列車番号T-TAKE(てぃーていく)

関西大手私鉄(近鉄、阪急、阪神、南海、京阪)とJR大和路線、東海運用の車両運用表を掲載しています。

列車番号T-TAKE、本人のブログです。
JR西日本、近鉄、阪急、阪神、南海、京阪と関連の車両運用表掲載・調査+時々東海運用。
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東武

社長の交代で、東上線への新車に薄い期待

21-06-07-01
【画像】下板橋電留線で休憩する東上線の車両(30000,50090)

2023-2-25 24時掲載開始

他作業と本業の多忙で、なかなかブログ記事の余裕がありませんでしたが、東武鉄道社長の交代の話題です。24年と長期に渡った、根津体制からの交代となります。

元々私鉄は、創業以来の財閥な世襲などもあってか、東武も「根津」系と言われておりました。甲州財閥の一つとも言われるようです。

西武の「堤(義明)」、東急の「五島」、阪急の「小林」など、色々とありますが、この根津系は、関東では東京メトロの源流(銀座線開業時など)にもなるようですし、関西では、南海との繋がりがあったようです。

他、芙蓉系など、旧富士銀行から通じる、みずほ系などがあります。これら、詳細は割愛しますが、西武系は、証券取引等違反等で、「堤」系は失脚となり、残ったのがこの「根津」系となります。


鉄道ダイヤ情報 2023年 04月号 [雑誌]
鉄道ダイヤ情報編集部
交通新聞社
2023-02-21

JR時刻表2023年3月号
交通新聞社
2023-02-25





鉄道事業では、複々線の延長、半蔵門線・副都心線直通、JRとの乗り入れ、駅業務の子会社委託化、駅扱いが続いていた信号所連動駅での、中央管理の運行管理システム化、観光誘致での汽車の運行、など、色々と変化がありました。

鉄道以外では、「スカイツリーの招致成功と建設」は大きいです。当時は、地上波のデジタル化もあり、根本的な「新電波塔」の動きがあり、この招致の成功でした。墨田区周辺は大きな建物が周辺にはなかったのと、業平橋周辺は、元々大きな貨物駅でしたので、都心にしてはまとまった東武用地の存在でした。

半蔵門線直通前は、行き止まりの10両編成のホームがありまして、朝、到着した列車は夕方まで昼寝という、のんびりとした運用もありましたね。

第二候補は「さいたま新都心」だったようですが、この成功は、根津社長の功績としては大きいといえます。ツリーの維持費用は掛かりますが、放送局など、事業者から入る収入も大きいといえます。


反面、個人的には「駅業務の子会社委託化」は、やや、行き過ぎという印象もあります。ここから、乗務員転用も、所属会社が変わってしまいますし、「偽装請負」の問題もでしょうか。偽造請負は、近鉄はそれで問題になり、直営に戻っていますし、阪急も直営戻りとなっています。

ただ東武の場合、委託化の以前でよくあった、駅での労組絡みのスローガン掲出等は、委託化以降では殆ど見なくなっており、細かく調べたわけではありませんが、労組対策?でしょうか?
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◆社長が替わって、簡単に東上線新車でもないが…
この間、鉄道車両も大きく変化し、「スペーシアX」の登場は、根津体制の集大成でしょうか。

現、スペーシア車両の更新時期もありますが、徳川家康の霊廟である「日光東照宮」と、江戸時代から栄えた「日光街道」を踏まえたルートが、現在の、東武鉄道伊勢崎線・日光線となります。

「日光東照宮」は世界遺産ですが、故に、外国人旅客も多い訳で、新車の登場は、それに相応しい輸送・車両、ということにもなります。

伊勢崎線・日光線は、半蔵門線直通の50000系(50050型)、日比谷線直通の70000系と、車両が更新となっており、地上運用で運行する10000系などは、朝夕のラッシュ輸送の補完、昼間は浅草ー北千住、久喜-館林などの運行程度となり、これらは、当サイト運用表でも既にまとめております。

