2010-4-15 5時掲載開始
【画像】今回のルート
赤線が経由した経路、青線はタクシー乗車とした。
(※Yahoo Japanの地図検索機能を引用)
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再び、自転車による夜間留置の確認です。今回は、学研都市線内ですが、当方の時間的都合で、土休日ではなく、平日-平日となりました。
当初、京田辺を始点とし、四条畷に向かうルート(この逆も)を予定していましたが、こちらも、時間的都合などにより、自宅周辺の駅から、京田辺駅まで行くルートとし、始発列車に乗車することで、松井山手から西方面を確認する方法としました。
所要時分は2時間前後(2:30~4:30前後)でした。ルートとしては、下り坂となります。自転車としては、下り坂が楽となりまして、標高がやや高い学園前周辺から、やや低くなる京田辺、ということになったわけです。実際に行っても、下り坂が殆どでして、今回はとても楽でした。如何に、学園前や学研奈良登美が丘周辺が、標高の高い土地であるかが分かります。
学研都市線内の留置として、放出の派出所の他、京橋・放出・四条畷・長尾・松井山手・京田辺・木津とあります。一部の確認や資料などの裏付けもあり、今までは、実際に留置を確認することはありませんでしたが、今回の改正では、大きな変更となっているため、調査が進捗になるにつれ、実際の留置を確認する必要がありました。
今回、これが確認出来ましたので、当方としては、非常に満足しており、これで、不審点の大幅な解決で、より、深みある車両運用表になったものと思われます。運用表は、近日修正し、当日の結果を反映します。
この様子をまとめました。
学研奈良登美ヶ丘-3:12
いきなり番外編ですが、ついで、ですので確認しました。けいはんな線は、1・2番線とも駅構内の分散留置はなく、すべて、登美ヶ丘にある車庫で留置となるようです。生駒での分散もありませんので、1運用ある近鉄車の森之宮車庫出庫を除いて、全運用、登美ヶ丘と東生駒の車庫となります。左がコスモスクエア方です
駅近くにあるMINISTOPも、開店休業状態、ガラガラです。
これから行くルートは、けいはんな線延伸予定とみられるルートと、ほぼ重複しますが、その周辺はまだまだ山林が多く、JR東海が進めている、リニア東海道線計画の進捗次第といえそうで、けいはんな線延伸は、そのタイミングとなりそうな感じです。
山田川-3:37
学研奈良登美ヶ丘からは、一部ルートで、国道163号(清滝街道)を東進する形となります。下り坂のため、25分で到着。左が京都方です。国道は、深夜帯でも大型トラックの走行が多く、危険な個所があるため、可能な限り、旧道を通るなど、一応の対策は行いました。
ところで、しばらく間、近鉄京都線とJR学研都市線が並行した、東側の道路を北上することになりますが、近鉄京都線では、周辺の信号機がすべて消灯しており、架線のセクション部分にある「↓」という印が点灯状態=停電中でした。
深夜帯では、信号機を消灯させるようですが、踏切については、その機能停止を示す、動作反応灯の「赤」点灯はありませんでした。
反面、JRは深夜帯でも、信号機は点灯しております。
祝園-3:48
祝園では、旧上りホームを更地にするのか、ホームの土台ごと撤去する工事が、夜間に実施されていました。恐らく、1~2番線分の留置番線が、今後確保されるものとみられます。留置車両は、近鉄も含めてありません。左が京橋方です
JR三山木-4:07
こちらも留置はありません。右についてはセブンイレブン。
この周辺から、同志社大学のキャンパスがある影響で、学生用のアパートが結構多くなります。このためか、それなりに、コンビニも存在します。客としての利用も見込まれますが、イコール、大学生ならではのアルバイト先、という雇用事情もあるようです。
上画像、左が京橋方です。
同志社前-4:13
この同志社前駅、以前は、581/583系の車体を利用した駅舎でしたが、現在は、キャンパス内の建物を模した駅舎に建て替えられおり、これらの費用に、京田辺市や大学側の負担があるようです。
自動改札機は簡易型となっていて、降車時のみ、係員による手渡し、または回収箱投入となっています。
同志社前-4:13
同志社の大学生も、あの、尼崎事故で犠牲になられた、学生の方がいらっしゃいます。これを思うと、やや、複雑な心境です。このような掲示もありました。右画像、奥が京橋方です。
尚、車両の留置はありません。
京田辺-4:26
これで、1・3番線の留置は確定です。放出派出からの回送としては、早すぎますから、留置カ所を維持した形となります。このため、乗務員用の仮眠設備があるようです。(長尾上1、森電放出派各1編成分をここに、今までの3両2編成分が、完全7両化奈良電留置となり、結果的に空いたため。)
