列車番号T-TAKE(てぃーていく)

関西大手私鉄(近鉄、阪急、阪神、南海、京阪)とJR大和路線、東海運用の車両運用表を掲載しています。

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鉄道車両

285系「サンライズ出雲」の計画運休が発生する4

14-02-09-I4F-I1
【画像】大幅遅延で京都駅で打ち切りとなった「サンライズ瀬戸・サンライズ出雲」

2024-9-12 17時掲載開始

寝台特急「サンライズ出雲」の運休計画について

運休計画についてはこちらをご覧ください。(PDF形式 345キロバイト) 

概況についてはこちらをご覧ください。(PDF形式 74キロバイト)

285系「サンライズ出雲」の計画運休が発生するという情報が、本日14時~となっています。これは、8/29に、鳥取県米子市にあります「後藤総合車両所」で、このような事象が発生していました。

これは、廃車で留置だった381系と接触、場所は、検査入場だった、285系I5編成の、1~3号車付近の、東京に向かって左側の側面だったようです。修理で時間が掛かるとありますから、285系I5編成入場の検査出場時期が予定より延長、長期化ということになります。

このため、10月下旬で「サンライズ出雲」で、計画的な運休が発生します。





【方向幕テープ】285系サンライズエクスプレス
【方向幕テープ】285系サンライズエクスプレス


◆285系の検査時期と運用について
これは、4運用5編成1予備という車両運用となっていますから、検査入場車両が発生すると、予備なしで運転を継続することになります。

2予備ですと、問題が無いのですが、予備が1編成と、1998年の登場以来、元々からカツカツな状況ですし、検査周期がハイペース、長距離の寝台列車による、走行キロが大きいためによる影響となりますので、1年に2~3編成の検査入場となります。

ですので、こうした計画運休が発生するようです。検査入場車(I5編成)での修理で、予備車の離脱が、本来の予定よりも長期化となるため、既存車両(I1~I4)で、時間に余裕を持った車両の整備が必要となった、ということになりそうです。

▼直近の検査出場時期
I1---不明
I2---R6-1
I3---R5-7
I4東海車---R5-11
I5東海車---R4 /R6-10見込み

未確認も多く、目撃情報のまとめとなりますが、こんな感じとなるようです。I1も去年には検査出場とみられますが、予備車が臨時列車の充当が無い、シーズンオフの時期に、省令検査となっています。
(※令和以降、JR西日本は、妻面の検査標記掲出がなくなったため、容易には分からなくなっています。検査標記省略は、省令上では、2002年から省略でも、問題はありません。)

運用は、出雲支所A61~A64となり、出雲上り(A61 1-7号車)→瀬戸下り(A62 1-7号車)→瀬戸上り(A63 8-14号車)→出雲下り(A64 8-14号車)です。

走行キロはそれぞれ、953.6+804.7+804.7+953.6=3616.6㎞となります。回送は除外していますが、1日でも最低800㎞の走行となります。80万㎞回帰となれば、もう少し回帰も延長とみられますが、やはり、2年~3年で迎えてしまいます。


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◆9/2時点の充当編成と、その後の充当編成の推測
次に充当編成です。
9/2始発駅時点~現在まで、運休もなく順調となっていますが、このまま、運用通りに進んだ場合を想定します。運休が発生すれば充当編成は変わります。

9/2(月)時点の充当編成
A61 I1
A62 I3
A63 I4
A64 I2

このようになっています。

I5の入場で、予備車がないため、4日後には元に戻るということになります。
※9/6(金),10(火),14(土),18(水),22(日),26(木),30(月),10/4(金),8(火),12(土)も、上記と同様となるものとみられる。

このまま、運休もなく、順調に流れて、10/13(日)時点の充当編成推測ですと…

A61 I2
A62 I1
A63 I3
A64 I4

このような充当編成となる見込みとなります。

10/14(月)時点、上り出雲のみ運休となります。I4編成が離脱となります。

A61 I4---運休
A62 I2  瀬戸下り
A63 I1 瀬戸上り
A64 I3---出雲市到着後離脱

I4---10/14~18整備運休?
I3---10/15~18整備運休?


10/15(火)以降、10/19(土)までは、下記の通りとなりそうです。
瀬戸下り---I1
瀬戸上り---I2
10/15,17(木),19(土)時点、10/16(水),18(金)時点は逆になる
※そのまま、素直に、I1,I2編成の巡回として考えるが、取替で、回送等による送り込み・返却にも注意。




10/20(日)は、出雲上りのみ運転再開となり、I3☆またはI4編成★のどちらかで充当となりそうですが、先に離脱したI4★として、ひとまず想定します。
A61 I4★
A62 I2 瀬戸下り
A63 I1 瀬戸上り
A64 運休

10/21(月)時点見込み、後に離脱したI3☆充当として想定
A61 I3☆
A62 I4★ 瀬戸下り
A63 I2 瀬戸上り
A64 I1

10/22(火)時点見込み
A61 I1
A62 I3☆ 瀬戸下り
A63 I4★ 瀬戸上り
A64 I2---出雲市到着後離脱(10/26まで離脱)

10/23(水)時点見込み
A61 運休
A62 I1 瀬戸下り
A63 I3☆ 瀬戸上り
A64 I4★

10/24(木)時点見込み
A61 I4★
A62 I3☆ 瀬戸下り
A63 I1 瀬戸上り
A64 運休

10/25(金)時点見込み
A61 運休
A62 I1 瀬戸下り
A63 I3☆ 瀬戸上り
A64 ★

10/26(土)時点見込み
A61 I4★
A62 I3☆ 瀬戸下り
A63 I1 瀬戸上り
A64 運休

10/27(日)時点見込み
A61 I2見込みか?
A62 I4★ 瀬戸下り
A63 I3☆ 瀬戸上り
A64 I1

こんな感じとして、今後の充当編成の推測は可能となります。

I1編成だけ、休みなしが続くことになりますが、当方の予想通りとはならず、10/15~19の間に、回送での送り込み・返却にも要注意だと思いますので、充当編成の変化、運用推測の違いも、大いに予想出来ます。最新情報にもご注意下さい。

21-10-15-50506
【画像】南海特急「ラピート」の千代田入場回送時

◆南海線特急について
ここで、当方的にお伝えしたいのが、南海の特急ですが、運用表にもあるように、下記の通りとなります。

ラピートは5運用」も、11時と15時で取替となるため、予備1編成も、取替をなくすことで、4運用2予備は可能
サザンも6運用予備1編成」だが、全部の取替(9,12,15,18時の4回)をなくすことで、5運用2予備は可能

→1編成検査時でも、別に、もう1編成の予備車が捻出出来る。
車両運用上で工夫されており、運用自体も余裕があるばかりか、予備2編成が確保されている。所定の運用で予備1、運用を切り詰めて、予備がもう1編成確保出来ることになります。

→泉北ライナーはこれにより、予備車が一時的に高野線へ
泉北ライナー車(11001F,12021F)は予備車がありません。これまでに、南海線の12000系、またはラピートの予備車が、一時的に高野線に転出し、予備車確保・検査入場もありました。
(12021F-2024-5 11001F 2021-6)

→高野線の特急3編成は冬季運休で対応
元々、冬場は氷点下も当たり前となる高野山、めちゃくちゃ寒い冬季に、観光で行く人は少ないため、減便・運休で対応。3編成の検査周期は3年として設定し、毎年1編成は入場していた。
(2022-30003F 2023-31001F 2024-30001F、従って次回<2025-1~2>は30003Fとなる見込み。)


南海でのこの車両運用の考え方は、以前から上手く出来ているという印象です。サンライズとは関係のない話となりますが、予備車の、一つの考え方として、「こういう手法」もお伝えします。


◆後継285系の予備車は「2編成」は欲しい!
1998年の製造から30年近くになる285系で、やはり、1編成だけの予備は厳しく、もし、後継の285系が登場ですと、2編成程度の予備車が欲しい所です。毎日運転となるため、検査入場時に、その1編成と別に、もう1編成、予備車があるのは大きいと思います。

当然、ゴールデンウィーク、お盆、年末年始など、多客が見込まれる「繁忙期」では、予備1~2編成共、臨時列車として運行させて、フル稼働でもいいのではと思います。

また、過去、このような「計画運休」はなかったと思います。今回は、冒頭の事象による、既存車の車両整備の時間を確保させるための運休となりますが、これとは別に、今後、閑散期を中心に、列車を運休をさせることも予想出来ます。

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阪急での「2024年度移動等円滑化取組計画書」

22-07-02-7326
【画像】正雀で入換の7326+8304、アルナ車両での改造工事も完了し、現在は姿が変わっている。

2024-8-17 5時掲載開始(予約投稿)

阪急での「2024年度移動等円滑化取組計画書」が公表されました。

やはり、中津駅の課題は会社側でも認識となっています。

過去にも書き、これらは、当方の推測ですが、神戸線で、武庫川新駅を作る代わりに、神戸線側を全列車で中津通過(これにより、昼間の普通で大阪梅田-西宮北口間で、特急に逃げ切れるダイヤの維持)でホームの撤去、その、既存のホームスペースを生かして、線路も移設、宝塚線中津駅ホームで拡張、その分で、エレベーター・可動式ホーム柵の設置しか、根本的な解決方法もありません。

ただ、何れも、どうするかはまだ決まっていないのか、具体的な内容までは公表されていませんね。

全駅バリアフリーは、京都線の淡路立体で高架化が決まっている駅以外では、中津次第ともいえそうで、線路移設も予想される、大がかりな工事と、大きな予算になるだろうと思います。阪急会社側のやる気と、予算次第でしょう。