野田線でも60000系増備(但し5両編成)の動きがありますが、鉄道愛好家では、「東上線に新車を」という話題が多いようです。一番新しい新製配置の車両は、50090系の51096編成で、2010-11-12となりますが、この前後、半蔵門線直通だった、30000系10両15編成の転入となっており、お世辞にも車両が新しい部類ではありません。本線の70000系、野田線60000系投入と比較しても明らかです。

東京メトロでは17000系、東急で5050系の新製と、他社での新製車両も多く、余計に目立つのは確かです。

しかし、単に社長が替わって東上線新車、は、期待がし過ぎる話な訳ですが、現状の動きとして、昨年12月、11004編成が10両編成で廃車となっています。本線の10000系(10030系以降を除く初期車)は、全車、車両の修繕がされていますが、東上線では未修繕車ばかりでした。
JTB時刻表2023年3月号
JTBパブリッシング
2023-02-25


10030系では、VVVF化や修繕車も多くありますが、手つかずな車両があるのも確かですし、館林にある津覇車両で今更修繕工事も、20000系の20400型改造で手一杯もありましたが、タイミングも遅すぎます。初期10000系の修繕も、本線6両と同じ時期でやるのが、適切だった感じもします。

一方で、地下鉄乗り入れの9000系は、修繕はされていますが、初期車を中心にチョッパ車も存在しますから、今後の保守面での課題はあります。関東でチョッパ車も東武と西武、京成という程度にまで、車両の更新が進捗しています。10050型ですら廃車が発生してますから、10030,10050型の車両修繕は、8000系ワンマン車の置き換えなど、必要最小限で済ます感じがします。

東急新横浜開業による相鉄改造については、50070系を含めても動きはなく、3月以降は東急車のみが、東武-相鉄乗り入れとなります。
22-09-06-71705
【画像】70000系


◆理想は地下鉄直通の新車か?
となれば、理想は、地下鉄直通の新車になります。相鉄改造で必要となるのは、ATS-P、JR仕様の列車無線と防護無線が追加となります。

9000系は9編成分、50070系7編成分存在します。

新形式にさせるか、日比谷線70000系(型)の10両編成版として登場か、となりますが、予算の問題(ざっと、約200億程度を見積もって)もクリアし、また、諸改造の手間を考えれば、50070系を含めた、16編成分(10両×16=160両)の新車は、特に理想的です。

同時に、複雑な相互直通により、乗り入れ他社で、各会社、車種の多さも目立ちますから、1会社1車両化も理想的です。既存の車両を改造でも良いのですが、現状でも機器類の増加もあり、取扱の複雑化による影響でしょうか?

現、9000系、50070系は地上線専用、相当分の未修繕10000系は廃車、10030系は修繕車を中心に、東上ATCも生かして、ワンマン用で残る8000系の置き換えでしょうか。これだけで16編成分の対象となり、置き換えとしてはピッタリです。50070系は相直機器温存で、対応車を増やして、車両運用等で含み・余裕化という手もありますが。

しかし、9000系、50070系は、副都心線改造では、地下鉄の関係機器(ワンマン運転設備など)は、メトロ側で負担させた記載もあります。これを東上線地上に転用ですと、メトロ側が負担したワンマン設備で、補償問題も出てくるでしょうか。

東武のこうした新車の新造で、東武側が地下鉄のワンマン設備一式も負担して、この相殺とするなど、色々と細かい協議も出てくるでしょうか。もっとも、中期的には、東上線自体でホームドア駅の増加によっては、東武側でも、都市型ワンマン運転も想定は出来ます。

「地下鉄対応10両16編成」→新製・新造
「9000系9編成、50070系7編成計16編成」→地上転用
「10000,10030系,9101編成10両16編成」→廃車、または、VVVF車、修繕車(東上ATC搭載先頭車)を中心に、越生線、寄居等、ワンマン4両11編成前後の転用







