【画像】南海7100系「めでたいでんしゃ・かい」の7167編成
元々のラッピングが、検査による再塗装で剥離され、再ラッピング前の、下地のブルー塗色が目立つ
2023-11-16 5時掲載開始
◆「めでたいでんしゃ・かい」千代田工場検査出場
◆1000系1006編成は既出場済
◆その他
◆その他
しばらく「南海」ネタが続く、当ブログですが、冒頭画像のように、南海7100系「めでたいでんしゃ」は、加太線で4編成が観光列車として運行されています。この一つである、7167編成(2両)の「かい」が、南海千代田工場から検査出場となり、11/15、その試運転でした。
普段の当方は、試運転ネタは、滅多に追跡はしませんが、たまたま時間もありましたので、乗り放題きっぷと共に、各地、追跡取材となりました…。
【画像】
左、千代田工場一般公開「電車まつり」での7167編成
右、試運転折返し、堺東駅5番線の場面
◆「めでたいでんしゃ・かい」千代田工場検査出場
10/28時点で、画像のような感じで検査入場となっており、重要部検査だった模様です。10/13(金)に入場した情報がありますが、めでたいサイトの運行予定を見ても、10/11(水)の運行が最後だったようです。
この車両は、1972/6/30に、東大阪にある近畿車両で製造され、以来、51年間も南海線系統で運転となっていますが、ワンマン化は2000/7/14となっており、加太線での運行は23年目となります。
ワンマン車は、2200系(2201,2231~2233)も存在し、こちらは、汐見橋線・高師浜線・多奈川線専用ですが、7100系のワンマン車が5編成しかありませんので、運用上、加太線での2200系の運行も存在します。
【画像】
左、下地塗色の上に、別途、「めでたいでんしゃ」のラッピングをして運行、加太線以外に、和歌山港線での運行も存在します。
右、通常の一般塗色当時の姿
7100系ワンマン車は、加太線以外では、和歌山港線での運行という程度で、汐見橋線・高師浜線・多奈川線での運行はありません。汐見橋線・高師浜線・多奈川線は、4ドアが必要が無い位の、短距離の路線、かつ、乗客も限られますので、2ドアの2200系ばかりですし、ワンマンでも12.2km、9駅と、まあまあ長い、加太線の運行が、7100系のメイン、ということになりそうです。
ワンマン機器類で運転の相違が多いのか、近鉄のように、本線での営業運転の運行はありませんでした。労組が強い?らしい、南海らしさも感じます。
例外は、7187をサンドイッチ(中間2両)にした、7123-7187-7890の6両編成は、ワンマン車を中間2両に組込で、本線運行がありました。緊急予備的な車両とし、普段は本線で6両固定、ワンマン車運行時は4両で運行でした。
これが、2015/12/9、両端2両が、8300系置き換えで廃車となり、以降、7187は、完全にワンマン車のみの運行となっています。2200系2202編成の銚子電鉄譲渡も、記憶に新しいところです。
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で、加太線活性化プロジェクトの一環もあるのか、「めでたいでんしゃ」シリーズは、2016年から「さち(7187編成)」、続いて「かい(7167)」「なな(7197)」「かしら(7195)」と、2017,2019,2021年に登場、「かい」は2編成目となりますが、2017年10月からですので、仮に3年毎での検査としても、2023年10月は、2回目の検査タイミング、でしょうか?
南海は、重検でも再塗装をする(鋼製車体故のパテ、修繕も?)ようで、11/15の出場時は、一旦、ラッピングを剥離し、下地のブルー塗色だけとなっています。
営業運転復帰は、11/21(火)となりますから、11/16~20の5日間は、再度、車庫で、車体のラッピング貼付で「めでたい」復帰作業となるようです。
【画像】7167-7962 海側
さて、千代田工場の出場試運転、細かい時刻の掲載は行いませんが、高野線「千代田信号場-堺東-千代田信号場」と、1往復だけのようです。堺東5番で長めの停車時間が設定され、この間、床下回りの点検となるようです。
Z車など、2000系の場合は、このルートとは異なり、千代田以南の山区間で試運転となるようです。実際、橋本から極楽橋間も走行して、登坂の性能も確かめるようですが、実際には確認出来ておりません。ですから、殆どの車両は、堺東となりそうです。
高野線車両の場合、Z車は、小原田車庫が拠点なのか、入出場回送があるようですが、S車(4ドア車)は、千代田工場の隣が車庫ですので、信号場内の入換で済むようです。
南海線と泉北は、車庫が離れておりますから、「入出場回送」が存在することになります。ただ、どうもVVVF車以降は、南海でも、他社同様に「新重検」と、通常の重要部検査とは異なった、簡略化した検査のようです。
しかし南海は、阪急のように、所属車庫でその実施ではなく、千代田工場には出向くようですので、こうした回送列車は、1ヶ月に数回以上は設定とみられます。
【画像】
左、試運転走行時
右、出場回送、難波は、南海線と高野線の線路が繋がっている5番線の扱いとなり、2両編成は、汐見橋線の返却回送のように、ホームに入ってすぐ手前が停止位置に。
南海は、2002年前後の省令改正の早い時期から、検査標の記入は省略(※省令改正で省略が可能になる)されています。一方で、関西では、京阪とOsakaMetroは現在も、正確な日付まで車外または車内に掲出と、会社の考え方にも差が出ています。