左は1番線でA0859表示、表示は入区時となりますから、出区はA0860となります。右はA0836、4411M前の回送出区前、ちょうど出区点検中でした。運番表示は、まだ入庫時のものでした。
京田辺-4:26
左側は、出区点検のため第2パンタも上昇されている。この列車自体、4:58に出発される模様。この回送列車、客扱いをしてもらったら、助かるのですが…。
自転車については、京田辺で終了です。松井山手まで行きたかったのですが、ここまでの所用時間が厳しいのと、何としても、京田辺3番で点検していた、この始発下り4411M列車に乗車する必要があったからです。自転車を、駅周辺の駐輪場に留置させ、ここからは、タクシーで向かうことにしました。
タクシーについては、京田辺駅ロータリーの客待ちはなく、新田辺駅ロータリーでの客待ちでした。数台止まっておりましたが、客がいないのか、ドライバーも雑談中の状況です。
メーターとしては、松井山手駅まで、10分程、2割増料金で¥1690円(通常約¥1200円程度とみられる)でした。やっぱり、自動車の力は、ありがたいものです。
松井山手2番
ホームの留置で、折返し線の留置はない。乗務員については、松井山手の駅構内で仮眠→勤務でしょうか。
2番線出区までの間、1番線での客扱いとなります。
松井山手から、京田辺まての切符を購入し、大回り乗車(京橋→環状外→天王寺→大和路線→木津経由)で、その後の確認を行うことになります。不審点であった塚口出区と松井山手折返しの関連、松井山手、長尾、四条畷、京橋については、乗車しながら確認しました。
塚口4番出区については、4404M→5739M、4401S→4408S→4437Mであった以外、ほぼ、運用表通りでした。4411M乗車中では、松井山手は2番留置のまま、長尾2番は、乗務員がちょうど留置車両に乗り込む場面で、駅舎側の留置線はやはりなし、四条畷は4番留置車が出区点検中、1番留置車がパンタ下状態、放出で2番線から、奈良車A69運用の回送列車が2番線から出発した場面、となります。
4417M送り込みの四条畷3番出区回送は、河内磐船5:13付近、野崎5:28付近で、4415C前回送、鴻池新田5:38付近で、5753M前回送でした。
また、この4417M、結構乗客がいらっしゃいます。先頭車に乗車していましたが、この位置は、京橋駅の出口に近いため、特に混雑しています。すれ違う列車の運番については、なんとか確認できましたが、始発列車の需要は、それなりにあるようです。しかし、始発列車が近鉄よりも早いので、当方としてはうらやましい限りです。
近鉄新田辺駅
近鉄新田辺は、車庫がありますが、4、1番線ともに、駅留め置き車両があるのを確認しました。いずれも、上下列車の始発列車に充当されるものとみられます。車番が、位置の関係で確認出来ませんでした。奥が京都方となり、新田辺1号踏切からの撮影です。
この後は、奈良車、森ノ宮車の再確認となり、昼頃まで、これで、土休日奈良車、森ノ宮車の再確認や、天理、京都関連を残すのみです。
当方の変則業務のお陰で、これらの確認が実現しましたが、しばらくこの環境が続き、時間を捻出しながらとなりますので、これらの運用表掲載まで、もう少しお待ち下さい。
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下記、今日の様子です。
【画像】JR奈良駅コンコース
改札内に、記念撮影が出来るスペースや、メッセージが書き込めるコーナーがある。ちなみに「せんとくん」については、別のカ所でそのフィギュアがあります。
【画像】JR奈良駅
左:いわゆる「旅ノート」もある。若手社員による制作であろう。
右:4/5番ホームから東側をみる
【画像】JR奈良駅
左:JR難波方面及び桜井方面
右:京都方面、一部の線路が途切れているのは、1/2番ホームが、まだ工事中であったころの渡り線である。
【画像】JR奈良駅
左:京都方面
右:万葉まほろば線(桜井線)の0キロポスト、1番線京都方にある。
【画像】JR奈良駅
2番着発の列車は、両側開扉となり、桜井線、及び3番線の列車と連絡が可能である。先に開く(最後に閉まる)のは2番線の3番線側(画像右)となる。
右:この改正で奈良転属した、221系トップナンバー車
【画像】配線図
簡単な奈良駅配線図は、上記の通りとなります。
尚、キヨスクは2/3番線ホーム上に、コンビニは改札外にあります。(トイレは改札内にもある)
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【画像】京田辺駅
C11 324号機の動輪、ナンバープレートと歴史解説がある。