◆3月のダイヤ改正で地上運用減は確実も…

11004編成の廃車で、42運用存在する地上運用は、多少減るのは確実でしょう。最近運行の確認が出来ていない9101編成も含めると、減を少なく見積もっても、40運用になるだろうと予想しています。運用の2減で、予備車の数(7編成)は維持しつつ、所要編成を減らすのは確実でしょうか。

森林公園-小川町間でのワンマン運転増加と、この関連も気になります。

ただ、当方自身で、12/17ダイヤ改正・変更以降の運用調査は、阪神・山陽・近鉄の運用調査ですら、満足に進捗出来ておりませんので、取り急ぎでは予定していません。やはり、地元が一段落してから、調査費用も含めて、金銭にも余裕もあれば、となります。

資料の入手も厳しくなっています。それでも、再調査したいのは山々ですが、余り期待しないで下さい。

東武運用表について

22-09-06-01
【画像】スカイツリーラインでは朝夕限定な10000系列、ラッシュ輸送の補完的な役割ながら、まだまだ存在は大きい。

2022-10-2 13時掲載開始
2022-10-3 3時加筆等

東武線のデジタル列車無線対応と、東武運用表掲載見込みについて
東武本線系統、2022/3/12ダイヤ改正について

先月上旬、9/3~8の内、3日間を中心に、2022/3/12改正、東武スカイツリーラインの車両運用の再調査を実施し、既に、運用表も掲載していますが、これら、一連の作業は一段落となりました。

この上京で、多少のお力を頂きました皆様には、御礼を申し上げます。

関東ネタですが、やはり、今までの運用表もあってか、上京をして、現在の運用を確認したかった訳です。また今回は、資料入手に恵まれなかったというのもあります。

既にツイッター上や過去記事でも、動き、情報を先だしをしておりましたが、このまとめです。運用表と併せてご覧下さい。
鉄道ファン 2022年 11月号 [雑誌]
鉄道ファン編集部
交友社
2022-09-20


22-09-06-5171
【画像】500系特急「リバティ」


◆特急運用
まず、リバティ500系は、17編成13運用予備4となります。8運用から5運用増大です。

お得意の分割併合の運用もありますが、特急「りょうもう」を中心に、今回から、3両単独の運用も存在します。今回のダイヤ改正で、りょうもうの運用が増えており、ざっと3運用程度となります。相当分の200系車両(201,208,251)が廃車となり、202編成も最近廃車となったようです。

両数が6→3両と減っておりますので、混む列車は、より混む傾向となるようです。今の所6両の「リバティりょうもう」は、一部列車しかありませんので、この輸送面の実状が気になります。

今年度の設備投資計画で、リバティの増備はありませんので、来春のダイヤ改正も、そんなに大きくは変わらないかもしれません。強いて言えば、「スペーシアX」投入により、「スペーシア」車両100系の動向次第でしょうか。

土休日のリバティは、平日よりも運用は多めとなります。臨時の影運用に、場合によっては変運用も存在するようで、最大16運用に増加するようです。

一部列車では3両では不足なのか、6両増結のための変運用も予想されますが、これらは推測も含みますが、特急運用は、過去、東武公式HP、運行予定の引用もありますので、これらの情報整理もしていますが、ほぼ有力とみられます。

土休日での一部運用の訂正も行いました。コピペそのままとなっておりました。アーバンパークライナーの関連です。


「スペーシア」100系は7編成5運用予備2となり、1運用減です。こちらも、104編成の休車や、リバティの変更で運用数は減っています。一日で北春日部に戻る運用が多くなっています。今後、「スペーシアX」登場もありますので、来春は大きく運用も変わるでしょう。