可動式ホーム柵は、西宮北口、桂、蛍池となり、既に基礎工事も始まっております。今の所、基準で必要な「取り急ぎ」駅での整備が優先となります。阪神国道などは、センサーによる固定柵となり、ワンマン線区でのコストダウン対策となります。

JTB私鉄時刻表 関西 東海2024 (JTBのMOOK)
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2024-03-18



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さて、やはり気になる車両ですが…

▼宝塚線に2000系1編成
京都線2300系に続く新造車となり、新製配置も宝塚線と明確にありますから、久しぶりの初編成配置となります。

8000系の8000編成は1989年、現在は神戸線配置ですが、元々、宝塚線で新製配置でした。阪急のVVVF導入は、昭和の終わり・平成の初め頃と、他社比較で早い時期でした。

8000編成は、川西能勢口駅の、能勢電側の高架化完成と、日生エクスプレスの運転開始により、1997/9/19で、神戸線配置の8006とトレード、宝塚方の転換クロスシート車4編成で、宝塚線の配置とさせた訳です。当時は乗客も多い時代ですから、長く乗る、定期券利用客向けのサービスも、現在は、阪急線内で詰め込みが利くロングシート車が殆どです。

8040~42を含めば、27~28年ぶり、これを除くと、初編成の配置は35~36年ぶりとなります。宝塚線は、8両編成の抵抗制御車が12編成と、まだまだ多いため、省エネルギーによる動力費等の削減、そして、沿線のイメージアップには、大いに貢献することでしょう。

能勢電乗り入れも、運用やダイヤの関係で制約がないよう、最初から対応はさせると思います。


▼京都線に2300系3編成
既に2300編成は配置のため、2301,2302となりそうです。今年度残りは、2運用分のPRiVACE追加とみられそうです。2300編成は、桂で予備車相当増加分としても、追加で増備の2編成分については、3300系置き換え分相当にもなるでしょうか?

一方、9300系で、9300編成がロングシート化、機器更新入場となった模様で、9300系の初期車、9301,9302も、来年度も含めて、その改造が濃厚となってきました。今まで、過酷な特急運用で、溜まりに溜まった走行キロですが、手が加えられ、変化となりそうです。

「座席指定車両6両」は、既に運行開始の、9300系でのPRiVACE組込車となります。
24-07-15-2300
【画像】今年度、2編成が追加となる2300系


▼改良工事
神戸線8000系1編成……8035+7023とみられますが、これに含むのか、それとも、6月に出場した8003編成のことなのか、曖昧な記述もありますが、実際の動きは、8003→現在、8035+7023の工事着手となってます。

京都線7300系と8300系1編成……7326+8304編成とみられます。既に工事は終了し、出場した模様です。今後、試運転で最終確認という動きとなるものとみられます。

7000系、7300系~8000系、8300系の新造車で、これら、改良工事が出来ていない車両は、下記の通りとなります。
(チョッパ車で更新は除く、尚、独断と偏見による「まとめ」ですので、移動等円滑化取組で「基準外」な場合もあります)


神戸線
8031,8032,8033……何れも2両物となり、10両増結で2編成、8032+7003として8両1編成となります。7003は初期の更新車となります。
8001,8002……VVVFの機器更新のみとなり、車両のリニューアルは未施工となっています。8002は神戸方で転換クロスシート車で、神戸線唯一で残っています。
8020……8両編成で唯一、新製時のVVVF車として残しています。リニューアルもまだです。

今後、10両運用を廃止かは分かりませんが、西宮北口の可動式ホーム柵が8両分のみという感じもあり、気になる所ですが、混雑率が関西でも多い路線ながら、今後、こうした減車などを想定故に、先に機器更新は済ませるなどで、色々と後回しなのでしょうか?


7005……2両もので初期更新もまだですが、特殊用途として除外します。
7030+7090……更新自体もまだですが、この7月の出場で、化粧板の取替はされ、車内案内用のLCDも設置という状況です。車齢を考えても、この「見た目」な更新の程度で充分でしょう。
7034+7035……正雀で工事の模様です。ワンマン化という情報もあります。
これらを除いた場合で、神戸線7000系でのリニューアルは、7023で完了となります。


宝塚線
7024……8040+8041と組む4両ですが、今の所動きがありません。未更新車にもなりますが、とりあえず、宝塚線で2+2+4両の運行となっています。
8005……こちらも先に機器更新となり、リニューアルは未施工で出場でした。従って、宝塚方の転換クロスシートが、宝塚線唯一残っています。
8004……機器更新とリニューアルは完了も、「車内LCDは準備工事」は確定でした。(2023年では改良工事施工記述も、2023年報告書では記載がないため、半導体不足によるLCD未設置の影響、基準外となった模様?です。)

7032+7033……増結運用廃止で運行もなく、2023/4~休車となっています。しばらくは改造待ちでしょうか?

8030+8034……こちらも増結運用廃止ですが、2+2として、とりあえずは箕面線で運行中です。
7031……7031+7596-7616-7151と箕面線で運行中、未更新車にもなります。

特に、2両物を多く残すため、2000系の新造に、箕面線絡みも含めて、今後で一番気になる路線といえます。


京都線
8302.8303,8330+8310,8315……4編成は、先にVVVFの機器更新のみとなり、車両のリニューアルは未施工となっています。
8331+8312,8332+8313,8333+8314……3編成は、機器更新、未更新車となります。VVVFのGTO素子車も、既にこの程度の数になっています。

7323+7321……未更新車も、一部の車両で化粧板は取り換えられています。(2+6両)
7300……未更新車、7851のみ、2007年以来、長期の休車から冬眠明けにより、化粧板は全て取替となります。増結車だった2両3編成も、このような形で、2022/12/17ダイヤ改正以来、久々に復活、7両運用の充当となっています。(2+2+3両)
これらは、京都方先頭車のトレードと、また、検査出場も同時期になり、ここ最近での大きな変化と特徴でした。


******

改造工期の関係か、一部編成・車両で中途半端な内容があるも、意外にリニューアル工事などが、進捗していることも分かりますね。今後の動きに注目でしょう。

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鉄道ダイヤ情報 2024年10月号
交通新聞社
2024-08-21

分かりにくい京阪13000系の組替であるが…


22-12-14-13035-01
【画像】京阪線の6両運転は2024/5月で終了
7両編成で運行となり、2021/1/31変更以来の6両編成は、3年半弱という短い運行になりそう…。

2024-7-14 23時掲載開始

◆6両運用は結局暫定的であったか?
◆4両運用で変化?
◆13001~13007は、連結の上本線車両に変更か?
◆10000系は全編成で今後7両化、6000系も7両化か?
◆京阪としては「本線」の特急列車と一部の8両以外、7両化の方向か?
◆13000系組替について

久々の京阪ネタとなりましたが、京阪線での6両運転が、5月で終了となり、既に、7両運転となっています。これまでは、7両編成で休車の編成もあったようで、7両で予備車が7編成と多かったのですが、8両予備が3→2による減で、9000系の9005編成が7両化、6両5運用の7両化で、7両予備は3という具合になっています。

特に、冒頭画像のように、13035編成を含めた、13000系13031~13036編成の6両6編成は、僅か3年半弱という短い運行となっており、その後は離脱、13031編成は4両化、他の編成も4両化のようです。

「京阪13000系「67両」の予想を考えたら…」して、1年前に記事化はしていますが、京阪本線を全て6両化ということではなく、中間車2両を半端車化した、予想外の動きとなっています。

私鉄車両年鑑2024 (イカロスMOOK)
柴田東吾
イカロス出版
2024-05-28

私鉄車両編成表2024
交通新聞社
2024-07-11

JTB私鉄時刻表 関西 東海2024 (JTBのMOOK)
JTBパブリッシング
2024-03-18

21-09-27-13036
【画像】すっかり京阪の顔、13000系
6両編成もそれなりの役割を果たしたか?


◆6両運用は結局暫定的であったか?
2021/1/19~9/2と、13000系13031~13036編成は6両で登場でした。京阪での6両運転はいつ以来かも忘れましたが、2007年以降で、当方で京阪の運用調査が開始した当時では、既に、6両は存在しませんでした。

当時はコロナ期、京阪の会社側も、色々と検討に検討の結果だったかもしれません。一部で寝屋川市以北の列車もありましたが、基本的には萱島以南の大阪方面での普通運用に限定でした。

それが、2024/5月頃になって、5運用存在した6両運用が全て、7両編成の充当に変わっています。9005編成も8両予備(3→2、6000系リニューアル終了による)の多さから、7両化、9605が半端車、9105→9705のT車化という新たな動きでした。これは、ダイヤはそのままで、乗客の出戻り傾向による増車策なのでしょうか?

これらの6両編成は、全て、4両化となったようです。12両もの中間車で脱車となっており、交野線・宇治線のワンマン運用になっているようですが、今の所は13031編成のみの充当のようで、他は休車・予備車化となっています。

ですから、「6両運用は結局暫定的だった」という可能性がありますね。6両編成がなくなると、特にダイヤ乱れ時の整理では、制約がなくなります。特急を8両、それ以外を7両編成にすれば、ダイヤの整理でも制約が少なくなります。

不足の7両編成は、休車だった4編成分と、9005編成の7両化で対応となりました。7000系7003編成が、リニューアルと機器更新で離脱のため、7両予備の実質、2編成だけとなります。2216編成が、今月の検査出場で、旧塗色に戻るようですから、7両予備はたったの1編成だけです。


08-05-09-10004
【画像】登場時の塗色は昔話も、交野線宇治線の10000系走行ですらも厳しい?


