大阪急行」のような感じでしょうか。

車両が具体的にマルーンカラーですから、ステンレスでも、フィルム等で対応するのか、車体の「箱」だけをアルミ合金、足回りを南海車基本などと、色々と予想は出来ますが、いずれにしても、南海でも、最新の8300系仕様ではなく、「次世代新形式」となるのは間違いないでしょうね。

ですから、南海に近い阪急車両も、関西空港まで足を伸ばすことになります。「そりゃそうよ」ではないですが、そうなりますかね。

梅田大阪は既に完成となり、アプローチの部分も準備工事のようです。十三は地下駅、現状と異なり、別に地下ホームとなり、新大阪は「大阪市淀川区宮原3丁目」と具体的な地名も。



23-08-16-11
【画像】大阪市淀川区宮原3丁目は、上図(Google引用)

大阪市淀川区宮原3丁目は、既に、阪急が土地を相当部分、取得していたりします。

これは、結構有名な話かもしれません。要するに、阪急京都線の新大阪経由となり、新幹線の橋脚も、既に、淡路から接続出来るように準備が出来ていたりします。

阪急としても、鉄道から不動産まで、「梅田」の他に、「新大阪」の主導権を握りたかった現れでしょうか。高速バスのターミナルも、阪急の路線が多く存在しますので、私も、梅田の阪急バスターミナルと共に、幾度か利用したことがありますが、まあまあ、便利だったりします。

残念ながら、淡路周辺部分の連続立体高架化工事でも、この新大阪ルートは反映されておらず、現状のルートで高架化となりますが、「阪急阪神ビルマネジメント」が管理する形で、駐車場となっており、存在は、ストリートビューでも確認が出来ます。

このまま淡路まで通じようにも、途中、民家なども存在し、立ち退きの必要がありますので、未来永劫、淡路までの新線の可能性は低いと言っても良いですし、新幹線高架も、準備工事のまま残ることになるでしょう。

1960~70年代に作っておくべきも、1970年万博による、千里線の千里山→北千里の延長で、当時は「やっと」だったかもしれません。

何せ、自前での建設でしたし、阪急梅田駅の現在地移設(1967~1971年頃)も大きかったと思います。元々は、現在は建て替えもあり面影がありませんが、阪急百貨店部分に梅田駅だったわけです。

また、インフレや、オイルショック、建設費高騰、などという時代背景もあったかもしれません。正に、残念としか言い様がありません。

新大阪駅の増床部分や、新大阪駅阪急ビルも、元々は、この駅の用地でした。ビルの建設、新幹線で27番線部分もそれだったようですが、上地図で、道路と新幹線の間の「土地」が、それとなるようです。

仮に、現在駐車場となっている場所を、地下駅として建設ですと、スペースとしては充分ですし、御堂筋線や新大阪駅との接続も便利ではあります。

「地上駅」ではなく「地下駅」ですから、阪急としては、駅前の地上用地を、更にビルの増床や、系列ホテルの建設で、不動産収益や、ホテル収益など、単に駅だけではなく、相乗効果を狙って、色々と考えているのかもしれません。
または、駅が「道路」の地下でしょうか?

新大阪駅 (しんおおさかえき) オリジナル プリント Tシャツ 書道 習字 【 駅名・鉄道 】 メンズ レディース キッズ S M L LL XL XXL 120 130 140 150 G-S G-M G-L 【 オリジナルTシャツ 面白tシャツ 販促 制服 ユニフォーム イベント 等 】
新大阪駅 (しんおおさかえき) オリジナル プリント Tシャツ 書道 習字 【 駅名・鉄道 】 メンズ レディース キッズ S M L LL XL XXL 120 130 140 150 G-S G-M G-L 【 オリジナルTシャツ 面白tシャツ 販促 制服 ユニフォーム イベント 等 】

******************
\楽天モバイルのご紹介です!/

新規ご契約でポイントプレゼント!

※楽天会員にログインまたは新規登録後、楽天モバイル紹介キャンペーンページに遷移します。

▼キャンペーンはこちら

https://r10.to/hgsDGp

****************** 

流石に、「新大阪駅阪急ビル」で、既に地下駅が想定(最初から作られている)は、どうも考えにくい所ですが、既にビルは作られていますから、この地下は考えにくいでしょう。既に地下駅があれば、それはそれで驚きます。

宮原3丁目から、新幹線付近の地下を通り、阪急宝塚線か、国道176号で左、という地下路線になるでしょうかね?

十三駅地下は、多少は用地買収等も考えられるところでしょう。現状、神戸線・宝塚線・京都線の乗り換えの利便性で、駅の地下となるでしょうし、駅自体の高架化も動きがありません。素直に、新線は地下駅となるはずです。

このまま新淀川、現状、おおさか東線の接続部分と接続し、JRの梅田大阪とホームは一体化でしょう。
22-07-02-1314
【画像】京都線最新鋭、1300系

◆中津駅をどうするも、既に?
京都線は、旧北野線(一部、阪急開業初期の線路)を廃止して、高架化をして、宝塚線と共用から、京都線単独の複線で、梅田の乗り入れを果たしましたが、元々からホームはなく、神戸線・宝塚線のみでホームが存在する中津駅です。

宝塚線の準急と、普通のみ停車する駅ですが、ホームの幅が極端に狭く、エレベーターすら作る余裕もありませんので、車椅子利用をやむを得ず、断っている位です。

阪急はこの周辺の影響で、京都線規格の幅広の車両(1300系で2825mm)が、神戸線・宝塚線中津駅の影響で、幅を少し狭くする必要(1000系で2770mm)があり、未だ、全線共通の車両が作られない(京都線だけは別々になる)のも、理由のようです。

「阪急連絡線」で、既存の中津駅を廃止する代わりに、新駅で対応するというのも方法ではありますが、この方法はどうも「見送り」となった模様です。建設費の問題が大きいようですし、阪急としても、新線を、十三の次が梅田大阪、この逆も、にしたいのでしょう。

「新大阪-十三(阪急)-梅田大阪-中之島(京阪)-西本町(地下鉄)-難波」と、なにわ筋線では、限られた駅しか設置されないこともあるようです。

しかし、いずれにしても、2040年頃とみられる、全駅ホーム柵の問題はありますから、神戸線か宝塚線、どちらかで中津駅のホームを残して、エレベーターやホーム柵の設置をするしかなさそうです。

一方、神戸線は、武庫川新駅の予定があり、駅が1つ増えることになります。

昼間は、大阪梅田~西宮北口は、特急の待避がなく、普通が逃げ切るダイヤですから、その代わりで、神戸線の中津駅は廃止し、「普通逃げ切り」を新駅開業後もダイヤでは維持、その、神戸線ホームスペースが出来た分、「宝塚線」だけは残して、ホームの拡幅、エレベーター・ホーム柵設置も一つの方法でしょうか?