運用自体は単純そのもので、途中、スカイツリーの留置線にも立ち寄らない模様です。JR乗り入れでも、輸送が持っているような感じです。


「りょうもう」200系は4運用しかなく、7編成となりますので予備3です。2運用減です。202編成が廃車でも、予備2となりますから、問題がない運用数となりました。

30000系とほぼ同じ足回りの251編成も、既に廃車となってしまいました。この足回りを、30000系に部品流用かは、まるで分かりませんが、残っている現在の200系は、旧型車流用の足回り車だけとなります。


リバティで5運用増、スペーシア1運用減、りょうもう2運用減となりますが、リバティは3両のため、実質的には3両6運用分にはなりますが、りょうもうで6→3両化もあります。


  100 200 300 350 ←増減 500 6050
(参考)
2013/3/16 7 8 1 1 17 0 25
2017/4/21 6 8 0 1 15 6 20
2021/3/13 6 7→6 0  (1) 12 8→10 19
(2021/6/30まで)
2022/3/12 5 4 0 0 9 13 1

上記は、リバティ登場前後の特急運用数の変遷です。

2017/4/21ダイヤ改正時、最初は3両6運用だけでしたが、100系と300系各1運用減、300系予備1減の他、6050系5運用(10両)の運用減もあります。501~508編成は、この置き換え相当(6050系は6両分とする)となりそうです。

2021/3/13改正時、リバティ3編成増備2運用増、りょうもう1運用減、2021/8/18の途中で、更に3編成増備で、りょうもう1運用がリバティ2運用に。201F,208Fが置き換え相当となります。

2022/3/12改正の現行で、3編成増備3運用増、100系1運用減、200系2運用減ということになります。


特急運用で、赤城駅の留置位置は記入していません。直接、未確認に、資料も前ダイヤように入手出来ておりませんが、運用の流れはほぼ確定です。

スペーシアの下今市、リバティの下今市、鬼怒川温泉、葛生、赤城も同様ですが、館林2番はほぼ有力、館林と新栃木だけの分は車庫になります。
JR時刻表2022年10月号
交通新聞社
2022-09-20


22-09-04-11264-11431
【画像】多くはありませんが、10030型4+2両の充当も


◆通勤車地上運用
地下鉄に乗れ入れない地上運用、10000系列の運用は、8,6両共、運用上の予備がある模様です。

これは、どちらも夕方から初出庫する車両があったためです。実質、予備車の出庫とみられますが、予備車とした場合は、その車両が前ダイヤよりも多くなりますので、運用表では、「運用上の予備」として計算しています。

8両は14→10運用に減り、6両は14運用となります。前ダイヤでの6両は13運用ですが、運用上の予備を1に対し、現行では2としたためです。前ダイヤの6両も実質2の14運用の可能性があります。


8両運用は、半直10両、日直7両運用の補完的な役割は変わらず、昼間の運転はありません。朝、夕以降と、ラッシュ時の輸送にまだまだ存在感となります。
本来ならば、50000系転入や70000系増備となる運用も、どうしても、浅草駅のホーム長(1番8両、他6両)が影響しており、地上8両運用がまだまだ必要です。今後も継続でしょう。

また、伊勢崎線の久喜-館林間も、10両が必要な程の輸送量もなく、8両で充分という印象です。前ダイヤで存在した、朝ラッシュ終わりの回送列車も少なくなりました。

8両は朝夕だけの運用ですので、調べる側としては気楽でした。朝早い、夜遅い時間帯も確認していますが、曳舟3番は、入庫が、最終の押上行の後になります。これは土休日では回送となります。出庫時刻も確認出来ました。

過去ダイヤと同じく、北春日部以外での夜間留置は、館林の車庫でも、翌日繋がりも一定します。昼間の南栗橋も同じです。
もっと言えば、館林駅の留置位置を、正確に確認したい気持ちがあります。8両運用で下副2~4は推測、他、A,B,C,Dは車庫繋がりとなりますが、これは、今後の課題、全国旅行支援でもう一度上京が出来れば、確認したい気持ちはあります。(※現在の所は未定)