◆4両運用で変化?
交野線、宇治線で13031編成となり、他の編成もその見込みのようです。この4両運用は、既に車両は充足していますが、2025年度の13000系製造両数は18両のようです。(※2024年度分も含むかは不明も、含むこととして考える)

既に、13037,38,39と搬入も、先頭車のみの6両となっております。中間車は、13021,13023~13027の、旧3000系組込による中間車のようで、これも4両編成のようです。

これらの動きで考えられるのは、13031以降の4両編成は、交野線、宇治線用として変更ではないかという点です。13037~以降は、ワンマン運転用の側面のカメラが取り付けられており、組込の中間車も改造で取付のようです。

現状は目視または駅のモニターですが、やり方を今後これに変更で、新たに導入する車両で、新製時からとなり、既存車の改造費用を抑える可能性があります。

全運用、12編成程度、これに揃えるならば、13031~13042として、4両12編成を揃える可能性があります。ワンマン運用で、乗務員さんでの取扱の平準化は大いに考えられます。

尚、6両→4両化で脱車した車両で「13181-13581」は「13690-13540」と改番のようです。13181はモーター車ですので、改番後の番号から、付随車化することになります。

折角のモーター車も、4両編成に組込ですと、13000系は、両端先頭車がモーター車のため、モーター車が過剰となりますので、機器の取り外しという可能性があります。まだ新しいVVVFですので、仮に取り外しでも、今後の新造車への流用は充分に予想出来ます。台車は、6000系のように、予備品兼用としてそのままでしょうね。

ここで問題となるのが、今までの4両編成、13001~13007と、10000系10003~10006の扱いとなります。


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13-03-14-13004
【画像】ジャンパ管の接続部がある13004
運転士側下部の「箱」に注目


◆13001~13007は、連結の上本線車両に変更か?
13001~13007は、上画像のように、ジャンパ管の接続部が存在します。京都方先頭車での偶数車(13002,4,6)と、大阪方先頭車の奇数車(13051,53,55,57)に存在しますので、例えば、13001+13002という具合で、4+4の8両化が可能です。13002+13001は不可能となります。

また、連結自体を始め、モニターの操作や、貫通路の「通り抜け」が可能な仕様となっており、実際に幌が設置されて試運転もあったようですが、これを生かして、本線車両に変更なのではという気がします。

要するに、8両7両4両と共通予備という考え方で、基本は8両または7両で運転し、その都度組替という方法になります。個人的には、3+4の7両編成での運用は、可能性があるのではと思います。

即ち
13001+13002(3+4)
13003+13004(3+4)
13005+13006(3+4)
13007(4)

という組成になります。
21-05-01-13024-817-12-31-13022
【画像】暫定的な、8両と4両運転時の13024,13022

今まで、13021~13027編成で、上画像のように、8両ないし4両の暫定編成は、時々、存在しましたが、中間車の組替となることから、入換車の稼働になるなど、車庫での入換作業は容易ではありませんでした。上記では、最初からこうすることで、入換作業を容易にするという考え方です。

但し、13007の4両が半端になりますが、13001,03,05とその都度組み換えることで、8両運用にも対応となりそうです。

4→3両化で捻出出来た中間3両は下述します。
24-07-14-01

【画像】現状の6000系8両,9000系7両,10000系7両


◆10000系は全編成で今後7両化、6000系も7両化か?
10001,10002と、7200系と9000系の7両化により、その中間車を生かして7両編成となっていますが、元々は4両で、最初から交野線・宇治線用途として登場でした。

9000系も9005編成で7両化、9605の半端車となっておりますが、種車となる車両がこれ以上存在しません。そこで注目となるのが「6000系の7両化」ではないでしょうか?

6000系は、7→8両化当時で、増結の中間車が7000系車体の車両が存在します。増結時では既に7000系が製造されていたことから、6000系の中間車も、7000系車体で製造されてました。
19-01-04-675619-01-04-6506
【画像】6756と6506の比較
左が7000系車体、右が6000系車体、一見では違いが分からないが、空調機器のカバーの穴が異なるのが最大の特徴である他、車側灯の形状も異なる。何れも山側
09-08-03-675409-08-03-R1705A-6004
【画像】
左、6754の旧塗色時代、方向幕の縁がなかった。右は6554で6000系車体。何れも川側
18-10-07-7501
【画像】7000系7501の場合、川側
7000系と同じ車体なのが分かりますが、乗っている分は大きく変わりません。
24-07-14-02
【画像】例えば……7両化予想
製造年度や検査周期等で、組み込まれる車番が異なる可能性もあります。

6754~6761が7000系車体となりますが、脱車により、6554~6561で、連結器の変更(棒→自連)、受給電装置の移設、可搬の簡易運転台対応化の改造も必要となります。(過去、一時的な7両化も、この影響で6551~以降の車両で脱車でした。)

6562~6564ではそのまま、車両の脱車だけです。

仮に、6000系で、最初の3編成のみ8両、他を7両化として想定し、9000系は、9701~9704は電動車化戻りのため、捻出出来た6000系の7000系車体車とトレード、10000系の残りも7両化とした場合の「推測」です。

9701~9704は元々、9101~9104の電動車でした。現在は付随車化ですが、10000系中間のモーター車として、再度電動車に戻すわけです。その関連で、7000系車体の6000系が大幅な7両化・組替となる上、9705も生かせます。

6014編成の京都方3両は、VVVFで登場した旧6014(現在の7004京都方3両)との組替ですので、これらは特殊として、そのままで考えても、7000系車体の6000系も、数としてはピッタリ合致はします。

6000系は、6001~6003は、8両全て6000系車体もあり、このままとしましょうか?

問題としては、8両運用の7両化で、平日朝に存在する「一般特急8両」と「その女性専用車両」の関連となります。一般8両は3編成にまで減りますから、ダイヤ変更は必須です。

ただ、現状の8両運用は、土休日日中で、枚方市普通で5運用、平日は、昼間は12運用分全てで、車庫に入ってしまうことから、リニューアルの6000系が生かせていない点はあります。7両化で、日中の運行頻度も増えることでしょう。

平日朝ラッシュ時が課題として残ります。7両運用最大は45で、これは、2017-8-20ダイヤ変更時点でした。現在は32+5=37運用に減っております。一方の8両運用は13→12と、さほど変化していません。

最大は17運用の8両運用が存在でしたが、これは、当時の、7200系9000系の7両化が大きく影響しています。

8両列車が大幅に減る反面、7両の運用を少し増やす(元に戻す)ことで、減った分、平日朝ラッシュ時の列車に、複々線区間を中心に、少し、増発が出来るどうか、というところでしょうか?
08-10-24_2211
【画像】当時、一時的に8両だった、2200系2211編成


もしくは、2200系,2400系,2600系の残りで、一時的に7→8両化、朝夜限定も予想出来ます。これは、1984年の昇圧後、8両化の最初は2200系で、1985年からの歴史もありました。

当時、2381~2385を新造させて、6000系の8両化は、6000系自体が、昇圧で77両を一度に新造した、当時の最新鋭車両だっため、7両で終日運行させ、特に、七条-三条間の地下化(1987/5/24)と、出町柳延長(1989/10/5)の大型プロジェクト+8両化ホームの対応を待ってから、段階的に14編成分で8両化でしたが、これと同じような考え方を踏まえるのです。

古い車両で8両化→朝夜限定、リニューアル6000系で7両化→終日運行、ということも予想出来ます。

09-08-03-8005
【画像】特急車両と一部一般車両のみ8両、それ以外は7両化の方向だろうか?
今後のダイヤ変更で、昼間、12分か10分ヘッドに戻して欲しい気持ちもある。15分ヘッドは京阪では利便性が良くない。


◆京阪としては「本線」の特急列車と一部の8両以外、7両化の方向か?
1500V架線電圧昇圧前は、7両限界でしたが、昇圧後に8両編成が増えています。1984年の昇圧云々は余談になりますが、京阪線は、伏見桃山~東福寺で、一部の駅で7両限界が残るため、完全な8両編成は厳しい状況です。

特に、伏見桃山と東福寺は、2駅共、両端に踏切が介在するため、8両化自体が厳しい(ていうか無理)のと、ダイヤ変更の都度、一般8両が扱いにくいような印象を抱きます。

一方、8000系や3000系の特急は8両編成となり、3000系でプレミアムカーが2両化(2025年秋)となりますから、特急系統と一部は8両、それ以外は7両という方向でしょうか?
08-06-20-fushimi-m
【画像】伏見桃山駅京都方
大手筋踏切」は商店街もあり、通行量が多いため、この踏切の廃止→8両化も、現実的にも無理です。大阪方の「大阪町踏切」も分かります。

15-04-23-13022-6005
【画像】7両編成として唯一組替がなかった13022と、6000系6005編成
平日朝ラッシュ時、複々線フル活用で、大阪へと急ぐ


◆13000系組替について
今後、2025年までには、67両分中、18両分の導入となり、何れも、先頭車だけの新造となりそうです。13037~13045と予想しています。

現状の把握が手こずりましたが、動きが掴めました。
本日更新の京阪、平日運用表の8ページにも、これらは書いていますが…

13031~13036---4両化【現在】 側面カメラ改造取り付けは今後?
13037~13042---側面カメラ設置又は改造取り付け、先頭2両新造、中間2両は13021,23~27,13031~33から捻出で4両化、一部M車にT化含む【2024年度】

この時点、13001~13007,10003~10006余剰捻出---上述のような組替・6000系7両化等
※これまでには、ダイヤ変更も想定?(万博開催前の1回程度は、ダイヤ変更があると推測)

13043~13045---先頭2両新造、中間3両は13034~36と、上述の13001,03,05から捻出、更に、3000系プレミアムカー2両化で、13021,13023~27からの中間車6両の連結(代わりに旧3000系6両分を組成)で、7両化【2025年秋以降予想】

13037~13045は9編成分となりますが、13042までは4両(12編成分)、13043~13045は7両(3編成分)と推測しています。

67新造予定-18(2025年度)=残りは49両となり、2026年度分は、ストレートに、7両7編成49両の新製ではと思われますが、そのまま、13046以降ですと、車両番号がなくなります(51~が存在するため、49までとなる)ので、13011~13017に戻るか、13021~13027を、13011~13017に車番変更で、二代目13021~13027にするかでしょうか?

