【画像】すっかり定着した「京阪特急プレミアムカー」
2023-3-30 21時掲載開始
京阪特急「プレミアムカー」1両→2両に拡大へ、利用好調 2025年秋から一部列車で | 京都新聞 ON BUSINESS https://www.kyoto-np.co.jp/articles/biz/998521
京阪グループ長期経営戦略・中期経営計画の策定について (3.52MB)
京阪も思い切ったプラン・構想のようです。京阪特急プレミアムカーを、2025年秋から一部列車で2両化の話題です。
記事の詳細は京都新聞となりますが、流石に、8両編成を9両編成にはしないでしょう(最大の課題は淀屋橋駅~京橋駅間だったりする)から、8両編成のままで、プレミアム2両、一般6両でしょう。
2022/2023、大晦日から正月ダイヤに掛けての、夜行による「3000系プレミアムカー、但し急行」の運行も記憶に新しいです。私も乗車してみましたが、可能性は感じてました。
プレミアムカー2両化も、3000系限定という記事の記載がありますが、早速、毎度の組成予想…。
【画像】組成予想(画像はミスしましたが、3151~3156は3101~3106と、京阪の車番の付与方を予想して変更と想定)
▼半端となった、または予想される中間車は、同じ形式で可能な限り活用する
▼それにより4編成分増とする
まず、単純に予想出来る案(いや妄想)となりますが、2025年秋頃のダイヤが、現状のままの約15分毎かどうかも気になります。現状、特急は8運用分(快急4運用分)となりますが、10分毎ダイヤは、前のダイヤ、2021-1-31変更の№671+672ダイヤでした。この時の日中の特急運用は、12運用分となります。
そして、気になる所もあります。
①何故、2025大阪万博開催時期間(2025/4/13~10/13)に間に合わせるのではなく、2025年秋なのか?
②ダイヤをどうするか?
③半端となった中間車の活用
この3つでしょう。
【画像】プレミアムカー連結後の京阪3000系
万博開催時は世界中から多客が見込まれます。流石に夢洲までの新路線工事までは間に合いませんが、何故、2025年春ではなく、万博が終わった後の2025秋なのでしょうか?
そもそも、これで疑問があります。
例えば、2025年春に、3000系でプレミアムカー2両化をさせて、ダイヤ改定、10分毎ダイヤ戻し、そして、中之島線から特急を動かして、京都方面の特急列車を増発させる場合は、3000系を4編成程度の増があっても、おかしくはありません。
そういえば、今年初めにこのような記事もありました。万博会場のアクセスを、中之島駅からのシャトルバスでつなぐという記事です。ですので、「2025年秋」では遅すぎるのです。やはり、「2025年春」がベストタイミングといえます。
仮に20分毎で、淀屋橋・中之島と交互の場合、中之島を3000系運用だけにしても、あっても、7運用程度でしょうか? 中之島線開業時の快速急行は、日中5運用存在でした。但し30分毎となります。
例えば20分毎にしても、2~3運用程度の増加は要、予備2~3、半端な中間車も、一応のその活用にはなります。
特にダイヤは、現状のままではないのは確実です。2025年まで、今年も含めて年に1回と想定しても、多くて3回、現実的には2回は予想出来るでしょうか? 更に、一般車の両数が減りますから、今のダイヤではあり得ません。
また個人的には、半端の中間車を、13000系の新造編成に組込、塗色と形式変更は否定的です。
万博という絶好の機会があるのですから、3000系所要編成増と運用増、中之島線の乗り入れ復活、半端中間車の活用、となります。
万博が終了後の車両の活用にもなりますが、8000系特急車は、2029年で40年の車齢となりますから、もし、特急の運用が減っても、一部の8000系の置き換えとして「その次」も想定でしょうか?
最も、この頃は、18000系などと、新しい特急車もでしょうか? これだけプレミアムカーが増えれば、特急や快速急行の専売もなくなる気がします。朝の"通勤"と名の付いた列車種別も特にでしょう。
しかし、万博後のプレミアム2両化ですから、実は、万博輸送は余り期待していない、むしろ現状編成で多客をこなす現れもある、のでしょうか?
(中之島線開業時みたいな30分間隔→快速急行ではなく特急化の場合は、5運用予備1、現状編成のままは可能です。)
言い換えれば、3000系で新製車両は全くなく、8両6編成を3編成だけプレミアム2両、残り3編成を一般8両に戻すのが現実でしょうか。
本音は、8000系置き換えの後継車で新製、まあこれも納得でしょうか。3000系より、別の新型ですとイメージアップにはなります。
つまり、私の上述は、過剰なプレミアムカー期待もでしょう。これも然り。ご意見としても最もです。ご批判大歓迎。
これですと、現状の半端車6両分の用途が完全にありません。これを、下述中期経営計画記載にある、観光特急の種車に捻出?
◆中期経営計画(長期経営戦略)の発表
どうも、京都新聞の記事と併せて、中期経営計画が出たようで、ここでプレミアムカー2両化まではありませんが、観測気球と言いますか、内部リークによる反応となるでしょうか?
中之島線の延伸はIR次第でしょう。都道府県ではなく(府・市単独での都構想は2回も失敗したし)、やはり、国レベル、国も一体となった、政策(そして旨み)も必要でしょう。
「13000系車両の導入を加速」ですが、13000系登場は2012年と11年が経過し、この間の技術の変化(VVVFも変化している)、時代の変化、デザインの変化もありますから、出来たら「新型通勤車両」と、もう一歩踏み込んだ記載にして欲しかった印象もあります。
「ワンマン運転」は各社同様の流れですが、「拡大検討」だけですから、自動運転の有無等、詳細までは、実はまだまだ先、単なる経営上、会社側の構想段階に過ぎないのでしょうか?