大がかりな工事にはなりますが、しかし、そうするしかなさそうです。
21-10-15-50506
【画像】ラピート、たまたま、高野線千代田工場の入場時も、今や泉北ライナーの運行で、高野線走行もすっかり日常化


◆「ラピート」は、阪急新大阪駅だろう
「ラピート」は、南海の関空特急となります。現在でも、未来的なデザインは色あせません。

恐らく、2031年頃は現状の車両ではなく、「次世代形式」となりそうです。過去にも書いたかもですが、この乗り場も、JRホームではなく、阪急新大阪駅発着となるのは確実でしょう。仮に、例えば2面4線の駅ですと、折返しは充分です。現状は6両6編成、4運用ですが、ダイヤがそのまま30分毎の場合ですと、6~7運用、8~10編成程度にはなるでしょうか?

これで、同じ新大阪でも、JRの「はるか」と乗り場と改札が区別となります。

乗務員云々とかは細かい話になりますので、ここでは略。いずれにしても、2031年頃と、まだまだ先の話ですが、新大阪の「未来」は他にもあり、リニア中央新幹線、北陸新幹線駅となりますが、こうして、少しずつでも、動きが出てくるのは面白く、今後の楽しみも感じます。
JR時刻表2023年8月号
交通新聞社
2023-07-20



518-2km
【画像】新幹線での、JR東海とJR西日本社境

ちなみに、余談ですが、「新幹線での、JR東海とJR西日本社境」は、518.2km地点のようです。上画像で大まかな位置としましたが、十三筋の道路と交差する付近のようです。

実際、ストリートビューでは、518K195Mの、JR東海を示す橋脚が分かりますので、これが、東海道新幹線としては最西端となる橋脚でしょう。その次が、山陽新幹線、JR西日本となるようです。

結構西端まで東海区間のようですが、場内での入線待ちや、車庫の建物、ポイントレールなどで、16両、400mに渡る長い新幹線の編成が、まるまる停車できる位の、余裕を考慮でしょうか。

この画像でも分かりますが、列車無線用や通信などのLCXケーブルで、「切れ目」がありますから、ここで間違いないでしょう。車窓から、実際に社境の標識などがあるかも気になります。

仮に、北陸新幹線が新大阪まで到達として、もし、山陽新幹線と線路を接続する場合は、この辺りとなりそうです。北方貨物線との高架と、ホームが地下駅ですと、その勾配もありますが、接続した場合は、上越妙高から博多・鹿児島中央と、一つの線路にはなりますし、自前路線の管理で、輸送の一体化という可能性も予想出来ます。

これらは夢物語でしたが、さて、どうなることやら…。何れも、肉眼で見届けたいんだが…。

泉北9300系の営業運転開始は2023/8/8(火)

17-08-27-7523
【画像】泉北7000系(7523編成)

2023-7-27 5時掲載開始

関西5私鉄の車両運用表で、公開が比較的遅かったのが、南海方面(2007年頃)でしたが、泉北高速については、2007/8/25から、泉北車からでした。南海線も2007/8/11~でしたが、高野線は先に泉北運用のみでした。

まだまだ情報も不十分で、要領を得ない当時でしたが、それでも運用調査は果たし、平日で、10両4運用、8両7運用、6両1運用、102両の運用は導き出しています。

当時、122両の所要編成
でしたので、予備車は20両、8両1編成分が検査入場中でも、12両の予備となりますし、この、6両運用は、ラッシュ終わりの10時出庫でしたので、実際は運用上の予備車も存在とみられ、もう少し余裕があったようです。

近鉄・阪急と並んで、南海高野線での10両運転があった当時でした。晩年は泉北車のみでしたが、南海車もそれ以前のダイヤでは、10両運転が存在したようです。

******

10両運転は、2012/11/23ダイヤ変更で終了となり、現在のダイヤは2021/5/22変更が最新版です。既に11年近く前の昔話となりますが、それだけ、輸送量がまだまだ多かった時代といえます。

現状は、8両10運用、6両1運用の、86両分となります。10時以降の初出庫となる6両1運用は除外、これを朝予備として含めても、92両分ですから、2007/8/25ダイヤから、泉北車だけでも、30両分の運用が減ってしまっています。

2007/8/25ダイヤ当時から、大きく変化したのが「泉北ライナー」の登場となります。
2015/12/5~となりますが、乗客減に悩む泉北において、南海11001編成を使った泉北ライナーは、登場当時は色々と言われましたが、その後、現在に至るまでの乗客の安定と言いますか、その後の専用車両の新製、ダイヤ増発、ラピート編成の運行などと、発展、座席指定サービスの拡大と、収入増は大きかったのではと思われます。

鉄道ファン 2023年 09月号 [雑誌]
鉄道ファン編集部
交友社
2023-07-21


******************
\楽天モバイルのご紹介です!/

新規ご契約でポイントプレゼント!

※楽天会員にログインまたは新規登録後、楽天モバイル紹介キャンペーンページに遷移します。

▼キャンペーンはこちら


****************** 


21-10-15-831121-10-15-8712
【画像】南海8300系
右の8712編成単独回送は、南海線→高野線転属回送時でした。左の前4両8311は、8710と共に今月、高野線に転出となり、南海線予備車が52→46、高野線予備車が38→44と、ほぼ揃った感じとなっています。
(※特急車両を除く、運用上の朝予備を除く、高野線は別途朝予備、9時初出庫運用の6両1運用が存在します)


そんな中に、南海8300系【上画像】と同じ仕様で登場した「泉北9300系」でしたが、ようやく、2023/8/8(火)から、営業運転が開始されるとアナウンスがありました。甲種輸送などは2022/12月でしたので、調整や習熟等に十分な時間を掛けて、この夏のデビューとなります。残念ながら、9300系はまだ未撮影です。