(※当方は、13011~13017に戻ると推測します)

2024以降
新造両数   編成
予定  13001~07 4 4 16
    3 3 9
49 仮13011~17 7 7 49
  13021~13027 7 7 49
12 両側先頭のみ 13031~13042 4 12 48
6 両側先頭のみ 13043~13045 7 3 21
合計67       総合計192


13000系は、2012~2027年と、15年に渡って、旧3000系12両を含む、192両分という大所帯になりそうです。67両分の新造両数(2024有価証券報告書37p記載、※プレミアムカー2両化とは予算は別枠)とも、数値も合致しましたかね……。

今後誕生する7両編成は、13編成分が見込まれ、これは、2200系、2400系、2600系の残り13編成と合致します。前記事ではないですが、これで、電磁直通ブレーキ車、全車を置き換えるのは確実となります。

この他にも、10000系で7両4編成分(28両)が追加となります。1000系7両6編成分を今後も残すと想定の場合、ダイヤ変更による運用変更もありますが、ひとまず、8両運用大幅減による、平日朝ラッシュ時の増発用として考えても、良さそうでしょうか?


これで「しっくり」した感じも、実際がどうなるかでしょう。これらの推測・予想を別にしても、2027年までの動きに注目です。




京阪電車 大手私鉄サイドビュー図鑑02
佐々木 龍
イカロス出版
2022-06-02


鉄道ダイヤ情報 2024年9月号
交通新聞社
2024-07-20














静岡鉄道1000形の全編成引退、その姿を振り返る

05-05-14-02
【画像】19年前の長沼車庫(長沼駅隣接)

2024-7-4 0時掲載開始(予約投稿)

静岡鉄道は、新静岡~新清水間の15駅、11㎞の鉄道路線でして、JR東海道線と並行する形となりますが、地域密着の足という感じです。

当方、2005/5/14,2006/5/20,2014/5/17と、静岡ホビーショーの来訪がありました。当時、鉄道模型に、とても凝っていた時期がありましたが、お金の掛かる趣味に加え、終わりが尽きない、飽きやすい、完璧に求めすぎるのか、鉄道好きの当方でも、鉄道模型の趣味は、既に辞めてしまいました。

ただ、こうして折角静岡に来訪もあり、その「ついで」で、JRに加え、静岡鉄道を色々と記録だったのですが、今になって、この画像を改めて見ますと、2024/6/30で引退した1000形、2両12編成全編成、幸いにも、撮影が出来ていたようです。

1973年に、1000形が登場した車両ですが、ステンレス合金の車体で、電気指令式ブレーキ、ワンハンドルと、当時としては最新鋭の車両のようです。東急7200系に似た車両も、東急8000系は1969年登場時からワンマンドル車でしたので、地方私鉄としては、設備投資の予算は掛かるものの、長期的に使うという意味でも、ほぼ、目的は達成された、先進的な車両ともいえます。

最新、A3000形の置き換えにより、2016年の1004編成から廃車が始まったようですが、8年掛けて、最後の1008編成で置き換えが完了したのが、先月の6/30だったようです。

以下、地元放送局のニュース動画です。(※その後、公開が終了する可能性があります)








方向幕 キーホルダー (新静岡−新清水 柚木ゆき)【静岡鉄道】【鉄道グッズ】電車 鉄道 静岡県
方向幕 キーホルダー (新静岡−新清水 柚木ゆき)【静岡鉄道】【鉄道グッズ】電車 鉄道 静岡県
鉄道ピクトリアル 2024年 8月号 [雑誌]
鉄道ピクトリアル 2024年 8月号 [雑誌]

このように、地元の住民と利用客に愛されていたようです。生活の一部なのでしょう。

静岡県は、4月でも浜松に行った位、ここ数年の、東海運用の運用調査も大きいのですが、最近の静岡ホビーショーは、先述の通り、鉄道模型の趣味終了で行っておりません。しかし、画像として、全編成が撮影出来ていたのも、何か縁も感じます。

以下、「静岡鉄道1000形の全編成引退、その姿を振り返る」ということで、12編成全ての撮影画像・姿を、簡単にお伝えしたいと思います。

06-05-20-1001
【画像】トップナンバー、1001編成
1008までは非冷房で新造され、その後の冷房化となったようです。
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【画像】1002編成
5月の時期は窓全開で運行だったようです。
14-05-17-1003
【画像】1003編成
スカートは、2008年以降で取付となったようです。無塗装で運行もラインカラーは、元々全車でした。
2011年10月の急行運転の開始により、方向幕で変化があります。(※現在は普通のみの運転に戻っている)
14-05-17-1004
【画像】1004編成
車体広告のラッピングもありました。先頭車のミラーは2011年から撤去されたようです。
14-05-17-1005
【画像】1005編成
14-05-17-1006
【画像】1006編成







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14-05-17-1007
【画像】1007編成
06-05-20-1008
【画像】1008編成
これが最後まで残った車両、2024/6/30のラストランとなりました。8年掛かった車両の置き換えですので、全般検査切れ→同時に廃車だったのでしょうか?
06-05-20-1009
【画像】1009編成
1979年以降、この車両から冷房が新製時から取付となり、分散型に、パンタグラフも下枠式となるなど変化、現在は熊本電気鉄道に譲渡のようです。
06-05-20-1010
【画像】1010編成
この編成は、廃車後、阪神車両メンテナンスで改造と、意外にも関西への立ち寄りもありますが、これは、えちぜん鉄道譲渡によるもので、既に福井県での運行となっています。「恐竜列車」として運行のようです。
14-05-17-1011
【画像】1011編成
1984年製
14-05-17-1012
【画像】1012編成
1985年製、車齢としては40年程度となり、こちらも熊本電気鉄道に譲渡のようです。

2006年、2014年の撮影済画像からとなりますが、車両の変化も確認出来ています。2006年は未確認編成もありましたので、標準の姿で全編成はありませんでしたが、地方私鉄としては、しっかり記録・撮れていると自負もあります。

******

静岡鉄道の運用としては、平日の朝ラッシュ時で、最大10運用とみられます。車両は12編成となりますから、予備2となり、省令検査用で1としても、もう1編成の予備は確保出来ていることになります。

日中は7編成の折返し運転とみられ、3運用は朝ラッシュ時で運行、夕方で2運用程度が再出庫となる感じでしょうか? ラッピング車の運行予定は公式でも公開されており、車両運用の把握も容易ですが、ラッピングのA3009編成が重要部検査中のようで、公開がありませんでした。

急行運転は、コロナ関連で、正確には廃止ではなく「休止」のようです。踏切の鳴動等、整備上でも対応させているようですので、乗客次第では、急行運転再開も予想出来ます。

ただ、路線としても11㎞と短いため、元々から普通列車の運転で、こまめに沿線住民が利用する路線として、既に定着だったのかもしれませんね。

上の画像でも分かりますが、変周式のATSがあります。現在は、連続制御のATSに更新されており、京阪の新型ATSと似た感じのようです。地方私鉄ですが、安全対策には抜かりないようです。安全報告書にもありますが、運行管理システムも導入されています。

置き換えとなった新型のA3000系は、当然ながら、VVVFインバーター制御となり、1000形の抵抗制御と比較しても、省エネルギー、省電力では大きな効果となっています。変電所での回生電力吸収・電気代の削減にもなっているでしょうか?

今までの1000形の地域輸送に対する役割は大でしたね。1973~2024年と50年に渡る安全運行、ご苦労様でしたということでしょうか?

今年のホビーショーも、5月で終わってしまいましたが、それ以外でも、何かにかこつけて、静岡鉄道の再来訪、今度は、「A3000系全編成」の撮影も出来ればという気持ちも、若干ながらあります。

さて、いつになるのでしょうか……?
14-05-17-1008-1001
【画像】柚木駅は車庫隣接、ホームからは、天候が良ければ、富士山も一望…。


静岡県の私鉄 昭和~平成の記録
アルファベータブックス
2023-12-27

JTB私鉄時刻表 関西 東海2024 (JTBのMOOK)
JTBパブリッシング
2024-03-18


近鉄西大寺車庫で脱線の5800系、DH04に動き(2024/7/4 7時加筆等)

24-07-03-0012

2024-7-3 15時掲載開始
2024-7-4 7時 一部訂正・その後の追加等

4/26の、近鉄西大寺検車区・車庫内での脱線により、しばらく動きがなかった、近鉄5800系DH04(5804~5304、6両編成)でしたが、7/3に動きがありました。

取り急ぎ、取材をし、簡単に動画でまとめています。


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今後、奈良県香芝市にあります、五位堂検修車庫へと、5804のみが陸送ではないかとみられます。陸送は、ルート上の警察で色々な許可等も必要となるらしいですが、その目途も付いたのでしょう。他の5両は脱線はしておりませんので、モトと連結で、直接、五位堂入場でしょうか?