土休日も同様ですが、夜間、浅草-北千住運用も僅かですが存在するのと、508列車だけで終了する運用が存在する模様です。


反面、6両運用は14運用、浅草-北千住6運用、久喜-館林4運用と、昼間の運用も多く、存在も変わりません。今回の運用表から、それぞれの運用を色枠で区別し、判別し易いようにしています。

浅草-北千住は6運用となりますが、竹ノ塚駅折返線の高架化完成後、来春が予想されます。竹ノ塚折返運用廃止は2020/6月改正でしたので、「浅草-竹ノ塚」運用が復活するかどうも気になります。

もし、来春改正で復活の場合、運用が増えます(戻ります)ので、余剰車両から捻出も予想出来ます。どの程度になるかも気になりますが、利用者としては、普通の北千住分断による「面倒な北千住駅の上下乗り換え」が不便なのは確かです。可能性があると思います。

この運用調査により、地上予備車は48両としています。余剰車は54両分、2020/6改正余剰24両、今回の改正余剰は30両としています。内、11460編成廃車で、都合50両分となります。予備4両減を廃車相当分(11460)でもいいでしょう。


余剰車の現状は、8両1編成、4両6編成、2両9編成となりますが、2両4編成は、北館林の津覇車両で改造の模様で、「8両1編成、4両6編成、2両5編成」の42両となります。

6両5編成は、その、「浅草-竹ノ塚」系統の復活がどうなるかという気配です。昼間の北千住折返しが、全て竹ノ塚となる場合は、2~3運用程度増となります。但し、2020/6改正前は、北千住、竹ノ塚と半々でした。

全ての列車が竹ノ塚折返しとなれば、西新井乗り換えは対面となり、小菅・五反野・梅島から浅草方面も便利にはなりますが、現実には、北千住、竹ノ塚と半々でしょうか?


スカイツリーの留置線は、B 6番は確認していますが、Aは未確認です。平日土休日共、ツリーから直接下り回送と思われる列車がありますが、直接下りは、ツリー駅の停止位置が下りの上り方には存在しなかったのと、上り線の逆出発は不可能なため、一旦浅草で折返しの模様です。

その留置線は、今後、ツリー駅周辺の高架化により、先に上り線が、スカイツリーに近い側に移設となります。その後、下り線高架化工事となりますから、留置線の留置がどうなるのかも気になります。これで特急の留置、運用も変わってくると思います。


亀戸線大師線は、春日部の回送時刻も含めて、運用表通りです。



13-10-01-6168
【画像】浅草乗り入れ時代の6050系
現在は6両全て廃車済、この役割はリバティに変わったようなもの。


◆館林・南栗橋以北の運用について
これらを確認する余裕が日程的にもなく、完全な推測運用となりますが、一応の形となりました。異なる場合もありますが、掲載しています。今回も平日・土休日共同じ運用です。

20400型は、18運用はある感じです。22編成予備4と、予備車にも余裕があります。宇都宮線とそれ以外で込みの運用となります。駅留置も推測となります。


6050系は1運用と減ってしまい、新藤原から以遠のみです。クラウドファンディングで話題になった、野岩鉄道車のみの充当ではとみられます。東武車6050系は5編成残っていますが、この辺りの動向が気になります。団体用として残存でしょうか?