ダイヤは南海線・高野線共に変更されておりませんので、拙著運用表でも既に対応済となりますが、現行ダイヤで「シルバニアファミリー号の運行予定表」が、2021年頃の過去、公開されており、この運行予定やら、在線アプリの活用やらと、あらゆる公開情報を引用し、当方の運用調査をも踏まえた運用表となっていますので、ご活用となればと思います。

現在は、8両運用が9割以上ですので、日中も含めて、意外と、確認出来る頻度は多くなるだろうと思われます。区間準急・準急の他、泉北線内折返しの普通も充当でしょう。また、回送の列番や時刻も、裏付けはある程度出来ております。

平日で、8205で出る運用は、午後、8225で再出庫のパターン、これは土休日でもありますが、午前・午後とつながらない場合も予想出来ます。また、依然と確認出来ていないのが、夜遅くの和泉中央留置回送です。設定自体は確定ですが、平日・土休日共に、何時頃のダイヤかが未確認です。

和泉中央駅2番線の、西側にある留置線に留置となる運用のようですが、これ以外は、全て光明池車庫から出庫となる運用ですので、翌日津繋がりはこの1運用だけです。車庫の翌日つながりも一定しないようです。

この9300系の新製で、相当分の3000系が廃車、または、あっても南海線譲渡でしょうか?


◆泉北車の最近の動きと検査履歴
最近の動き・組成をまとめます。

平日8両10運用、6両1運用+朝予備1運用
5501,5503,5505,5507,5509
7507+7505
7509+7551(6+2)
7523+7571(6+2)
7525+7503
3511+3519
3521+3523
3509+3511+3513
9301+9302

8両13編成

7501
7521
6両2編成

ここから、3509,3551,3553の8両分離脱でも、特に問題は無いでしょうか? 4+2+2を廃車とし、3000系は4両4編成のみ残す計算となりましたが、6両編成の検査入場時でも、7000系での6+2両組成が2本も存在しますので、8両2編成の予備相当分から、数としては捻出は可能だからです。

または、3000系の2両は6両分として充分な予備として残し、3509,3511の4両を単純に廃車も考えられます。

泉北車は、南海車では省略されている検査標がありましたが、現在は、再び南海千代田工場での検査委託となりましたので、検査標が省略されていますが、手元に記録がある限りでは…

(元号年-月)
3509……24-1/28-5/R2-7
3511……24-3/28-11/R2-11
3519……21-8/25-6/29-7/R3-4
3521……19-7/23-3/26-8/30-10/R4-4
3523……19-8/23-3/26-8/30-10/R4-4
3551……19-1/未確認/28-11/R2-11
3553……13-7/17-8/21-6/25-6/29-5/R3-4

その他
5501……14-10/18-11/22-9/27-3/R1-8/R3-12(機器更新)
5503……16-3/20-2/23-9/28-1/未確認/R5-3(新塗色)
5505……17-6/21-11/25-12/30-2/R4?
5507……14-7/18-8/22-6/26-3/31-3/R5?
5509……19-11/23-6/27-6/R2-7?

7501……12-5/16-5/20-8/24-8/28-9//R2-9
7503……20-9/24-12/29-1/R3?
7505……12-12/16-11/20-12/25-3/29-3/R3-2
7507……13-1/16-11/20-12/25-3/29-5/R3-2
7509……14-2/18-3/22-1/25-9/H29?/R3-7
7551……14-2/18-3/22-1/25-9【7509とほぼ同時期検査?】

7521……22-12/26-5/H30?/R4-3
7523……23-11/28-3/R2-6
7525……24-7/28-7/R1?/R5-6(新塗色)
7571……24-7/28-3/R2?【7525とほぼ同時期検査?】

となります。赤字部分はSNS上での目撃情報による、検査出場時期の引用となりますが、現在、検査中の車両は、どうも無い模様です。3000系では、3509+3551+3553が、検査出場時期から遠い編成となってますので、やはり…、でしょうか?

新塗色は、5503、7525編成のみのようです。7571はまだのようですが、未確認の編成もありますので、多少、前後もあると思われれますが、5000系、7000系は、今後4年間の検査時期で、帯色・塗色変更とはなりますから、今後に関しては、それ自体で検査出場時期が分かって来るだろうと思われます。
15-01-26-3521352315-01-26_3513-3515
【画像】注目される泉北3000系、今後も追加で南海線譲渡、一時的な運用増・増強用か、そのまま廃車か?

◆今後?
泉北運用でも8両が殆どとなっておりますので、9300系の増備は4両単位となるでしょうか? 7000系の4両編成を含めて、単独での運行は可能にはなっていますが、しかし、今更、8両固定編成というのも考えにくいです。2両編成の登場となれば、6両運用にも可能性となりますが、注目はココでしょうね。

泉北7000系の2両と、9300系が連結出来るかも影響でしょうか? 電気連結器等の影響で不可能な場合は、2両分も少しは新製の可能性もあるでしょうか。


南海線でも、関空乗客の出戻りに、泉佐野から和歌山市方面のワンマン運転の有無等もあるようです。8300系の車体の側面カメラ設置と、ワンマン・ツーマン切替スイッチの設置があるようで、専用編成の折返しを想定でしょうか? 2000系の支線転用の話も出て来ていますね。

となれば、例えば「難波-関空・羽倉崎と、ラピート、空港急行・普通」、「泉佐野-和歌山市でワンマン運転普通」、「サザンで難波-和歌山市間速達列車」でしょうか?

泉佐野の配線も、南方面で、内側が南海線、外側が空港線となっており、現状、普通列車の待避は全て外側となっていますが、泉佐野折返しは2/3番線だけで対応は可能ではあります。こうした、泉佐野着発線の工夫次第でしょうか?

南海7100系、6000系の廃車となる車両がなく、今月に高野線に転出した8311+8710を戻す場合(予備車は38両戻りになるが、運用上の予備、9時に初出庫となる運用が6両分存在するため、現状、高野線の方が予備車が多い)に、南海線では6両分の運用増、泉北車の譲渡も8両分もあれば、合計14両増…。

現状ダイヤで、平日で6両5運用分の8両化、土休日6両6両分の8両化、12両は必要ですが、14両増も思惑には入りますが、そのままでは、普通運用や区急の和歌山市も存在するため、どうしてもダイヤ変更は必要となります。

2019/4/6改正は、平日で6両2運用、土休日で6両3運用は残すものの、8両空急が多い運用・ダイヤでした。どうしても運用上で6両が存在でした。

可能な限り、運用も空港急行、出入庫で、8両の羽倉崎区急などとして、再度の空港急行全8両化、または、可能な限りの8両化ではありますが、前回のダイヤ変更から2年近くにもなります。

いずれにしても、今後、何らかのダイヤ変更があるのではという感じはしていますが、どうでしょうか?