しばらく動きがなかったDH04編成も、ようやくですが、今後、修理の目途が立ったことになります。

脱線した5804で、台車に損傷があるかは分かりませんが、近鉄は、近畿車輌のメーカー台車が採用となっており、過去、東青山駅の事故でのVC57(1253系1257編成)でも、同じ台車の形式で、台枠が新規の取替品に交換となっています。

今後の営業運転復帰にも期待が出来ます。
24-07-03-05
【画像】仮台車の存在を失念していました。申し訳ございませんでした。

但し、その後の情報で、どうも陸送ではなく、仮台車に振替の作業ではないかという情報を受けました。当方も、撮影済画像をもう一度見直しますと、上画像のように、仮台車の留置がありました。(当日の現場と動画掲載後も気が付かず……)

見直し後にこれを確認しました。不自然な位置に仮台車となりますから、損傷とみられるKD306台車から、仮台車に振替が目的で、2台の大型クレーンが用意された可能性があります。

これにより、車体や台枠には問題はなさそうも、単純に仮台車振替の模様で、台車で支障がありそうですね。


04-11-14-02【画像】JRの日根野支所にあった、ジャッキ設備
JRは、機器類の取替、車輪替えなどは、所属車庫で行う模様です。JR西日本では、各支所でこういう設備がある模様ですが、JR東日本でも、三鷹車両センターでもこういう設備がありました。

近鉄西大寺車庫で、左画像のJRのように、1両単位で、車体を持ち上げるジャッキのような設備の有無までは、確認が取れておらず、分かりません。

ただ、元々、単純な車輪の交換作業(タイヤ替え)も、五位堂へと日帰りでの入場だった記憶がありました。これは調べますと、現在もこういうやり方のようです。

一見五位堂入場の回送でも、その日の内に出場があり、床下を確認して、車輪替えだったりすることがありましたので、近鉄は、設備の関係で、五位堂送りの方が、回送の手間が掛かっても、便利・手っ取り早く済むのかもしれません。

15-09-08-01
【画像】モト97-98をサンドイッチにした、南大阪線YS02編成検査出場時での場面

上画像は、2015-9-8での、南大阪線特急車、YS02編成の検査出場時の様子です。

旧上本町局管内を始めとする標準軌路線は、合併等を重ねた近鉄の歴史的な経緯で、南大阪線など、旧天王寺局管内での狭軌路線とで、線路幅が異なるため、五位堂検修車庫の検査時は、橿原神宮前駅にある台車振り替え場で、それぞれの台車を交換する作業が必要となります。

五位堂~橿原神宮前と、京急神武寺などのような、三線軌道にもなっておりませんし、それよりも、振り替え場での単純に台車交換の方が、検車係員の振替作業・人件費、モトの輸送で手間が掛かっても、まだコストが安いという判断でしょう。

モト97-98は、南大阪線車両のサンドイッチで、最大3両分の連結が可能です。4両編成の場合は、2両に分けて2回分行う事になりますが、モトのトレーラー部分には、台車を乗せるスペースが画像のようにありまして、狭軌用の他、標準軌用の仮台車も搭載出来るようになっています。これは、モト97-98が高安所属のため、単独で回送時のためです。

YS02は2両ですので、残り1両分も、ウェイト・重りの関係が、そのまま積んでいます。画像では分かりませんが、ボルスタレス台車の場合でも、仮台車用のボルスタ(台車の枕)・空気バネも別にしっかりとあります。

従って5804は、陸送ではなく、モトでそのまま、五位堂送りの可能性が高くなりました。昨日時点では充分に確認が出来ず、陸送で先張ってしまいました。この点は、申し訳ございませんでした。

冒頭の動画では、サムネイルは変更していますが、動画中のサムネイルは変更出来ませんので、そのままとします。

仮台車の用意ですし、廃車は予想しにくいでしょう。VC57を修理した近鉄ですから、台車の台枠は、安全上、新品に取替とみられますが、全面的に復旧させる方向だと個人的には思います。


09-03-10-979816-02-12-77-78-HL02
【画像】
左は、台車の積載・搭載がない姿のモト97-98
右は、西大寺所属で、けいはんな線の五位堂検査時で使用、線路幅は同じなため、仮台車はありませんが、トレーラー部分には、重心の関係か、ウェイト・重りの搭載も分かります。

先頭車に水色の帯で、けいはんな線(OsakaMetro)用の連結器対応となり、反対側が、近鉄標準の連結器と、形状や高さが異なります。
13-11-02-61
【画像】高安公開時のイベントで、DH02をサンドイッチにした貸し切り列車の運行時
ブレ画像ですみません。水色の帯で連結器差異を区別、けいはんな線・OsakaMetro用の連結器となっています。過去にはこうした変わり種の列車、イベント列車も運行されています。今後も期待出来る運転方法でしょう。


24-07-03-04
【画像】西大寺車庫の現場で作業する5804

09-3-31-DH04
【画像】10両編成で営業運転時のDH04(手前6両)

14-09-17-DH04
【画像】阪神線内で運行のDH04


鉄道ファン 2024年 08月号 [雑誌]
鉄道ファン編集部
交友社
2024-06-20

私鉄車両年鑑2024 (イカロスMOOK)
柴田東吾
イカロス出版
2024-05-28


近鉄8A系を個人的に見る

24-05-10-01
【画像】近鉄8A系

2024-6-1 9時掲載開始

5/31未明、近鉄8A系が、大阪府東大阪市の徳庵駅近くにある「近畿車輌」から、八尾市の高安車庫へと陸送されたようです。陸送については、当方自身では確認していませんが、各種報道などの記事で、仕様が明らかになっているようです。



先頭車前面部分(こちら)
まず、運転台ですが、運転士側・車掌側の前面窓が小さくなっており、運転台自体が「高運転台」のような感じです。シリーズ21(以下、シリーズ車)よりも、少し高くなっているのは確実です。

連結時の貫通路は、シリーズでは、通路が車掌側に寄っていたのが、ストレートに中央部分となっています。連結時の通路も、運転士側・車掌側で完全閉鎖出来るような感じの模様です。

車掌側の窓で、上部に、小さいアンテナのようなものが設置されています。列車無線は、アナログでスプリアス対応がされているため、デジタル機器の可能性は薄い感じもしますが、気になりますね。

客室側からの「前面展望」は、貫通路部分だけで、左右両側は壁となり、これは、機器類の増加でやむを得ずでしょうか。夜間やトンネル走行時の「バックカーテン」も、貫通路部分でも対応ではとみられます。





床下機器(こちら)
東洋電機製造のプレートが確認出来ます。ク8A101に搭載でしたので、SIV(補助電源)でしょう。

VVVF(制御装置)はこの画像のように、三菱製のような感じです。近鉄80000系「ひのとり」の、HV01~HV04,HV51~HV53のVVVFと似た感じがします。増備車で、今後、日立製の機器も採用されるのかも注目でしょう。

当方が予想をしていた0.5Mシステムではなく、1Mシステムの模様で、大阪京都方から「モ8A401-サ8A301-モ8A201-ク8A101(奈良橿原方)」という組成ではとみられます。5/31は、奈良橿原方2両分の陸送だった模様です。

また、こちらの画像では、ブレーキ管が分かる画像となっており、「SAP/MP/BP」と3つの管でしたので、シリーズ車同様の、電気指令式空気ブレーキながら、従来車との連結も、空気指令で残した形となります。

やはり、車両運用上でも必要なのか、HL車(7000系など)、KL車(3200系など)、ひのとりみたいに、完全な電気指令式空気ブレーキとはならなかった模様です。シリーズと同じく、空気指令系統は、機器で読み替え対応となるようです。

08-03-01-EE33
【画像】シリーズ21での空気管「SAP/MP/BP」
BP管により、非常制動、駅折返し時、ATS動作時の「爆発音」と、「SAP」管によるブレーキ排気音は健在に。

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空調
分散型の空調機器が殆どとみられる近鉄車両で、集中型の空調が搭載でした。1両に1台のみとなりますが、その分、容量も大きくなりますので、大型となります。また、換気用の装置も別にある感じです。

X(ツイッター)では、三菱製ではと書きましたが、そうではなく、下記の動画では、どうも、ファン・スリット(切れ目)の形状などから、日立製のような感じが窺えます。

但し、「三菱製では?」というご意見もあります。明るい時間帯での画像で、今後、判断したい思います。(2024/6/4加筆)





その他
この画像では分かりやすいですが、車掌スイッチ(扉開閉のスイッチ)の形状も、シリーズ車と同じのようです。「ひのとり」で採用された、開閉共に1つのレバー式ではなく、開閉上下の、今まで通りのボタンですね、

行先表示のLEDも大型化となっており、利用者としては、すぐにでも分かりやすい感じです。


上記動画は、尺の長いテレビ大阪の場合ですが、事前にマスコミにも、陸送日の公表で取材対応となっていた模様です。

これは、シリーズ車、最初の車両の陸送時は、陸送自体が撮影禁止だったように記憶もしますので、正反対の対応となります。2008年以降、長年、増備を含めた新型通勤車両が登場しなかったこともあり、近鉄としても、「より宣伝・報道」をして欲しい感じだったのが窺えます。



今後、編成で車両が揃い、準備が出来次第、車庫内での報道公開もされるだろうと思われます。この時に、車内や乗務員室など、より、詳細の様子や仕様も分かってくるだろうと思われます。

