【画像】ダイヤ改正前の新大阪駅
その後、金沢と和倉温泉が消えています。
2024-12-6 3時掲載開始
【北國新聞】
大阪-和倉に直通便検討 サンダーバード、臨時で
【北陸放送】
“特急サンダーバード” 大阪・和倉温泉間が復活か…復興策の一環として「臨時便を検討したい」JR西日本社長
大会社の発言で、社長となればその影響力は大きいものです。鉄道会社となれば、利用者、株主、社員、関係者、沿線自治体から茶々入れもよくあります。
この「大阪-和倉温泉間の「サンダーバード」の検討」ですが、社長発言とは言え、正直な所で、少し、驚きました。色々とまとめました。
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【画像】懐かしい485系雷鳥
最後部に「ゆぅトピア和倉」との連結がJR転換前から存在でした。
◆これまでの概説
北陸新幹線の敦賀延長後、新幹線はJRとして運営、「北陸本線」であった在来線は、JRの区間は米原ー敦賀間45.9Kmのみとなり、大聖寺(だいしょうじ)、倶利伽羅、市振で、福井県・石川県・富山県・新潟県の3セク会社4社に転換、直江津までとなっています。
JR西日本---米原-敦賀、45.9Km
ハピラインふくい---敦賀-大聖寺、84.3Km
IRいしかわ---大聖寺-倶利伽羅、64.2Km
あいの風とやま---倶利伽羅-市振、100.1Km
えちごトキめき---市振-直江津、59.3Km
整備新幹線により、いわゆる「並行在来線」化、これは、新幹線と並行するこれまでの在来線で、JRからの運営から離れることです。新幹線の運行により、乗客が少なくなる在来線で、JRの経営負担を減らす→自治体出資の鉄道に転換のためです。
九州のように、その後も殆どの区間でJRの在来線で運営するケースは、逆に特殊と言え、東北・北海道・北陸各新幹線は、このような形態となっています。
新大阪延長では「小浜京都ルート」となっており、湖西線は並行在来線ではない扱いにもなるようです。ハッキリしたことではありませんが、JRとしても湖西線は、近畿圏の輸送として、そのまま運営したいのかもしれません。
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【画像】敦賀駅を出る新快速
11年前の画像となりますので、駅も大きく姿を変えています。
敦賀駅で、「サンダーバード・しらさぎ」と「新幹線」の乗り換えになっています。2024/3/16ダイヤ改正からとなります。元々は、金沢駅で乗り換えでした。2015/3/14ダイヤ改正、新幹線の金沢開業時となります。
JR転換前の「ゆぅトピア和倉・アクトル」と雷鳥の連結時代に、681系登場後も、3+6両により、大阪から和倉温泉も直通列車が存在でした。
元々から大阪直通は、観光招致としても熱心といえますし、七尾線の直流電化も大きいでしょう。2024/3/16から、在来線はJRの路線ではなくなりましたから、直通運転も廃止となっています。
現在「能登かがり火」という特急列車が運行されています。7~19時台、5往復分の運行ですが、JR七尾線(津幡-和倉温泉間)はJRの路線のままとなっているため、大阪からの場合は敦賀・金沢と2回の乗り換えで行くことは可能です。
尚、能登空港は羽田便のみとなっています。
「大阪6:30-サンダーバード1号-敦賀7:54/8:06-つるぎ2号-金沢8:48/58-能登かがり火1号-和倉温泉9:56」【ダイヤ改正後】
始発の場合となりますが、大阪から3時間26分程度でした。
実際は、ホテルのチェックイン時刻(15:00と想定する)で、和倉到着は早すぎるため、午後に和倉温泉到着の便か、一旦金沢や能登半島などで観光となりそうですが、ダイヤ改正前の直通便としては、下記が存在しました。
「大阪10:42-サンダーバード17号-和倉温泉14:30」3時間48分【ダイヤ改正前】
このが直通便では、サンダーバード20号と共に、唯一の列車でした。冒頭画像は新大阪駅の駅案内です。20号の和倉温泉発は10:14発となります(3時間51分)から、ホテルのチェックアウトに合わせた設定となっています。この往路は、チェックインまでの列車としては便利でした。
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新幹線後でも接続時間や停車時間により、意外に、時間短縮は僅かという程度です。「つるぎ2号」は福井停車だけの列車です。尚、現在での直通列車相当のダイヤは下記です。往路のみ出します。
「大阪11:12-サンダーバード19号-敦賀12:33/12:42-つるぎ20号-金沢13:39/14:00-能登かがり火7号-和倉温泉15:02」【ダイヤ改正後】
3時間50分となります。在来線直通時代と2分増えるだけです。「つるぎ20号」は、各駅停車となります。
このような現状と、敦賀・金沢乗り換えの利便性で、大阪-和倉温泉間の「サンダーバード」の復活論に至ったのは確実でしょう。
JRとしては、当然、新幹線を利用して欲しいのは当然ですが、「サンダーバード」「つるぎ」の速達便もまだまだ不十分ですし、敦賀乗り換えも、今後10年は継続でしょう。
能登半島地震による復興面を考慮し、社長の長谷川さんも、自治体からの意見にも無視できず、色々と考えている(いた)のでしょうか?