現る!泉北9300系

21-10-15-8311
【画像】南海8300系

2022-11-11 17時掲載開始

泉北9300系発表となりました。ベースとしては、南海8300系となり、内装と塗色が異なる以外は、仕様も殆ど同じでしょう。これまでの泉北高速鉄道は、南海車両がベースも、独自の設計でした。3000系はそれ程もありませんが、5000,7000,7020系はデザインも独自です。

特に5000系は、南海1000系よりも先に登場したため、後から登場した南海1000系への影響もあり、分かりやすい例ですと、VVVFの足回りとかは同じメーカーだったりします。7000,7020系も独自設計でしたが、9300系の登場は、泉北が南海の子会社化、グループ会社となったのも大きいでしょう。

設計費用のコスト削減、そして、南海車と仕様も同じにして、乗務員研修の手間も軽減化という意味で、8300系仕様の9300系登場も、当然の流れでしょう。

高野線は元々から車種が多すぎる路線もあり、一つでも無くして、乗務員負担を減らすのも理解出来ます。

   >       <   >
MC難波方 T T MC TC MC
9301 9601 9651 9401 9701 9351

車両番号の推測は上記の通りではとみられます。
まず、2023年夏に、4両2編成が登場となりますから、2両は後回しでしょうか。何れは、6両組成用で2両編成も登場でしょう。

ちなみに、8300系はNゲージでは模型化されていないようですが、今後の製品展開も予想出来ます。

これにより、3000系は廃車となるのは確実でしょう。





新宿中村屋 民族レストラン 6個入レトルトカレー【期間限定送料無料】 【 カレー レトルト ギフト お歳暮 レトルト食品 中村屋 贈り物 保存食 常温保存 長期保存 詰合わせ セット おかず 感謝 嬉しい プレゼント 贈答 おもたせ 甘くない 高級 レトルトカレー 御歳暮】
新宿中村屋 民族レストラン 6個入レトルトカレー【期間限定送料無料】 【 カレー レトルト ギフト お歳暮 レトルト食品 中村屋 贈り物 保存食 常温保存 長期保存 詰合わせ セット おかず 感謝 嬉しい プレゼント 贈答 おもたせ 甘くない 高級 レトルトカレー 御歳暮】



17-08-27-550107-05-12_7521
【画像】泉北5000系と7020系
この9300系投入により、他の泉北車の塗色も変更となり、水色塗色が廃止、青色塗色だけになります。9300系が7000/7020系と、連結対応になるかも注目です。


◆泉北3000系の南海線増加も?
泉北3000系4両5編成と2両2編成を残すだけですが、廃車とならず、南海線3000系としての運行継続も予想出来ます。現状の南海線3000系は、8両6両各1編成だけで、4両3編成、2両1編成も、固定編成で運用されています。

南海線は、2031年頃での「なにわ筋線」開業が決まっています。それまでの「新型車両」の繋ぎとして、7100系置き換え用として転入し、南海3000系車両が増加するパターンです。

4両5編成転入で、7100系同編成の置き換え、残る7100系4両は5編成だけとなり、10000系サザンと連結する程度となります。7100系2両は6編成、2編成転入で残り4編成となります。サザンとの連結で、予備車を考慮しても充分、必要最低限の車両が残るだけとなります。

南海側でも運賃改定で、2000系車両のワンマン化が記載(15p)されています。7100系のワンマン車も同様とみられますが、それ以前の古い2200系の置き換えは急務・優先でしょうか。

3000系の南海線転用は記載にはありませんが、可能性は考えられます。2031年なにわ筋線開業までのつなぎとしても充分です。

例えば、8両4編成(4+4×3 4+2+2×1)、6両1編成(4+2×1)とし、昼間の運行が少ない8両運用を重点的に充当させる方法です。2両が多いため、8両で4+4+2組成を、一時的に6両化も可能です。
15-01-26-3521352315-01-26_3513-3515
【画像】左が泉北、右が南海の3000系(右は幕回し時の撮影)

兎に角、これら、南海線転入は当方の完全推測となりますが、泉北9300系登場により、この予想は出来ます。2023夏以降,2024年の話となるでしょうか?

また、泉北はこれまでの車両メーカーが川崎車両(川重)でしたが、南海8300系は近畿車輌製です。

泉北も近畿車輌に、製造メーカーを移行するか、川崎車両のままかも気になりますが、南海車のような甲種輸送、JR西日本委託による、和歌山市駅搬入もされるかどうか、光明池の車庫へ陸送になるかもでしょうか。

私も、長い間運用調査をやってきましたが、新たな楽しみが生まれました。
独自研究はストレス解消策もあり、出来る限り継続をしたい気持ちです。

7年目の泉北ライナーで「ラピート」の代走に

21-10-15-50506
【画像】千代田工場入場時での高野線「ラピート」走行場面
11/1からは「泉北ライナー」として、高野線での走行が営業列車で実現する。

2022-9-30 17時掲載開始

特急こうやの一部運休と運転区間の変更について 

泉北ライナーの営業運転開始から、12月で早7年、遂に、ではないですが、「ラピート車両の泉北ライナー代走」となりました。運行される列車は、現在、11001編成で運行されている列車に、50000系ラピート車両が充当となります。

2022/11/1(火)~当分の間となりますが、これは、5月に小原田車庫内での「30001編成脱線事故」による、車両不足が影響しているかもしれません。


鉄道ファン 2022年 11月号 [雑誌]
鉄道ファン編集部
交友社
2022-09-20



15-12-05-11001
【画像】泉北ライナー営業運転開始時の「11001編成」
現在は車体にラッピングがされておりますので、久々に、画像のような標準仕様に戻る見込みも。


◆11001編成捻出で「泉北ライナーのラピート代走」
南海高野線特急「こうや」「りんかん」は、元々予備車がありません。

更に、冬期の高野山は、積雪に、気温も氷点下となり、シーズンオフとなる季節です。痺れるような寒さとなります。

このため、お客さんが少なくなる1~3月に、3運用から2運用に減らして、省令検査用の予備車を確保、車両を千代田工場に入場させ、4年に1回(但し、11001編成は、泉北ライナー専従により、検査の時期が異なる模様なため、実質、3編成が1年毎、3年に1回となる模様)の大規模な検査となっていました。