宇都宮線6(8000系)、南栗橋-新栃木6(10000系4両)、その他、6050系日光方面の置き換えとなります。今回の改正では、減便も発生していますので、その分、余剰車も多めです。


館林以北の3,2両運用も同様に、運用は推測です。3両8運用、2両8運用となります。2両運用が1運用減りました。予備車1編成も削減となり、これは、8563,8564の廃車と一致します。

3両は予備2編成に対し、2両は予備1しかなくなったため、2両運用に3両の代走もあるようです。実質、予備車の共通化でしょうか。
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【画像】田園都市線5000系で、唯一、6ドア車連結による組成替えがなかった、5101編成
新しい車両に見えても、登場から既に20年が経過…。


◆東急運用
今回と、前回のダイヤで、地下鉄運用の詳細を盛り込みましたが、まずは、東急田園都市線運用です。

01K~45Kと45運用存在し、現在は、8637を含む49編成予備4となります。東武非乗り入れ運用を運番で区別はせず、ほぼ、殆どの運用で東武乗り入れが何らかの形で存在します。

駅留置の裏取りは行いましたが、長津田だけ、日によって留置の有無があるようです。1~4番線となりますが、全て駅留置はなく、日によってどれかの番線で駅留置となります。3日間の確認でもそれが分かりますが、一部、この情報についてはご協力も頂きました。改めて御礼申し上げます。





この他の駅留置は、中央林間2、藤が丘1、鷺沼4、梶が谷1、二子玉川1、南栗橋2となりますが、藤が丘は、あざみ野に回送後折返し長津田となりますが、あざみ野の片渡りポイントの錆取りが目的のようです。

二子玉川も、毎日ではなく日によってとなりますが、入庫時に用賀回送、用賀の片渡りポイントの錆取りをし、鷺沼駅に留置、翌朝、始発前に回送で二子玉川に行く場合があります。

中央林間も保線の都合で、どちらか1運用が長津田回送となる場合がありますし、上記の藤が丘も、日によってない場合があります。駅留置が一定しない場合があります。東急運用のみ、住吉の留置線、将来、豊住線のホームとなる位置で昼間の留置も存在します。

朝夕の運用もどうしても多いのが東急運用となります。同じ運用で一旦長津田の場合、午後の運用は異なる編成が殆どです。これは、メトロ運用も同じですが、東武運用に限っては、午前・午後と、ほぼ一定するようです。

土休日は01K~26Kのみとなり、他の19運用は全て運用がありません。やろうと思えば2020系だけで終日の運行もあり得ます。
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【画像】東上線からの51009編成により、結果的には車両が統一した東武車
東急、メトロ車と比較しても、働きづめの車両運用なため、車両や運用にもう少し余裕が欲しい。


◆東武運用で半蔵門線
17運用20編成予備3となります。既に30000系が東上線に転出し、50000系だけの運用となります。17運用共終日に渡って運行するため、走行キロが多くなります。個人的には、もう少し運用や、予備車に余裕が欲しい所もあります。

内容に大きな変化はありませんが、今回のダイヤで、平日の9,10時台に上りの急行が、準急に変化しています。日比谷線運用の関係でしょうか。この時間帯で所要時分が増加していますので、来春ダイヤ改正がどうなるかは気になります。

夜間留置は、北越谷1、久喜1、長津田2の他は南栗橋となるため、翌日繋がりは限られます。

土休日は、一部で出庫が遅い運用がありますが、余裕はありませんね。
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【画像】2022-7月に運行開始の18000系、18108編成


◆メトロ運用で半蔵門線
運用よりも、車両の変化となるメトロ車両ですが、運用数も変化はありません。駅留置も確認出来ております。特に運用面では、変わり映えもしませんね。22運用25編成予備3ですが、現在は少し所要編成が多めです。

今年度の18000系増備が18111編成までの場合、8102,8114,8119の、デジタル列車無線未設置の編成(当方調べ)が廃車とみられます。8115,8116,8105は追加で設置となりました。

これらは、18000系増備完了時期の2025年度延期(公表済み、左記14p)が影響しています。予算が潤沢な(とみられる)流石のメトロも、この時勢によるコスト減、8000系機器更新車の延命でしょうか。