鉄道ファン 2024年 07月号 [雑誌]
鉄道ファン編集部
交友社
2024-05-21

鉄道ダイヤ情報 2024年 07月号 [雑誌]
鉄道ダイヤ情報編集部
交通新聞社
2024-05-21




大手私鉄、今年度設備投資計画(鉄道車両)の個人的まとめ

24-04-07-9511
【画像】名鉄9500系(9511)
2022年度新造と新車の部類に入る

2024-5-22 24時掲載開始

豆にブログ記事を書きたいと思いますが、今回は、関東私鉄を中心に、大手私鉄、今年度の鉄道車両新造の詳細が分かってきました。当方的にまとめます。

但し、西鉄はよく分かっていない所がありますので、大手私鉄ながら省略します。


鉄道ダイヤ情報 2024年7月号
交通新聞社
2024-05-21




東武
総額約403億円
野田線80000系5両5編成25両の新造
東上線9000系の後継車両(大体更新)の設計

当分は、アーバンパークライン、野田線の車両置き換えとなるだろうと思われますが、5編成分は、野田線10000系修繕車(11631,11632,11633,11635,11636)と同じ編成数のようですので、これらは推測ですが、修繕車を本線系統に転出、そして、本線系統の未修繕10000系の廃車ではないかと思われます。

2両編成の修繕、ワンマン路線転用も継続とみられます。本線地上用の10000系は、修繕車を中心に継続、4+4両も半固定化、修繕車でも、経年で廃車の可能性も予想出来ます。

2025年度以降で、8000系と未修繕10000系の野田線車両を、直接、置き換えとみられます。それが一段落した後に、東上線9000系置き換えという段取りでしょう。

西武
総額約334億円
40000系8両3編成24両の新造
「サステナ」小田急からの車両、9000形6両1編成6両

2025年度に新宿線10000系車両の新型車両置き換えの記載ですが、西武は、元々新宿線は、池袋線よりも遅れ目の動きがありました。ラビューの特急車両も池袋線、複々線も池袋線という有様でしたが、新宿線でもその置き換えとなるようです。

40000系は8両編成となるようです。40101~40106と、ロングシートのの40151~40164が投入済ですが、8両化により、車番がどうなるかも気になります。

今後、メトロ乗り入れは、6000系は順次撤退し、新宿線を含む地上転用、メトロは40000系への流れとみられそうですが、東急車8両が、既に西武池袋線にも乗り入れているため、西武8両の登場で、両社の走行キロ精算の関係もでしょうか?

尚、サステナ車は、先日、小田急8261編成が西武へと搬入されています。堤時代末期までは、西武線をよく利用していたこともあり、雰囲気も知っていますが、時代が変わりましたね。

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小田急
総額約413億円
5000形10両2編成20両の新造
3000形6両3編成18両のリニューアル(修理)
上記5000形新造で、8000形の廃車→「サステナ」として西武譲渡の進捗か

5063,5064編成の投入とみられます。5060~5062編成は川崎車両製でしたが、日本車両、総合車両と交互で製造される傾向があります。これまでは、5051川重→5052川重→5053総合→5054総合→5055川重→5056川重→5057~59日車→5060~5062川車でしたので、久々に総合車両で製造でしょうか?
05-07-03-9701
【画像】京王9000系、9701は2000年製造と早24年、もう機器更新の段階に。
2005年は京王もよく利用しておりました。

京王
総額約398億円
5000系10両2編成20両の新造
2026年に2000系導入への準備
8000系と9000系10両各1編成の機器更新

5000系は5739,5740編成とみられ、7000系が廃車でしょう。VVVF車で機器更新もされていますが、40年近くの車齢だったりします。2000系の投入シフトで、7000系廃車が進むものとみられます。

「京王ライナー」車両の5000系も、10編成も揃えば充分でしょうか?

東急
総額約468億円
大井町線車両の新造(6020系ベース)
目黒線所属車両のリニューアル

東横線・目黒線と田園都市線関連の車両置き換えが一段落し、40年近くの車齢となる9000系の置き換えとなるようです。9020系は機器更新もされ、西武の「サステナ関連」も対象で、大井町線車両の置き換えとなるようです。

田園都市線はTASC、定位置停止装置により、ワンマン化も可能な範囲ですが、保安装置でのCBTC化もあるようです。

目黒線車両のリニューアルは、3000系初期車が25年経過の車齢のため、機器更新も想定でしょうか? 中間車2両組込で8両化となっていますので、新造中間車と機器統一の可能性は、容易に予想が出来ます。ATO機器は高価な模様ですから、流石の東急もリニューアルで継続なのでしょう。



京急
総額約324億円
1000形8両1編成、4両2編成、計16両のリニューアル
新造車両はない模様です。尚、チョッパ車は既に引退し、京急も事業用車両を除けば、オールVVVF化は達成しています。言い替えれば、今後の車両の置き換えは、初期VVVF車時代となってしまいます。

京成
総額約243億円
3200形の新造、6両1編成

2019年から登場の3100形は3157編成まで投入も、次世代形式になるようです。2両単位での組成が可能となっており、6両や4両のチョッパ車、抵抗車の残りを置き換えるのは確実でしょう。

3400系は3448Fを残すのみですが、他社乗り入れの関係で、3100系を継続で製造されるのかどうかも注目です。また、3000形の両数が、15年以上、毎年製造で、既に326両(8両19編成、6両29編成)と多すぎるため、京成といえば3000形のイメージでしょう。毎年、少しずつでも新造されていたのは、評価に値します。

相鉄
総額約104億円
10000系車両のリニューアル

JRと東急の乗り入れが一段落したのも大きいでしょう。
22-09-05-18108
【画像】東京メトロ18000系
半蔵門線では、押上開業時の08系が6編成存在するため、どうしても車両形式が線区で統一も出来ず、2種類のままとなりそう。そう思えば、銀座線・丸の内線・日比谷線・千代田線の車両統一は評価も、どうしても有楽町・副都心線と東西線は、車両が多すぎる。

東京メトロ
総額約1146億円
半蔵門線18000系新造の継続
南北線一部車両の8両化

半蔵門線は18112編成以降とみられ、残りは、8000系8編成分となります。8000系は機器更新とリニューアル、緊急的なデジタル列車無線取付もあり、結果的に延命が可能となっていますが、そろそろ置き換えでしょう。

9000系も中間車の製造で8両化となるようです。既存車と車齢がバラバラとなってしまいますが…。

名鉄
総額約360億円
9500系4両3編成、9100系2両2編成の新造(16両、貫通構造)

貫通構造にデザインを変更となります。こうした「中通し」は、昨今気になる客室の安全対策でも必要という判断でしょう。2+2+2のブツ6ですと、中間2両は前後に通り抜けすら不可能でした。

私鉄車両年鑑2024 (イカロスMOOK)
柴田東吾
イカロス出版
2024-05-28

鉄道会社公式の編成表仕様の資料にも注目
2023年以前は、Kindle版での読み放題にも対応。

近鉄
8A系4両12編成48両、2025年度以降も製造
この前記事に書いたとおりです。この他、軌間変換車、けいはんな線との直通はどうなったのでしょうか?

南海
総額約140億円
8300系12両の新造
1000系6両の機器更新
これも前記事に書いたとおりです。

阪急阪神
2300系8両1編成
阪神は、5700系の残り車両新造か?

阪急側は1編成と、PRiVACE6両のみです。今年度は、その京都線で精一杯とみられ、神宝の2000系は次年度以降の模様です。慣例と、最初の編成が神戸線新製配置で続きましたので、2000系は宝塚線新製配置ではと思われます。

阪神側も、5700系の残り車両新造とみられます。5727と5729とみられます。その後は、これは確定情報ではありませんが、8000系の置き換えになるのではと思われます。


京阪
13000系の新造継続、7000系のリニューアル継続とみられる
※但し、鉄道事業設備投資計画は、毎年6月下旬に公開される傾向

詳細がよく分かっておりませんが、13031~で4両化という情報があります。また、川崎車両で、まとまった製造車両があるようですし、13037~13039編成が、既に、寝屋川に搬入された模様です。

鉄道事業設備投資計画も、毎年、6月下旬に公開される傾向のため、追って分かってくるでしょう。

余談ですが、京阪は、関西私鉄の中で一番のご無沙汰となっております。正月ダイヤ以来、公私共乗車がなく、なかなか再訪も叶っておりませんので、最近の動きが分かっておりません。京都競馬場のリニューアル後も再訪果たせずでして、申し訳ございません。

20-02-02-6010
【画像】山陽6000系

山陽
約29億円
6000系新造、5000系機器更新とリニューアル

6000系が追加で新造となるようです。5000系もリニューアルと機器更新が継続、これまで通りの流れでしょうか? 利用者としては、綺麗で明るい車内は良いモノです

6018編成以降とみられます。6000系で6両編成が製造されるかどうかも気になりますが、阪神尼崎での被災の件で、5004編成で4両廃車もあり、代替車両の製造も気になります。

******

久々の近鉄の通勤車両の新造もあり、大手私鉄も明るい材料が目白押しですが、鉄道車両以外は「高架化」「ホームドア」「QR、タッチ決済」などが目立ちますね。利用する乗客側でも、「QR、タッチ決済」は、機器操作の対応で勉強も必要でしょうか。

3.1時代からの昔からWindowsマニア、前職でも放送機器でなれた私も、機器の操作や変化には早すぎますね。

それでも、「今年度設備投資計画(鉄道車両)の個人的まとめ」、簡単にまとめてみました…。


JTB私鉄時刻表 関西 東海2024 (JTBのMOOK)
JTBパブリッシング
2024-03-18




阪急京都線「PRiVACE」は、2024/7/21~、その他

23-11-22-01
【画像】阪急京都線「PRiVACE」は、2024/7/21~から。

2024-5-21 24時掲載開始

こちらと、「PRiVACEサイト」にも詳細が発表でしたが、2024/7/21(日)~以降に、「ア」ではなく、阪急京都線「PRiVACE」の座席指定サービスが開始となります。同時に、これに関する「営業規則」も公開されています。