しかし、30001編成の事故離脱、修理も長引いているのか、残る車両は2編成(30003,31001)しかなく、こうした省令検査用の予備車すら確保出来ない事態になったわけです。

特急こうやの一部運休と運転区間の変更について(11/3~)で、平日では「こうや3-こうや4-こうや7-こうや6号」が、水・木と運休で、残る2編成の内、1編成の交互で、検査時間の確保となりそうです。

ラピートは、11001編成の補充で泉北ライナー代走となりますが、11001編成は、高野線特急に復帰となります。これは、りんかん2号の8-5号車から始まる運用に充当させる方法となります。

この運用は、「こうや」の運用がなく、大型車両で極楽橋には入ることが出来ない、11001編成の限定運用となります。冬期運休期間の運用となります。

残る2運用は、りんかん2号の4-1号車と、りんかん4号からの運用となりますが、2運用共、「こうや」に充当するため、極楽橋に入ることが出来る、17m車両の30003,31001編成に充当となります。

これらにより、「自由席特急」の運行がなくなり、全て、指定席特急としての運行が復帰します。平日朝の「りんかん2号」も、4両から8両運転に復帰ではとみられます。

土休日は、冬期運休期間のダイヤそのままになる模様です。「こうや」3往復が運休となるダイヤです。
【メーカー希望小売価格10000円→4880円】糖質50%OFF牛めしの具 20袋 送料無料 時短 牛めし 手軽 お取り寄せ グルメ おつまみ 牛皿 受験 単身赴任 1食当たりたっぷり135g冷凍食品 冷凍 おかず セット 冷食 お惣菜 肉 牛丼 業務用 惣菜 送料無料 お弁当 絶品 レンジ 仕送り
【メーカー希望小売価格10000円→4880円】糖質50%OFF牛めしの具 20袋 送料無料 時短 牛めし 手軽 お取り寄せ グルメ おつまみ 牛皿 受験 単身赴任 1食当たりたっぷり135g冷凍食品 冷凍 おかず セット 冷食 お惣菜 肉 牛丼 業務用 惣菜 送料無料 お弁当 絶品 レンジ 仕送り

◆次回の検査編成は?
30003,31001の内、1編成、検査となる場合は、自由席特急が再度、1運用分で運行となりそうです。11001編成となる場合は、平日のりんかん2号で8両→4両運転化と、平日りんかん10号、土休日りんかん52号で、自由席特急が再度1運用運行が予想されます。省令検査の出番が、たまたま、事故車の30001だった場合は、何もなくそのままでしょうか。

下記、ネット情報の情報ですが、一番検査出場から遠ざかっている編成が、31001となる模様です。

2020年2月--31001--2023年1月入場、次回検査?
2021年2月--30001
2019年2月/2022年2月--30003

2021年9月--11001

このため、2023年初頭の検査が、31001編成となるのは、ほぼ有力なため、このまま、事故車、30001編成の復帰が見込めない場合は、自由席特急が再度代走の可能性があります。

30001編成の動向と併せ、この辺りと、今後の輸送方法も気になります。新たな情報に注意でしょう。

11001編成は、直近検査から、次回の検査まで余裕がありますので、可能性は薄いでしょうか。

17-08-28-12021
【画像】12021編成で運転する「泉北ライナー」


◆ラピートは元々予備車に余裕がある。
穴が空いた11001編成充当の「泉北ライナー」を、「ラピート」となりますが、スーパーシートも料金が不要で、レギュラーの特急料金、520円のまま、スーパーシートの利用が出来るようです。

特急券の予約システムや、券売機のソフトの関係とみられますが、4→6両と両数が増えます。混雑する朝の泉北ライナー4号では、座席数が増加となると思いきや……、

11001編成--248座席
ラピート--252座席(スーパーシートを含む)

6両に増えても、座席数自体は4座席しか増加しません。スーパーシート自体が1:2の座席配列、また、座席定員もレギュラーと比較しても、少ないためです。スーパーシートの料金+210円を、不要にした理由にもなりそうでしょうか。

結果的に、泉北ライナーの代走としてはピッタリといえます。




ラピートは、4運用となります。現在は昼間の運転も復活しましたので、もしかすると、以前のような5運用体制に戻った可能性がありますが、ひとまず、4運用として考えます。

所要編成は6編成と予備2、元々、予備車には余裕がありました。昼夜、難波-関西空港の速達列車となる関係で、走行キロが比較的多かったため、検査入場編成とは別に、予備車がもう1編成が、1994年の営業運転開始からとなります。

予備車に余裕があったため、昼間の2回(11時と15時)、住ノ江回送により、5運用体制となっていたわけです。

この、余裕ある予備車から、1編成、泉北ライナー代走となりました。既に、6編成全車両で、台車(台枠)亀裂による、部品の取替は完了した模様です。検査周期の状況、そして、車両を休車にさせるより、営業列車→代走が可能になったかもしれません。


◆ラピートの泉北ライナーは話題性も充分!
ともあれ、泉北ライナーの営業運転開始から7年目での「ラピート」の代走は、話題性も充分です。朝のラッシュは「重役出勤」的に、夕方の帰宅ラッシュは「豪華」に…、でしょうか。単純な印象ですが。

当分の間(1ヶ月程度)は、ラピートは同じ車番の車両で専従として運行か、または、昼間、時々住ノ江回送の上、車両を取替させるのかも気になります。

車体のラッピング有無も気になりますが、そのままの可能性もあります。
10月からの、乗務員向けの試運転の有無も気になりますし、ラピートの泉北ライナー代走も、どの程度まで続くかもでしょう。

南海の記事で

気になっていた、南海高野線山区間(高野下-極楽橋)を確認する、その2
気になっていた、南海高野線山区間(高野下-極楽橋)を確認する、その1
南海線、単線運転再開時の「指導通信式」
台風21号の影響による、南海線南北分断の輸送状況などを見る(その2)
台風21号の影響による、南海線南北分断の輸送状況などを見る(その1)

2022-6-17 17時掲載開始

上記の南海の記事で、2019/06/20での、グーグルAdSense対応化によるブログの移行時(旧goo→現ライブドア)に、画像が上手く自動で引き継げなかったため、改善をしています。