JR東海は今まで通りの検査標掲出継続となっていますし、過去の情報履歴も多くなったため、京阪・OsakaMetroを含めて、お陰様で、運用表中に、独自ネタで、それらのデータをまとめることが可能となっています。
省略した会社で、ファンクラブ会報(阪急)、計器類(阪神)に、ATS論理装置のテプラなど(近鉄)、品質保証シール(JR西の網干検査車)と、ある程度検査時期が判明・または推測が出来る4社に対し、南海は、そういう情報が乏しいため、後から、いつ頃検査だったかは、分かりにくいのが難点ですし、当方自身がまだ、目印や目安で調査不足の可能性もあります。
最近はSNS上の情報も多くなってますが、真偽がよく分からない場合もあり、情報の見極めでも難の場合があります。特に、南海の新重検を含めて、間略した検査では、一見、外観では検査をしたかも、分かりにくいのも大きいでしょう。確認出来た場合、今後、運用表中でその時期の掲載はしますが、継続的なまとめは難しいかもしれません。
それでも、泉北車は省令に関係なく、南海と異なり、検査標記の掲出は継続でした。泉北に限って、検査履歴が充実しているのはその理由です。しかしそれでも、泉北自前検査から、千代田工場へ再委託化により、標記の掲出がなくなってしまいました。
【画像】1000系1006編成は出場済
◆1000系1006編成は既出場済
同じく、電車まつりで入場だった、南海線の1006編成(上画像)は、11/13に出場したようです。11/15では、8609~の運用でしたので、当日が、営業運転復帰後の初運用とみられます。
他の編成・車両とは明らかに異なる、職人さんの手で整備された、綺麗な姿が特徴的です。このため、全検でしょうか?
愛好家的には、綺麗な車両の内に、撮影・記録に越したことはないですが、同時に、前ブログでもありました、ラピートの台車亀裂事象の影響により、モーター車の台車の台枠が交換されています。
<※前ブログ記事も含めて、「破断」ではなく「亀裂」に訂正します。すみませんでした。>
【画像】組み立て前と組替後の、全く同じ台車の比較
台車は、製造番号と台車そのものの番号で、内部で管理されているようですが、台枠交換の組み立て後も、もう一回再塗装をするようで、「SS194M」の標記が、マスキングされずに、そのまま、塗装されてしまっているもの分かります。
ところで、電車まつりの工場の様子を見ても分かったのですが、軸、連結器なども、パーツ毎で管理のようで、検査時は「元々、車両に付いていたパーツを整備」ではなく「パーツの取替」となるようです。
つまり、今後入場する車両のパーツを、車両番号毎で、入場前に既に整備され、車両がやってきたら、そのパーツの取替程度のようです。整備の時間に、やり方の問題でしょう。パーツも番号で厳密に管理されれば、何かあった時の情報把握、履歴確認も可能にはなります。総合的に、情報がデータベース化されている感じも窺えます。
新幹線車両の検査は、台車一式をまるごと交換で「台車検査」を済ます方法もあるようです。検査用の台車を別途用意して、その取替だけですと、入場期間が短くなりますが、南海での台車や台枠は、元々の車両に戻すやり方のようです。
1006編成は、このように既に出場、営業運転復帰となりますが、この入れ替わりで、11/15、1004編成が千代田に入場した情報があります。恐らく、1006と同様に、モーター台車の台枠が変わる可能性があります。
11/13にも、8000系8004編成が入場と、南海線の省令検査が続いているようです。サザンの特急や、空港急行8両化の運行で、累積の走行キロが、高野線車両と比較して目立つ・多いのでしょうか?
【画像】1004編成と、8004編成(画像手前4両)
◆その他
近鉄運用表での、奈良線・大阪線掲載が、ようやく、11/14以降、暫定版として掲載となりました。長期にわたり、他項目優先で、後回しとなりましたが、それでも、回送列車の細かい時刻や、夜間の一部運用で、依然と確認不足がありますので、情報相違の可能性が大いにあります。
特に、「平日夜間の東花園折返」と、「土休日全時間帯の新田辺折返」は、充分な確認は出来ておりません。
それでも、2022/12/17ダイヤ変更による運用表掲載、暫定版としてですが、他項目が一段落した(来春までなさそうな気配?)ことから、もう一度、見直しを兼ねて「再調査」を行いたいと思います。これらで、特急運用表の掲載、更に、相違点洗い出しとなります。
現時点では運用相違が大いにありますので、ご注意下さい。情報が異なっている場合でも反映が追いついておりません。また、損害等は負いかねます。
近鉄の、旧天王寺管内で、相違があるというご指摘も含めて、依然と情報不足・見直しが必要などの課題に、けいはんな線も、万博関連でOsakaMetro中央線の車両運用に、大きな変化が予想されます。
兎に角、近鉄は、他路線比較で、情報量に大きな違いがあり、苦労しています。他項目の連続に、遅延は甘えとなりますが、仕事ではない独自研究ということで、ご理解下さい。今後も鋭意努力はします。ご支援共々、よろしくお願いします。
近鉄時刻表 2022年12月17日ダイヤ変更号(2023年4月1日運賃改定版)
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