今年の祇園祭は、去年、臨時列車が運転された7/15~16の場合、今年は、去年実施された土休日に続いて、現行ダイヤでは初の平日となります。その後に、後祭や天神祭もありますが、「PRiVACE」営業運転開始となったようです。

ダイヤ改正もなく、2022/12/17改正そのままとなりました。この時点で、座席指定サービスについては運用でも考慮ですが、そのままとなっています。

この関連か、「駅すぱあと時刻表」では、今まで掲載がなかった列車番号(阪急で言う運番)と両数の記載が、神宝京全てで追加となっていました。運番で「列車の号」となる影響でしょうか?
ヴァル研究所|Val Laboratory 駅すぱあと(Windows)2024 春 [Windows用]
ヴァル研究所|Val Laboratory 駅すぱあと(Windows)2024 春 [Windows用]
ヴァル研究所 駅すぱあと WIN 2024 春 ※パッケージ版 エキスパアト2024ハルW
ヴァル研究所 駅すぱあと WIN 2024 春 ※パッケージ版 エキスパアト2024ハルW

主な内容としては……
ネット上の座席予約サイト(乗車日の14日前から発売、この場合、7/9の13時となる)
このように料金は一律500円(別途、乗車券等は必要)
ポイントサービスでは、500円毎に5ポイント(※100回乗車でポイント充当により無料となる上、ポイントの一部を充当させることも可能)
座席販売は、上記のネット販売(クレジットカード、PayPay)の支払い。
※車内での座席販売は、空席がある場合で、交通系ICの他に現金となり、淀川対岸の京阪のように、駅の券売機・窓口販売はない。

2:1列座席は、車両中央の扉を左右に対象構造(1A-6A、大阪梅田方先頭左・東側、10-14A、河原町先頭左・西側)の40名座席
コンセントはAC100V、2A、60HzSとWi-Fi設置
4B/4C/5B/5C座席専用でチャイルドシート可能
9Aで車椅子スペース


などとなっています。

ポイントは、近鉄特急のように10%(520円区間で52ポイント)ではなく、1%となっています。

また、時刻表も既に公開されており、大阪梅田発はこちら、京都河原町発はこちらとなっていますが、運用でまとめますと……

平日
6061/17020~正雀→正雀→正雀
7020~正雀→桂
6086~桂→桂
6080~桂→正雀
7061~正雀→正雀


土休日
7020/15061~正雀→正雀→正雀
6020~正雀→桂
6084~桂→桂
6086~桂→正雀
5063~正雀→正雀


12運用中5運用で運転となるようです。一部で「茨木市始発」となる場合も同様でした。

前記事の予想では、大阪梅田では、10:20,10:40,11:00発は合致でしたが、10:00は設定がなく、11:20発となり、5運用中4運用は日中稼働、1運用は正雀日中留置となっています。

編成は、2300系1編成の他、4号車に「ア」だけを組み込む暫定編成として、9300系で5編成となる模様(2356~2361の6両分は存在するため、2300系も運転開始の場合、内5両となる模様)ですから、予備は1編成となります。最終的には、12編成10運用予備2となるようです。

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22-07-02-01
【画像】手前から4両目に「PRiVACE」を組み込む予定の9300系
(9310編成に組込となるかは不明)

「PRiVACE」の具体的な内容で判明し、車両運用も分かりましたので、今後、運用表やダイヤは更新予定です。


◆OsakaMetroの一部列車番号の訂正について
阪急京都線で、天下茶屋方面に限ってですが、阪急項目で「OsakaMetroの一部列車番号の訂正」を予定しています。「B0701」などの、下り天下茶屋方面での、OsakaMetroの列車番号で、上二桁の数字の「始発駅時刻」の認識を誤り、天六時点となっておりました。

これまで、色々と確認しましたところ、これは誤りなのが判明し、阪急線内の始発駅を含めた時刻がその仕様でした。これは、現行の2022/12/17ダイヤ改正に加え、2019/1/19ダイヤ改正の運用表とダイヤグラム、特製時刻表でも、同様の記入ミスでした。

今更の相違判明となってしまい、詰めが甘いところも確かでした。謹んで、お詫びすると共に、今後、順次、正しい情報に訂正をさせて頂きたいと思いますので、しばらくお待ち下さい。誠に申し訳ございませんでした。

2013/12/21以前は、Metro列番は、市交車のみで把握し、阪急車は把握しておらず、詳細は記入しておりませんでしたので、そのままとなります。また、天下茶屋発での列車番号の変更は、何れもありません。

続いて、現行の2022/12/17ダイヤの運用表は、同時に「PRiVACE」運用も追加予定です。整理番号をどうするかですが、「6061A」ですと、「6061Ap」「6061Aア」のどちらか(小文字で、「PRiVACE」のpか、「ア」のアか)で、区別をしようかと考えています。
19-05-04-01
【画像】長堀鶴見緑地線(左)と今里筋線(右)の車両

◆長堀鶴見緑地線の運用表掲載見込みについて
更に、「OsakaMetro長堀鶴見緑地線」の運用表を、今後、掲載する見込みです。2019/3/16改正版となり、OsakaMetro項目でも「追加掲載があっても」の内容となります。

但し、大正、心斎橋などの駅留置は、細かくは確認しておりませんので、推測となりますが、他に、運用毎の確かな情報が存在するため、これを生かす形となります。OuDiaSecondV2による運用表とダイヤの機能で公開となります。

(2024/5/23 5時この運用表とダイヤを掲載開始しています。)

尚、OsakaMetro項目で記載がある「ニュートラム」は、掲載の予定が今の所ありません。このような訂正と追加が発生していますが、その後、夏頃で近鉄の見込みです。

よろしくお願いします。





鉄道ダイヤ情報 2024年7月号
交通新聞社
2024-05-21


JR西日本、今年度の在来線車両新造は173両

16-04-05-BH5
【画像】寄る年波、播但線電化(1998年)以来の103系もそろそろ?

2024-5-20 3時掲載開始
2024-5-21 24時一部訂正(227系での2022年度製造分18両漏れと、今後の227系製造両数の認識相違による数値訂正)

5/18時点で、「株主総会関連情報」が、JR西日本サイトで掲載だったようです。いつものリーガロイヤルで開催となりますが、ここでは、年度での新製(新造)車両両数が毎年掲載されています。この37ページとなります。

「車両新造工事、新幹線16両、在来線173両」

新幹線は、北陸新幹線が一段落となり、山陽新幹線でN700Sの2編成分となりますが、在来線で173両と多めになっています。因みに、2023年度で、「在来線97両」は、下記の通りとなりそうです。

225系、6両4編成24両(L11~L14)
227系500代、3両13編成39両、2両5編成10両、合計49両(予定は101両、L3~L15、R9~R13)
273系「特急やくも」、4両6編成24両(予定は、Y1~Y6)


24+49+24=97両

となるようです。(※既に運用に充当とみられる編成で計算)

※227系500代は、R1~R8編成16両の、2022年度製造分を失念しておりました。申し訳ございませんでした。2024/5/21時点で、この計算ミスを訂正しています。

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227系500代は岡山向け
です。最終的には101両となるようですが、2023年度製造分の49両の他、2022年度製造分のR1~R8編成を忘れておりました。16両分となります。(2024/5/21 24時訂正)

ですから、残りは36両分となります。残りを全て、2024年度で製造となる場合で想定します。

3両12編成36両分(501,502,516~525、L1,L2,L15~L25編成の模様)
36両
2両編成はR13編成までの模様です。ですので、残りは3両12編成で、予定101両となります。計算ミスを訂正します。申し訳ございませんでした。(16+49+36=101両)

鉄道ピクトリアル 2024年 7月号 [雑誌]
鉄道ピクトリアル 2024年 7月号 [雑誌]

続いて、「特急やくも」用の273系は、4両11編成の投入となることから、残りは4両5編成20両分となり(Y7~Y11編成)、2024/6/15までには、381系62両分を置き換えることになります。

2両編成の新製で6両もせず、18両分少なく製造となりますが、運用はざっと、下記のような感じでしょうか?

岡山-1001M-1018M-1019M
1002M-1003M-7016M-7017M
1004M-1005M-1020M-1021M
1006M-1007M-1022M-1023M
1008M-1009M-1024M-1025M
1010M-1011M-1026M-1027M
7012M-7013M-7028M-7029M【臨時】
1014M-1015M-1030M-岡山


下線は4/6から273系運転列車となりますが、7運用あれば充分のようです。臨時を含めて8運用、しかも4両編成が殆どとなりそうです。11編成フル稼働でも、4+4両は3運用程度のみとなりそうです。繁忙期で気になる所ですが、閑散期の状況に、全席指定席化もあるでしょうか?