画像が出ない記事が他にもある場合は、今後、順次追加訂正をしますが、ご連絡も歓迎です。

当ブログを今後とも宜しくお願いします。お暇なときに、拙著の戯言をご覧下さい。

一番古い記事は、2008/9/23の「不審点確認時の道中」となりますが、ブログ移行時等で、一部記事は掲載を終了していますので、時期によっては間が開きます。また、再編集により、掲載を再開する場合があります。

更にこのブログは、ラインで更新通知機能がありますが、細かい更新に、訂正等もあり、通知が多くなる場合があります。
(当方自身でも確認していますが、新規記事掲載時に通知となるようです。)
2022/6/17に「https://」化も行ってます。


ちなみに、小原田車庫の30001編成は、未明に千代田工場に陸送されたようですね。修理は開始も、夏頃一杯は、自由席特急の運転も掛かりそうでしょうか。

南海高野線自由席特急代走は当分継続か?

13-05-09-30003-30001
【画像】南海30000系

2022-5-27 16時掲載開始
2022-5-28 5時加筆

南海電鉄の車両基地で回送電車が脱線 けが人なし 翌日の運行に向けて移動中 和歌山・橋本市
南海電鉄高野線の車庫、回送車両の一部が脱線 けが人なし

5/27今朝から、ツイッター上で情報が上がってましたが、和歌山線橋本市にある南海高野線小原田(おはらた)検車区で、冒頭画像の南海特急の30000系が脱線という情報でした。

原因は分かりませんが、車庫内であったのと、けが人もいなかったのは幸いです。情報では、今朝の出庫時点とありましたが、どうも、0時頃の入庫時点と、その入換作業時に発生したようです。色々と、思い込みもあったかもしれません。マスコミ情報を待って良かったと思います。

このためか、翌朝の出庫列車は、Z車と呼ばれる、2000系車両での代走だったようで「自由席特急」となっています。代替車両の手配や、他の列車の出庫も影響がなく、各種調整等も、始発列車まで時間があったということになりますかね。
JR電車編成表2022夏
JRR
交通新聞社
2022-05-19


15-12-08-02
【画像】御幸辻1号踏切から車庫方面
現場の平常時の様子です(拡大)
3番線の入換信号機も、ツイッター画像や報道を見ても、薙ぎ倒されています。


◆とりあえずの代走継続は可能
Z車は、現在のダイヤでは、2017/8/26ダイヤ変更による運用減もありまして、元々所定の予備車が10両(2300系2両含む)だったのが、18両に増えています。

このため、予備車に余裕があります。余剰分の転用もなく、そのままなのは確実ですので、仮に、27日今朝のような12両分運休→自由席特急代走が12両でも、問題はありません。

所定のZ車運用も、24両あれば運行に問題はないのですが、平日に限って、内4両の運用もありませんので、さらに余裕があります。

このため、とりあえずの代走継続も可能です。復旧工事も時間が掛かりそうな気配のため、28日も4両3運用共、自由席特急ではないかと思われます。2022/5/28 4時時点では、28日と29日は全て自由席特急で運転(泉北ライナー除く)となりますが、30日以降の平日は、最新の情報にご注意下さい。

代走で輸送の確保も、特急料金収入の損失だけになります。致し方ないでしょう。

また南海は「定期特急券」が存在し、同じ列車で同じ座席が確保される訳ですが、これも今後、日割りで払い戻しでしょうか。
(定期特急券は、チケットレスサービスのようなポイントは付きませんので、当方として、チケットレスの方が得・便利だろうと思います。乗らない日は購入しない、別の列車でも変更が可能ですからね。)

土休日はZ車が24両最大充当も、「9201-2702-2701-回送」の列車で、2714列車とは繋がらず、どうも、これだけの充当の模様です。602列車以降の充当、代走も可能と思われます。

このため、余剰4両2編成8両だけの代走となります。余剰分の転用がなく、予備車の多さが幸いしています。

脱線の当該が30001編成のようですので、修理や事故原因による離脱も予想出来ますが、特急車での予備が元々存在しません。省令検査時は、運用を変更した上で、泉北ライナーの11001編成の代走が冬期(泉北ライナーは、南海線特急の予備で、サザンプレミアムで代走など)ですので、30003編成と31001編成が運行を復帰しても、1運用は、どうしても自由席特急の代走が継続となります。

橋本から高野山(極楽橋)に乗り入れが出来るのは、路線の環境の関係からZ車だけです。平日で、604列車~の運用で代走と思われます。


S車は、Z車(17m2ドア)と異なる、20m4ドア車両ですが、報道等では、脱線現場の奥に、6300系や8300系がいるようでしたが、この予備も16両の他、6308列車は出庫が9:21と遅く、平日朝ラッシュ時での千代田予備は、他にも4両分がありますので、何とか、小原田で出庫出来ない分は、千代田での出庫代走も、多少は効いたのではないかと思います。(※但し、詳細な運用は確認していません)


この事故で特急予備車が必要とは言いませんし、関係ない話ですが、当分は代走でしょう。しかし、不幸中の幸いだと思います。
15-12-08-0015-12-08-01
【画像】御幸辻1号踏切から車庫方面
現場の平常時の様子です。
22-05-28-01
【画像】小原田検車区配線図(2008/8 鉄道ピクトリアル臨時増刊号より)

◆原因等が
小原田車庫内での車庫内支障について(5月27日)(PDF:225KB)

あくまでも報道にあるような「脱線」ではなく「車庫内支障」と、会社側の苦しい表現となっていますが、入庫時、入換の構内運転士と交代後、入換信号を無視して車両を動かしたようです。

上画像でも分かりますが、まっすぐ進む進路も、シーサスクロッシングのポイントで、一部の線路が反位側のままだったようです。これは、ツイッター上や報道画像でハッキリと分かります。

恐らく、3→13番という進路「青色のルートは、30001編成の動き」だったとみられます。実際に現場も13番の線路は空いていたようです。このシーサスでのこの進路が構成されておらず、ポイントも2→13という状態、だったとみられます。

そのまま進んで後退も、「ポイントも2→13という状態 赤色のルート」により、高野山方2両が「泣き別れ」となって脱線、入換信号機も薙ぎ倒したとみられます。車両の硝子破損は、その接触痕でしょう。