渋谷留置は「1番B線」としましたが、どうも、「2番A線」の場合が所定の模様ですので、10/2に運用表を訂正をしています。この場合、入庫が逆入線、出庫も逆出発となりますが、「1番B線」の場合があります。これは、渋谷始発の東急運用で、田園都市線方面でも、他にも一部、設定がある模様です。

押上は1~3番と夜間留置が存在しますが、1番は東武線からの番線となります。他の番線も含めて、時々、清澄白河の臨時回送もあります。また、平日朝ラッシュ終わりで、一部駅の回送時刻も盛り込んでおります。

夜間留置は、渋谷1、半蔵門1、水天宮前1、清澄白河1、住吉2、押上3の、9運用となります。他は鷺沼となります。

土休日は、8運用分の運用がありません。鷺沼出庫が5運用のみ、残り9運用は半蔵門線内から出庫となります。
東京メトロ 半蔵門線 18000系 グレードアップシール【ホビーセンターKATO・28-247】「鉄道模型 Nゲージ」
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[鉄道模型]カトー (Nゲージ) 10-1760 東京メトロ半蔵門線 18000系 6両基本セット
[鉄道模型]カトー (Nゲージ) 10-1760 東京メトロ半蔵門線 18000系 6両基本セット
22-09-06-71705
【画像】70000系


◆東武運用で日比谷線
21運用24編成予備3で、北千住、北越谷の駅留置は確認しています。一部、この関連で、北千住入出庫の場合は地上運用の列番に充当となりますが、これは以前から存在でした。この列車の充当時は、車両側で列番の表示はありません。

但し、北春日部引上留置は、一定する翌日繋がりから、ほぼ確定ですが、引上の位置が異なる場合があります。

「THライナー」は、平日に限って、「47T-43T-41T-45T-予備」と流れがある気配がします。47Tは夕方の1列車のみですので、この運用と、平日で出庫が遅い17Tは、実質的な運用予備となりそうで、もう2編成の予備車が可能となります。

夜間留置は、南千住2、北千住2、北越谷3、北春日部引上2、他は北春日部の車庫となります。

土休日は、29T,31Tが夕方出庫となりますが、47Tは朝から運行となります。
超! 探求読本 誰も書かなかった東武鉄道
渡部史絵
河出書房新社
2021-05-20



22-09-06-13144
【画像】13000系(最終編成の13144)


◆メトロ運用で日比谷線
39運用44編成予備5となりますが、この改正で1運用減った模様です。新車13000系でも余剰が発生した形です。南千住予備の他、竹ノ塚予備も存在するようで、竹ノ塚を2編成としています。ですので、予備車は他のメトロ線と比較しても、余裕がある感じです。

東武運用と同じく、竹ノ塚む折返線の高架化がまだ、2020/6改正から、草加に引上線設置で、草加回送となっていますが、上述の通り、引上線高架化後は、運用表もスッキリするでしょう。この、草加回送の列番は推測となりますが、ダイヤの状況から、ほぼ確定ではとみられます。

竹ノ塚16、南栗橋10、北千住3、八丁堀1、霞ヶ関1、広尾3、中目黒3、北春日部2となります。八丁堀と霞ヶ関は引上線、出庫は始発ですが、入庫は回送となります。

広尾は、3編成分の留置線が存在しますが、北千住方は縦列となります。中目黒も3運用、何れも、昼間の留置も存在しますので、車庫が北に偏っている環境の、南側の補完となります。

大半の運用が東武に乗り入れとなりますが、朝の2運用はメトロ線内だけの運用も存在します。

土休日は23運用しかなく、16運用の運用がありません。

日比谷線は、メトロの路線でも、銀座線・千代田線と並んで、乗り入れも含めて、車種が両社共に統一となった路線となります。他の路線は、どうしても車種が混在しますし、製造時期の差もあります。


地下鉄運用は、運用表に細かくまとめるのにも時間が掛かってしまい、着手から2ヶ月以上は掛かりました。実際の確認は数日程度で済みますが、詳細記載より、より、車両運用が分かって頂けるかと思います。
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【画像】30000系半直時代
長くチェックしてましたね私も。