「在来線173両」から、それぞれ、36両、20両減算で、残りは117両となります。ココの内訳がポイントでしょう。
鉄道ファン 2024年 7月号 [雑誌]
鉄道ファン 2024年 7月号 [雑誌]
鉄道ダイヤ情報 2024年 7月号 [雑誌]
鉄道ダイヤ情報 2024年 7月号 [雑誌]
JR電車編成表 2024夏
交通新聞社
2024-05-24


21-03-29-SR06
【画像】加古川線と播但線の103系、「素直に227系置き換え」で、沿線のイメージアップにも?
事実、和歌山線と桜井線では、快適な車内、車載ICOCA対応など、便利・イメージアップにもなってます。
(2019/3/16、出発式典の動画・様子はこちら)


◆残る103系などは置き換え対象?
先日の「中期経営計画アップデート」もありました。「車両更新の早期化による安全性快適性の向上」と「Aシート追加導入」となります。

「Aシート」は、現状の225系K編成の増備ですと、まとまった編成数は想定出来ます。前記事にも書き、また、繰り返し、推測となりますが、9編成前後のK編成を追加導入し、1時間に最低1列車に設定の新快速で「Aシート設定列車」ですと、これまでの4編成と併せて、13編成分となります。予備2編成としても11運用と想定しましょうか?

9編成の225系K編成投入により、これまでの223系4両編成(後期車を中心に)を京都転出、京都での221系4両9編成を、奈良転出、奈良にいる205系4両9編成を置き換えるという(いつもの)パターンです。

奈良線では、3ドアの221系と、4ドアの205系が混在した運転となっていますが、ダイヤ乱れの場合、ドアの差異による乗車案内の変更が、これまでにもありました。これを、乗客案内で優先、「3ドア」で統一させるということです。

205系の体質改善は、2012~2013年となり、既に10年以上経過している点と、ドア数の統一で、乗車案内も不要になる点を優先、更には、「Aシート」拡大による既存車両の、転配案としては、適当ではないかと思う点です。
(奈良車では221系オンリー、京都車で少し221系が残る程度になる)

これを、「4両9編成36両程度」と想定しましょうか。

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次に、加古川線と播但線の103系となります。2両編成のみで、前者は8編成、後者は9編成分となります。運用はそれぞれ6、8運用となるようですが、仮に、227系1000代のような車両を投入ですと、2両17編成34両分にはなります。加古川線・播但用と車両は網干配置の上、予備車も共通化(3編成)させるのではと思います。

残りは117両から、36-34=残り47両程度、ここから、上記の範囲内で、その誤差になるのではと思われます。




また、広島車の227系0代では、どうも、事故被災車が存在するようです。A11編成の3両中2両、A33編成の3両中1両のようです。

現在、残った車両で3両の仮組成「A65編成」で運行のようですが、他サイト様のブログ記事でも、被災車両の復旧を諦めた感じも伺え、また、部品取り後に解体となった情報もあり、その分、車両を代替新製する可能性も予想出来ます。これを「3両分」の代替新造分としても、残り44両です。

この広島車、227系3両A編成の運用は、58運用で64編成と、予備は6編成分もあるようで、充分な数ですが、ここで、1編成分不足している状態です。運行範囲の広さや、検査予備等を考慮しても、やはり、代替車両は欲しい所もします。

こうした「173両」の端数で、代替車両新造の有無が、少し気になる所と同時に、残り47両分の「誤差」で、「Aシート車両」が、もう少し多めの新造なのか、加古川線と播但線新型でも、もう少し多めに新造なのか、それとも、全く異なる他の車両となるのか、と言うところでしょうか?

そうなれば、福知山管内の113系、115系も?でしょうか? これが、14両程度となります。誤差両数分でも、可能性はありそうですね。

更に、岡山分の227系は、残り36両を、2024年度で全て製造と予想していますので、2025年度以降も、新造が持ち越し・製造の場合は、更に、「他車両」も気になる所です。

2022年分の227系500代失念による計算ミスがあり、申し訳ございませんでした。44両-福知山14=30両と、まだ余裕がありそうですが、「年度での新製(新造)車両両数が毎年掲載」の31ページの記載も忘れておりました。

「山陰・南紀エリア新型車両投入による旅の魅力向上等」

気になる記載です。「やくも」「くろしお」で、273系で追加の新造分もでしょうか?


【まとめ】
2024年度製造予定173両
岡山向け、227系500代3両12編成36両分(501,502,516~525、L1,L2,L15~L25編成の模様)
「やくも」、273系4両5編成20両分(Y7~Y11編成)
これらはほぼ濃厚

想定
「AシートのK編成」225系4両9編成36両
加古川線2両9編成18両
播但線2両8編成16両
福知山管内2両7編成14両
227系0代代替新造3両

36+20+36+18+16+14+3=143両
残り30両

「やくも」追加273系?
「くろしお」でも273系新造?



******

以降は余談になりますが、拙著HPで、「奈良車車両編成一覧の更新、221系空調機器メーカー差異一覧表」の掲載を開始しています。ライブカメラ視聴上でも、221系の充当列車の車番が参考になるよう、色々と作っていました。

編成一覧はそのまま、訂正ミスも含めて更新していますが、221系では、新製時の編成を追加しています。今後、床下機器のメーカーもまとめる予定で、これは、過去、蓄積された情報となりますが、一部で未確認や再確認箇所もあり、ゆっくりと追加する予定です。

よろしくお願いします。

南海の2024年度設備投資計画(車両)を見る

23-10-30-8320
【画像】南海8300系

2024-5-14 23時掲載開始(予約投稿)

南海で、「2024年度設備投資計画」が、5/14に出たようです。

まず、車両の新造は、8300系が12両分となるようです。4両の場合で8323編成から、2両の場合で8719編成からとなります。当方自身で、5/11時点の近畿車両構内の目視(学研都市線車内から)で、完成間近の8300系車両を確認しておりますので、今後、近い内に、甲種輸送、和歌山市送りではとみられます。出場線も含めて、ここで、車番・組成等も分かってくるでしょう。

そのまま、高野線で配置(または、側面カメラの関係で、南海線8300系と車両のトレード)とみられそうで、検査期限の近い6000系の6023編成(2021-9)や、2両編成の相当分の置き換えではと思われます。

8300系は、南海線(60両)よりも高野線(64両)の方で、車両数が増える一方です。64両から76両にまで増大します。

既に、6000系72両の置き換えには達していますが、1000系で12両分(1002+1032,1051)の南海線転出分が過去にあったため、実質、52両→64両分となり、残りは6000系8両分と同じ計算・両数となります。
(つまり、最近の1051も含めて、1000系を南海線に集中配置したため)


JTB私鉄時刻表 関西 東海2024 (JTBのMOOK)
JTBパブリッシング
2024-03-18

鉄道ダイヤ情報 2024年7月号
交通新聞社
2024-05-21
南海特集の模様です。


納期が、半導体不足の影響で遅延かは分かりませんが、2019年から5年目で、まだ残りの6000系が存在しています。6001+6907の帯なし、検査出場(2023-9出場)も、その影響でしょうか?

20両分の6000系で、12両の新製、残りは8両となり、これは、2025年度まで持ち越しでしょう。また、1051編成の南海線転出で、今の所、南海線からの転入車両もなく、これを、8300系4両で補充として考えています。
(※72両の6000系置き換え→8300系72両新製予定から、4両増えることになります。また、1051の高野線も、1001編成の南海線転出と、2018/5/27でトレードだったため)

この関連で、高野線の運用表の所要編成一覧の記載を、既に更新しています。

残り8両、2025年度で、8300系の製造は終了でしょうか? そろそろ、「なにわ筋線対応」車両に、「サザンの後継」車両と、気が早い感じも、ある程度の南海線新型車両はそろそろ、という感じもします。「次世代ラピート」もでしょうか?



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23-10-30-1002
【画像】南海1000系1002編成

次に「1000系1編成6両」で「床下機器の更新」が着手となるようです。いわゆる「機器更新」となりますが、現在、1002編成が千代田工場に入場中の模様です。この編成が、単なる検査入場か、機器更新もするのかという所でしょう。

単なる検査入場の場合、次の検査切れは、1001,1008,1035,1036にはなりますが、当方としては、1002が、製造年度(1992年)を含めても、機器更新の最初の車両・編成という可能性は大だと思います。

恐らく、「なにわ筋線走行」に対応した機器更新とみられますが、同時に、客室内のリニューアルの有無も注目でしょう。色々と、仕様も気になる所です。

「高野線の防護無線」は、現在は南海線だけで、8300系で、車両の転属があっても、わざわざ高野線では機器を撤去していた位でした。(8300系については、配線は機器の装着部分は既にあるため、工事自体は容易)

8300系以外の車両の、工事離脱の関連で、高野線で予備車が一時的に増えるかも注目ですが、少なくとも6000系には搭載されずに、そのまま廃車でしょうし、6001+6907編成も、4年回帰ですと、2027-9までは検査期限はありますので、工事が完了するまで、予備車として残す可能性が想像出来そうです。

泉北車両でも、廃車予定の3000系の温存で、一時的に予備車増→改造等も考えられます。
23-10-30-2036
【画像】高野線時代の2000系2036編成
2035編成同様、空港線以外(車両形式としては南海線車両により、空港線も含む)で、泉北を除いて、南海全線走破となった模様です。

ここは余談、「めでたいでんしゃ」の2000系版ですが、既に南海線配置となっている、2036でラッピングのようです。この他にも、ワンマン改造車両が追加あるかは、確認は取れていませんが、ダイヤ変更のZ車、8両分余剰で、残り4両分の余剰車両は存在します。

1000系の機器更新を優先なのか、2000系は、単独運転によるバックアップは存在しません。2300系のように、機器を二重系にはなっておりませんが、7100系や2200系も二重系ではありませんので、「2200系車両そのもの」の置き換えを優先でしょうかね。


この他、色々とありますね。タッチ決済は本当に便利ですが、車両の動きを中心に、色々とまとめました…。ちなみに、鉄道ダイヤ情報、5/21発売分は南海特集の模様です。

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