南海のATSがどのような状況だったのか、動作の有無、南海指令との列車無線等の交信までの言及はありませんが、そもそもの「入換信号機」無視の事案、「決められたルールの遵守」が、鉄道会社にとっては安全輸送の確保となりますから、結果的にも、責任事故でしょう。


会社側が当該運転士を懲戒させるかどうかは、私には何も分かりません。ちなみに、近鉄大阪線東青山での保線用ポイントの忘れにより、VC57の脱線は、作業を失念した当時の駅助役は、定年直前で懲戒となっています。

またの位置(1番)に、30003F+31001Fと、別の特急車が留置でした。この脱線の関係で、配線を見ても、出庫しようにも線路を支障しているため、これが「特急こうや・りんかん、全車自由席特急の代走」の理由とみられます。12番線のワックス線も、6300系(6両?)の留置があるようで、これも出庫出来ないことになります。

ただ、架線支障や電力の停電はない模様で、その他の車両の入出庫は問題なしでしょうかね。

これで、記者(セルフ含む)ではありませんので、当方自身が現場取材をするつもりは一切ありませんが、基本ルールの遵守の徹底で、今後、反省、多くの乗客の安全輸送の確保になればと思います。


尚、色々調べますと、1993/12/25、羽倉崎検車支区内で9000系が行き止まりを超えて、その先にある倉庫に激突もありました。2000/7/8には、住ノ江検車区で7161が、羽倉崎と同じような事故があり、7161編成の前2両が廃車となっています。

実質的な、なにわ筋線着工日を迎える

08-11-21-1
【画像】京阪中之島線

ひと先に開業の京阪中之島線、10年後になにわ筋線と接続する。
それまでは、我慢・ガマンでしょうか。(出来ることならば神戸方面アクセスで西九条、USJ…)

2021-10-26 17時掲載開始

ブログがまたまたご無沙汰でした。やる気のある内にまとめておきます。

なにわ筋線の事実上の着工日が今日となりました。京阪中之島駅部分の交通規制からとなるようです。この「なにわ筋線」は、うめきたからJR難波、南海難波を結ぶ鉄道となりまして、去年に認可となっています。前々から構想はありましたが、やっと出番となっています。

これが、正式な着工日かは分かりませんが、10/26、一応は、暦では大安となります。幸い、昨日の雨と変わって晴れてますから、色々といい方向になればと思います。

完成目標は2031年春と、10年後となりますが、一度に7.2キロメートルの工事に、特に南海線とのアプローチ部分は急勾配となるためか、工事内容が大がかりとなるようです。うめきたは既に工事となら、2023年でしたでしょうか?

途中の駅は「中之島」「西本町」「南海難波」の3つとなります。「JR難波」は今の難波駅となり、この北方面先で、現在は引上1,引上2と、既にアプローチ部分【下記画像】が作られているため、なにわ筋線と接続するだけとなります。

西本町駅は、なにわ筋線だけの駅となるようです。交差する地下鉄中央線をどうするかは気になりますが、駅はこの程度で、速達性重視でしょう。

路線はJRと南海で共用となり、運輸・運賃体系は、現在の関西空港線のような具合でしょうか。現在でも共用のりんくうタウン駅を思い出せばいい訳です。

りんくうタウン-関西空港間だけの利用ならば、370円の運賃となりますが、JR・南海、どちらの鉄道に乗っても可能です。なにわ筋線も、同じ具合になるだろうと思われます。もっと言えば、神戸高速線のような感じでしょう。

南海難波は、丁度御堂筋線と四つ橋線の間、阪神高速の高架下となる模様で、恐らくは、近鉄大阪難波駅との接続地下道、御堂筋線と四つ橋線地下道とのセットになるでしょうか?

南海も難波の再開発になるでしょう。設備投資との問題もありますが、明るい材料なのは確かです。
鉄道ファン 2021年 12月号 [雑誌]
鉄道ファン編集部
交友社
2021-10-21





08-02-15-01
【画像】南海線となにわ筋線アプローチ(接続)部分を見る
今後大きく景色が変わるだろう。
考え方としては、天王寺駅の阪和線接続部分のような具合でしょうか?


地下の南海難波駅は、阪神高速の橋脚基礎があるため、単線のトンネルをそれぞれ2つ作ることになり、近鉄・阪神なんば線の更に下となるため、駅自体も深い位置となります。このため、南海線とのアプローチとの勾配は、44‰という急勾配となります。

南海線での急勾配は、孝子-和歌山大学前-紀ノ川の20.4‰、高野線でも千早口-天見間の33.3‰が最高となります。但し、高野線山区間で50.0‰がありますが、33㎞/hの速度制限と17m車両限定であるため、これは特殊として考えます。

ですから、アプローチ部分での44‰は、如何に急勾配かがわかると思います。この他にも、なにわ筋線は急勾配路線の連続であるため、恐らく、JR大和路線の221系、南海の最新鋭8300系の走行は、厳しいでしょう。

19-12-27-8312
【画像】高野線8300系
8300系の新製は高野線が一段落後、製造終了、次世代形式だろうか?
高野線向けの新製により、南海では一番両数が多い形式となりました。


◆車両は全面置き換えが基本だろうが…
このように、なにわ筋線を走行する車両は、全面置き換えが基本でしょう。

JR大和路線では、221系集中配置となっていますが、10年後を見据えると、221系新製から40年となり、2031年前後に、車両置き換えの時期としては適当といえます。

JRも、こうした想定はされた上で、現在、足回り部品の問題で、201系置き換えもあってか、221系集中配置だと思いますが、最新の225系や227系ではなく、次世代形式(229系、327系など)となるのは確実といえます。
271系は、車齢的にもその先触れと思いますが、関空特急はるかもどうなるかは気になる所です。

JRは設備投資がこの間でも必要となり、地方線区の気動車、岡山地区の115系は、やくも381系、特に国鉄形式が多く残る地域です。COVID-19で社債が約3000億も増えたのが恨めしい限りですが、いずれも、この地域での置き換えとなるでしょう。この国鉄形式を、輸送・経営的にも置き換える必要があることになります。

ただ、既存の223系や225系、関空快速は、車齢的にもそのままでしょうか。もしくは、専用形式を作って別々の運用など、色々予想出来ますが、10年後のため、不確定要素といいますか、未知数もありますね。