◆「本線運用の変化」について
過去、資料の入手にも恵まれ、こうして運用表をダイヤ毎に掲載していますが、過去ダイヤの公開も思うように行かず、そのままとなっています。

当方では、元々東武鉄道は、関西出身の子供時分からよく利用していたことが大きいです。東急も親戚や関係先等でよく利用していた時期が、都内在住時でありましたので、ダイヤ毎の車両運用・運用表公開は、独自研究のテーマとなっておりました。

一応は「本線運用の変化」としてまとめてますが、今後の過去ダイヤの運用表作成次第では、内容も変わってくるだろうと思います。特に、押上開業以降となりますが、気長にお待ち頂きたいと思います。

欲を言えば、「押上開業前」の2001年ダイヤも入手出来出来ればと思っていますが、なかなか出物もありません。


◆「所要編成一覧」について
情報量が多くなってきましたので、ページ数増加で対応しています。東武車で存在する検査標は、今回の上京ではなかなか確認出来ませんでしたが、枠としては残しています。東武車以外の検査時期は、勝手ながら、ネット上からとなります。

車両の動きは、押上開業以降で整理しております。

東急電鉄1989-2019 激動の平成時代・車両と路線のうごきを振り返る (イカロスMOOK)
東急電鉄1989-2019 激動の平成時代・車両と路線のうごきを振り返る (イカロスMOOK)

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【画像】登場から間もない東急5000系


◆「東急5000系列」について
東武運用表中に、東急5000系の編成表の掲載も、妙ではありますが、掲載しました。新製時から2022-9月現在まで、713両もの製造両数となり、東武8000系の712両を超えました。但し、途中で廃車が発生していますので、現有車両MAXではなく、総製造両数MAXとなります。

厳密に言えば、5000/5050/5080系に、4000代と区別がありますが、「5000系列」として一括りで713両となります。東横線で「Q SEAT」が増加しますので、更に両数は増えるでしょう。713両は、その「4412-4512」を含みます。

田園都市線での6ドア車は、2両、3両とその都度増加でしたので、車両の組替や車番の変更が多く、まとめる側も時間掛かりましたが、以前からこれを表にしたい気持ちがありました。

目黒線でも8両編成の見込みとなりますから、東横も含めてまとめていますが、2002/2003年に導入された初期の車両も、既に20年の車齢となっています。6ドア車の影響で、東横線で旧田園都市線車両と、本当に複雑な組成となっていますが、来春の新横浜開業もあり、掲載となりました。


◆野田線運用表の別項目化について
上記の通り、ページ数増加もありまして、野田線の運用表は別項目として分離し、掲載しています。併せて、発時刻の掲載を追加しています。実際の運用調査時から、この追加が必要と感じたからです。

更に、平日・土休日と一つにしています。若干でしたが運用の訂正もありました。これも反映しています。
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【画像】下板橋電留線


◆東上運用表の地下鉄運用詳細化について、その他
東上線運用表でも、今後、地下鉄運用表を詳細にまとめたいと思いますが、本線絡みでも2ヶ月は掛かりましたので、編集作業で時間は掛かるでしょう。ゆっくりペースとなりますが、東急新横浜開業前もあり、まとめたいと思います。

但し、西武運用は、西武の情報不足も大きいため、簡単になるかもしれません。いつかも分かりません。


その他、関東以外での関西関連も、ダイヤ改正等の情報が聞きませんので、しばらくはなさそうと言う気がします。面倒な近鉄も、ダイヤ変更は来春なのでしょうか。

ただ、10/8に、JR西日本でダイヤ修正があり、現在掲載している大和路線、環状線絡みでの修正点で、再調査をどうするかとなります。


「関西が特にない時」は、こうした関東ネタとなりそうです。

ともあれ、こんな感じです。
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