【画像】681系最後の花道…、団体列車でも大阪-和倉温泉間直通運転は有とは思う。
◆定期列車ではなく「臨時列車」でもなく、即ち団体列車か?
敦賀-大聖寺間は「ハピラインふくい」と、大聖寺-津幡(石動)間は「IRいしかわ鉄道」となっていますが、ハピラインふくいでの「連絡運輸」はHPでも公開されています。IRいしかわはこちらです。
連絡運輸は「連絡きっぷ」になります。大阪は「一つのきっぷ」で可能ですね。IRいしかわでも同様で、七尾線とで「一つのきっぷ」は可能です。
問題は、「大阪-和倉温泉」で、「一つのきっぷ」が対応出来るかという点です。少なくとも、IRを見る限りでは敦賀までとなりますが、「通過連絡」により、北陸新幹線経由としては可能(5990円)のようです。
色々とやってみましたが、「大阪-和倉温泉」で、在来線のみ利用ですと、一旦敦賀で打ち切って、4050+2310=6360円、となるようです。会社が異なるため、乗車券代運賃も多少値上げとなります。
この辺りと、敦賀-金沢間在来線区間の「特急料金」の設定の有無でしょう。ハピラインふくいの営業規則は公開されていますが、「特別急行」の記載がありません。
乗務員は、JRから出向されている社員さんも、各種報道でいるようですし、かかり火の車両を吹田で検査入出場時、683系金沢車の回送は現在でもありますから、「運転は可能」でしょうが、そのままでは特急列車の運転が、運賃収受としても不可能、それ以前に「特急の運転が想定されていない」ことになります。
一方、IRいしかわは、金沢-津幡間のみ特急が運転のため、200円の特急料金が設定ですが、他の区間は設定がないようです。
このことから、「定期列車ではなく「臨時列車」でもない、即ち団体列車か?」という見方でいいのではと思われます。
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◆団体乗車券はふくい・いしかわ共に設定
団体乗車券はJRの他、ハピラインふくい・IRいしかわ共に設定のため、「大阪-和倉温泉間の「サンダーバード」復活は、団体列車で運行」しか方法がないでしょう。
つまり、「旅行会社のパッケージツアー」とした、サンダーバード・和倉温泉の復活運転となりそうです。夕刊の折り込みで、こうしたツアーの募集は、よくあったりします。
これですと……
▼みどりの窓口や券売機での販売がない
▼特急料金を設定・認可届出などする手間がなくなる
▼これにより、福井や金沢での途中乗車下車は想定されず、大阪・京都~和倉温泉と、全員の乗客が同じ行程となる
▼和倉温泉などのホテル宿泊、観光施設などとタイアップした、一連の旅行商品として販売が出来るなど、地域復興策にもなれる。
▼乗客が2人以上の多人数など、ある程度の層を絞り込むことにも期待出来る
手っ取り早い方法といえます。
今後で問題となるのが……
▼車両
683系だけ、また、予備車は充分ではなく、「サンダーバード」「しらさぎ」で、来春ダイヤ改正後も、681系の運行が継続となるのは確実でしょう。団体列車も、現在で回送の運転もある683系の運転を基本に、289系化もされず、交直流設備を残す意味もあると思います。
七尾線は6両編成が最大でしょうか?「スーパー雷鳥」時代は7両でしたので、9両編成は厳しい感じでしょう。
6両編成ですと、683系では7編成しかなく、681系は余剰車もあり、354名座席定員、団体列車用として、予備車とは別に、6両数編成程度の波動用車両も欲しい、残したい所ですね。
万が一の車両トラブルの際でも、検修体制が必要となってきます。JRから委託してもらうことも出てくるでしょうし、土日で1~2往復の場合、この間での、車両の留置スペースの問題も発生します。
▼運輸
回送の運転は683系でも存在します。また、ハピラインふくい・IRいしかわは、大聖寺では乗務交代はせず、福井-金沢間では、お互いで通しの運転となるようです。乗務員面でも特に問題はないと思われますが、特急運転により、多少の習熟運転は発生するでしょうか?
その上で、「乗り入れ協定」なども必要になるのではと思われます。乗務員交代で、敦賀、福井、津幡の運転停車が想定でしょうか?
▼時間
団体列車の運行になるため、大阪・新大阪・京都~和倉温泉間は、事実上のノンストップ列車と言えます。3時間半の時間は掛かりそうですが、「乗り換えなし」が大きなポイントになります。ダイヤの調整次第でしょうか?
▼きっぷ
いわゆる「○契」きっぷでの団体列車専用になりそうです。「旅行会社のクーポン」で対応出来ますね。
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余談ですが、関西線での名古屋から伊賀地域の直通列車は、先日、東海のキハ75での試運転となったようです。2月に2日間だけ実証実験という形で行うようですが、能登は地震復興の意味合いもあります。
もし、大阪-和倉温泉間の「サンダーバード」復活も、団体列車、時期としては、個人的な推測となりますが、早くても来夏でしょうか?
団体列車としての形は、今後も多くなる可能性もあります。JRと自治体次第でしょう。いずれにしても、今後の動きに注目です。
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