南海側は、急勾配の条件が厳しく、現在の高野線仕様に、更に一歩進んだ新形式車両となるのは確実でしょう。ラピートも次世代車両になるのは確実といえそうです。

8300系の置き換えは、南海線ではまだまだ7100系を残す状況で、現在の新製車両の配置は高野線になっています。6000系の置き換え継続となるのは確実ですが、その後の8300系の新製は終了とみられ、次世代車両になるのは確実でしょう。

JRも同じですが、設備投資の問題もありますし、少しずつ、なにわ筋線対応形式を揃える必要があります。

また、高野線となにわ筋線では直通運転はしない方向の模様です。つまり、高野線では、今まで通りの車両で済む訳ですが、南海線は、なにわ筋線シフトとなるのは確実でしょう。しかし、なにわ筋線はJRとの共用なため、ダイヤの関係上、地上南海難波駅での南海線列車も残ると思われますが、地下南海難波駅との車両と共通化となれば、ということになります。

少し残った7100系やサザンの10000系は、次世代車両での置き換えを待つ→もう少し、現役続行ではないだろうかと思われます。なにわ筋線具体化で、延命となった格好といえますが、サザンに関しては、現状でも内装の退化(及び、サザンプレミアムとの差)が、やや気になる所も、次世代の車両も早すぎます。

南海線の1000系や8000系は、機器更新など、急勾配に対応した何らかの改造をするのか、直接新車を南海線に多く配置して、高野線に転属し、高野線の古い車両(6000系置き換え後の、6200系や6300系など)を更に置き換えるかなどは、注目点と言えそうです。

そうなれば、両数が限られ、現在更新中の9000系が、なんだか中途半端な存在ですね。


サザンは、プレミアムの12000系が2編成も中途半端ですが、もし、サザンもなにわ筋線に乗り入れる場合は、その車両も次世代車両が必要となります。

南海も、うかうかしてられないでしょう。新たな中期の経営計画を立てるなど、キャッシュを用意する必要があります。言い替えれば、株や社債の投資も、その見込みはある、見通しがし易い、ことにはなります。
【数量限定紅ショウガおまけ&2個買いクーポンで1500円OFF!3個買いで無料】牛丼 新牛めしの具(プレミアム仕様)10個セット【牛丼の具】時短 牛めし 手軽 お取り寄せ グルメ おつまみ 牛皿 受験 単身赴任 1食当たりたっぷり135g冷凍食品 冷凍 おかず セット 冷食 お惣菜
【数量限定紅ショウガおまけ&2個買いクーポンで1500円OFF!3個買いで無料】牛丼 新牛めしの具(プレミアム仕様)10個セット【牛丼の具】時短 牛めし 手軽 お取り寄せ グルメ おつまみ 牛皿 受験 単身赴任 1食当たりたっぷり135g冷凍食品 冷凍 おかず セット 冷食 お惣菜

11-02-17-01
【画像】JR難波駅から先
既になにわ筋線アプローチとの対応は考慮、シーサスポイントが2つあるため、大和路線普通を真ん中の2,3番線で折返した運転も可能。現在は留置線として存在し、8両分のトンネルスペースは、先へと既に掘られている。


◆ダイヤはどうなるか
JRは、はるか・くろしおで毎時各2列車、関空紀州路快速で毎時4列車でしょうか。

同じ本数で考えると、南海のラピートは毎時2列車、サザンも毎時2列車、空港急行毎時4列車は確実と言えます。合計、毎時16列車、ここに、朝夕ラッシュ時に+αで、適当な本数ではないでしょうか?

ここに、大和路快速や大和路線の普通をどうするかでしょうが、なにわ筋線の本数等の比較で、環状線のまま残す方向も予想出来ます。新今宮との対面乗り換えでダイヤの工夫もでしょうが、ある程度は、大和路線からなにわ筋線経由も欲しい所です。

はるかは271系の方向もありますが、くろしお車両はそのままでしょう。あっても、283系→北陸新幹線敦賀延伸後の683系転入で賄う可能性もあります。なにわ筋線開業までの繋ぎでしょうか。

南海も、これ以上のなにわ筋線増加が見込めず、地上南海難波駅発着の南海線列車も残すものとみられます。普通列車は特にと思いますが、ここに、+αの区間急行や急行でしょうか。ですから、高野線が入る余地がありません。

仮に高野線がどうしてもならば、うめきた方面から、世界遺産・高野山、高野線直通の特急が動く程度でしょうか?

朝はラッシュの上りでうめきた直通の通勤特急「りんかん」、折返しの下りで高野山行「こうや」ということになりますが、そうなれば、天下茶屋や今宮戎付近で、アプローチ部分渡り線となり、平面交差によるダイヤ制約が発生します。

更に、もし乗客が見込める場合は、ダイヤの制約から、南海線側での10両運転は、天下茶屋や堺、関西空港など、一応の対応駅はありますが、この辺りは、今の時点で、幾ら予想しても分かりませんし、議論が尽きませんね。これ以上は自重します。

08-10-19-64

なにわ筋線開業の2031年、私も残念ながら、人間の寿命の宿命、おっサンになってしまいます。それだけ生きてきた証でもありますが、しかし、工事も10年掛かる大がかりなプロジェクトです。工期短縮は人件費増加となりますし、国の考え方次第も影響でしょうか。

しかしながら、新しい楽しみが出来ました。大阪万博、リニア名古屋開業、北陸新幹線、なにわ筋線、色々と大きな、国家的な意味も含めたプロジェクトがありますが、それらに関わる人々が多くなることで、就業人口増加→経済の活性化は、理想的すぎでしょうか。

失われた◎◎年とは言ってられません。前に向かうべきです。政治も批判だけでは駄目、未来展望が必要です。
列車番号T-TAKE(てぃーていく)
列車番号T-TAKE(てぃーていく)サイトはこちらです。

コメントは2024/10月から解禁していますが、内容確認後の公開となります。
コメントの返信は、いいねで「既読」の代わりとしています。
一般常識を超えたコメントは掲載しません。

ご意見、苦情、情報提供などのご連絡は、下記メッセージ送信フォームからお願いします。
プライバシーポリシーは遵守しています。
メッセージ
ツイッター ttakewebpage
ttakewebpageのツイート
記事検索
月別アーカイブ
アーカイブ
カテゴリー
最新コメント
QRコード
QRコード
読者登録
LINE読者登録QRコード
広告
  • ライブドアブログ